中間テストより期末テストのほうがずっと点をとりにくい

まず、実技教科が加わって9教科のテストになるからテスト勉強を2倍しなければならない。次に、学期初めは学校もゆっくり進むので中間テストの準備は余裕をもってできるが、中間テストのあと期末テストまでの間は学校の進度も速くなり、期間も短いので、テスト勉強も大変である。特に塾に通っている人の場合、1学期の中間テストまでは3・4・5月と3ヶ月じっくり勉強できるのに対し、期末テスト範囲の勉強は、テストとテストの間の1ヶ月しかできない。

塾の見方

以上の理由から、中間テストの点数のほうが期末テストの点数より高得点の人が圧倒的に多い。従って、期末テストで点数を落とさない人は、それなりに実力がある人だと判断できる。
特に中学1年生、高校1年生の場合、横ばいの人は他の学年に比べて比較的少なく、やさしい中間テストでは点数がとれたが期末テストで大きく点数を落とす人のグループと、気楽に中間テストを受けて予想外に悪かったので踏ん張って実力相応の点数まで上げる人のグループに二分される。塾では、前者のグループの落ち込みをできるだけ最小に、後者のグループの数をできるだけ多くすることに力を集中する。

期末テスト対策の骨子

中間テストで学校の先生の出題傾向(学校の教材のどこから出るか)、問題のくせ(どんな問題が出るか)などは、ある程度把握できたはず、忘れないうちに早めに期末テスト範囲の勉強を始めること。
時間的な余裕がないから、学校の授業、塾の学習時間、どちらも集中力を高めること。まだ何回か練習できると余裕があるときと、後で復習ややり直しはできない、ここで覚えてしまわないと後がないと背水の陣で臨むのでは、実は背水の陣のほうが頭に入りやすいとも言える。
時間を効率的に使う練習だと思えばよい。

親の見方

中1だと、5教科合計点で、中間テストより期末テストのほうが50点下がって普通です。合計400点だった人が5科で350点だったとすると、同じように頑張ったと判断してください(たいていの親が、「えらい下がった、なんだこの点は!」と怒ってしまいます)。
「またまた塾が上手な言い訳を」と思われるでしょうから(そう親御さんの顔に書いてあります)、もっと説得力のある言い方をします。

学校の平均点との差に注目してください

5科合計が450点だったとして、学校平均点が380点だったら(中1の1学期はやさしい学校だとこれくらいになります)、差は70点です。5科で400点で、見かけは50点下がったように見えても、平均点が320点だったら(期末テストだとほとんどの学校は320点に届きません)、差は80点です。
下がったように見えて、実は頑張って上がっているわけです。

中間テストより期末テストのほうが下がってあたりまえ、1点でも上がっていたら、私だったら、「すごいなあ」とべた誉めします。



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