暗記すべき英文

(1)私は英語を勉強するためにアメリカに行きたい。
I want to go to America to study English.

(2)私は今日しなければならない多くの仕事がある。
I have a lot of work to do today.

(3)彼は彼の父を見送るために駅に行った。
He went to the station to see off his father.

(4)私はその知らせを聞いて驚いた。
I was surprised to hear the news.


不定詞・動名詞・分詞のはたらき

英語の文は、原則として、「主語+動詞+〜」の形をとります。このときの動詞(述語動詞)は、「〜する」という意味です。
I read a book.(私は本を「読む」。)

ところが、動詞の形を変えることで、名詞のはたらき(主語目的語補語になる)をさせたり、形容詞のはたらき(名詞修飾する)をさせたり、副詞のはたらき(動詞形容詞修飾する)をさせたりすることができるようになります。

動詞の形を変える方法は、不定詞(to+動詞)、動名詞(動詞+ing)、分詞(現在分詞と過去分詞)の3つです。
不定詞・動名詞・分詞の3つは、動詞の形を変えることで、「動詞+プラス・アルファ」のはたらきをもつようになります。
動詞を、名詞や形容詞や副詞のはたらきをする別のものに、かえてしまいます。

動名詞は、動詞にingをつけることで、動詞に名詞のはたらきをさせます。

分詞は、動詞に形容詞のはたらきをさせます。

不定詞にすると、動詞は、名詞のはたらきも、形容詞のはたらきも、副詞のはたらきも、できるようになります。


不定詞の3用法

動詞の前にtoをつけて(to+動詞の原形・・・高校で習う原形不定詞と区別する意味でto不定詞と呼ぶことがある)不定詞にすると、「〜する」の意味であった動詞が、(1)「〜すること」となって名詞のはたらきをしたり、(2)「〜するための」となって形容詞のはたらきをしたり、(3)「〜するために」や、「〜して」となって副詞のはたらきをしたりするようになります。

(1)を不定詞の名詞的用法、(2)を形容詞的用法、(3)を副詞的用法といいます。

名詞的用法・・・「〜すること」と訳し、文の主語目的語補語になる。
形容詞的用法・・・「〜するための」と訳し、名詞修飾する。
副詞的用法・・・「するために」と訳し、動詞修飾する。また、「〜して」と訳し、形容詞修飾する。


不定詞の名詞的用法

「to+動詞の原形」で、「〜すること」の意味になり、名詞と同じはたらき(名詞=主語・目的語・補語になる)をします。

To speak English is difficult.(英語を話すことはむずかしい。・・・to speak 「話すこと」が、主語になっている。)
I like to play tennis.(私はテニスをすることが好きだ。・・・to play 「すること」が、動詞likeの目的語になっている。)
My hobby is to collect stamps.(私の趣味は切手を集めることだ。・・・to collect 「集めること」が、補語になっている。

不定詞を目的語にとる動詞は限られているので、その動詞を覚えておくことで、不定詞の名詞的用法だと判断することができます。

like to 〜 「〜することが好きだ」
begin to 〜 「(〜することを始める=)〜し始める
hope to 〜 「〜することを望む」
want to 〜 「(〜することを欲する=)〜したい
try to 〜 「(〜することを試みる=)〜しようとする

It began to rain.(雨が降り始めた。)
I want to become a teacher.(私は先生になりたい。)
He tried to catch the cat.(彼はその猫を捕らえようとした。)

It is 〜 (for・・・) to 〜の構文のto 〜も、「〜すること」と訳す不定詞の名詞的用法です。
It is important for us to learn English.(私たちが英語を学ぶことは重要だ。)


不定詞の形容詞的用法

「to+動詞の原形」で、「〜するための」の意味になり、形容詞と同じはたらき(形容詞=名詞を修飾する)をします。

I have a lot of books to read.(私は読むための多くの本を持っている。・・・to read 「読むための」が、前にある名詞bookを修飾している。)
There are many places to visit in Kyoto.(京都には訪れるべき多くの場所がある。・・・to visit 「訪れるべき」が、前にある名詞placesを修飾している。)
I want something to drink.(何か飲むものがほしい。・・・to drink 「飲むための」が、前にある代名詞somethingを修飾している。)

形容詞的用法のとき、不定詞は、修飾する名詞の必ず後ろに置かれ、後ろから前の名詞を修飾します(後置修飾)。

形容詞的用法の訳し方として、「〜するための」や「〜するべき」と説明しますが、実際には「〜する」と軽く訳すことがほとんどです。
a house to live in 「住む家」・・・「住むための家」はちょっとおかしい。
something to eat 「何か食べる物」・・・「食べるための何か」とは訳さない。


不定詞の副詞的用法

「to+動詞の原形」で、「〜するために」の意味になって、副詞と同じはたらき(副詞=動詞を修飾する)をしたり、「〜して」の意味になって、副詞のもう一つのはたらき(副詞=形容詞を修飾する)をしたりします。

I went to the library to read books.(私は本を読むために図書館へ行った。・・・to read 「読むために」が、動詞のwentを修飾している。)
I got up early to catch the first train.(私は始発列車に乗るために早く起きた。・・・to catch 「乗るために」が、動詞のgot upを修飾している。)
I'm glad to see you.(あなたに会えてうれしい。・・・to see 「会えて」が、前にある感情を表す形容詞gladを修飾している。)
He was very happy to hear the news.(彼はその知らせを聞いてとてもうれしかった。・・・to hear 「聞いて」が、前にある感情を表す形容詞happyを修飾している。)

動詞を修飾する不定詞は、「〜するために」、「〜しに」という意味で、動作の目的を表します。

形容詞を修飾する不定詞の場合、感情を表す形容詞glad(うれしい),sad(悲しい),happy(幸せだ),surprised(驚いた)・・・の原因理由を表します。

Why did you get up early? To catch the first train.(なぜ早起きしたのですか。始発列車に乗るためです。)のときの答え、To 〜(〜するため)も、不定詞の副詞的用法です。