1、一般動詞とは

be動詞以外のすべての動詞を一般動詞といいます。

否定文をつくるとき、don't,doesn't,didn'tを動詞の前に置く(このとき動詞は必ず原形になる)、疑問文をつくるとき、Do,Does,Didを文頭に置く(その後は主語+一般動詞の原形の順になる)などの共通点があります。

You speak English.(あなたは英語を話します。)
否定文・・・You don't speak English.(あなたは英語を話しません。)
疑問文・・・Do you speak English?(あなたは英語を話しますか。)

be動詞の文と一般動詞の文は峻別しないといけません。
両方の動詞を並べて使うことはできません(例:I am like animals.などという英文はない)し、否定文・疑問文の作り方もbe動詞の文と一般動詞の文では異なります。


2、他動詞と自動詞

一般動詞を使った英文では、肯定文の語順は主語動詞+(目的語)+副詞句(修飾語句)になります。

I study English every day.(私は毎日英語を勉強します。)

主語は「〜は」にあたる語、動詞は「〜する」にあたる語、目的語は「〜(または〜)」にあたる語です。

(目的語)と、目的語を( )に入れたのは、多くの英文は主語+動詞+目的語の順になりますが、目的語のない文もあるからです。

英文の大部分を占める、目的語のある文で使われる動詞を『他動詞』といいます。「他」のもの、目的語が必ず必要なので他動詞といわれるのでしょう。
例えばhave。
I have. では意味がわかりません。I have a book. (私は本を持っています。)で初めて意味の通る英文になります。

中学校で習う多くの動詞は他動詞です。つまり、動詞の後に「〜を」、「〜に」にあたる目的語が必要です。

目的語を必要としない動詞が『自動詞』です。「自分」だけ、つまり動詞単独でも意味の通る英文になるので自動詞と名づけられたのでしょう。
例としてはrun。
I run. (私は走る)で立派な英文です。

中学校で習う動詞の中で自動詞は例外です。だから、例外の自動詞をしっかりと覚えておけば英語の理解が深まります。

(この稿の最後で、中学校で習う主な動詞を他動詞と自動詞に分類して列挙しています。)


3、3人称・単数・現在(略して3単現)

主語が3人称・単数で、現在のことを述べるとき、一般動詞は原形ではなくs(es)をつけた形にしないといけません(haveだけはhasになる)。

I speak English.
He speaks English.

話している本人を1人称(Iとweだけ)といい、それを聞いている相手を2人称(youだけ)といいます。
主語が1人称でも2人称でもないとき(主語がI,we,youでないとき)が3人称です。

また、主語が単数形でないときは動詞にs(es)はつけません。

Tom plays tennis.
Tom and I play tennis.

3人称・単数の代表的な語は、he,she,itとTomなどの人名です。

主語が3人称で単数のときだけ、動詞にs(es)をつけないといけません。

s(es)のつけ方

(1)普通は、sだけをつけます。例:play→plays

(2)動詞の語尾がs,sh,ch,x,oのとき、esをつけます。例:wash→washes

(3)動詞の語尾が子音+yのときはyをiにかえてesをつけます。例:study→studies


4、過去形

今現在起こっていることではなく、過去のできごとを表現したいとき、英語では動詞の過去形を用います。

I walk to school every day.(私は毎日学校へ歩いていきます。)
I walked to school yesterday.(私は昨日学校へ歩いていきました。)

一般動詞は、過去形の作り方によって2種類に分かれます。

規則動詞・・・動詞の原形にedをつけると過去形にる。例:play→played
不規則動詞・・・動詞の原形とは別の形を過去形として使う。例:go→went

規則動詞のedのつけ方

(1)多くの動詞は原形にedをつけます。

(2)動詞の語尾がeのときは、dをつけるだけです。例:like→liked

(3)動詞の語尾が子音+yのときは、yをiにかえてedをつけます。例:study→studied

(4)動詞の語尾が短母音+子音のときは、子音を重ねてedをつけます。例:stop→stopped

短母音とは「短く読む」「伸ばさないで読む」母音(a,i,u,e,o)のことです。
stopだと、日本語のストップの「ッ」に近い音ですが、これが短母音の例です。

不規則動詞の作り方

不規則動詞の過去形は、英語の教科書の巻末に表として掲載されています。一つずつ覚えるしかありません。


5、do,doesとdid

一般動詞の否定文・疑問文をつくるとき、現在形のときはdoか、主語が3人称・単数のときはdoes、過去形のときはdidを使います。


6、注意すべき用法

be動詞と一般動詞でほぼ同じ意味を表せることがあります。

彼女はピアノが上手です。
She is a good pianist.
=She plays the piano well.

彼は英語を教えています。
He is our English teacher.
=He teaches us English.

「雨が降る」「雪が降る」の2通りの言い方

雨がたくさん降ります。
It rains a lot.(rainは「雨が降る」という意味の動詞)
=We have a lot of rain.  (rainは「雨」の意味の名詞)

「歩いていく」の2通りの言い方

私は学校へ歩いていきます。
I walk to school.(walk to 「歩いていく」)
I go to school on foot.(on foot 「徒歩で」の意味の連語)



他動詞と自動詞(中学校で習う主な動詞)

他動詞(目的語をとる)として使われることが多い一般動詞

answer 答える  ask 尋ねる  bring 持ってくる  build 建てる
buy 買う  call 呼ぶ  carry 運ぶ  catch 捕らえる
clean 掃除する  cut 切る  do(does) 〜をする  draw 描く
drink 飲む  drive 運転する  eat 食べる  find 見つける
finish 終える  forget 忘れる  get 得る  give 与える
have 持つ  hear 聞く  help 助ける  hope 希望する
invite 招待する  know 知っている  learn 学ぶ  leave 去る
lend 貸す  let 〜させる  like 〜を好きだ  lose 失う
love 愛する  make 作る  meet 会う  name 名づける
need 必要とする  play 遊ぶ  please 喜ばせる  put 置く
read 読む  ride 乗る  see 見る  sell 売る
send 送る  show 見せる  sing 歌う  speak 話す
spend 費やす  study 勉強する  take とる  teach 教える
tell 言う  thank 感謝する  think 考える  throw 投げる
understand 理解する  use 使う  visit 訪ねる  want 〜がほしい
wash 洗う  watch 見る  write 書く


自動詞として使われることが多い一般動詞

(自動詞はその後に前置詞(in,at,toなど)が必要なものがあり、その動詞に必要な前置詞を1つずつ覚えないといけない。例:〜に到着する arrive at など)

arrive 到着する  become 〜になる  come 来る  cook 料理する
cry 泣く  fall 落ちる  fly 飛ぶ  go 行く
keep 保つ  listen 聞く  live 住む  look 見える
rain 雨が降る  rise 昇る  run 走る  say 言う
shout 叫ぶ  sit すわる  sleep 眠る  smile ほほえむ
stand 立つ  stop とまる  stay 滞在する  swim 泳ぐ
talk 話す  try 試す  turn まがる  wait 待つ
walk 歩く  work 働く


他動詞・自動詞2通りで使われる一般動詞

begin 始まる・始める  break 壊す・壊れる
close 閉める・閉まる  grow 育てる・育つ
open 開ける・開く  start 始める・始まる