「正の数・負の数」の章を一目で理解できるように、重要事項を最も簡単にまとめました。
1、正の数と負の数
正の数…0より大きい数
負の数…0より小さい数
0は、正の数でも負の数でもない
符号…正の数につける+と、負の数につける-のこと
数は、整数・小数・分数の3つに分類できる
自然数…正の整数(1,2,3,4,・・・)
正の数と負の数で同じことを表す言い方…反対語を使う
+2人多い=-2人少ない
+3kgの増加=-3kgの減少
+150円の利益=-150円の損失
+2000円の収入=-2000円の支出
+10mの前進=-10mの後退
原点…数直線で0のこと
絶対値…原点からの距離
絶対値…符号+,-をとればよい(+3の絶対値は3、-3の絶対値は3)
以上・以下…その数も含む(2以上の整数→2,3,4,…)
未満・より大きい・より小さい…その数は含まない(5未満の整数→4,3,2,…)
絶対値が3以下の整数…-3,-2,-1,0,+1,+2,+3の7個
数の大小…数直線上で右へいくほど大きい、左へいくほど小さい
負の数<0<正の数
負の数は、絶対値が大きいほど小さい(3>2、-3<-2)
2、加法(たし算で和を求める)
+は勝ち、-は負けのゲームと考えるとわかりやすい。
(+4)+(+5)=勝っている、9点=+9
(-12)+(-8)=負けている、20点=-20
(+6)+(-2)=勝っている、4点=+4
(+7)+(-9)=負けている、2点=-2
小数や分数でも同じ
(-1.5)+(+2.8)=勝っている、1.3点=+1.3

(注意)答えに( )をつけてはいけない
数が多いときの加法…+を集めて、-を集めて、最後に勝ち負けを決める
(-15)+(+6)+(-10)+(+20)……+を集める、-を集める
=(+26)+(-25)……勝った(+)か、負けたか(-)を考える
=+1
3、減法(ひき算で差を求める)
ひき算をたし算になおして計算する…-を+にかえて、符号を逆に
(+5)-(-3)
=(+5)+(+3)
=+8
(-7)-(+4)
=(-7)+(-4)
=-11
(-7)-(+2)-(-9)
=(-7)+(-2)+(+9)
=(+9)+(-9)
=0
かっこのない式の計算…丸で囲んだらわかりやすい
-9+5-4+6

(注意)慣れてきたら、答えでは正の数の符号+を書かない
複雑な加法・減法…かっこのない式に書き直して計算する
+(+3)=+3,-(-3)=+3……+(+と-(-は、+にする
+(-3)=-3,-(+3)=-3……+(-と-(+は、-にする
3+(-8)-(-6)-2+9
=3-8+6-2+9
=18-10
=8
4、乗法(かけ算で積を求める)・除法(わり算で商を求める)
-の個数が1個、3個、…(奇数個)のとき・・・答えの符号は-
-の個数が2個、4個、…(偶数個)のとき・・・答えの符号は+
(+8)×(-2)=-16・・・・・・-の個数が1個(奇数)なので、答えの符号は-
(-56)÷(+7)=-8・・・・・・-の個数が1個(奇数)なので、答えの符号は-
(-4)×5×(-3)=60・・・・・・-の個数が2個(偶数)なので、答えの符号は+
(-108)÷(-9)=12・・・・・・-の個数が2個(偶数)なので、答えの符号は+

-の個数が1個なので、答えの符号は-
累乗…同じ数を何回もかけること

数字についた指数は、数字だけをかけていく
かっこについた指数は、かっこをかけていく
…-に関係なく8だけ2乗するから、答えは-64
…(-8)を2乗するから、答えは64
乗法と除法が混じった計算
累乗の部分を先に計算する
除法の部分は逆数をかける

・・・累乗の部分を先に計算する
・・・除法の部分は逆数をかける
・・・-が2個だから、答えの符号は+
5、四則混合計算
累乗の部分があれば、累乗の計算が先
先に計算する部分に下線をひく
下線を引いていない部分(先に計算しない部分)をそのまま式に残す
・・・累乗の部分の計算が先
・・・先に計算する部分に下線
・・・下線を引いていない部分の6-をそのまま式に残すのがコツ
(「正の数・負の数」の各内容の、さらに詳しい説明はこちらの目次からたどってご覧ください。)
1、正の数と負の数
正の数…0より大きい数
負の数…0より小さい数
0は、正の数でも負の数でもない
符号…正の数につける+と、負の数につける-のこと
数は、整数・小数・分数の3つに分類できる
自然数…正の整数(1,2,3,4,・・・)
正の数と負の数で同じことを表す言い方…反対語を使う
+2人多い=-2人少ない
+3kgの増加=-3kgの減少
+150円の利益=-150円の損失
+2000円の収入=-2000円の支出
+10mの前進=-10mの後退
原点…数直線で0のこと
絶対値…原点からの距離
絶対値…符号+,-をとればよい(+3の絶対値は3、-3の絶対値は3)
以上・以下…その数も含む(2以上の整数→2,3,4,…)
未満・より大きい・より小さい…その数は含まない(5未満の整数→4,3,2,…)
絶対値が3以下の整数…-3,-2,-1,0,+1,+2,+3の7個
数の大小…数直線上で右へいくほど大きい、左へいくほど小さい
負の数<0<正の数
負の数は、絶対値が大きいほど小さい(3>2、-3<-2)
2、加法(たし算で和を求める)
+は勝ち、-は負けのゲームと考えるとわかりやすい。
(+4)+(+5)=勝っている、9点=+9
(-12)+(-8)=負けている、20点=-20
(+6)+(-2)=勝っている、4点=+4
(+7)+(-9)=負けている、2点=-2
小数や分数でも同じ
(-1.5)+(+2.8)=勝っている、1.3点=+1.3

(注意)答えに( )をつけてはいけない
数が多いときの加法…+を集めて、-を集めて、最後に勝ち負けを決める
(-15)+(+6)+(-10)+(+20)……+を集める、-を集める
=(+26)+(-25)……勝った(+)か、負けたか(-)を考える
=+1
3、減法(ひき算で差を求める)
ひき算をたし算になおして計算する…-を+にかえて、符号を逆に
(+5)-(-3)
=(+5)+(+3)
=+8
(-7)-(+4)
=(-7)+(-4)
=-11
(-7)-(+2)-(-9)
=(-7)+(-2)+(+9)
=(+9)+(-9)
=0
かっこのない式の計算…丸で囲んだらわかりやすい
-9+5-4+6

(注意)慣れてきたら、答えでは正の数の符号+を書かない
複雑な加法・減法…かっこのない式に書き直して計算する
+(+3)=+3,-(-3)=+3……+(+と-(-は、+にする
+(-3)=-3,-(+3)=-3……+(-と-(+は、-にする
3+(-8)-(-6)-2+9

=3-8+6-2+9
=18-10
=8
4、乗法(かけ算で積を求める)・除法(わり算で商を求める)
-の個数が1個、3個、…(奇数個)のとき・・・答えの符号は-
-の個数が2個、4個、…(偶数個)のとき・・・答えの符号は+
(+8)×(-2)=-16・・・・・・-の個数が1個(奇数)なので、答えの符号は-
(-56)÷(+7)=-8・・・・・・-の個数が1個(奇数)なので、答えの符号は-
(-4)×5×(-3)=60・・・・・・-の個数が2個(偶数)なので、答えの符号は+
(-108)÷(-9)=12・・・・・・-の個数が2個(偶数)なので、答えの符号は+

-の個数が1個なので、答えの符号は-
累乗…同じ数を何回もかけること

数字についた指数は、数字だけをかけていく
かっこについた指数は、かっこをかけていく

…(-8)を2乗するから、答えは64
乗法と除法が混じった計算
累乗の部分を先に計算する
除法の部分は逆数をかける

・・・累乗の部分を先に計算する
・・・除法の部分は逆数をかける
・・・-が2個だから、答えの符号は+
5、四則混合計算
累乗の部分があれば、累乗の計算が先
先に計算する部分に下線をひく
下線を引いていない部分(先に計算しない部分)をそのまま式に残す

・・・先に計算する部分に下線
・・・下線を引いていない部分の6-をそのまま式に残すのがコツ
(「正の数・負の数」の各内容の、さらに詳しい説明はこちらの目次からたどってご覧ください。)