中学受験の算数の問題を解くのに、できるだけ分数を使わずに整数で考えるとわかりやすいように思います。
特に相当算は、図をかいて、整数で考えると解きやすくなります。


例題1:Aさんはある本を、1日目に全体の1/5より12ページ少なく読み、2日目には残りの2/3より10ページ多く読んだので、50ページ残りました。この本は全部で何ページありますか。

還元算1相当算は、問題文のうしろから解いていくのがコツです。
できるだけ、分数を使わないで、整数を使って解いてみましょう。

「残りの2/3より10ページ多く読んだ」ら50ページ残ったということは、10+50=60ページが残りの1/3ということです。

ということは、残りはその3倍になりますから、残りは60×3=180ページ。

1日目、1/5より12ページ少なく読んだので、180−12=168ページが、本全体の4/5にあたります。

168÷4×5=210ページ。

本全部のページ数は210ページです。


もう少し複雑になっても、同じやり方で解けます。

例題2:何本かの鉛筆をA、B、Cの順にとっていきます。最初、Aは全体の1/3と3本をとり、次にBが残りの1/3と1本をとり、最後にCが残りの6/7をとったところ、3本だけ残りました。はじめ鉛筆は何本ありましたか。

還元算2やはり、できるだけ整数を使って、最後から、解いていきます。

最後に残った3本が1/7にあたるから、Bがとったあとに残った鉛筆は3×7=21本。

21本に、1本をたした22本が、Aがとった残りの2/3にあたる。

だから、Aがとった残りは、22÷2×3=33本。

さらに問題の前にもどって、33本に3本をたした36本が全体の2/3だから、全体は、36÷2×3=54本。