働きアリ

勉強をしている子どもたちが、悩み、知りたい、理解したいと思いながら、今までは調べる方法がなかった事柄を、必要かつ十分な説明でわかりやすく記述したサイトです

HRの時間

勉強で悩んだ時のお薬(おくすり)

45年間、塾で教えてきました。

今から10年ほど前、自分の生きてきた証に、若い人のために何か役にたつものを残しておきたいと思いました。
それから毎夜、少しずつ原稿を書きためたものを集めたのがこのサイト『働きアリ』です。
おかげさまで、サイト開設以来の訪問者は1,000万人を越えました(2020年)。

勉強とは、若い人々が日々の学習を通して人類が解明した真理を少しずつ学び、理解し、若い人自身の手でさらに一個一個真理の塵を積み重ね、未来に向かって人類に貢献するための営みです。

このブログは、真摯な営みに励む若い人の足元で一緒に歩み続けた、老いたアリの、若い人への応援歌です。


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essay 試験勉強の仕方と覚え方を考える(蛍光マーカーと記憶、文ではなくて単語で覚える)

試験勉強の仕方、大切なことの覚え方について考えてみました。

1、通読
MEMO黄まず、教科書や参考書の試験範囲を通読して要点を覚えようとするとき、次の3つの方法が考えられます。

1、教科書を黙読する
2、教科書を音読する
3、教科書の要点をノートにまとめる

「よくできる人」は黙読で充分です。
ほとんどの重要語句は頭に入っているので、試験範囲を見直しして、細かいことや見落としていたことを確認しておけばそれで充分だからです。
また、黙読は一番時間がかからない勉強法でもあります。

「あまり成績が良くない人」は音読をおすすめします。
声を出して教科書を読むべきです。
「成績が良くない人」に共通する欠点は、語彙(ごい)力の不足(言葉を知らないこと)です。
重要な語句が頭に入っていないので、テストで良い点がとれないのです。
言葉を言葉として頭に残すには、音読が最も効果的で手っ取り早い方法です。

教科書をノートにまとめる試験勉強は、あまり良い勉強法ではありません。
時間がかかりすぎて、テストには間に合いません。
また、ノートにまとめたからといって、重要な言葉が頭に残っているわけではありません。
教科書をノートにまとめる勉強法は、最も効果の薄い、試験勉強としては一番やってはいけない勉強法です。


2、マーキング

試験範囲を通読するだけでは不充分です。

人間の脳は、見たものすべてを頭に残すようにはできていません。
教科書や参考書を通読したとしても、読んだもののうち、重要なもの、覚えないといけないものを区別して取り出し、それだけを覚えるようにしないと、何も覚えられません。

そのための方法がマーキング(重要な語句にしるしをつけること)です。

マーキングの方法としては、重要部分に鉛筆やボールペンで線を引く方法もありますが、多くの人がおこなっているのはマーカーペン、特に蛍光マーカーを使う方法です。
そこで、蛍光マーカーを使うマーキングについて考察します。


3、何色の蛍光マーカーを使うか

私は、黄色の蛍光マーカーを使います。

赤色や緑色を使う人もいますが、赤色や緑色は濃すぎて、引いた部分の語句がマーカーで隠れてしまって、語句を読み取りにくくしているように思います。

マーキングは、重要な語句を覚えるためにするものです。
マーキングした語句が目に鮮やかに浮き上がってこないと意味がありません。

黄色は色そのものが目立ち、その上、引いた部分の語句をはっきりと読み取ることができるという長所があるように思います。


4、何をマーキングするか(言葉か文か)

マーカーの色よりも重要なのが、何をマーキングするか、です。

例えば、テスト範囲として、次の文を通読し、マーキングして覚えるとします。

大気の上層にある、酸素がもとになってできたオゾンの濃い層をオゾン層という。オゾン層は、生物に有害な紫外線を吸収し、地表に届く紫外線を減少させている。近年、フロンと呼ばれる化学物質がオゾンを分解し、オゾン層のオゾンの濃度が低くなっていることがわかってきた。オゾン層が破壊されると、地表に達する紫外線の量が増え、皮膚ガンの増加が懸念されている。

あなたなら、蛍光マーカーでどのようにマーキングしますか?

時々、次のように蛍光ペンで塗る人がいます。

大気の上層にある、酸素がもとになってできたオゾンの濃い層をオゾン層という

この塗り方は、マーキングとは言えません。
だらだらと引いてあるだけで、重要な言葉、覚えないといけない言葉をマークしているわけではないので、何の意味もありません。

「読んだもののうち、重要なもの、覚えないといけないものを区別して取り出し、それだけを覚えるようにする」のがマーキングです。

覚えないといけないのは、そして、覚えることができるのは、短い言葉単語だけです。

文章を覚えることはすこぶる困難ですし、仮に覚えられたとしても、実際のテストでは何の役にも立ちません。

正しいマーキングは次のようになります。

大気の上層にある、酸素がもとになってできたオゾンの濃い層をオゾン層という。オゾン層は、生物に有害な紫外線を吸収し、地表に届く紫外線を減少させている。近年、フロンと呼ばれる化学物質がオゾンを分解し、オゾン層のオゾンの濃度が低くなっていることがわかってきた。オゾン層が破壊されると、地表に達する紫外線の量が増え、皮膚ガンの増加が懸念されている。

「読んだもののうち、重要な言葉、覚えないといけない言葉を区別して取り出し、言葉だけを覚えるようにする」ための方法がマーキングであり、言葉さえ覚えておけば、どんな問題が出てきても対応できるのです。


5、なぜ重要な言葉をマーキングできるのか

正しくマーキングする人は、なぜ、「オゾン層」、「紫外線」、「フロン」、「皮膚ガン」が覚えないといけない言葉、重要な言葉だとわかるのでしょうか?

それは、抽象的に述べると、文章中で特別扱いされているのがそれらの言葉であるからです。
「大気」「酸素」「生物」「有害」…などは、この文以外にもよく使われる一般的な語なので、しいて覚えないといけない語ではありません。

上の説明ではわかりにくいのでさらに具体的に述べると、「オゾン層」、「紫外線」、「フロン」、「皮膚ガン」が重要な語だとわかるのは、授業中に先生がその語を強調されていたからであり、自分が問題を解いたときにしばしばその語が問われていたから、です(だから、授業は真剣に受けないといけないし、普段から多くの問題を解いておかないといけないのです)。

上手なマーキングは、勉強の出発点であり、ゴールでもあるのです。







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homeroom 2012年度入試出題の時事問題 3.11 東日本大震災

2011年3月11日14時46分、東北地方の三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」が発生し、宮城県栗原市築館では震度7を記録しました。
震源と震度
地震にともなう津波で、三陸沿岸から関東地方沿岸の岩手県、宮城県、福島県、茨城県、千葉県にかけて壊滅的な被害が発生しました。

また、福島第一原子力発電所と福島第二原子力発電所の原子炉が地震によって自動停止し、福島第一原子力発電所2号機では電源喪失によるメルトダウン(炉心溶融)が起こり、原子力緊急事態宣言避難命令が発令されました。

死者は15,782人、行方不明者は4,086人(2011年9月判明分)。
約28万戸の建物が全半壊し、各地で火災も発生、ライフライン(電気・水道・ガスなどの生活に必須のものを供給する設備)が寸断されました。



地震が起こる原因

地球の表面は、プレート(plate)と呼ばれる、厚さ100kmほどの10数枚の岩盤におおわれています。
プレートには、大陸の下にある大陸プレートと海洋の下にある海洋プレートとがあり、海洋プレートは硬くて重いので、大陸プレートの下に沈みこんでいきます。
海洋プレートによって少プレートと地震しずつ下に曲げられる大陸プレートは、やがて耐えられなくなって境界で上に弾んでもとの形にもどろうとします。
これが地震です。





プレート日本列島は、西日本がユーラシアプレート(大陸プレート)、東日本が北米プレート(大陸プレート)の上にあり(2つのプレートの境界は静岡県と富山県を結ぶ線上)、日本の東側の海の下には太平洋プレート(海洋プレート)、南側の海の下にはフィリピン海プレート(海洋プレート)があります。
4つのプレートの境界に位置するのが日本であり、だから、地震が多いのです。

平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震は、北米プレート太平洋プレートによって起きた地震です。






震源と震央、震源からの距離

実際に地震が発生した地下の場所が震源です。
そのま上の地表を震央といいます。
震源と震央
ふつう、震源に近いほどゆれは大きく、震源から遠ざかるにつれてゆれは小さくなります。





マグニチュードと震度

地震そのものの規模を表す尺度がマグニチュードであり、その地震によって起きた各地のゆれの程度を表す指標が震度です。

マグニチュード
起こった地震そのもののエネルギーの大きさを表す単位がマグニチュードです。
震源から100km離れた場所にある地震計の最大振幅を計算式にあてはめて求めます。
マグニチュードが1違うとエネルギーは約32倍、2違うとエネルギーは1000倍になります(32×32=1024)。

震度は場所によって異なりますが、1つの地震のマグニチュードは1つしかありません。
また、震度は整数で表されますが、マグニチュードは小数第1位までの小数で表示します。

マグニチュードと地震の規模
8〜巨大地震
7〜大地震
5〜7中地震
3〜5小地震
1〜3微小地震
〜1 極微小地震

平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震マグニチュード9.0でした。

震度
地震が起こったときに、それぞれの場所での「ゆれ」の大小(振動の様子)を表す階級が震度です。
日本国内600地点の震度観測点に置かれた計測震度計によって自動的に算出されます(1996年以前は、人体の感じ方や周囲の状況から推定していました)。
気象庁による震度階級として、「震度0」「震度1」「震度2」「震度3」「震度4」「震度5弱」「震度5強」「震度6弱」「震度6強」「震度7」の10階級をもちいます。

マグニチュードと違って、震度は場所によって異なります。
また、震度は整数で表します。

(震度とゆれの程度についてはこの稿の最後に詳しく載せています。)


津波とリアス式海岸

海底で地震が起こって海底に上下方向の地殻変動が生じたとき、海水がかき乱されて波として伝わるのが津波です。

津波は波と波との間隔が長いので沖合では波とわかりにくいのですが、海岸に近づいて海が浅くなると急に高さを増して津波となります。

平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震では、多くの場所で5m以上、場所によっては40mをこえる津波がおしよせ、多くの人の命を奪いました(3階建て建物の高さがだいたい7〜8mです)。

リアス式海岸
平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震で津波の被害が大きかった理由の一つに、被災地の三陸海岸がリアス式海岸であることがあげられます。

リアス式海岸は、土地が沈降し、そのため海面が上昇した海岸(沈水海岸)で、山の間に海が入り込み、出たり入ったりの複雑な海岸線をもち、海は海岸から急に深くなっています。

リアス式海岸におしよせた津波は、進むにつれて狭くなる海岸によって高さを増し、大きな被害をもたらしました。

大陸プレートと海洋プレートの境界で大陸プレートが沈むことがリアス式海岸ができる原因の一つです。
三陸海岸が歴史上何度も地震と津波の被害にあっているのはそのためです。


地震に対する備え

緊急地震速報
地震が起こると、まず速度の速いP波(縦波)が到達して初期微動が始まり、その後に遅いS波(横波)が到達して大きいゆれである主要動が起こります。
この性質を利用して、主要動の始まる前に初期微動の観測データからテレビ・ラジオなどで地震に対する警戒を呼びかけるシステムが緊急地震速報です(2007年から開始)。
人々の避難行動をうながし、列車やエレベーターを制御することができます。

津波警報
気象庁が出す、津波の発生・規模・範囲・時刻を知らせる警報です。
津波警報が出たら、できるだけ高い場所にすばやく避難する必要があります。

ハザード・マップ
津波や洪水、火山の噴火などの自然災害に備えて、被害が予想される区域、住民の避難場所などを示した地図をハザード・マップといいます。
地方自治体が作成し、住民に避難勧告を出すときの指針となります。

避難場所
市町村が、地域防災計画の中で地区ごとに指定します。
緊急避難の際の「一時避難場所」と、被災者が一定期間避難生活をする「避難所」に分かれます。

非常持出し袋
総務省消防庁は、以下のものを非常持ち出し袋に常備するようにすすめています。
印かん、現金、救急箱、貯金通帳、懐中電灯、ライター、缶切り、ロウソク、ナイフ、衣類、手袋、ほ乳びん、インスタントラーメン、毛布、ラジオ、食品、ヘルメット、防災ずきん、電池、水。


(資料)
震度階級とゆれの程度

震度0 人は揺れを感じないが、地震計には記録される。          
震度1 屋内で静かにしている人の中には、揺れをわずかに感じる人がいる。          
震度2 屋内で静かにしている人の大半が、揺れを感じる。眠っている人の中には、目を覚ます人もいる。
電灯などのつり下げ物が、わずかに揺れる。     
震度3 屋内にいる人のほとんどが、揺れを感じる。歩いている人の中には、揺れを感じる人もいる。眠っている人の大半が、目を覚ます。
棚にある食器類が音を立てることがある。電線が少し揺れる。
震度4 ほとんどの人が驚く。歩いている人のほとんどが、揺れを感じる。眠っている人のほとんどが、目を覚ます。
電灯などのつり下げ物は大きく揺れ、棚にある食器類は音を立てる。
座りの悪い置物が、倒れることがある。
電線が大きく揺れる。自動車を運転していて、揺れに気付く人がいる。
震度5弱 大半の人が、恐怖を覚え、物につかまりたいと感じる。
電灯などのつり下げ物は激しく揺れ、棚にある食器類、書棚の本が落ちることがある。座りの悪い置物の大半が倒れる。固定していない家具が移動することがあり、不安定なものは倒れることがある。
まれに窓ガラスが割れて落ちることがある。電柱が揺れるのがわかる。道路に被害が生じることがある。
震度5強 大半の人が、物につかまらないと歩くことが難しいなど、行動に支障を感じる。
棚にある食器類や書棚の本で、落ちるものが多くなる。テレビが台から落ちることがある。固定していない家具が倒れることがある。
窓ガラスが割れて落ちることがある。補強されていないブロック塀が崩れることがある。据付けが不十分な自動販売機が倒れることがある。自動車の運転が困難となり、停止する車もある。
震度6弱 立っていることが困難になる。
固定していない家具の大半が移動し、倒れるものもある。ドアが開かなくなることがある。
壁のタイルや窓ガラスが破損、落下することがある。
震度6強 立っていることができず、はわないと動くことができない。揺れにほんろうされ、動くこともできず、飛ばされることもある。
固定していない家具のほとんどが移動し、倒れるものが多くなる。
壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する建物が多くなる。補強されていないブロック塀のほとんどが崩れる。
震度7 立っていることができず、はわないと動くことができない。揺れにほんろうされ、動くこともできず、飛ばされることもある。
固定していない家具のほとんどが移動したり倒れたりし、飛ぶものもある。
壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する建物がさらに多くなる。補強されているブロック塀も破損するものがある。





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Japanese 国語の成績を上げるただ一つのコツ

なかなか国語の成績が上がらない人の共通点は何でしょうか?

読書量が足りない、でしょうか?
漢字が読めない書けない、でしょうか?
問題練習が足りない、でしょうか?
知識や一般常識が不足している、でしょうか?

私は、どれも絶対的な決め手ではないと思っています。

私が経験上気づいた、国語の成績が上がらない人の唯一の共通点は、「国語の成績が伸びない子は、自分でわからないと判断すると解答を空白のままにする」です。


どんな問題で解答欄が空白であることが多いか

今、手元にある問題集の適当なページをぱっと開いたら、本文のあとに出ている問題は次のようなものでした。
問題の配列例としてはもっとも一般的なものです。

1、傍線部A〜Eのカタカナを漢字に改めて書きなさい。(漢字の問題)
2、傍線部「新しい」が直接修飾する言葉を次から一つ選び、記号で答えなさい。(文法の問題)
3、文章中の二つのカッコには同じ言葉が入る。次から一つ選び、記号で答えなさい。(文脈から適語を選ぶ問題)
4、文章中の「自然の時空と人間の時空が共振する」とはどういうことか。次から最も適切なものを一つ選び、記号で答えなさい。(文脈の理解を問う問題)
5、傍線部「様々な人々の中で模索がはじまっている」のはなぜか。後半の段落の内容を踏まえて、六十字以内で書きなさい。(記述の問題)


1、の漢字の問題ですが、意外に個人差はありません。書ける漢字はほとんどの人が書いているし、難しい漢字だとほとんどの人が間違うか空けています。
2、の文法問題を空白にする人はほとんどいません(合っているかどうかは別にして)。
3、4、の記号選択問題も、解答欄を空白にする人はまずいません。

問題練習をさせたとき、答えを書くことを断念して解答欄を空ける人が多いのは最後の5番の問題です。

この5番の問題を、頑張って解答欄を埋めようとするか、簡単にあきらめて空白のままで平気かで、国語の成績が伸びるかどうかが決まります。
空白
私は授業中、解答欄に空白がある間は終了と認めない、何か書かないと次に進ませないことがよくあります。

そのかわりに、頑張って何か書いてくれたら、合っているか微妙な問題でも、「よし」と誉めて次に進ませます。



なぜ解答欄を空白のままにしておいてはいけないのか

授業中は次のように言うことが多い。

「解答欄に何も書かないと最初から0点だ。何か書いてあれば、部分点は絶対にある。その差は大きい。空けたままにしないで、とにかくなんでもいいからまず書く癖を今からつけておかないと、実際の入試では書けないよ。」

しかし、本当の理由は入試の些細な損得ではありません。

解答欄を空白のままにしておいてはいけない理由はもっとシンプルなものです。

問題練習は、自転車に乗れない子が自転車に乗る練習をするのと同じです。

初めて自転車に乗るときは、誰でもいやなものです。怖いし、何度か転ぶから痛い。
うちの子もそうでしたが、ほとんどすべての子が最初はいやだと泣き叫びます。

乗るのをあきらめた子は、当たり前のことですが、絶対に自転車に乗れるようにはなりません。

覚悟を決めて乗って、何度か転んで痛い目にあった子だけが上手に乗れるようになる。

転ぶ痛さを経験する人だけが、どうして転ぶのかを本能的に察知しますから、転ばないコツを身につけることができるのです。

解答欄を埋めようと素直に努力できる「自転車に乗ろうとする」人だけが、知らないうちに国語ができるようになっていきます。


どうしたら解答欄を埋められるようになるか

まず、嘘でもいいから、大間違いでもよいから、とにかく書いてみるという心構えが必要です。

最初から満点の、欠点のない解答を書こうとするから書けないのです。
できない人ほどプライドが高い。

できる人は謙虚です。
最初から簡単にできるほど甘いものではないということを知っています。
自分にできる精一杯の答えを書いて、そのあとで自分の欠点を治そうとします。


答え合わせするときに大切なこと

答え合わせにもコツがあります。

記述問題では、答え合わせをするときは最大限自分に甘く採点します。
これが大事です。

模範解答と照らし合わせてみて、ちょっとでも「かすっていたら」、模範解答と同じ趣旨のことがわずかでも書いてあったら、すべて「丸」にします。

ないがしろにしてはいけないのは解答の最後だけです。

上に挙げた問題の5番だと、解答として要求している「なぜか」の部分、ここだけは要求に絶対に従わないといけません。

「なぜか」と聞かれているのだから、解答の最後は「〜だから。」や「〜なので。」以外は認められません。
国語ですから、最後の最後に句点「。」がないのも無効です。

最後の「〜だから。」さえ書いてあったら、自分に大甘に採点するのが書けるようになるコツです。


絶対に解答欄を空白のままにしないという心構え

本当は、「すぐにあきらめて解答欄をあけたままにしない」は、国語以外の科目でも大切な心構えかもしれません。

自分には荷が重いと思われる困難に出会ったときに、簡単にあきらめるのか、自分なりに精一杯の努力をするのか。

そこに、勉強に限らない人生の分岐点があるような気がします。





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homeroom 『解説』や『囲み記事』はハーゲンダッツの蓋についたアイス

授業中の会話から。

「問題のあとに、おまけで故事成語をまとめたページがあるやろ?あれも、じっくり読んだらためになるから、読んどいたほうがいいよ。」

しばらくして・・・

「あれ?もう、次の問題を解いてる。おまけのページちゃんと読んだんか?」

A君いや・・・。めんどくさいから。

B君はやく次の問題をやりたいし・・・。

「おいしいアイスクリームあるよなあ。あれ、なんやったっけ?」

ハーゲンダッツ



Cさんハーゲンダッツ!

「おう、それそれ!ハーゲンダッツもらって(高いから買われへんしなあ)、ふたをとっと食べるとき、もちろん中身もおいしいけど、ふたにくっついたアイス、ついつい食べてしまうやろ?スプーンで削って食べへんか?」

D君おれ、舐めてまうわ。

「ふたについたアイスのほうが本体よりおいしいような気がするよね。」

全員そうそう!あれ、なんでやろ。

「問題集なんかの解説や囲み記事は、ふたにくっついたアイスとおんなじやねん。かえって問題本体よりも後まで頭に残って、役に立つことが多い。おろそかにせんほうがええで。賢い子は、そういうのんまで、よく読んでるよ。」

E君うまいこと言うなあ。




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lounge 勉強と姿勢、手は「ハ」の字

手はハの字いい歳をして、若い人に教えられることも多い。

何年か前、個別指導の講師である20歳の女子大生が、「勉強をしているときの姿勢を見たら、その子の成績がわかりますね。」と言っているのを漏れ聞きました。

自分でもわかっていたはずなのに、それからあらためて注意して子どもたちを観察していると、本当に彼女の言うとおりです。



姿勢による得点推計

5教科合計点400点以上(平均点80点以上)の子で、机に向かう姿勢の悪い子は皆無です。

逆に、5教科300点(平均点60点)に届かない子で姿勢のよい子は一人もいません。

両者の間に位置する子は、姿勢にもどこか少し難点がある。


塾や公文に行くよりも

そう考えたら、幼児のときからお金を使って子どもを習い事に通わせるより、たった一つ、正しい姿勢で座るように躾けるほうがずっと将来のためになるということになります。

塾としては困るけれども、まあ、真理です。


正しい姿勢とは

正しい姿勢、座り方とは、上半身がまっすぐに伸びた、背骨だけで身体を支えている形です。

背骨はいくら身体を支えていても疲れない。

姿勢が悪いと、身体を支えるのに背骨ではなくてあちこちの筋肉を使います。
筋肉はすぐに疲れます。

だから、勉強しようと思っても疲れた筋肉が拒否してしまう。

姿勢の悪い子は、授業中大事なことをノートしない漢字や英単語を書いて覚えない計算の途中式を書かない文章題で式を書いて解こうとしないグラフや図に書き込みをしないなどの欠点を例外なく共有しています。

悪い姿勢が、疲れた筋肉が、姿勢の悪い子に悪い学習法を強いてしまうのです。


左手が決めて、手はハの字に

ところで、「正しい姿勢で座りなさい。」という指示は、何の役にも立ちません。

方程式を速く正確に解きなさいと言うだけでは何の効果もないのと同様です。
速く正確に方程式を解こうと思えば、イコールをそろえて書く、1行で一つの作業しかしない、などの「型」を習得しないといけない。

では、正しい姿勢をつくる決め手になるのは何かというと、「左手」です。

机の上に、左手と右手がカタカナの「ハ」、漢数字の「八」になるように左手を置いたら、誰でも自然に正しい姿勢になります。

座る姿勢の悪い子は、ほぼ全員、左手は肘をついているか、机の下にだらんと垂らしています。

特に最近は、左手を下に垂らしている子が目につきます。


子どもたちに嫌がられるのは承知の上ですが、授業中見つけるたびに、「左手!」と注意し続けるつもりです。





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homeroom 大阪府の進学指導特色校・文理学科

来春、平成23年度入試から、大阪府公立高校入試で注目すべき改変がおこなわれます。
要点は3つ、進学指導特色校文理学科)の設置、普通科総合選択制高校の後期試験への移動、大阪府教育センター附属研究学校(仮称:現大和川高校)の設置です。

最もインパクトの大きい、進学指導特色校(文理学科)についてまとめてみました。

進学指導特色校(文理学科)とは

橋下大阪府知事が主導する改革の一環として、公立高校のうち上位進学校10校を進学指導特色校(文理学科)に指定し(ちまたでは公立トップ10などと略称されています)、府内全域から成績優秀者を集めて大学進学実績を競わせるものです。

大阪府教育委員会の発表内容

(1)10校間の切磋琢磨ときめ細かな進学サポートを目的とする。

(2)定員の半数を文理学科とし(半数は従前通りの普通科)、文理学科1学年4クラス160名は、前期選抜により府内全域から生徒を募集する。

(3)実施対象校は第1学区の北野・豊中・茨木、第2学区の大手前・四条畷、第3学区の高津・天王寺・生野、第4学区の三国丘・岸和田の10高校。

(4)前期入試(2月23日)で選抜し、試験問題は文理学科のみの独自問題
入試の配点は国語100点+小論文20点数学120点英語120点360点満点。
調査書の配点は3教科1.5倍、理社3倍、実技教科1.5倍で165点満点。
学力検査と調査書の比率は7:3で、普通科に比べ学力検査を重視。

見通しと問題点

(1)10校指定の意味

現在大阪府内では、理数科(定員80名)のある大手前高校、天王寺高校の2校が最難関校です。
世間の噂では、「北野高校出身の橋下知事が、北野の大手前・天王寺超えを意図して企てた」などと言われています(あくまで世間の噂です)。

私がちょっとだけ心配しているのは、10校に入らなかった2番手、3番手校の先生たちの「やる気喪失」です。
このレベルの高校に進む子たちは素直で努力家で、ほんとに『いい子』が多いのに・・・。
この子たちを伸ばしきれなかったら、あまりにも、もったいない。
10校だけでなくて、どこの高校の子もみんなが頑張れるような政策を!というのは夢物語なんでしょうかね。

(2)4クラス160人、前期試験の意味

例えば、今春の高津高校の偏差値は66でした。来春前期試験の文理学科入試における偏差値は、府内全域から「だめもと」で受験する生徒も含めて相当な高倍率になるでしょうから、2〜3ポイント上昇するのではないかと予想します。

ところが学年全体のクラス数は8クラス320人ですから、残りの160人は普通科で、後期試験での選抜になります。
こちらは「後がない入試」なので、受験生も確実に合格できる高校を受験するはずです(10校の後期入試の募集定員は160名、10校以外の募集定員は倍の320人であり、前期に文理学科を受験し不合格になった受験生のうちの相当数は、確実な合格を求めて、10校以外に流出する可能性が高い)。そうなると、前期とは比較にならないくらいに低倍率の入試となってしまいます。
後期試験の偏差値は、今春の入試と比較してよくて現状維持、下手をすると1〜2ポイント低下するのではないでしょうか。

同じ高校の中に、山の形をした正規分布ではない、ふたこぶらくだ型の成績分布の生徒が存在することになるわけです。

文理学科と普通科で先生も完全に分離されるのであれば、それはそれで普通科の子たちは差別されていると感じるでしょうし、同じ先生が教えるのであれば普通科の授業で嫌味を言ったりなんてことが予想されますし、いろいろな弊害が予想されます。

(3)入試科目と配点の意味

大阪府の入試問題の特徴として、国語はほとんど差がつきません。
そうすると、小論文の20点が大きな意味を持ってきます。

小論文ではない、いわゆる作文を書いてしまうとほとんど0点です(現在小論文を入試で課している総合学科の先生がそうおっしゃっています)。
ということは、しっかりした小論文対策が必要になってくるわけです。

英語も、前期試験を受験するようなレベルの子たちだと、ほとんど差がつきません。
その分、英語が多少でも苦手な子は、早々と合格圏外にはじき出されてしまう危険性が高くなります。

結局、合否は数学で決まるというところに落ち着きそうです。

ところが、ちょっと問題が易しいと、このレベルの子たちのほとんどは満点120点中の110点前後に集中してしまいますし、少しでも難しすぎると今度は確実に解ける問題を解いた結果の90点くらいに収斂してしまって、いずれにしても、高校の要望に反して、比率が低かったはずの調査書、内申で決まるという可能性も残ってしまいます。

確実に合格するための対策としては、数学を早めに仕上げて超得意科目にしておくことと、ずば抜けた内申を持って入試に臨むことの2つが肝要だといえると思います。

結論

塾としては、塾内の「よくできる子」を確実に文理学科に合格させる力が塾に備わっているかどうかが問われるようになります。

そのこと自体は、塾の教育力を高める方向に働きますから、塾としては大阪府の今回の改革は歓迎すべきものです。

しかし、塾の人間ではなくて一人の大阪府民として考えたときには、本当にこれでよいのかという危惧の念をぬぐいきれません。

10校の競争をうたうのはよいのですが、最初から10校以外の高校にハンデを背負わせるような競争、10校の中でも文理学科に属さない生徒のやる気をそぐような競争は、真の競争とはいえません。

今の日本にありがちな、平等な競争であるように見えて実は最初から優劣がついている不公平な競争にならないようにと、心から願うばかりです。


(とは言うものの、どんな制度になろうと子どもたちは自分で跳ね返して伸びていく力を秘めています。頑張れ!大阪の子どもたち!)



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homeroom 中学生になったら中学生の勉強法を

小学校のときはよくできる子だったのに、中学生になると定期テストで期待したほどの点がとれなくなる子がいます。
逆に、小学生のときは見劣りがしていたのに、中学校では高得点を維持する子も珍しくありません。

なぜだろうと?とずっと不思議に思ってきました。

最近やっとたどりついた結論が、小学校の勉強は自由演技、フリースタイルであり、中学校の勉強は規定演技だから、小学校の成績がそのまま中学生になったとき反映しないのではないか、というものです。

小学校での学習内容は、いわば身の回りで体験していることに毛が生えた程度のやさしいレベルです。
ませた子や雑学的知識のある子や生まれつき能力の高い子は、きちんとした勉強のフォームを身につけていなくても無手勝流、フリースタイルでなんとでもなります。
逆に、そういう子のほうが、正しいやり方でなくても苦労しないで正解にたどりつけたりするので、はたから見ると賢い子に見える。

それに対して、中学校の勉強レベルになると、もう身の回りの出来事から乖離していきます。今までまったく見たことも聞いたこともないことも習得していかなければならない。
そうなると、自己流、フリー演技は通用しなくなります。
最初に正しい解き方のルールを素直にのみこんで、そのルールを守って忠実に解き進められる人でないと、すぐに行きづまります。
つまり、あらかじめ決められた規定にそった演技、勉強ができる子でないと、いくら才能があっても得点には結びつきません。


昨日は新中1の授業を担当する曜日でした。

授業中、

「式を書く」、
「漢字で書く」、
「姿勢を正す」、
「大事なことはメモる」、
「イコールを揃える」、
「両手は机の上、片手でしない」、
「いちいち消さない、消してもよいのは誤答だけ」、
「図を書いてから解く」、
「マーカーを文に引いても意味がない、重要語にだけ引く」、
「絶対に答えを写さない、もう一度やりなおす」、
「思い出そうとしないと覚えられないから、前の説明をすぐ見直さないでまず考える」
・・・

と、規定演技の『規定』にあたるルールを口うるさく言い続けました(もちろん、口調はもっとずっとやさしく、ですが)。

物事は最初が肝心、悪い癖がついてからの矯正は困難であり、今、よいフォームを身につけていたら、後どれほど楽ができるかを強調しながら。



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homeroom 「国母選手」問題と受験生

最初に断っておきますが、国母選手その人のことをとやかく言う気はまったくありません。
服装や態度はすべてその人の自由、好き嫌いはあっても他人が口出しすることではないというのが私の基本的な立場です。


2月18日、バンクーバーオリンピック、男子スノーボードで、服装問題で物議をかもした国母選手は決勝に進出するも最後の大技で着地に失敗、メダルを逃し8位に終わりました。


私は、オリンピックの生中継をほとんど見ません。私が見ると、なぜか日本選手が負けてしまうからです。
男子スノーボードのハーフパイプ決勝だけは、たまたまテレビがついていたので出かける支度をしながらちらちら見ていました。

国母選手、出だしは調子がよかった。NHKのアナウンサーもメダルに届くかと興奮気味でした。ところが競技の最後の最後に転倒、低い点数で終わってしまった。

そのときの私の感想が、「ああ、やっぱりな。」でした。

服装が乱れているから、言動が顰蹙をかっているから、そんな人柄だからうまくいかないのだと思ったわけではありません。
勝った外国人選手も紳士とは言いがたい面々だったように思います。

私が「やっぱりだめだったか」と思った理由は『人気』です。

人気がある、ないの「人気」とはちょっと違う。
「人の気」、他人がその人に向ける『気』、念力に近いものです。

日本国民がこぞって「国母選手、頑張れ!頑張れ!」という『気』を送っていたら、あの転倒はなかったであろう。
「こんな品のないアンチャンが勝てるはずがない」、「なんだ、こいつ、腹がたつ、負けて恥をさらせ」と、相当数の人が悪い『気』をテレビ画面に送っていたであろうから最後までうまくいくはずがない。
そういう意味の「やっぱりこうなったな」でした。

「何を非科学的なことを言っているのだ。」と思われる方が多いかもしれませんから、言い直します。
オリンピックなんて、よほどの達人でないと出られるものではありません。世界の最高峰が集って競う場です。実力などは紙一重。
そんな場所で、「戦っているのは自分だけではない、自分を応援してくれている人の願いも自分を助けてくれている。」と確信して競技に臨む人と、「自分は孤立無援だ、国民さえも敵だ、くそ、見返してやる。」と思って戦う人との、その差は限りなく大きい。

国母選手は国民からの「どす黒い思念」、「悪意」に転ばされたのです。


『実るほど頭(こうべ)をたれる稲穂かな』。
昔の人は人の悪意やねたみが一番害をなすことをよく知っていました。呪詛、たたりを信じていました。
「科学的」になった現代人は人が人に向ける『気』に無頓着です。
しかし、人を応援する良い『気』、人の足を引っ張る悪い『気』は確かに存在する、ある程度歳をとるとそれがわかってきます。


受験も、スケールは違いますが、受験生にとってはオリンピックです。
人生にそう何度もない、大試合です。

やはり、人の『気』に左右される要素が、そこにはあります。

まわりの人が、「ああ、この子に勝たせてやりたい!」、「あれだけ頑張っていたんだから勝ってほしい!」、「こんないい子に泣いてほしくない!」と必死で応援してくれるほどの毎日をおくれているでしょうか?

あなたに『人気』は集まっていますか?



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homeroom オリンピックと閏年(うるうどし)

最近、小学生からも中学生からも尋ねられたこと。

「先生、今年はふつうのオリンピック、ありますか?」


以下、私の回答です。

通常のオリンピック、夏季オリンピックは次は2012年、イギリスのロンドンで開催されます。
今年は冬季オリンピックがカナダのバンクーバーでまもなく始まります。

夏季オリンピックはうるう年に開催されます。

また、うるう年は4の倍数になっている年と決まっていて、4の倍数かどうかは下2けたが4でわりきれるかどうかで判断できます。
今年は2010年で、下2けたの10が4でわりきれないので4の倍数年ではなく、夏季オリンピックはありません。
だから、次の夏季オリンピックは2012年です。

4年に1回の夏季オリンピックだけではさびしいので、その中間の年に冬季オリンピックが開かれるようになりました。
2008年が北京オリンピックでした。2008年と2012年の中間の今年2010年、冬季オリンピックがあるわけです。

第1回の夏季オリンピックは、1896年(うるう年)、ギリシャのアテネで開かれました。
近代オリンピックを考案したクーベルタンという人が、将来の君たちのような人のこ とを考えてうるう年にオリンピックを開催することにしたのかどうかまでは知りませんが、うるう年に夏季オリンピックがあり、うるう年は4の倍数の年であることは知っておいたほうがよいと思います。



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