学生時分から、1問1答式の問題集が好きでした。左のページに1行問題があって、右のページにその答えが載っている形式の問題集です。

今、子どもたちにさせるのも好きですし、よく自分で作問したりもします。

中学社会科公民の最初の部分でしたら、下のような練習用プリントを作成したことがあります。この形式を1問1答式と言っています。

単元「社会生活」の重要用語
。隠坑僑闇代前後の経済が急成長した時代・・・・々眦抃从兩長
■隠坑沓廓に起こった経済危機・・・・・・・・・・・・・・∪侈危機(オイルショック)
9馥眄源採未任泙なえる食料の割合・・・・・・・ 食料自給率
じ粁舛鰺入し製品を輸出する貿易・・・・・・・・・・げ湛貿易
ゥ▲瓮螢の貿易赤字が生んだ国際問題・・・・・・・ニ念徊犹
WTOの正式名称・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・世界貿易機関
Д▲献△覆匹悗寮府開発援助の略称・・・・・・・・ODA
発展途上国へ青年を派遣する機関・・・・・・・・・╂椎海外協力隊
非政府組織の略称・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・NGO
民法の基本原則・・・・・・・・・・・・・・・・・「個人の尊厳」「両性の本質的平等」
相続分の割合・・・・・・・・・・・・・・・・・・配偶者が2分の1、残りを子が平等に
子供が減り高齢者が増えた社会・・・・・・・・・・・・少子高齢化社会
夫婦とその子どもからなる家族・・・・・・・・・・・・・核家族
男女の区別のない社会参加を促す法律・・・・・・男女共同参画社会基本法

1問1答式のよい点

時間をかけずに試験の全範囲を効率よく復習できる
社会科のテスト勉強をしているのを見ていると、社会科の苦手な人に圧倒的に多いのは、教科書を出し、自分が大切と思うことをノートにまとめようとしている人です。教科書を通読したり、ノートにまとめたりすることは、普段の勉強であればとても大切な勉強法です。しかし、テストで点をとることに特化すべき、試験直前のテスト勉強としてはあまりにも非効率的すぎます。
教科書をまとめる勉強法だと数十時間かかるのと同じことを、1問1答式を使えば、おそらく1時間ほどで軽々終えることができます。

勉強の基礎である、言葉を書いて覚えるということに一番向いている
社会科が好きな人は(私もそうでしたが)面倒くさがりの怠け者が多い(だから、男の子が多い)。寝っ転がって本を眺めているだけでなんとかなってしまう唯一の科目です。テストで怠け者が減点される箇所はどこかというと、書いて覚えていないから、言葉を漢字では正確に書けないところです。そんな面倒くさがり屋の人も、1問1答式の答えをノートに書いていくだけで、自然に正しい用語を漢字で正確に書けるようになっていきます。

1問1答式も、もちろん万能ではない

本当に社会科ができない人は、1問1答式でも解答欄が空白ばかりになってしまってほとんど前に進みません。そういう人は教科書をしつこく音読したほうがよい。書いてまとめるのは絶対にだめですが、音読はじわじわと効いてきます。

逆に、普段の勉強でほとんど重要事項が頭に入っている人(今さら覚えなおさなくても90点はとれる人)にも、1問1答式は向きません。これまた時間つぶしにしかなりません。そういう人は、テスト前はまた教科書に戻るべきです。教科書に載っている細かい参考資料、統計表の数値、地図帳の細部など、あまり人が目を通さない箇所をあれこれ考察しながら眺めておくのが仕上げとしてはベストです。

1問1答式は、35点〜70点の人が80点、90点、95点をめざすのに一番適した勉強法です。

追記:たまに、自分でノートに1問1答の問題を作ろうとしている人を見かけます。やる気はかいますが、良い勉強法かどうかは疑問です。1問1答式の最大の長所は、何が大切かをプロが教えてくれていること、最短時間で最も効果が表れやすいことの2つです。その長所を生かすには、市販のもの、学校の先生や塾が作ってくれたものを活用するほうがよいでしょう。



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