暗記すべき英文

(1)私はドアのところに立っている人を知っています。
I know the man who is standing at the door.

(2)これが彼によって書かれた本です。
This is a book which was written by him.

(3)あなたが昨日会った少年は私の弟です。
The boy thatwhom) you met yesterday is  my brother.

(4)これらは私が京都で撮った写真です。
These are pictures which I took in Kyoto.

(5)私はお父さんが医者である友だちがいます。
I have a friend whose father is a doctor.


関係代名詞

名詞を修飾する(説明する)方法として、形容詞不定詞分詞がありますが、さらに詳しく説明するときに使われるのが関係代名詞です。

関係代名詞は、ある名詞を、節(主語+動詞を備えた文)で修飾します。

The boy who came here yesterday is my cousin.(昨日ここに来た少年は私のいとこです。)という文を例に関係代名詞のはたらきを説明します。

修飾される名詞のthe boyを先行詞といいます。

先行詞である名詞を修飾して、形容詞的なはたらきをしている節がwho came here yesterdayであり(関係詞節)、節の先頭のwhoが関係代名詞です。

関係代名詞は、「ここから先行詞を修飾しますよ」という目印になると同時に、先行詞を説明する節の中で、先行詞である名詞が「主語になっていますよ」ということも示しています。
(例文では、先行詞が修飾する節の主語ですが、他に、目的語である場合と、「その」という意味の所有格である場合とがあります。)

「ここから先行詞を説明しますよ」ということを示すはたらきと、「説明する部分では先行詞は主語(または、目的語、所有格)になっていますよ」ということを示すはたらきの2つをするものが関係代名詞です。
関係代名詞があることで、英文を読む人は、英文がどう展開していくのかを予想しながら読み進むことができます。


関係代名詞の種類

関係代名詞








(  )で囲んだ語は、現行の指導要領では中学校で習わないものです。


主格の関係代名詞

I have a friend who can speak English well.(私は上手に英語を話すことができる友人を持っています。)

関係代名詞のwhoがあることで、先行詞のa friendを、who以下の節が修飾していることが予想できます。
また、関係代名詞がwhoであることから、その修飾する節の中で、a friendが主語であることもあらかじめわかります。

This is a book which tells us the American history.(これは私たちにアメリカの歴史を教える本です。)

関係代名詞がwhichであることでwhich以下の節がa bookを修飾していることを示していること、a bookがその節の中で主語であることもわかることは同様です。

先行詞が修飾節の中で主語であるとき、関係代名詞のwho、whichをもちいます。
先行詞が人であるときにwho、先行詞が物(動物も物)であるときにwhichを使います。

関係代名詞who,whichの後に、動詞(または助動詞+動詞)が置かれていることから、先行詞が修飾する節の主語であることがわかります。

who,whichのかわりにthatを使うこともできます。


目的格の関係代名詞

Mr. Tanaka is a teacher whom(who) I like (the) best.(田中先生は私が一番好きな先生だ。)

先行詞が人で、先行詞が修飾する節の中で目的語になっているとき、関係代名詞whom(またはwho)をもちいます(従来はwhomと覚えましたが、最近の英語では目的格もwhoを使うことが多いようです)。

The computer which I use is made in Japan.(私が使うコンピューターは日本製だ。)

先行詞が物で、先行詞が後ろの修飾する節の中で目的語になっているとき、関係代名詞whichをもちいます。

関係代名詞の後ろの節が、主語+動詞(または助動詞+動詞)になっていることから、先行詞にあたる語が、主語+動詞+目的語の、目的語であることがわります。

やはり、whom(who),whichのかわりに、thatを使うことができます。


関係代名詞の省略

目的格の関係代名詞に限り、しばしば省略されます。

I have lost a book I bought yesterday.(私は昨日買った本をなくしてしまった。)
=I have lost a book which(that) I bought yesterday.

上の、I have lost a book I bought yesterday.の文を、「関係代名詞の省略」と述べましたが、関係代名詞とは別の、「名詞に後ろからくっついて名詞を修飾する節(接触節といいます)」であると説明されることもあります。


所有格の関係代名詞(現行の指導要領外)

I know a girl whose father is a doctor. (私はお父さんが医者である女の子を知っています。)

関係代名詞whoseは、「その〜が」と訳す、所有格の関係代名詞です。後ろの節で、the girl's father is a doctorという関係が成り立っています。

主格の関係代名詞をもちいて、同じ意味を表すことができます。
The girl whose hair is long is my cousin.(その髪が長い少女は私のいとこです。)
=The girl who has long hair is my cousin.(長い髪をした少女は私のいとこです。)


関係代名詞that

関係代名詞のthatは、主格の関係代名詞who,whichのかわりとして、あるいは、目的格の関係代名詞whom(who),whichのかわりとして使うことができます。

関係代名詞としてwho,whichを使うか、thatを使うかは自由なのですが、関係代名詞thatが好んで使われる(whoやwhichを使わない)、特別な場合があります。

それは、先行詞が「強く限定」されたときと、先行詞が「強調」されたときです。

先行詞に、最上級、the first、the only(たった一つの)などがついたとき・・・先行詞が「強く限定」されたとき
This is the most interesting book that I have ever read.(これは私が今まで読んだ中で最もおもしろい本だ。)

先行詞に、all,every,noなどがついたとき・・・先行詞が「強調」されたとき
This is all the money that I have.(これが私の持っているすべてのお金だ。)

先行詞が「人+物」であるときも、関係代名詞はthatです。