週刊文春平成22年10月14日号・「文集図書館」に、杉並区立和田中学校の藤原和博氏が、ちくま新書『ウェブで学ぶ オープンエデュケーションと知の革命』(梅田望夫・飯吉透著)の書評を書いています。


サルマン・カーン氏という人がいるらしい。

ネット上で、誰でも見ることのできるKhan Academyを開講している人です。

遠隔地に住む中学生の姪のためにネット上の電子黒板を使いながら勉強を教えていたものをユーチューブで公開したところ、世界中から評価されて、・・・、無料塾『カーン・アカデミー』が始まった」のだそうです。

2001年、マサチューセッツ工科大学で始まったオープンエデュケーションの奔流が、今、世界中を包み込んでいる」らしい。

オープンエデュケーションとは、「教材のすべてをウェブ上で公開し、いつでもどこでも誰でもが無料で学習することを可能にする流れ」のことです。

大学レベルの知に限らず、小中学生向けの教科書・教材もオープン・リソースになり、誰でもが自分に合った教科書を編集できるのが理想的であることを疑う人はないだろう。」と藤原氏は言います。

しかし、それは政府がハードウェアを何千万台撒こうが実現しない。

アップルもグーグルもアマゾンもウィキペディアもそうであったように、カーン氏のような個人的な『狂気』が、まず大事なのだと思う。」と、藤原氏は述べています。


以下は我が家での会話です。

私「おい、どうやら俺は世界の潮流の最先端を行ってるみたいやぞ。毎日、パソコンに向かって何の得にもならんことをやってって馬鹿にしてたけど、どうや、この記事、見てみい。」

家人「ふうん・・・。」(と、記事を読んで)「あんたとなんの関係もないみたいに思うけど。」

私「あほか、俺はこれ、これ、このオ、オープンエデュケーションがしたかったんじゃ。」

家人「そうか?そんなこと、一言も聞いたことないけどな。確かにオープンやけど、エデュケーションというほどたいしたことないんちゃう?」

私「んぐ・・・。」

家人「そうやなあ、この『個人的な狂気』いう部分はあたってるわ。1円にもならんのに、毎日2時間も3時間もかけて誰も読まんような記事を書いてるのん見てたら、『狂気』以外のなにものでもないとは言えるわな。」

だ、そうです。


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