働きアリ

勉強をしている子どもたちが、悩み、知りたい、理解したいと思いながら、今までは調べる方法がなかった事柄を、必要かつ十分な説明でわかりやすく記述したサイトです

保護者

「何のために勉強するのか?」を見つけよう! (アリ塾春期講習ちらしから)

春の第一歩 ア見つめる小学生リ塾 春期講習

人はなぜ勉強しないといけないのでしょうか?
いい学校に進学するためでしょうか?
収入の高い仕事につくためでしょうか?
私はちがうと思っています。
その答えは・・・


幸せな人生を生きるために

勉強をしないといけない理由は、「よい人生」を生きるためです。

自分が持って生まれたはずの才能を十二分に開花させ、人と社会のために役に立つ人生を生き、自分に与えられた環境で自分にできる最大の努力をして、これで悔いはないと笑ってふりかえられるような生活をおくるためです。


勉強とは何か?

私たちの社会は、先人の営々と積み重ねてきた努力の上に成り立っています。
今の快適な生活はすべて、今まで精一杯生きてきた人たちの努力の賜物(たまもの)です。

勉強とは、その先人の過去の努力の過程をたどり、人間が未来に向かって何ができるのかを謙虚に学ぶための作業です。

方程式も、英文法も、理科の公式も、社会の年表も…、勉強することのすべてが「よい人生」を生きるためになくてはならないものばかりだから、私たちは学ばないといけないのです。


すべてのものが生まれかわる春

学舎の横に、一本の梅の木があります。
今まさに開花して、多くの小鳥がその恵みに誘われて集まってきています。
私も梅の木を見るたびに、新しい年度を迎え、新しい塾生に出会える感謝の心に満たされます。

アリ塾の春期講習は、皆さんが心新たに、さあ頑張るぞと闘志を燃やし、やる気を喚起するための講習会です。


塾が成績を伸ばすのではありません。

1週間ぶりに顔を見て、お、また背が伸びたなと言うことがよくあります。
しかし、子どもの背が伸びたのは自分のおかげだと誇る親はいません。
子どもたちは自分の力で伸びるのです。

学力も同じです。
子どもは自分の努力で伸びるだけです。
塾ができるのは、よい学習環境を整備し、適切な学習指導を通して、頑張れ頑張れと応援することだけです。

そんなアリ塾の春期講習会ですが、私たちと一緒に新たな春の第一歩を踏み出しませんか。

essay 「勝つことよりも大切なことがある」 今日、出会った言葉から

新潮45平成24年1月号・「ビートたけしの達人対談」に、ラグビーの松尾雄治さんが登場しています。

松尾雄治さん:昭和29年生まれ。目黒高校・明治大学出身。明治大学で日本選手権準優勝、新日鉄釜石で日本選手権7連覇を含む8度の優勝を達成。日本ラグビー史上最大のスターであった。

私が感動したのは、松尾さんの言葉ではなくて、松尾さんが語った松尾さんの恩師、明治大学ラグビー部元監督の北島忠治さんの言葉です。

北島忠治さん:1996年に95歳で亡くなるまでの67年間、明治大学ラグビー部を指導した伝説的な名監督。人格の陶冶を掲げた愛情のこもった指導で1300人の卒業生を育てた。


松尾雄治さんが語る北島監督の言葉


北島先生の本の最後に、こう書いてある。「本当の勝者とは、四年間一試合も試合に出られずとも、四年間一日も練習を休まず、卒業したものである」と。

北島先生
(の教え)は、もう正々堂々、ずるいことはするなという教えです。


だから「早稲田に勝て」とか、「慶応に勝て」とかそういうことを一度も言われたことはないです。「普段通りに今までやってきたことを思いっ切り、全力で無我夢中で頑張れ」と、それだけでしたね。

北島先生は「試合に勝つことよりも大切なことがある」と言われていたので、「それって何だろう」と、(私、松尾は)ずーっと考えていた。


「試合に勝つことよりも大切なことがある」「それって何だろう」

一時(格差社会が言われ始めた小泉内閣の頃)、「勝ち組、負け組」なる言葉が流行ったことがあります。
私は当時、下品な言葉だなという感想を持ちましたが、では人生で「勝つ」こと以上に何が大事な価値かと問われれば、答えに窮して口ごもってしまいます。

松尾雄治氏は、北島監督の言葉をずうっと考えていて、「それはやっぱり『自分に勝つ』ということなんですよ」との結論に達したそうです。


「正々堂々、ずるいことはするな」

松尾さんはわかってらっしゃるのでしょうが、「自分に勝つ」だけでは、我ら凡人にはわかりにくい。

「勝つより大切なもの」について、もう少し考えてみましょう。

北島監督は、相手の選手が反則で退場したとき、「学生たちに正々堂々と戦わせてやりたい。同じポジションの選手をこちらも退場させて十四対十四でやらせてくれ」と審判に頼んだことがあるそうです。
「相手が一人足りないと、勝っても一生涯『あのとき十四対十五で勝った』ことになるのが不憫でならない」と。

十四対十五の勝利では、「得をした」という卑しい私心が、心のシミ、汚れとなって残るのです。
つまり、ズルをしたり、卑怯な手を使って勝つのがよくないのはもちろんのこと、あとに一点でも心に曇りが残ったら、そんな勝利には何の値打ちもないということです。

だから、本当の勝利は、私心なく「全力で無我夢中で頑張」ったあとの達成感の中にしかない、「全力をふりしぼって最善を尽くす」ことだけが人にできる最上のことであるというのが、北島先生の教えの真髄であり、松尾さんの言う「自分に勝つ」とは以上の意味であろうと、私は理解しました。




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essay 学校と競争原理、そして塾(大阪府教育基本条例案に関連して)

学習塾は、社会という川の流れに浮かんだ泡のようなものです。
川がどちらに向いて流れていこうが、泡は流れに浮かんだまま、社会と一緒に流れていくだけです(泡だから、たいがいは途中でパチンと割れてしまいますが)。
政治や社会の動きに口を出そうなんていう気は毛頭ありませんが、時々の感想くらいは頭にわいてきます。

今日書きたいのは、平成23年9月21日に橋下徹前大阪府知事の率いる大阪維新の会から大阪府議会に提出された大阪府教育基本条例案についてです。


大阪府教育基本条例案第44条

多くの人が教育基本条例案の内容に懸念の声を挙げていますが、直接塾に関係しそうなのは、学区制の廃止と、定員割れした府立高校の統廃合くらいです。

第44条  府立高等学校のうち、…入学定員…を入学者数が下回った場合、府教育委員会は当該学校の校長に対し、…改善に向けて指導するものとする。
2 …3年度連続で入学定員を入学者数が下回るとともに、今後も改善の見込みがないと判断する場合には、府教育委員会は当該学校を他の学校と統廃合しなければならない。
3 府教育委員会は、前項の規定を潜脱する目的で、入学定員を設定してはならない。


背後に流れる思想は、学校への『競争原理』の導入です。
公立高校は、保護者や生徒に選ばれる学校になるように努力しなさい、努力が足りずに負けた学校は退場しなさいというわけです。


誰もはっきりとは言わないが、誰もが知っていること

ところで、今年の入試でいわゆる定員割れを起こしている高校は、私の住む学区では受験生の偏差値が50に満たない学校ばかりです。
今春、学区内の高校の入学者数の一覧表を作ってみたのですが、偏差値50を超える学校は全校が定員以上の受験生を集めており、逆に偏差値50未満の学校のすべてが定員割れの状況でした。

つまり、公立高校の統廃合を一言でいうと、偏差値50未満の学校はなくなる可能性が大きいよ、ということです。

大阪維新の会が府議会では過半数を制していますから、この条例案は可決される可能性が大です。
条例案が可決、実施されることを前提に教育界は動いています(こちらを参照)。


公立高校側の見方

公立サイドは、偏差値50未満の学校がなくなっても、偏差値の高い高校の定員を増やすことで対処できると考えているようです。
実際、来春の入試の公立高校の募集定員は前年に比べて1120人の減ですが、7校だけは定員を増やしており、皆、偏差値の高い人気校ばかりです。

大阪府教育委員会は、文理学科10校の人気が高いこともあり、偏差値60をこえる高校の定員を増やすことで私学より優位に立とうとしているように見えます。

地方の県に見られるような、賢い子は公立高校に進学し、そうでない子は私立高校が引き受けてくれるというイメージを夢想しているのではないかと私は邪推しています。


私立高校側の見方

私立高校の多くは、現状にホクホク満足顔です。
授業料支援補助金制度によって経済的理由で私学を敬遠していた層が大挙して入学してくれるようになるは、公立高校が勝手に定員数を削減して私学にその分をまわしてくれるはで、苦労もなしに経営が上向きになるのですから当然です。

最初、橋下前府知事に警戒感を抱いていた私学人が雪崩をうって橋下徹シンパになっていったのもうなずけます。

しかし、現状を喜んでいる人たちが見えるのに見ようとしていないことが2つあります。

1つは、授業料支援補助金制度が永続する保証は全くないこと。
財政難の府がいつまで補助金を出してくれるのか、維新の会がずっと議会の多数派を占め続けることができるのかは、「神のみぞ知る」です。

もう1つは、学力上位層が公立高校に流れている現状から目を反らしていることです。
文理学科の設置で公立に受験生の上位層が流れ、「良い国公立大学に行きたいなら私学へ」という風潮は一気に消えてしまいました。
公立高校に行けない子の受け皿になりかかっているのに、干天の慈雨に浮かれて、そのことを忘れているようにも見えます。

入学者の学力が下がり、補助金が出なくなって高い学費を払わなければならなくなったとき、誰が私立高校へ行きたがるでしょうか。


競争原理の導入に隠されていること

競争で生まれる格差自体は良いことでも悪いことでもありません。
どんな社会でも格差は存在します。

悪いのは、競争で格差が生まれた後、勝者がさらに理由もなく優遇されて、敗者とみなされた人がいわれのない苦労をさらに加速させられることです。

文理学科に通う高校生の家庭が、他の公立や私学のどの高校の在学生の家庭よりも所得が高い層であることは、教育関係者なら誰でも知っています。

私学は学費が高いから設備が整っている、公立は建物も施設も貧弱だと誤解している人がいますが、それは金持ちだけが私学で学んでいた大昔のことで、実際は逆です。
私学で立派なのは建物の外観とエアコンくらいで、例えば実習設備や教育機器などには公立のほうがずっとお金をかけています。

特に、文理学科には潤沢な予算と選ばれた教員が投入されています(だから、塾は文理学科をすすめるのです)。

恵まれた家庭の子はさらに恵まれた環境で教育を受けることができる、学力が低いとみなされた子は安心して公立の学校で教育を受ける機会さえ奪われる結果になる、本当にそれでよいのか?というのが、流れに浮かぶ泡の私が今抱いている感想です。




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essay 橋下徹氏と豊臣秀吉

こちらの稿を書いていてふと頭に浮かんだこと。

「橋下徹さんは豊臣秀吉かもしれん。」

「秀吉は、権力を握ったあと、刀狩りをすることで、自分と同じような人間が二度と出てこないような社会にしようとした。」

「橋下徹さんもまた・・・。」



大阪人が橋下徹さんを好きなのも、それが理由の一つかも・・。
The masses love a dictator who harshly hates them.

homeroom 大阪府高校入試の定員

平成24年度高校入試に関して、大阪府では公立高校、私立高校の定員問題がわけのわからないことになっています(2011.11.15記)。


定員問題の推移

1、今年おこなわれた平成23年度高校入試で、多くの公立高校定員割れを起こしました。
国の就学支援金に加えて、大阪府授業料支援補助金によって、年収610万円未満の世帯では私立高校の授業料も実質無料となり、多くの受験生が私立高校に進学したからです。

2、大阪府教育委員会は、今年8月の私立高校との協議で、私立高校が定員を超えて入学させていることが公立高校の定員割れを起こしていると指摘し、私立高校に定員を守るように要望を出しました。

3、橋下徹前府知事が率いる大阪維新の会が、維新の会が過半数を制する府議会に、「3年連続で定員割れした府立高校を廃校にする」旨の条項を含む教育基本条例案を提出しました。

4、多くの府立高校は、定員割れになると廃校のおそれがあるので、定員割れが起きないように募集定員の数を減らすことにしました。

5、府の教育委員会が10月に公立高校と私立高校が新たに決めた定員数を調べてみると、高校を受験する生徒数より定員は2000人不足しており、多くの生徒が高校に進学できないおそれのあることが判明しました。

6、大阪府教育委員会は、従来の姿勢を転換し、私立高校に定員を増やして多くの生徒を収容するように要請しました。そして、11月10日に予定していた定員数の公表を16日に延期しました。

7、大阪府教育委員会(公立)と大阪私立中学校高等学校連合会(私立)は15日に、公立高校1540人私立高校2400人、当初の予定より募集定員を増やすことで合意しました。
しかし、16日の発表には間に合わないので、私立高校は増員前の定員数を「最低限の定員」として発表するのだそうです。

まさに、「迷走」です。


中学校の進路指導を予想すると・・・

今、各中学校では中3生が受験する私立高校を決定する三者懇談会が始まっています。

ところが、肝心の公立高校、私立高校の募集定員数が、まだ確定もしていないし、公表もされていないことは上記の通りです。

するとどうなるか。

私が中学校の進路指導の教師なら、できるだけ私立高校専願で受験するように誘導します。

中学校は、不合格で行き場を失う子が出ることを一番おそれます(当然のことです)。

公立高校の募集定員数は絶対です。1人でもオーバーして合格になることはありえません。
ところが、私立高校の定員数は、あってないようなものです。今年春の入試で、定員の2倍近く入学させている高校さえ何校かあります。
併願受験という制度がある限り私立高校が定員を厳守することは最初から不可能ですし、大阪府の私学への補助金が生徒数によって決定されるようですから、私学はできるだけ多くの生徒数を確保しようとします。

進路指導の担当者が、不合格者をできるだけ出さないようにしようと思えば、定員数さえ迷走している公立高校への受験生を数多く残すくらいなら、さっさと受験生を私立高校へ送り込んで片づけるしか方法がないのです。

大阪府は、ますます公立高校の受験生を減らす結果になる政策を、せっせとやってきたことになります。


公立高校の定員発表(2011.11.18追記)

大阪府教育委員会は11月17日、公立高校の2014年度入試募集定員を公表しました。
前年度より1120人の募集減となっています。

前年度より中学卒業生は2500人増えるのに、1000人以上の募集減をしたことに対し、中西教育長は『苦渋の決断』であったと述べました(苦渋するのは受験生とその保護者や!と、つっこみを入れたいところです)。


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lounge 塾の先生におすすめの教材 『国文法の完成』(文理)

中学生は国語の副教材として国語文法の本を学校で購入します。
そして、定期試験のたびにその副教材から何問か出題されます。

試験前、テスト勉強をしている子どもたちから質問を受けることも多いのですが、どの副教材も説明の部分が貧弱で、「そりゃ、これではわからないのが当たり前」と思うことが多い。

塾専用教材(塾が採用する教材で市販されていないもの)も、国語文法のテキストは各社から発売されています。

そんな塾専用教材の中で、「これはいい、すごい!」と思わされるのが文理発行の『中学国文法の完成』です。


優れているところ

要点のまとめ」の部分
1、簡略なのに、必要なことのほとんどすべてが網羅されている。
2、中学生が理解できないであろう項目の解決策をはっきりと明示している。
3、記述が実戦的で、そのまま記憶すると問題をすらすら解けるようになる。

基本問題・発展問題」の部分
1、出題されたら中学生が困るであろう問題が必ず載っている。
2、掲載問題・1行ヒントと「要点のまとめ」の記述とが見事に対応している。
3、問題を解くことで、必要な知識がすっきりと頭に入る良問がそろっている。

解答集」の部分
1、「要点のまとめ」との一貫性が徹底している。
2、簡略だが、解説を読めばさらに目に見えて理解が深まる。

本当に国語文法をわかっている人が、テキストの隅々にまで見事な一貫性を保持して記述している名著だと思います。


素晴らしい記述の具体例

くやしいことに、ベテランの塾講師が「これは私だけの必殺技」だと自賛しているであろう解法のほとんどが、惜しげもなく掲載されています。

「主語・述語を見つけるときは、述語を見つけてから、「何(だれ)が」に当たる主語をとらえる。」(p6:文節の働き・文の成分)

「被修飾語を見つけるときは、まず文を文節に分ける。そして修飾語の位置を一文節ずつ、意味の通じる最も下のところまで下げる。そこにあるのが被修飾語である。」(p7)

「一つの文節には、自立語が必ず一つある。」(p16:単語の種類)

「終止形…言い切る形。「と・から・けれど」などに続く。」(p18:動詞)
「連体形…体言や「の・ので・のに」などに続く形。」(p18)

「補助動詞の例:ある・いる・おく・くる・みる・もらう」(p22:動詞)

「(形容詞の)未然形は「ない」に続かない。続くのは連用形。」(p24:形容詞)

「形式名詞は、普通平仮名で書く。」(p34:名詞)

「程度の副詞は、場所・方向・時間などを表す名詞を修飾することがある。(例)やや上。かなり昔。」(p38:副詞・連体詞)

「助動詞「だ」と形容動詞の見分け方は、「だ」を「な」に変えて体言に続けば形容動詞。続かなければ助動詞。(例)彼は静かだ。→○静かな人(形容動詞)・彼が日直だ。→×日直な人(助動詞)」(p59:助動詞)

「から…体言のあとなら格助詞。活用する語のあとなら接続助詞。」(p71:まぎらわしい語の識別)

「「お米」や「ご飯」などは、話し手が自分の言葉を上品にするために使うもので、これを特に美化語ということがある。」(p75:敬語)


塾講師が勉強になるテキスト

漏れ聞いたところによると、ある有能な女性編集者の手によって生まれた本なのだそうです。

せっかくの良書ですが、塾で中学生に副教材を1冊ずつ配ることはおそらくあまりないでしょうから、そんなには売れないかもしれません。

しかし、素晴らしい本をありがとうとお礼を言いたくなるくらい、良いテキストです。
塾に1冊は常備しておきたい本の一つです。

国文法の完成













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essay 入試問題でわかる、その高校の偏差値、得意分野と不得意分野

そろそろ受験生が受験する学校の過去問(過去の入試問題)に挑戦する時期です。
わが塾でも、過去問の演習に入りました。


英語の入試問題を一目見ただけでその学校の偏差値がわかる

「偏差値の高い受験生が受ける学校の入試問題ほど難問が多い」、これは当たり前です。

今日述べたいのは、もっと面白い判断基準です。

まず、入試問題の中身を見ないでも、ちらっと問題用紙を見ただけで偏差値を当てることができるのは英語です。

全問題中に占める長文問題の割合で、その学校の偏差値がわかります。

最近は、ほとんどの高校で、英語の入試問題は、最初に長文、後半に書き換えなどの文法問題という構成になっています。

全問題に対する長文問題のスペースの割合(英語全問題中に占める長文問題の面積の比率)で、その学校の偏差値が判断できます。

長文問題のスペースが3分の1以下・・・偏差値40以下の学校です。
長文問題のスペースが半分程度・・・偏差値50前後の学校です。
長文問題のスペースが3分の2くらい・・・偏差値50台後半から60台前半。
長文問題だけで、文法問題はほとんどない・・・偏差値65以上の難関校です。

つまり、英語の全問題中の長文問題の割合と偏差値の高さとは相関関係があります。


その学校の受験生のレベルからすると難しすぎる入試問題を出す学校

若い頃は、難しい入試問題を出す学校を尊敬していました。

その学校を受験する自塾の受験生だとおそらく手も足も出ないだろうと思える難問がバンバン出題されていたら、そこまで伸ばすことができなかったおのれの非力を恥じていました。
それでも何故受験生が合格してくるのか、それも大いに疑問でした。

若い純真な私は、ころっと騙されていたのです(こんな私にも、若くて純真な頃があったのです)。


最近、わかったことがあります。

その学校の受験生のほとんどが解けないような難問を入試問題として出題している学校は、その科目が不得意である。

当然のことですが、どの学校にも、長所と弱点とがあります。

そして、例えば、難関大学への進学実績がよくても、その進学先をつぶさに検討してみると、文系学部にはたくさん進学しているが理系の学部への進学実績は極端に見劣りするという学校も珍しくありません。

そんな学校の入試問題は、ほぼ例外なく、数学と理科の入試問題が難しすぎるということに最近私は気づきました。

受験生の平均得点が、他の科目は60点前後なのに、数学や理科の平均点が30点台、40点台という高校は、おしなべて理系の大学への進学実績が見劣りする高校です。


受験生の責任ではない

他の科目の平均点は60点なのに、数学・理科の平均点が低いのは、理系科目の弱い受験生が集まっているのではないかという推論も成り立ちますが、それはありえません。

高校2年生の段階で文系・理系を選択するときでさえ、多くの高校生は自分がどちらに向いているかを判断できずに悩みます。
ましてや中学生、文系か理系かに色分けできるほど成績に差はありません。

結局、難しすぎる入試問題を作成する高校の先生の技量の問題ではないかとしか考えられません。


逆に、理系科目を伸ばす力がある学校の数学の入試問題にも共通の特徴があります。

それは、体操の内村航平選手の鉄棒の演技に似ています。

入試問題の中に、受験生が彼らの力であれば確実に得点できる基礎的な良問と、自分の力を遺憾なく発揮すればぎりぎりクリアできる難しめの問題とがバランスよく配置されています。

そして、最後の関門として難度の高い問題が一問、デンと控えていて、本当に力のある人だけが見事に解ききって、完璧な着地を決めて喝采を浴びる、そういう問題構成になっています。



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essay 翻訳サイトを採点する(ハゲ頭の記事を題材に)

自分の勉強のために、最近、日誌を英文で書いています。

私の書いた英文が英文として正しいのかどうかを点検するにはネイティブスピーカーに見てもらうのが一番よいのでしょうが、私の身近にネイティブはいません。
そこで、私は私の書いた英文を翻訳サイトで和訳して、その訳の結果を見て書いた英文を修正するようにしています。

ところがこの翻訳サイト、個性があっていろいろ愉快です。

今日は、いくつかの翻訳サイトを採点してみました。

私が英文で伝えたかったことを日本語で書くと、
『あまり言いたくはないのだが、実は私はあたまのてっぺんが少し薄くなってきている。散髪をしたら、短い毛でハゲが露見する。だから私は長い間散髪をしていない。一人の生徒が私に会ったとき、先生、髪が伸びすぎやで、ハゲを隠すのは日本人だけらしいで、と言った。私は明日、散髪にいくつもりだ。』

私が書いた英文は、
To tell the truth I am bald on top a little, I'd rather not say anything about it.
If I cut my hair, short hair will reveal my bald head.
So I haven't cut my hair for a long time.
When a student saw me, he said to me that my hair was too long.
"I hear only a Japanese hides his bald head." he said.
I will cut my hair tomorrow.


さあ、この英文を翻訳サイトはどう和訳したでしょうか?


最も優秀なのはnifty翻訳

毎回、驚くほど的確な訳をしてくれるのはnifty翻訳です。
まず、期待を裏切りません。
今回のハゲ頭に関しては、いつもほどの切れはありませんが、まあ、合格でしょう。

niftyの訳は次のようになりました。

「正直なところ、先端で少しはげです、私はそれに関して何も言わない方がましです。
私が髪を切ったなら、短い髪は私の禿げ頭を顕にするでしょう。
それで、私は長い間、髪を切っていません。
学生が私を見たとき、彼は、私の髪が長過ぎると私に言いました。
「私は、日本人だけが彼の禿げ頭を隠すと聞きます」。彼は言いました。
私は、明日、髪を切るつもりです。」



安定度でniftyに迫るエキサイト翻訳

たまにピンボケをかましますが、エキサイト翻訳は毎回安定した訳をしてくれます。
ハゲ頭に関しても、niftyにせまる的確さでした。

「実を言えば、私は、トップで少しはげている。私はそれに関して何も言いたくない。
もし私が髪を切れば、短い髪は私のはげた頭を明らかにするだろう。
したがって、私は長い間髪を切っていない。
学生が私に会った時、彼は私の髪が長すぎると私に言った。
「私は、日本人だけが彼のはげた頭を隠すと聞いている。」
彼は言った。
私は明日髪を切ろう。」



見劣りするYahoo!翻訳

Yahoo!翻訳はnifty、エキサイトに比べるとだいぶ見劣りがします。
連語や慣用表現の訳が特に弱いように思います。

「私がトップで少しはげていると当り前のことに話すために、私は何でもそれについて言いたくありません。
私が髪を切るならば、短い髪は私の禿げ頭を露わにします。
それで、私は長い間髪を切りませんでした。
学生が私に会ったとき、彼は私の髪があまりに長いと私に言いました。
「私は、日本人だけが彼の禿げ頭を隠すと聞いています。」 彼は言った。
私は、明日、髪を切ります。」



Google本体の信頼度まで損ねるGoogle翻訳

論外なのがgoogle翻訳です。
とりえは速さだけで、訳としては全く役に立ちません。

私が一番少ない上にハゲです実を言うと、私はむしろそれについては何も言わないと思います。
私は私の髪をカットする場合、短い髪は私のハゲ頭が明らかになります。
だから私は長い間私の髪をカットしていない。
学生が私を見たとき、彼は私の髪が長すぎるように私に言った。
"私は唯一の日本人が彼の禿げ頭を隠して聞く。"彼は言った。
私は私の髪の明日カットになります。」



採点結果

私の採点では、
balt head1位 nifty翻訳
2位 エキサイト翻訳
下位 Yahoo!翻訳
番外 Google翻訳
となりました。


追記:
なお、私の表現「I am bald on top a little」に対して、a little(少々)は虚偽表示ではないのか?considerably(かなり、相当)か、to a great degree(大いに)が正しい表現ではないのか?という指摘を一部の塾生から受けました。
From my personal point of view(あくまで私見ですが)、a littleを譲ることはできないので、塾生の抗議は却下いたしました。




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essay 今日、出会った言葉から なでしこジャパンは「情熱的で精神的で、戦術的」

2011ワールドカップ女子サッカーの日本代表、なでしこジャパンは優勝候補のドイツ、スウェーデンをやぶり、17日の決勝でアメリカと対戦します。

準決勝戦で、スウェーデンを3対1でくだしたなでしこジャパンの戦いぶりは世界中で絶賛されているようです。
Soccer KING誌の記事『米メディアがなでしこを絶賛「世界中にサッカー本来の姿を発見させた」』は特に印象的で、何十人もの人がウェブ上で引用、紹介しています。


「女子ワールドカップ決勝でなでしこジャパンと対戦することが決まったアメリカの『ESPN』が、準決勝スウェーデン戦での日本のパフォーマンスを称賛した。」

「日本の女性たちは自分たちが最も身長の高いチームではないことを知っていた。フィジカルにおいても最も強じんというわけではなかった」

「しかし彼女たちは、世界中の誰もが今、発見したことを既に知っていた。サッカーはフィジカルだけではなく、本来、情熱的で精神的で、正真正銘、戦術的なものだ」



「サッカーはフィジカルだけではなく、本来、情熱的で精神的で、正真正銘、戦術的なものだ」のくだりが特に読者の心をうったようです。
私も、「いい表現だな」「これはサッカーに限らない、勉強も、先天的な頭脳だけではなくて、情熱と、精神力と、戦術で決まる」と感動しました。


元の記事を探す

そして、Soccer KINGが紹介したアメリカ誌『ESPN』の記事を読んでみたいと思いました。

Soccer KINGは、アメリカ誌『ESPN』と紹介するだけで元の記事までは明示していません。
ウェブ上でSoccer KINGの記事を引用している人たちも、元のESPNの記事まで確認している人はいませんでした。

そこで、自分で探すことにしました。
「ESPN」で検索して、ESPNのサイトにはすぐにたどりつけました。
ところが、予想以上に大きいサイトでした。
膨大な数の記事があって、なかなか探している記事にたどりつけません。

困りました。

思いついたのが、Soccer KINGの記事はいかにも直訳調です。
記事中の「日本の女性たちは自分たちが最も身長の高いチームではないことを知っていた。」程度だと、私の英語力でも英訳できそうです。
このくだりを英語に訳し戻して、それで検索したら、元の記事にたどりつけるのではないだろうか。

「Japanese women know they are not the tallest」で検索すると、一発で、探していた記事が冒頭にあがってきました。
正しくは、「The Japanese women knew they wouldn't be the tallest soccer team in the 2011 FIFA Women's World Cup. 」でした。


『ESPN』の記事

元の記事の題名は、『Japanese team measured by heart, not height』です。
『日本チームは体の高さではなくて心の強さで評価』とでも訳したらよいのでしょうか。
しゃれた言いまわしです。
heartとheightと、韻をふんでいるのも素敵です。

Soccer KINGが引用したのは、記事の冒頭の部分だけです。

『ESPN』の本文は、さらに感動的でした。

決勝進出が決して「偶然の事故」ではないこと、北京オリンピックではアメリカの得点で急に覇気がなくなったのに今度は違ったというスウェーデンコーチの言葉、サッカーは彼女たちの夢そのものなのだという佐々木監督の言葉、試合では「世界中の友人の方々へ、地震に際しての援助に感謝します」の垂れ幕を掲げて戦っていること、チームスピリットと一体感が強さの源であること、「サッカーをしている、しようとしている少女たちに自分たちの姿を見てほしい」という沢選手の言葉、「日本チームは一人が動くと、全員が動くのよ」というスウェーデン選手の賞賛の言葉、なでしこの花の紹介と、なでしこジャパンがなでしこの花のように感動的な、心をうつ、洗練された、美しいサッカーをしていることなどを述べた後、「自分たちの小さな勝利が地震の被害を受けた人たちに勇気と希望を与えてくれたら」「決勝でも最善を尽くします」という佐々木監督の言葉でしめくくっています。

日本人に勇気を与えてくれる、素晴らしい記事でした。

『ESPN』の元の記事のアドレスは、こちらです。
ar0010001643l






追記:アメリカの読者も、この記事には心をうたれたようです。
コメント欄には多くのコメントが寄せられています。

特に、
They are the pride of a nation, and hope of its people,  COME ON JAPAN!

「彼女たちは国の誇りであり、国民の希望なんだよ。さあ、日本よ、かかってこい!」

アメリカ人のこういうところは、本当に好きです。



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essay 友だちと一緒にするテスト勉強

朝日新聞2011年2月15日朝刊の記事から。
特集『いま子どもたちは』を連載中ですが、「教え合う 友達も『先生』」という記事がありました。

要約すると・・・

テスト前の土日の朝、大阪府池田市立池田中学校の図書室は「自習室」に変わる。

期末試験を控えた土曜日、3年生の20数人が集まった。

中2の春、東京から転校してきたHさんの手が止まると、他の単元を勉強していたFさんが助け舟を出す。

家では、ついマンガを読んだり、テレビを見たりしてエンジンがかかるまで時間がかかる。でも図書室で友だちと一緒なら、すーっと「勉強モード」に入っていけるという。

全員が集中しているわけではない。フラッと図書室を出ていく男子。友達とのおしゃべりをはさむ女子。

教師の参加も自由。
突然、理科の質問を振られた技術の男性教諭は「うそは教えられへんし」と携帯を使い、人体模型図を検索した。女子たちが集まって、小さな画面をのぞき込んだ。

池田中には、大学生が朝から空き教室に詰めている「まな部屋」や、地域の人が手伝う土曜授業がある。たまたま近くにいる人が、その日の先生。

そんな「ナナメの関係」の柔軟さが「ヨコの関係」も育てるのだろうか。校内では、友達同士で教え合う姿をよく見かける。


以上が記事の内容です。


仲良きことは美しき、かな?

この記事を読んだ私はどう感じたでしょうか?

「ええ記事やなあ、こうして子どもたちが一緒に勉強することの楽しさを覚えてくれたら、教える子も教えられる子も成長して成績が上がるぞ。」と思ったかというと、その正反対です。

読んだ瞬間思ったのが、「また、この記事を読んで騙されてしまうメディア・リテラシー(情報判断能力)のない親や子がいたらいやだなあ。朝日新聞はいい新聞だけど、時々こうやってきれいごとで世を誤らせる。困った記事だ。」です。


「友達と一緒に勉強する」は、最悪のテスト勉強


「友達を大切にする」、「友達のために尽くす」は、おそらく人生の徳目の中でも最上位に位置する大事な道徳の一つです。
友達に勉強を教えることそれ自体は素晴らしいことです。
私もそれは認めます。

しかし、それと「一緒に勉強する」こととは、次元も違うし、なんの関係もありません。


2学期の期末テスト前にもこういうできごとがありました。

別の校舎から事務室にもどったら机の上に講師からのメモが置いてありました。
「中1のA、B、Cさんの3人が、試験前の1週間テスト勉強を一緒に頑張りたいので教室を自習に使わせてほしいとのことです。」
読んだ私は、事務室の講師たちと顔を見合わせて苦笑い。

苦笑いの意味は、(1)子どもたちが自分で考えてよかれと思ってあれこれするのはいいことである、(2)そのことに塾として最大限協力するのはやぶさかではない、(3)しかし、結果は最初から見えている、です。

私が了承したので、3人は1週間張り切ってやってきました。私たちも、勉強に集中できるように席まで指定し、手があいていたら質問も受けました。

期末試験が終わってテスト結果を集計すると、1週間頑張った3人の成績は3人ともこれまでの点数を大きく下まわり、最悪でした。

これが、「最初から見えていた」結果です。

親御さんもよくご存知です。

直後の懇談会で3人の保護者の方が口をそろえておっしゃったのが、「ねえ、私もやめときなさいと言ったんですよ。でも、ま、いいか、やってみたらわかるだろうと。結果は案の定。次は一人でしいやと言ったら、ショックだったんでしょう、今度は素直にうなずいてました。」

この3人は、私たちの目を盗んで遊んでいたわけではありません。自分たちなりに、まじめにやっていたはずです。それこそ、わからないときは教え合って。

それでも、友達と一緒にテスト勉強をすると、100%以上の確率で(どんな確率やねん)確実に成績は大きく下がります。


「人に教えたら賢くなる」も嘘

当地の公立の小・中学校では、習熟度授業で「教え合い」を奨励する学校もあります。
意地悪な私に言わせれば、「先生の手抜き」に近い。

私は、塾の授業中でも、隣の子に聞いたりする子には「友達に聞いたらあかん、私たちが質問に答えるためにいるんだから、私に聞け。」とよく注意します。

友達同士で教え合うのを許したらざわついて、しいんとした中で勉強に集中したい子の迷惑になるから、も小さな理由の一つですが、最大の理由は、教え合いは「教える子も教えられる子も賢くはならない」からです。

よく、「人に教えたら自分自身もよくわかっていないことがわかって成長できた」などというきれいごとを言う人がありますが、まったくの大嘘です。

もしそれが真実なら、子どもたちに毎日ものを教えているわれら塾講師は、日々賢くなって大天才になっているはずです。

私たちアホな塾講師の存在こそ、「人に教えたら賢くなる」説が大嘘であることの最高の証明です。


勉強とは、孤独なものです。

自分ひとりで、自分とだけ向かい合って、自分ひとりで考え、自分ひとりで苦悩しないと、決して成績は上がりません。


余談:文章としても最低

今、公立入試直前で、中3生に小論文、作文を書かせていますが、私だったら、この記事の文章だとほとんど点はあげません。

もう一度、記事の最後の「そんな「ナナメの関係」の柔軟さが「ヨコの関係」も育てるのだろうか。校内では、友達同士で教え合う姿をよく見かける。」をながめてください。

記者さんは、「教え合い」が素晴らしいと読者に思ってほしいのです。
しかし、断定する自信はないし、自分の言葉に責任をもつ勇気もないものだから、「
「ナナメの関係」の柔軟さが「ヨコの関係」も育てるのだろうか。」などという、いい「気分」にだけはさせるが根拠も内容もまったくない空虚な言い回しで卑怯にも、自分自身の言葉に対する責任から完全に「逃げて」いるわけです。


世の中を誤らせるのは、こういう言説です。



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