犯罪を減らすコツ

犯罪防止学の先生から聞いた話ですが、前のニューヨーク市長が犯罪を減らすのに何をしたか?地下鉄やビルの壁面の落書きを徹底的に消させたのだそうです。いたずらや好き勝手をさせない、ちゃんと管理の目が行き届いていることを匂わせておくと犯罪発生率は驚異的に下がるのだそうです。

教室を汚さないコツも同じか

大人も子どもも一緒ですが、真っ白な画用紙に最初に書き込むのは勇気がいります。ですから、綺麗なままの状態を保とうと思ったら、教室の壁紙や机をいつも「真っ白」にしておくこと。ゴミを見つけたらすぐに拾っておく、落書きを見つけたら即座に消しておく、はがれかかった壁紙は気がついたら糊付けして貼っておく。最初の一穴をふさいでおくとそれ以上傷つけられたり汚されたりすることはほとんどありません。

ラベル印刷用のシールで壁紙補修にチャレンジ

しかし、長年使っていると不可抗力で教室は少しずつ汚れていきます。雨漏りで弱くなった壁紙を知らずにさわって穴があいたりもします。補修しないといけません。ホームセンターに行くと補修用の壁紙を売っていますが、破れたものと同じ種類の壁紙はまずないので、すり切れた服に「つぎ」をあてたようになってしまって、かえって不細工だったりします。それに、小さい傷や汚れの補修には、補修用の壁紙は向きません。

そこで私は、いろいろ試行錯誤して、パソコンのプリンターで使う、ラベル印刷用の裏にノリのついたシールを使っています。傷や破れに応じて自由なサイズに切り取れるのが便利です。長方形だと「つぎ」をあてたようになりますから、円形に切り取れるカッターを使って丸いシールを作って破損箇所に貼っています。
シールだとついついさわって剥がしたくなるのが人情なのか、時々剥がされかかった痕跡があったりします。それで、さわるのに抵抗感があるように、シールに塾の真面目な授業風景の写真を印刷して貼ってみたこともあります。これは人間心理をよみちがえました。かえって目立ちすぎて「さわってみたい感」を喚起したようです。今は元に戻って白いシールのまま貼っています。

馬鹿は考えすぎてますます馬鹿をする

小さい傷はそれで何とかなっているのですが、一カ所、大きく破れている場所があります。壁の中も弱くなっていて、壁紙の表面がくぼんでしまって何度貼ってもシールが剥がれてきます。もう大きなままの長方形のシールを貼らざるをえません。しかし、そうすると四角ですから「つぎはぎ」になってしまう。私は幼いとき貧乏で、袖や膝に「つぎ」をあてた服を着させられていました。「つぎはぎ」にはトラウマがある。絶対にいやだ。

思いついたのが、壁紙と同じ色、デザインをシールに印刷することです。これだと目立たなくなって「つぎ」に見えないのではないか。グッドアイディアと手を打ったのはよいのですが、うちの壁紙はやや特殊で、似たようなデザインをどこから持ってくるかという難問が生じました。ワードのテンプレートやその他、パソコン上、インターネット上、どこを捜しても似たデザインがない。「壁紙」で検索すると、パソコンのデスクトップ画面の壁紙ばかり出てくる。私の欲しいのはそっちの壁紙じゃない、本来の家屋の壁に貼る壁紙だ、世の中は狂っている、倒錯していると叫んでみても、どうしようもない。

困ったときは原点に立ち戻るべきです。私の欲しいのは家屋用の壁紙である、世はインターネット時代、インターネットの神を疑ってはいけない、諦めてはいけない、家屋補修用の壁紙を通販しているサイトがあるはずだ、そこには私の欲しい壁紙の画像があるのではないか。ありました!サイトはいくつも。しかし画像がない。あっても画像のサイズが小さすぎる。「画像をコピー」、ワードに「貼付け」、「拡大」、「印刷」でやっと求めていたものに近いものを作り出すことができました。

(補修用の壁紙を通販で買ったらいいんじゃないの?という意見は受けつけません。ラベル用のシールで補修するという王道を踏み外してはいけないのです、理由はないけど。)

おととい貼ったシールは、ややしわになりながら、今日はまだ剥がれないで穴を隠してくれています。



***** 5教科以外の全目次はこちら、ワンクリックで探している記事を開くことができます *****