結構英語はまじめに勉強したはずなのに点数がとれない。
今日はそんな人のための処方箋を。
難しいことは一切なし、苦労ゼロで点数を伸ばす秘訣、英語ヴァージョンです。


中学1年生へ:大文字・コンマ・ピリオド

アルファベットと単語だけだった中間テストに対し、期末テストでは英語の文章が登場します。

テストが終わったときは「できた!」と喜んだ人が、返ってきた答案の予想以上の点の悪さに呆然。その原因は例外なく、ついやってしまう小さなミスです。

具体的には、文章の冒頭は大文字でないといけないのにうっかり小文字で書いたしまった、YesとNoの後のコンマを忘れてしまった、文末のピリオドを打ち忘れた、の中1『うっかり3点セット』です。

答えを書くときに、頭の中で常に「大文字」、「コンマ」、「ピリオド」と唱えておきましょう。
唱えるのは考えるのに邪魔だという人は、こたえを書くたびに「大文字」「コンマ」「ピリオド」を確認して、次の問題に進みましょう。
あるいは、全部解いた後もう一度、「大文字」「コンマ」「ピリオド」だけでも再確認しましょう。

これで、後悔の芽のほとんどは摘むことができます。


中学2年生へ:willの落とし穴

誰でも知っていると思われていることで、ほとんどの人が自信を持って答えられない、いくつかの事柄があります。

例えば、be動詞の意味。今までに習ったのは2つですが、言えますか?
1つは「〜です」で、もう1つは「〜がいる・〜がある」です。案外、後者が出てきません。

さらに、is(am)、areの意味とwas、wereの意味の違いは?
前者は「です」「いる・ある」、後者は「でした」「いた・あった」です。

中3の受験生でほとんど完璧な良くできる子が、和訳、英訳の問題でついつい落とすのがここです。徒然草だと『高名の木登り』、サッカーだとロスタイムの落とし穴。
難しいところは気が張っているので案外間違えません。誰でもできるはずの現在形と過去形の区別、あまりにも当たり前のことですが、簡単過ぎてその区別をうっかり見落とす人が多いのです。

対策としては、「」は過去形(英作文の問題)、過去形は「」(日本語訳の問題)と徹底する癖を普段からつけておくことです。

今回の試験範囲だと、ほとんどの人が未来形willの意味を意外にちゃんと覚えていません。
willの意味も2つですが、言えますか?

漠然と「〜するでしょう」だと思っている人が多い。
正しくは「〜するつもりだ」と「〜するでしょう」です。
主語が1人称IとWe、2人称Youだと、ほぼ「〜するつもりだ」です。「〜するつもりだ」が原則で、そう訳すとおかしいときだけが「〜するでしょう」、前者が原則だということを意識している人のほうが少ないのでご注意を。


中学3年生へ:現在完了形の訳し方

I have studied English for three years.
I have studied English since three years ago.(※この文については、この稿の末尾の「追記」もご覧ください。)
この2文はforとsinceが目印で、現在完了形の「継続用法」と言われるものです。

I have ever been to Kyoto three times.
I have never seen such a pretty girl.
これはever、neverが目印で、「経験用法」です。

I have just(あるいはalready) finished my homework.
こっちはjust(already)が目印の、「完了用法」、
He has gone to Amerika.
こちらはhave goneが決め手で、「結果用法」。
(最近の教科書では完了と結果のどちらかしか扱わなかったり、区別を曖昧にしたままのものもあります。)

以上、現在完了の4つの用法の訳し方が、きちんと分けて覚えられていますか?

継続用法は「ずっと〜している」、経験用法は「〜したことがある(ない)」、完了用法は「〜したところだ」、結果用法は「〜してしまった」が正解です。習い始めの最初から、目印になる単語を手がかりに明確に4つを区別し、きちんと訳し分けるようにしましょう。

4つもあって、複雑で覚えられないと思わないように。
全部でもたった4つしかない、しっかり覚えようと自覚して、「継続」ずっとしている〜、「経験」〜したことがある、「完了」〜したところだ、「結果」〜してしまった、と覚えきっておかないと、結局、現在完了形を最後まで理解できないままに終わってしまいます。


英語の基本とは

テスト前には、学校の問題集、プリント、塾のワークなどでみんながテスト勉強はしています。それらで練習したり、疑問文を作ったり、否定文にしたり、連語や重要表現を覚えたりは、ほとんどの人が済ませて、できるようになっています。差はつきません。

実は、一番の得点の差になってあらわれるのは、基本的は意味(訳し方)が本当にわかって問題を解いているのかどうかなのです。

よく「基本が大切」と言われますが、英語の場合の基本とは、自分は知っていると誰もが思っている英語の最も基本的な語の「意味」が、本当にわかっているかどうか、徹底できているかどうかだと私は思っています。



追記(2011.6.23):
現在完了形の継続用法の例として、
I have studied English since three years ago.
をあげていますが、「
since three years ago」は誤った文だそうです。
参考:
http://blog.livedoor.jp/veritedesu/archives/1847357.html

後日、他の文に訂正します。