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英語長文

English 英語長文読解の究極技 動詞がわかれば英文のすべてがわかる

英語は動詞だ!というのが私の持論です。

長文問題でも、動詞だけに注目することで、正確にすばやく意味を把握できます。

実際の大学入試の問題をもちいて実証してみましょう。

今日取り上げる問題は、次の英文から始まっています。

例題1:American sociologist George Ritzer argues that in the contemporary world the fast-food restaurant is more appropriate model for the influence of rationalization.

英語の長文を読むときは、その長文が何について書いてあるのかを、最初の段落、最初の文章で正しく認識することが重要です。

そのために最も有効な技が、英文中の動詞を見つけて、動詞を手がかりに文の構造を理解することです。

まず、例文に含まれる動詞を見つけます。

American sociologist George Ritzer argues that in the contemporary world the fast-food restaurant is more appropriate model for the influence of rationalization.

(1)1つの英文中に動詞は1つのはずです。
ところが例文には動詞が2つありました。
このことから、この例文は2つの文からできていることがわかります。

American sociologist George Ritzer arguesthat in the contemporary world the fast-food restaurant is more appropriate model for the influence of rationalization」.

動詞を見つけるだけで、この例文が、〜がargue(主張している)+「〜is…(…は〜だ)」、という複文構造になっている(主文と従文とでできている)ことがわかるわけです。

動詞を見つけることで、文の構造を誤りなく正確に把握できるのです。

(2)動詞がわかれば英文全体の意味も正確に理解できます。

また、動詞によって、誤解の余地なく、その前と後はそれぞれ独立しており、別々に訳したらよいことがわかります。
この例文の意味は、「ある人が、何かが、何かであると、主張している」です。

骨組みが正確にわかり、最も大切な部分は正確に訳せたわけですから、それ以外は枝葉末節です。
自信をもって全文を訳すことができます。

American sociologist George Ritzer(アメリカの社会学者ジョージ・リッツァが) argues(主張している) that in the contemporary world(現代の世界では) the fast-food restaurant(ファーストフードのレストランは) is more appropriate model(より適切なモデルだ) for the influence of rationalization(合理化の影響を示すための)」.

『アメリカの社会学者ジョージ・リッツァが、現代の世界ではファーストフードのレストランは合理化の影響を示す他のものよりは適切なモデルだと主張しています。』

実際の大学入試問題は、「この英文を日本語に訳しなさい」という問題でした。
動詞だけに着目することで、楽にクリアできたのではないでしょうか?


もう一問の「日本語に訳しなさい」の問題は次の英文でした。

例題2:Enter a McDonald's anywhere in the world and not only will the menu be the same but you can guarantee that the french fries will be 9/32 of an inch thick and the hamburgers 3 3/4 inches in diameter.

ぱっと見ただけでは構造を把握しにくい文章です。

しかし、動詞を見つけたら一変します。

(私がここで「動詞」というとき、進行形(be動詞+ing)、受け身(be動詞+過去分詞)、完了形(have,has,had+過去分詞)、助動詞+動詞(do,does,can,may,…+動詞)などは「動詞」と考えます。動名詞や不定詞、形容詞的に使われている現在分詞・過去分詞は「動詞」には含めません。)

Enter a McDonald's anywhere in the world and not only will the menu be the same but you can guarantee that the french fries will be 9/32 of an inch thick and the hamburgers 3 3/4 inches in diameter.

(1)まず、動詞を見つけることで、「1つの英文中に動詞は1つ」より、この英文が4つの文でできているという文の構造がわかり、一気に理解が容易になります。

Enter a McDonald's anywhere in the world」+「and not only will the menu be the same」+「 but you can guarantee」+「that the french fries will be 9/32 of an inch thick and the hamburgers 3 3/4 inches in diameter.

(2)あとは自信をもって訳すだけです。

Enter a McDonald's anywhere in the world(世界中のどこでもマクドナルドに入れば)」+「and not only will the menu be the same(メニューが同じであるだけではなくて)」+「 but you can guarantee(あなたは保証できる)」+「that the french fries(フライドポテトが) will be 9/32 of an inch thick(厚さが9/32インチで) and the hamburgers(ハンバーガーが) 3 3/4 inches in diameter(直径3と3/4インチであることを).

『世界中のどこでもマクドナルドに入れば、メニューが同じであるだけではなくて、フライドポテトが厚さが9/32インチであることとハンバーガーが直径3と3/4インチであることをあなたは保証できるのだ。』


要点をまとめます。

(1)英語は動詞だ!

(2)動詞を見つけながら英文を読む(動詞に下線を引きながら読み進めます)。

このとき、
進行形(be動詞+ing)、受け身(be動詞+過去分詞)、完了形(have,has,had+過去分詞)、助動詞+動詞 (do,does,can,may,…+動詞)などは「動詞」と考え、動名詞や不定詞、形容詞的に使われている現在分詞・過去分詞は「動詞」には含めまない。

(3)動詞の個数で、その英文が何個の文から構成されているかがわかる。

(4)動詞の前後は別のものだから、それぞれを切り離して意味を把握する。

(5)動詞さえ正確に訳出できれば、それ以外は枝葉末節だから、全文を自信をもって訳せばよい。






動詞だけに着目すれば英文全体を正確に理解できることの実践例はこちらをご覧ください。


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English 英語長文が速く読めて、英語長文をすぐに理解できる方法

英語の長文問題を簡単に読む方法を伝授します。

一言でいうと、「まとまりごとに区切り、前から訳す」方法です。

長文問題で、皆さんが困るのは長い文章が出てきたときです。
文の構造を理解しにくいので、結局何を言いたいのか、わからなくなってしまいます。

しかし、「まとまりごとに区切り、前から訳す」と、どんな複雑な文章が出てきても大丈夫です。

昨日授業で扱った長文『カラスは賢い』から、わかりにくい英文を取り上げて、「まとまりごとに区切り、前から訳す」方法を修得してもらいます。


英文1:
For example, crows carry shellfish into the sky and drop them on the road to break the shell.

【まとまりごとに区切る】
For example, / crows carry shellfish / into the sky / and drop them / on the road / to break the shell.

【前から訳す】
For example,・・・例えば
/ crows carry shellfish・・・カラスは貝を運ぶ
/ into the sky・・・空へ
/ and drop them・・・そして貝を落とす
/ on the road・・・道に
/ to break the shell.・・・貝殻を割るために

どうですか?
簡単に意味がわかるでしょう。

日本語は、最後まで読まないと意味が確定しない言葉です。
英語は、最初に文章の本体(主語と動詞)がきて、あとはそれを説明する部分が続くだけですから、前からまとまりごとに訳していけば簡単に意味を理解できるのです。

もし、「英文を日本語に訳せ」という問題が出題されたのであれば、主語を言ったあと、うしろのまとまりから順に、前へ前へと訳さないといけません。
この英文だと、「例えば、カラスは貝殻を割るために空へ貝を運んで道にそれを落とします。」と訳すと正解です。

しかし、読んだことがない英文を初めて読むとき、うしろから読むのはほぼ不可能です。
前から順番に意味を理解していくと、一読しただけですうっと意味が頭にしみこんでいきます。

ところで、「まとまりごとに区切る」と言うけれど、どこで区切ったらいいのかわからないから苦労してるんだ、簡単に言うな!って思っていませんか?

実は、区切るときも簡単に区切るコツがあるのです。

それは、「前置詞接続詞で切る」です。


英文2:
I read a story about a clever crow in Aesop's Fables when I was a child.

【まとまりごとに区切る】
この英文で、前置詞はaboutとinで、接続詞はwhenです。
その前で区切ります。
I read a story / about a clever crow / in Aesop's Fables / when I was a child.

【前から訳す】
I read a story・・・私は話を読んだ
/ about a clever crow・・・かしこいカラスについて
/ in Aesop's Fables・・・イソップ物語で
/ when I was a child.・・・子どものときに

「本を読んだんだな、かしこいカラスの話を、イソップ物語でよんだのか、子どものときに」と、すうっと意味が頭に入ってきませんか?


ここまでのまとめ

1、まとまりごとに区切る
前置詞(in,on,of,for,with,to,by,…)の前で区切る
接続詞(when,that,but,because,…)の前で区切る

2、前のまとまりから意味を読み取っていく

これで、誰でも長い英文を簡単に理解できるようになります。


英文3:
They also put walnuts on the road and wait until cars run over them.

【まとまりごとに区切る】
They also put walnuts / on the road / and wait / until cars run over them.

【前から訳す】
Crows also put walnuts・・・カラスはまた胡桃(くるみ)を置く
/ on the road・・・道路に
/ and wait・・・そして待つ
/ until cars run over them.・・・自動車が胡桃を轢(ひ)くまで


英文4:
In this book there are many examples to show that crows are clever.


【まとまりごとに区切る】
In this book / there are many examples / to show / that crows are clever.

【前から訳す】

In this book・・・この本に
/ there are many examples・・・多くの例がある
/ to show・・・見せる、教えてくれる
/ that crows are clever.・・・カラスがかしこいことを


区切れることが重要

1、まとまりごとに区切る
前置詞(in,on,of,for,with,to,by,…)の前で区切る
接続詞(when,that,but,because,…)の前で区切る
2、前のまとまりから意味を読み取っていく



重要なのは、「まとまりごとに区切る」ことができるかどうかです。
正しく区切れたら、意味は自然に頭に流れ込んできます。

正しく区切るにはある程度の練習が必要です。
普段から、長めの英文が出てきたら、区切りの目印(/)を入れて読む癖をつけておくことです。


(追記)
英語長文問題の解き方については、あわせてこちらもご覧ください。





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English 高校入試 英語長文 やさしい問題は確実に(大阪府22年後期共通2番)

公立高校入試で出題される長文問題の中には、拍子抜けするほど簡単な問題がふくまれていることがあります。
しかし油断は禁物、やさしい問題は他の人も得点しているはずなので確実に全問正解しておかないといけません。

いつものように、問題文を読みながら、問いが出てきたらそこで解いて、さらに読み進める方法で解いてみましょう。


問題:
次は、高校生の健太(Kenta)、留学生のアンナ(Anna)、谷先生(Mr. Tani)の3人が交わした会話の一部です。会話文を読んで、あとの問いに答えなさい。


Mr. Tani: Hi, Anna and Kenta. What are you talking about?
Kenta: Good morning, Mr. Tani. I was telling her about this 500 yen coin.
Anna: Yes. Mr. Tani, the 500 yen coin is very interesting.
Mr. Tani: (A)Interesting? Why do you think so? It's just a coin.


注釈

・What are you talking about?・・・あなたたちは何について話しているのですか。

・Why do you think so?・・・あなたたちはなぜそう思うのですか。


問い1が出てきているので解いておきましょう。

(1)本文中に(A)Interesting? Why do you think so? It's just a coin.とありますが、次のうち、このとき谷先生が思っていることを表している英語として最も適しているものはどれです。一つ選び、記号を書きなさい。
ア I am going to tell Anna about the interesting coin.
イ I don't understand why such a coin is interesting.
ウ I feel happy to learn why the coin is interesting.



「なぜおもしろいと思うんですか。まさにコインじゃないですか。」と言っているので、「こんなコインがなぜおもしろいのか私には理解できない。」のイが正解。


続きを読みます。

Anna: Please look at a '0' of the '500' on this coin. If you look at it diagonally, another small '500' is seen in it.  Please try to see it.
Mr. Tani: Oh, that is interesting. ((1)     ) know that, Kenta?
Kenta: I visited the mint on a school trip when I was a junior high school student. A woman working there told us about that.
Mr. Tani: I see.

注:diagonally  斜めに   mint  造幣局


注釈

・If you look at it diagonally, another small '500' is seen in it. ・・・「もしあなたがそれを斜めに見たら、別の小さい500がその中に見られます。」

1











・on a school trip・・・「修学旅行で」

・A woman working there told us about that.・・・「そこで働いている女性が私たちにそのことについて話しました。」
現在分詞working「働いている」が後ろからa womanを修飾。


問い2を解きます。

(2)本文中の'((1)     ) know that, Kenta?'が、「健太、あなたはどのようにしてそのことを知ったのですか。」という内容になるように、解答欄の(         )に英語3語を書き入れ、英文を完成しさい。

(         ) know that, Kenta?



(How did you ) know that, Kenta? が正解です。


さらに読み進めます。

Anna: Mr. Tani, this is a picture of the mint. Yesterday, when I was walking along the river with my friends, I took it. And this morning, when I showed it to Kenta, he told me about the coins made in the mint.
Mr. Tani: Oh, it's a nice picture. Anna, in Japan, there are three mints. They are in Tokyo, Hiroshima, and Osaka. The mint in Osaka is ((2)     ) of the three. By the way, do you know why it was built by the river?
Anna: I have no idea.
Mr. Tani: Well, the rivers were ((3)     )  for building the mint and making coins.

注:river 川    built  build(建てる)の過去分詞形


注釈

・when I showed it to Kenta, he told me about the coins made in the mint.・・・「私がそれを健太に見せたとき、彼は私に造幣局でつくられたコインについて話しました。」
過去分詞made「つくられた」が、後ろからcoinを修飾しています。

・By the way, do you know why it was built by the river?・・・「ところで、あなたはなぜそれ(造幣局)が川のそばに建てられたのか知っていますか。」
by the way(ところで)は連語です。
why it was built by the river(なぜそれが川のそばに建てられたのかを)。間接疑問文なので、疑問詞whyのあとの語順が主語it+動詞wasとなっています。


問い3と問い4をかたづけておきます。

(3)本文中の
((2)     ) に入れるのに適している英語2語を、次の英語をもとにして書きなさい。
The mint in Osaka was built in 1871. The other mints were built in Tokyo in 1939 and in Hiroshima in 1945.


大阪造幣局が1871年の建造、東京が1939年、広島が1945年だから、大阪が一番古いので、The mint in Osaka is ((2) the oldest ) of the three.
「of the three」(3つの中で)がヒントになって、最上級が入ることがわかります。

(4)次のうち、本文中の ((3)     ) に入れるのに最も適しているものはどれですか。一っ選び、記号を書きなさい。
ア cold  イ little  ウ useful  エ wrong


the rivers were ((3)     )  for building the mint and making coins.とあり、「造幣局と硬貨をつくるのに」と後ろにあるので、川が「役に立つ」、「便利である」。よって、答えはウのuseful。



Anna: What do you mean?
Kenta: The rivers in Osaka were important for carrying people and things.
Right?
Mr. Tani: That's right. Anna, a long time ago a lot of boats used the rivers between Osaka and Kyoto to carry different things.
Anna: Oh, my friends told me about (B)that at the Riverside Station.
Kenta: The Riverside Station? Where is that?
Anna: It is near the mint. After seeing the mint, we were walking along the river, and we found it.
Mr. Tani: ((4)     )
Kenta: Oh, have you?
Mr. Tani: Yes. When I went there, I got on a boat which goes around the city.
Seeing the town from a boat on the river is also interesting.
Anna: That sounds good. I'd like to try the boat next time.

注:boat  船    the Riverside Station (川の駅)


注釈

・What do you mean?・・・「どういう意味ですか。」

・The rivers in Osaka were important for carrying people and things.・・・「大阪の川は人や物を運ぶために重要だった。」
前置詞forの後だから、動詞carryが動名詞のcarryingになっています。

・a long time ago a lot of boats used the rivers between Osaka and Kyoto to carry different things.・・・「昔は多くの船がいろいろな物を運ぶために大阪と京都の間にある川を使いました。」
a long time ago(昔は)は連語です。
to carry different things.(いろいろな物を運ぶために)、不定詞の副詞的用法です。

・When I went there, I got on a boat which goes around the city.・・・「私はそこ(川の駅)に行ったとき、この都市を巡回する船に乗りました。」
get on(乗る)は重要な連語。
a boat which goes around the city.(この都市を一周する船)。関係代名詞which以下が後ろからa boatを修飾しています。

・Seeing the town from a boat on the river is also interesting.・・・「川の上の船からこの街を見ることもおもしろい。」

・That sounds good. ・・・「それはよさそうですね。」
soundは、「〜と聞こえる」、「〜と思える」の意味の動詞です。

・I'd like to try the boat next time.・・・「私も次の機会に船に乗ってみたい。」
Would like to(〜したい)。


最後の問題3問をします。

(5)本文中の(B)thatの表している内容は何ですか。日本語で書きなさい。

本文を見直して、
Mr. Tani: That's right. Anna, a long time ago a lot of boats used the rivers between Osaka and Kyoto to carry different things.
Anna: Oh, my friends told me about (B)that at the Riverside Station.
とあるので、このthatは、前で谷先生が述べた内容をさしていることがわかります。
該当する部分a long time ago a lot of boats used the rivers between Osaka and Kyoto to carry different things.をきちんと訳して、最後を「こと」でまとめます。
答えは、「昔は多くの船がいろいろな物を運ぶために大阪と京都の間にある川を使っていたこと。」


(6)本文中の((4)     ) が、「私もそこに行ったことがあります。」という内容になるように、英語で書きなさい。

((4)     ) のあとのKenta: Oh, have you?がヒントになります。
答えは、I have been there, too.
「行ったことがある」という経験を表わす英文だからhave beenにすること、「そこに」はthereであること、「私も」の「も」を見落とさないようにすることに注意。


(7)本文の内容と合うように、出来事が起きた順に次のア〜エの英文を並べかえ、その順に記号を解答欄の(  )に書きなさい。
 ア Mr. Tani heard something interesting about the 500 yen coin from Anna.
 イ Kenta visited the mint in Osaka on his school trip.
 ウ Anna showed a picture of the mint to Kenta.
 エ Anna went to the Riverside Station after seeing the mint.


健太の修学旅行が最初で、次にアンナが造幣局へ行ったあと川の駅に行き、撮った造幣局の写真を健太に見せ、最後に谷先生がアンナから500円硬貨についてのおもしろいことを聞いたという順でした。
よって、イ、エ、ウ、アの順です。


(80点満点中21点の配点の問題です。21点、確実に得点できましたか?)


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English 高校入試 英語長文(大阪府22年前期B問い1) 

平成22年度大阪府公立高校入試・前期B問題をもちいて、長文問題にチャレンジしましょう。
この問題は、長い文章ですが、特にむずかしい表現や英単語はありません。おちついて文章の内容をしっかり読み取り、問いに慎重に答えたら簡単に正解に到達できるはずです。

長文問題を解くに際しての私の提案

1、問いを先にながめた後、本文を最初からきちんと読んでいく。そして、本文に問題番号が出てきたとき、下の問いをその場で解いてしまって、答えを書いたらまた本文を読み進む。

2、習っていない単語が出てきたとき、本文の最後に(注)として未習単語の意味が書いてあれば先に見ておく。(注)もないときは、あきらめずに前後の語句から意味を推測する。最近は日常生活にも英語が入り込んでいるので、どういう意味で使われているかを参考にする。

3、複雑な英文は、意味のまとまりごとに区切る(/を鉛筆で書き込む)。

4、英語の長文問題ができるようになるかどうかの決め手は、最後は「読む速さ」である。速さは、数多く読みこなしておくことでしか身につかない。




1、次は、高校生の恵子(Keiko)とオーストラリアからの留学生のキャシー(Cathy)、グリーン先生(Mr. Green)の3人が交わした会話の一部です。会話文を読んで、あとの問いに答えなさい。

Cathy: Hi, Keiko. Look at this handkerchief. My host mother gave it to me.
Keiko: Oh, it is very nice!
Cathy: The picture on the handkerchief is beautifu1. Do you know what picture it is?
Keiko: Let's see. Oh, it says that it is a picture from ‘The Tale of Genji’.
Cathy: ‘The Tale of Genji’? What is that?
Keiko: It is a very old Japanese novel about a man called Hikaru Genji.
Cathy: I see. (1)


注釈

(注) handkerchief ハンカチ host mother ホストマザー nove1 小説

・Do you know what picture it is?・・・「あなたはそれが何の絵か知っていますか。」
間接疑問文です。

・it says that it is a picture from ‘The Tale of Genji’.・・・直訳すると、「ハンカチは『源氏物語』からとった絵だと言っている(書いてある)。」
「『源氏物語』の絵だと書いてあります。」くらいの意味か。
また、tale(物語)の意味を知らなくてもThe Tale of Genjiで『源氏物語』と見当がつくはずです。

・old Japanese novel about a man called Hikaru Genji・・・calledが過去分詞。「光源氏と呼ばれた人について書かれた古い日本の小説」。

問い1が出てきているので解いておきましょう。

(1)本文中の(1)が、「その小説についてもっと教えてくれませんか。」という内容になるように、 次の〔  〕内の語を並べかえて解答欄の   に英語を書き入れ、英文を完成しなさい。

Will〔about  me  tell  you  more〕 the novel?

 
(解答)Will you tell me more about the novel?

「教えてくれませんか。」がwill you tell meであることはわかるはずです。「その小説について」はabout the novel。「もっと」moreの位置にだけ注意すれば正解です。


次の文に進みましょう。

Keiko: OK. It was written by a woman, Murasaki Shikibu. When I learned about it in my Japanese class, Ms. Sato, my Japanese teacher, said, “‘The Tale of Genji’ is a very long novel which has fifty-four stories in it. It takes a long time to read all the stories but why don't you try to read some of them?” She also showed us some beautiful pictures of the stories.


注釈

・‘The Tale of Genji’ is a very long novel which has fifty-four stories in it.・・・「『源氏物語』は54の話をふくむとても長い小説です。」
関係代名詞which〜が、a very long novelを後ろから修飾しています。

・It takes a long time to read all the stories but why don't you try to read some of them?・・・It takes a long time 「とても長い時間がかかる」、to read all the stories 「すべての話を読むには」が前半です。itは後ろのto read all the storiesをさす形式主語です。
why don't you〜は「〜しましょう(〜したらどうですか)」、try to〜は「〜しようとする」です。後半は、「それらのうちのいくつかを読んでみましょう。」

・She also showed us some beautiful pictures・・・「彼女はまた私たちにいくつかの美しい絵を見せました。」


さらに次の文に進みます。

Mr. Green: Hi, Keiko and Cathy. What are you talking about? Cathy, you have a beautiful handkerchief! (ア)
Keiko: Mr. Green, do you know that novel?
Mr. Green: Yes, I do. It was one of the books I had to read when I was a university student.
Cathy: Oh, was it? Did you read it in Japanese?(イ)
Mr. Green: No. I read it in English.
Cathy: Wow! I didn't know such an old Japanese novel is translated into English.
Keiko: How did you feel when you read the novel?
Mr. Green: It was a little difficult for me to understand some parts of the novel because I didn't know much about old Japanese culture, but the novel made me more interested in Japan.
Keiko: I see.



注釈

(注) university 大学 be translated into〜 〜に翻訳されている 

・It was one of the books I had to read when I was a university student.・・・「私が大学生のとき」「読まなければいけない本の1つでした。」
one of the〜は「〜の1つ」。
the book I had to readは、I had to readが後ろからthe bookを修飾。「私が読まなければいけなかった本」。

・I didn't know such an old Japanese novel is translated into English.・・・「こんなに古い日本の小説が英語に翻訳されているなんて知りませんでした。」
I didn't know (that)〜で、「〜ということを知らなかった。」接続詞thatが省略されています。
such a 〜で、「こんなに〜の」。

・How did you feel when you read the novel?・・・「その小説を読んだときあなたはどう感じましたか。」

・It was a little difficult for me to understand some parts of the novel because I didn't know much about old Japanese culture, but the novel made me more interested in Japan.・・・「私は古い日本の文化について多くは知らなかったから私にとってその小説のいくつかの部分は理解するのが少し難しかったよ、でもその小説は私にさらに日本への興味をかきたてました。」
最初の節は、It is 〜 for ・・・ to 〜の構文です。
2番目の節の、didn't know muchは、「多くは知らなかった。」部分否定といわれるものです。
最後の節のmade me 〜は、「私を〜にした。」makeの重要な用法です。

ここで、問い2、問い3を解くことができます。

(2)本文中には、グリーン先生が大学生のときに『源氏物語」を読んで感じたことが述べられています。
その内容を日本語で書きなさい。


(解答)
It was a little difficult for me to understand some parts of the novel because I didn't know much about old Japanese culture, but the novel made me more interested in Japan.をきちんと訳せという問題です。「感じたこと」を書け、という問題なので最後を「〜こと」にしないといけません。

「古い日本の文化について多くは知らなかったからその小説のいくつかの部分を理解するのが少し難しかったが、その小説でさらに日本への興味をかきたてられたということ。」


(3)本文中には次の英文が入ります。本文中の(ア)〜(ウ)から、 入る場所として最も適しているものを一つ選び、ア〜ウの記号を書きなさい。

Is the picture from ‘The Tale of Genji’?


(解答)
(ア)です。


次の文に進みましょう。

Mr. Green: Cathy, ‘The Tale of Genji’ is one of the oldest novels in the world.
Cathy: Really? That's great. We can learn many things about the past from old novels like the ‘The Tale of Genji’. Don’t you think so, Keiko?(ウ)
Keiko: Oh, yes. Cathy, I have (A)an idea. I heard from Ms. Sato about a good museum for learning about ‘The Tale of Genji’. She said “I enjoyed learning new things there. If you are interested in the novel, it's a good place to visit." Shall we go there?
Cathy: Yes,1et's.



注釈

(注) past 過去 museum 博物館

・「one of the oldest novels」・・・「世界で最も古い小説の1つ」

・We can learn many things about the past / from old novels / like the ‘The Tale of Genji’.・・・「私たちは、『源氏物語』のような / 古い小説から / 過去について多くのことを学ぶことができる。」

・I heard from Ms. Sato / about a good museum / for learning about ‘The Tale of Genji’.・・・「私は佐藤先生から / 『源氏物語』について学ぶための / よい博物館について / 聞きました(教えてもらいました)。

・If you are interested in the novel, it's a good place to visit.・・・「もしあなたがその小説に興味があるなら、訪れたらいい場所ですよ。」
a good place to visit「訪れるべきよい場所、訪れたらよい場所」。


(4)次のうち、本文中の(A)an idea の内容として最も適しているものを一つ選び、記号を書きなさい。

ア To ask Mr. Green about the novel Cathy and Keiko read.
イ To see the pictures after reading the nove1.
ウ To buy a video of ‘The Tale of Genji’ at the museum.
エ To go to the museum Ms. Sato has visited.


(解答)
「博物館へ行くこと」ですから、エです。


続きます。

(Two weeks later.)「2週間後、2週間たって」

Cathy: Hi, Mr. Green. We visited that museum last week.
Mr. Green: That's good. How was it?
Cathy: It was fun.
Keiko: We saw a short video there. It taught us the outline of the novel.
Cathy: We saw many wonderful pictures, too. I really liked them.
Mr. Green: What was the most interesting thing you found?
Cathy: I couldn't believe that such a long novel was written about 1,000 years ago. That is older than any novel in my country.
Mr. Green: ‘The Tale of Genji’ is very old, but I think the contents of the stories are still new. So, people have loved it for a long time.
Keiko: I was surprised to know people around the world can read ‘The Tale of Genji’.
(2)


注釈

(注) outline 概略  content 内容

・It taught us the outline of the novel.・・・それは私たちにその小説のアウトライン(概略)を教えてくれました。
「〜に・・・を教える」の構文です。

・What was the most interesting thing you found?・・・「the most interesting thing」を後ろから「you found」が修飾しています。
「あなたが見つけた最もおもしろいこと」。

・I couldn't believe that〜・・・「〜ということが信じられなった。」

・That is older than any novel in my country.・・・「それは私の国のどの小説よりも古い。」

・I think the contents of the stories are still new・・・I think (that)〜の文です。「私は〜だと思う。」
「私は、その話の内容はまだ新しいと思います。」

・I was surprised / to know / people around the world can read ‘The Tale of Genji’.・・・「私は、世界中の人が『源氏物語』を読むことができることを知っておどろいた。」
to know「知って(おどろいた)」感情の理由を表す不定詞の副詞的用法。
〜know (that)〜で、「〜ということを知る」。


ここで英作文の問題を解きます。

(5)本文中の(2)が、「私は、もっと多くの日本の人々に、この小説が様々な外国語で読まれているということを知ってほしい。」という内容になるように、英語で書きなさい。

(解答)
文章の根幹部分(幹にあたる部分)をまず最初に意識します。
「私は〜に・・・してほしい」がその部分です。
それを、I want 人 to 〜の文で書こうと決めます。

次に、「〜に」にあたる部分が「もっと多くの日本の人々に」であり、「・・・してほしい」にあたる部分が「知ってほしい」+「この小説がさまざまな外国語で読まれているということ」だということに気づきます。

I want / more people in Japan / to know / that / this novel is read in various foreign languages.

模範解答は、variousを中学生は習わないので「さまざまな」はdifferentを使い、また、接続詞のthatを省略していました。
I want more people in Japan to know this novel is read in different foreign languages.


最後の文を読んでいきましょう。

Cathy: At the museum, we found some English comics of the novel and read them for a while.
Mr. Green: Well, Keiko and Cathy, you learned a lot about ‘The Tale of Genji’.
Cathy: Yes. I had a great time there.
Keiko: Me, too. I want to read all the stories in the novel.


注釈

(注) comic 漫画 for a while しばらくの間

・At the museum, we found some English comics of the novel and read them for a while.・・・「博物館で、私はいくつかのイギリスの小説の漫画を見つけてしばらくの間それらを読みました。」
for a while「しばらくの間」。

・I had a great time there.・・・「私はそこで楽しく過ごした。」
have a great timeはhave a good tomeとほぼ同じ意味です。


最後に、残った2問を解いて終わりです。

(6)次の1、〜4、の英文は、『源氏物語』についてキャシーが得た情報です。それぞれの情報と、キャシーがそれらを教えてもらった人または知った場所の組み合わせとして最も適しているものを、下のア〜エから一つ選び、記号を書きなさい。

1、 A woman called Murasaki Shikibu wrote the novel.
2、There are fifty-four stories in the novel.
3、It is one of the oldest novels in the world.
4、The novel is about 1,000 years old.

ア 1、the museum 2、Keiko 3、Mr. Green 4、Keiko
イ 1、Keiko 2、Ms. Sato 3、the museum 4、Mr. Green
ウ 1、Keiko 2、Keiko 3、Mr. Green 4、the museum
エ 1、the museum 2、Mr. Green 3、Ms. Sato 4、Keiko


(解答)
1、も2、もKeikoだったことから、早々とウだとわかります。


(7)次のうち、本文で述べられている内容と合うものはどれですか。一つ選び、記号を書きなさい。

ア  Cathy asked Keiko about the picture on the handkerchief because she wanted to talk about the museum which she was going to visit with Keiko.
後半の、「行くつもりの博物館について話したいから」が違っています。

イ  Keiko knew both the name of the novel and the name of the woman who wrote it when Cathy showed Keiko the handkerchief given by Cathy's host mother.
本文の内容と完全に合っています。これが正解。

ウ Mr. Green read ‘The Tale of Genji’ in Japanese when he was a university student because it was one of the books he had to read.
『源氏物語』をin Japanese「日本語で読んだ」となっているところだけが誤りです。

工  When Cathy learned about ‘The Tale of Genji’, she thought there are also some novels which were written about 1,000 years ago in Australia.

後半の、「オーストラリアで約1000年前に書かれた小説がある」とは本文のどこにも書かれていません。


***** 英語の全目次はこちら、ワンクリックで探している記事を開くことができます。*****

English 高校入試 英語長文(公立高校−2) 超長文にチャレンジ

今日の問題は相当手ごわい長文です。

まず、長文問題を解くときのコツを再確認しておきましょう。

(1)長い長文問題だと、問題文を最後まで通読してから問題を解く方法だと、時間的余裕がないことがある。本文で問題番号が出てきたらその場で解答して読み進み、本文を読み終わった段階で全問解けているという方法で解いていく。
(2)本文のうしろに(注)として習っていない単語が載っているので、先に見ておき、本文でその語が出てきたときに必ず意味を確認しながら読み進む。
(3)複雑な文は、まとまりごとに区切り記号を入れて意味をつかむ。
(4)英語の長文問題ができるようになるかどうかの決め手は、最後は「読む速さ」。数多く長文を読みこなしておくこと。

(5)さらに、今日の問題のように特別長い長文を読むときのコツとして、段落ごとに、段落の『題名』をつけておくという方法もおすすめです。
この場合、その段落の中で、段落の内容をほぼ要約している1文を探し当てながら読み進めると、(細かいところに疑問が残っても)自信をもって問題を解くことができます。

では、問題を解きながら、読んでいきましょう。

例題:

次は、アメリカからの留学生のジェリー(Jerry)が英語の授業で行ったスピーチの原稿です。英文を読んで、あとの問いに答えなさい。

Hello, everyone. Today I'd like to talk about my dream.
I love animals and my dream is to work in a zoo. In a zoo, people with different kinds of jobs work together. Some people keep animals, and some work for visitors. Among the jobs, I've found an interesting one.


(注) job 仕事 keep 飼育する

(段落の要約:In a zoo, people with different kinds of jobs work together.動物園では異なった種類の仕事に携わる人が一緒に働いている。

(1)次のうち、本文中のoneが表している語として最も適しているものはどれですか。一つ選び、記号を書きなさい。

ア animal イ job ウvisitor エ zoo

解答:同じ文中にAmong the jobs(その仕事の中で)とあるから、イ。


In New York, there is a big and famous zoo. In the zoo, there are many exhibits to show its 4,000 animals. To me, an exhibit called "Gorilla Forest" is the best. When I was a junior high school student, I first went to the exhibit. I thought, "This is great. It's really like a rain forest I saw on TV!" I became interested in designing exhibits in a zoo. That's the job I want to do.

(注) exhibit 展示 rain forest 熱帯雨林 design 設計する

(段落の要約:I became interested in designing exhibits in a zoo. That's the job I want to do.私は動物園で展示を設計することに興味をもった。それが私のやりたい仕事だ。


Then, when I became a high school student, I learned about zoos in America on the Internet. Long ago, when people visited zoos, they saw animals only in cages. (a) They made their exhibits more realistic.

(注) cage おり realistic 本物らしい


(段落の要約:Long ago, when people visited zoos, they saw animals only in cages.以前は、動物園に行っても、おりの中の動物しか見られなかった。

(2)本文の内容から考えて、次のうち、本文中の(a)に入れるのに最も適している英語はそれぞれどれですか。一つずつ選び、記号を書きなさい。

ア Now, I want to tell you more about the Gorilla Forest.
イ I'd like to make an exhibit like the Gorilla Forest in the future.
ウ But about twenty years ago, zoos started to change how they showed animals.


解答:(a)の前の文が「おりの中の動物しか見られなかった」、(a)の後の文が「展示をもっと真実らしくした」とある。
ウ But about twenty years ago, zoos started to change how they showed animals.
(約20年前、動物たちをみせるやり方を変えはじめた)が入るから、ウ。


The Gorilla Forest also uses this new idea.
Last year, when I visited the exhibit, I met a woman working there. Her name was Ms. Brown. She talked to me about designing exhibits in a zoo. She said, "To make a good exhibit, it's very important for us to know about an animal's life. And people with different kinds of jobs have to work together." Then, she asked me, "Don't you think it's easy to understand how animals live in a rain forest because we've made this exhibit so realistic?" I agreed.


(段落の要約:To make a good exhibit, it's very important for us to know about an animal's life.よい展示にするには、動物の生活について知ることがとても大切だ。)

(3)本文中には、ブラウンさん(Ms. Brown)がジェリーにたずねたことが述べられています。その内容を日本語で書きなさい。

解答:問題文中の太字の部分を、正確に訳しだすこと。区切ると以下のようになる。
"Don't you think / it's easy / to understand / how animals live in a rain forest / because we've made this exhibit so realistic?"
「私たちが動物園の展示をとても本物らしくつくっているから、動物たちがどのようにして熱帯雨林で生きているかを理解することが簡単だとは思いませんか。」


(b) When you go into this exhibit, you pay some money. The money is for saving rain forests in the world. The exhibit is very large and about 300 animals live there. Also, there are some interesting things that make the exhibit realistic, like rocks and waterfalls. When you are walking through trees in it, you see gorillas and many other kinds of animals living in a rain forest. [1] you can see monkeys, birds, fish and other animals.

(注) pay 支払う rock 岩 waterfall 滝 monkey サル

(段落の要約:When you are walking through trees in it, you see gorillas and many other kinds of animals living in a rain forest.展示の木々の間を抜けて歩いているとき、あなたは熱帯雨林で生きるゴリラと多くの他の種類の動物を見ます。

(2)本文の内容から考えて、次のうち、本文中の(b) に入れるのに最も適している英語はそれぞれどれですか。一つずつ選び、記号を書きなさい。
ア Now, I want to tell you more about the Gorilla Forest.
イ I'd like to make an exhibit like the Gorilla Forest in the future.
ウ But about twenty years ago, zoos started to change how they showed animals.


(解答)唐突に展示の料金の話が出てきたので、ア Now, I want to tell you more about the Gorilla Forest.(ところで、ゴリラの森についてもっとあなたに話したい)が適切である。だから、答えはア。


(4)本文中の[1]には「例えば」という意味の英語2語が入ります。その語を書きなさい。

(解答)For example (文の冒頭なので、Fを大文字にすること。)


Ln the area with gorillas, there are nineteen gorillas. You can watch them well from a glass tunnel. Some gorillas are sleeping under trees, and others are running around. In the tunnel's wall, there is a big rock. And the rock has a hole in it. If you look through the hole, you may find a gorilla's face looking at you. Gorillas like to look in the hole. I don't know why, but they may enjoy seeing people's faces.

(注) area 区域、場所 glass tunnel ガラスのトンネル wall 壁 hole 穴

(段落の要約:If you look through the hole, you may find a gorilla's face looking at you.もし穴を通して見たら、あなたを見ているゴリラの顔を見るかもしれない。


It's really exciting to see animals in a forest like this. I think this kind of exhibit is better for both animals and people. Through this exhibit, we can learn about an animal's life in a rain forest.  (c) That is my dream.
I hear there are many good zoos here in Japan. [2]
Thank you.

(段落の要約:Through this exhibit, we can learn about an animal's life in a rain forest.展示を通して、私たちは熱帯雨林での動物の生活を学ぶことができます。

(2)本文の内容から考えて、次のうち、本文中の(c) に入れるのに最も適している英語はそれぞれどれですか。一つずつ選び、記号を書きなさい。

ア Now, I want to tell you more about the Gorilla Forest.
イ I'd like to make an exhibit like the Gorilla Forest in the future.
ウ But about twenty years ago, zoos started to change how they showed animals.


(解答)(c)のすぐ後に、「それが私の夢です」とあるから、イ I'd like to make an exhibit like the Gorilla Forest in the future.(将来、ゴリラの森のような展示をつくりたい)のイが答え。

(5)本文中の[2]が、「この春休みに、人気のある日本の動物園をいくつか訪れ、動物の興味深い見せ方について学びたいと思います。」という内容になるように、英語で書きなさい。

(解答)「この春休みに」は、during this spring vacation。
その後の「訪れ、」と「学びたい」は両方とも「〜したい」 want to に続くと考えます。I want to visit 〜 and (I want to) learn がよいでしょう。
「動物の興味深い見せ方」は、interesting ways to show animals が模範解答ですが、私でもそういうふうにうまく書けるかどうか疑問です。

During this spring vacation, I want to visit some popular Japanese zoos and learn about their interesting ways to show animals.


(6)ジェリーは、このスピーチのあと、同級生の由美(Yumi)や明(Akira)と話をしました。次は、そのとき交わした会話の一部です。会話が自然な流れになるように、下の英文中の (i)には英語2語を、また、(ii)には6語程度の英文をそれぞれ書きなさい。

Akira : The zoo in your speech is very big. It has three hundred animals in it. Right?
Jerry : No. The zoo has (i) animals.
Akira : Oh, I see. 1'd like to go to that zoo. I am interested in the gorillas.
Yumi : Me, too. Jerry, I watched TV and learned gorillas live in family groups. Do gorillas in the Gorilla Forest live like that, too?
Jerry : Yes, they do. The gorillas live in family groups.
Yumi : (ii)
Jerry : Two. Nine gorillas in one family and ten in the other.
Akira : Wow, their families are big!


(解答)
(i) 本文中に 4,000 animals とあったので、答えは four thousand
(ii) すぐ後で Jerry が、two と答え、9頭のゴリラが1家族で、10頭が別の家族だと言っているので、「いくつの家族の群れがゴリラの森にいるのか」という問いの文になるはずです。

How many family groups are there?


(7)次のうち、本文で述べられている内容と合うものはどれですか。二つ選び、記号を書きなさい。

ア Jerry loves animals, so he says that keeping animals is the most interesting job of all kinds of jobs in a zoo.
イ Jerry often visits a big zoo, but he wants to go to the rain forest he saw on TV more than the Gorilla Forest.
ウ Ms. Brown thinks that knowing about an animal's life is very important for making a good exhibit in a zoo.
エ When Jerry talks about the Gorilla Forest, he says that the money people pay to go into the exhibit helps animals in the zoo.
オJerry says people can learn how animals, like gorillas, live in a rain forest if they go to the Gorilla Forest.

(解答)
ア Jerry loves animals, so he says that keeping animals is the most interesting job of all kinds of jobs in a zoo.・・・Jerry が興味を持ったのは、飼育係ではない。だから×。

イ Jerry often visits a big zoo, but he wants to go to the rain forest he saw on TV more than the Gorilla Forest.・・・テレビで見た熱帯雨林に行きたいわけではない。だから×。

ウ Ms. Brown thinks that knowing about an animal's life is very important for making a good exhibit in a zoo.・・・同様の文が問題文中にある。だから正解。

エ When Jerry talks about the Gorilla Forest, he says that the money people pay to go into the exhibit helps animals in the zoo.・・・後半が違う。世界の熱帯雨林を守るために使うと書かれていた。よって×。

オJerry says people can learn how animals, like gorillas, live in a rain forest if they go to the Gorilla Forest.・・・そう書いてあった。これも正解。

English 英文の訳し方(公立高校入試英語長文問題を題材に−その2−)

−その1−の続きです(「その1」はこちらをご覧ください。)

1、英文の構造にそって訳す。

まず主語を言い(〜は)、あとは後ろからグループごとに前に向かって訳していき、目的語や補語を訳して、最後に動詞で締めくくります。

2、接続詞前置詞を目印に、語句のグループごとに区切る。

3、重要な文法事項を理解できていることがわかるように訳す。

英文は、平成15年以降に大阪府の公立高校入試で和訳の問題として出題されたものを使います。

−その2−では、「区切り方」に焦点をあてます(区切り記号(/)を入れました)。
接続詞
疑問詞関係代名詞を含む)と前置詞に注目です(説明では太字にしてあります)。


15年例文:
“Let's collect pencils and notebooks at the school festival for the children who need them!”

(訳)鉛筆やノートを必要としている子どもたちのためにスクールフェスティバル(文化祭)で鉛筆とノートを集めましょう。

(区切り方)"Let's collect pencils and notebooks /at the school festival/ for the children /who need them!"

・Let's で始まる命令文なので、主語はありません。語尾から訳していきます。
・who need them の who は関係代名詞。先行詞の children をうしろから修飾します。
・文末の them が「鉛筆とノート」であることをわかった上で訳すこと。
 

16年例文:
But later, there weren't any fish in it because dirty water went into the Thames from houses all over London and from big factories near the river.

(訳)しかしのちには、汚れた水がロンドン中の家庭と川の近くにある大工場からテームズ河に流れ込むので全くそこ(テームズ河)には魚がいなかった。

(区切り方)But later, there weren't any fish in it /because dirty water went into the Thames /from houses all over London /and from big factories near the river.

・連語のnot any (まったく〜ない)、all over (〜中)をきちんと訳しだすこと。
・理由を表わす接続詞 because 以下を先に訳す。


17年例文:
It's important for us to work together to make life better.

(訳)私たちにとって、生活をよりよくするために協同で作業することが重要だ。

(区切り)It's important /for us /to work together /to make life better.

・It is 〜 for … to 〜 (…にとって〜することは〜だ)の構文であることを充分に意識した訳し方をする。この場合、It is のIt は形式的な主語に過ぎないから、「それは」とは訳さない。
・to make life better の to make は「生活をよりよいものにするために」と訳す不定詞の副詞的用法。
・make が、「作る」の意味ではなく、「〜を…にする」の意味であることがわかるように訳すこと。
 

18年例文:
Our group wants to know how the environment around the butterflies is changing. Then, we can also understand more about the environment around us.

(訳)私たちのグループは蝶のまわりの環境がどう変化しているかを知りたい。そうすると、私たちを取り巻く環境についてももっと理解できる。

(区切り方)Our group wants to know /how the environment around the butterflies is changing. Then, we can also understand more /about the environment around us.

・want to know (知りたい)、how (どう)、also (も)、more (もっと、より)をきちんと訳しだすこと。
・how the environment around the butterflies is changing. 動詞の is がうしろのほうにあるから、 the environment around the butterflies が、長い主語であることに気づくこと。
・Then は、冒頭だと「それから」、文末だと「そのとき」と訳すのが普通。ここでは、「それから」だとおかしいので訳し方を変えてみた。


19年例題A問題(基本問題)
“It's interesting to know how bikes have changed.”

(訳)自転車がどう変わってきたかを知ることは興味深い。

(区切り方)“It's interesting /to know /how bikes have changed.”

・ It is 〜 for … to 〜 (…にとって〜することは〜だ)の構文であることを充分に意識した訳し方をすること。
・how bikes have changed 疑問詞の how に導かれた間接疑問文であり、現在完了形にもなっている。そのことを理解できていることがわかるような訳し方を心がける。


19年例題B問題(発展問題)
 “It's interesting for us to imagine what the earth was like about seventy million years ago.”

(訳)私たちにとって約7000万年前地球がどのようであったかを想像することは興味深い。

(区切り方)“It's interesting /for us /to imagine /what the earth was like /about seventy million years ago.”

・It is 〜 for … to 〜 (…にとって〜することは〜だ)の構文であることを充分に意識した訳し方をすること。
・million (100万)だから seventy million は7000万。
・what 〜 like (どのようであったか)の訳しかたが難しい。like が「ような」の意味であり、 the earth was like 〜「地球は〜のようだった」の〜の部分が what になっている。
直訳すれば、「地球が何のようだったか」。

English 英文の訳し方(公立高校入試英語長文問題を題材に−その1−)

英文の訳し方にも決まりがあります。

1、英文の構造にそって訳さなければならない。
日本語と違い、英文の構造は決まっています。
原則として、最初に主語があり、その後に動詞、その後に目的語補語、さらに副詞句(ひとかたまりの修飾部分)の順になっています。
日本語に訳すときは、まず主語を言い(〜は)、あとは後ろからグループごとに前に向かって訳していき、目的語や補語を訳して、最後に動詞で締めくくります。

2、英文の構造にそって訳すには、語句をグループごとに区切ることができなければならない。
時を表わす副詞句、場所を表わす副詞句、条件や理由を表わす副詞句等を、接続詞前置詞を目印に見つける練習が必要です。

3、重要な文法事項を見逃してはいけない
構文的・文法的に重要なものを含んでいるから出題されているわけです。重要な文法事項を自分は理解できていることを、採点者にわかってもらえるように訳さないといけません。

以上3点に留意して、訳し方について説明していきます。
英文は、平成11年以降に大阪府の公立高校入試で和訳の問題として出題されたものを使います。
文の構造がわかりやすいように、主語赤字で、動詞青字で表示しました。


11年例文1:
In the club, you and the club members enjoyed playing English games, singing English songs, and talking about the differences between England and Japan.

(訳)クラブで、あなたやクラブのメンバーは英語のゲームをしたり、英語の歌を歌ったり、イギリスと日本の違いについて話したりして楽しみました。

・enjoy 〜ing (〜して楽しむ)をきちんと訳しだすこと。
・playing, singing, talking の3つが並列的にenjoy の目的語であることに気づくこと。
・between England and Japan → about the differences →talk と、後ろから、かたまりごとに前に訳していくこと(かたまりの切れ目の目印は前置詞である)
・英文のコンマ(,)の場所に、日本文だと読点(、)をうつ。


例文2:
I want to tell many people about Japan and Japanese people after I go back to England.

(訳)私はイギリスに帰ったあと日本と日本人について多くの人に話したい。

・want to tell (話したい)をきちんと訳しだすこと。
・接続詞(after)と前置詞(about)を見印に、副詞句(節)のかたまりを見つけるて、うしろから前に訳していく。

12年例文:
 I answered, “Osaka was interesting and the people were kind. So, I liked it very much.”

(訳)私は、「大阪は面白いし人々が親切でした。それで、大阪をとても気にいりました。」と答えました。

・会話文の中の Osaka と、the people は両方とも主語です。
・was, were や liked は過去形ですが、過去形であることを意識しないで「親切です」などと訳す人が多い。中学生の場合、時制には神経質になってほしい。過去形であれば「〜た」と訳す、「〜た」とあれば動詞は過去形と、徹底してください。

13年例文:
In Korea, the school year begins in March and finishes in February. In Japan, it begins in April and finishes in March, doesn't it?

(訳)韓国では、学校は3月に始まり2月に終わります。日本では、学校は4月に始まり3月に終わりますね。

・ピリオドは「。」、コンマは「、」と決めておく。
・it begins in April の it が、「the school year 」であることを、曖昧にしないで、何をさすかを明示して訳すくせをつけておくと英語の実力がつきます。
・最後の「, doesn't it?」が付加疑問文であることを、「〜ね」と、きちんと訳しだすこと。


14年例文1:
But, we also need robots which help us when we take care of old people.

(訳)しかし、私たちは私たちが老人の世話をするとき私たちを手伝ってくれるロボットも必要です。

・when we take care of old people. 接続詞の when(〜のとき)が目印でひとつの語群だとわかります。
・which help us の which は、前の先行詞 robots を修飾する関係代名詞です。中学範囲では、後ろから名詞を修飾するもの(後置修飾)は、分詞と関係代名詞(接触節を含む)しかありません。
・take care of が「世話をする」という連語であること、also の意味は「〜も」であることを、きちんと訳しだすこと。
・we という主語が2ヶ所で出てきます。こういうときは、先にある全体の主語を「〜は」と訳し、後ろの節の主語を「〜が」と訳すのが原則です。

例文2:
I hope I can visit Australia some day and talk about robots with you and your science teacher.

(訳)私は私がいつかオーストラリアを訪れることができてあなたやあなたの理科の先生とロボットについて話すことができることを望んでいます。

・I hope の後の接続詞の that が省略されて、「私は〜であることを希望する、〜であればよいのに」と訳します。I know that や、I think that と並んで後に節(主語と動詞を備えた文)がくる代表的なものなので、気づかないと大変です。
・I can visit と、(I can) talk が並列的に並んでいます。
・前置詞の with や about を目印に、 with you and your science teacher → about robots → talk とうしろから意味のかたまりごとに訳していきます。
・some day が「いつか」という意味の連語であることをきちんと訳しだすこと。
・can を「〜できる」と訳し忘れる人があります。中学生の場合、一言一句をおろそかにしないように。


−その2−では、区切り方に重点をおいた説明をしました。こちらをご覧ください。

English 高校入試 英語長文(公立高校−1) 動詞の形と連語に注意して

機会あるごとに慣れておきたい英語長文問題。
2009年公立高校前期の実際の入試問題を使って、長文問題を解く練習をしましょう。

まず、長文をいくつかに区切って、(注)と(参考)を入れてあります。
(注)は最初から問題に書かれていた注釈で、(参考)は文法的に、あるいは連語として重要なものを私が書き出しました。


一通り文章を通読した後、もう一度問題文を掲載してありますので実際の問題として解いてみてください。


次は、中学生の一郎(Ichiro)が英語の授業で行ったスピーチの原稿です。英文を読んで、あとの問いに答えなさい。

 
I'm a member of the brass band club and I play the trumpet. One day, when we finished practicing, the teacher, Ms. Aoki, said to us, “Do you know that Melbourne in Australia is our sister city? Their City Brass Band will come to our city next month. Some of the members will visit our school, and we'll play together.” It was my first time to play music with people from another country. So, I had two different feelings.

(注)brass band:吹奏楽団 Melbourne:メルボルン sister city:姉妹都市(交流している都市) feeling思い、気持ち 

(参考)a member of (連語)〜の一員、one day (連語)ある日、finish 〜ing 〜をし終ったとき(finish の後は〜ing) 、Do you know that〜 〜ということを知っていますか?(接続詞のthat)、some of 〜 〜の何人かは、〜する人もいる、my first time to 〜 〜する最初の機会(不定詞の形容詞的用法)

I was happy to hear I could meet them and play music together. But I worried because I could not speak English well.

(参考)I was happy to hear 〜 〜を聞いてうれしかった(不定詞の副詞的用法)、I was happy to hear I could 〜 I could 〜の前に本来あるはずの接続詞that が省略されています

 The day came. Five members from the City Brass Band joined us in the music room. When we first played music with them, I was very nervous. I didn't enjoy
the trumpet. I didn't think our band played well. After playing with the members, we started to practice together.

(注)nervous:緊張して

(参考)after playing 演奏した後(前置詞 after の後に動詞がくるときは ing 形です)、start to practice 練習をし始める(不定詞の名詞的用法)

When we were practicing, one of them stood up. He said to me, “Why don't you try to breathe like this?” With a smile, he showed me how to do it. The members were very kind and tried to tell us many other things about music. I could understand what they wanted to say they sometimes used gestures. I stopped feeling nervous. We practiced with them for thirty minutes. After that, we played music together again and we played better.

(注)breathe:呼吸する、息継ぎをする、gesture:身ぶり

(参考)Why don't you 〜 なぜ〜しないのですか、〜したらどうですか、〜しましょう、like this このように、With a smile (連語)ほほえんで、show 〜に・・・を見せる、how to 〜 〜のしかた、try to 〜 〜しようとする(不定詞の名詞的用法)、what they wanted to say 何を彼らが言いたいか(間接疑問文)、stop feeling 感じるのをやめる( stop の次にくる動詞は ing 形)
 

 Through this, I learned that music brings people together. I think playing music together is a good way to become friends with people from different countries.
 Thank you.


(注)bring〜together:〜をうちとけさせる

(参考)Through this このことを通して、I learned that 〜 〜ということを学んだ(接続詞の that )、I think 〜 〜と思う(thinkの後に接続詞thatが省略)、playing music 音楽を演奏すること(playingは動名詞)、good way to 〜 〜するよい方法(不定詞の形容詞的用法)、become friends with (連語)友だちになる


実際の問題形式

次は、中学生の一郎(Ichiro)が英語の授業で行ったスピーチの原稿です。英文を読んで、あとの問いに答えなさい。

 I'm a member of the brass band club and I play the trumpet. One day, when we finished practicing, the teacher, Ms. Aoki, said to us, “Do you know that Melbourne in Australia is our sister city? Their City Brass Band will come to our city next month. Some of the members will visit our school, and we'll play together.” It was my first time to play music with people from another country. So, I had two different feelings.
I was happy to hear I could meet them and play music together. But I worried because I could not speak English well.
 The day came. Five members from the City Brass Band joined us in the music room. When we first played music with them, I was very nervous. I didn't enjoy the trumpet. I didn't think our band played well. After playing with the members, we started to practice together. When we were practicing, one of them stood up. He said to me, "Why don't you try to breathe like this?" With a smile, he showed me how to do it. The members were very kind and tried to tell us many other things about music. I could understand what they wanted to say they sometimes used gestures. I stopped feeling nervous. We practiced with them for thirty minutes. After that, we played music together again and we played better.

 Through this, I learned that music brings people together. I think playing music together is a good way to become friends with people from different countries.
 Thank you.

(注)brass band:吹奏楽団 Melbourne:メルボルン sister city:姉妹都市(交流している都市) feeling:思い、気持ち nervous:緊張して breathe:呼吸する、息継ぎをする gesture:身ぶり bring〜together :〜をうちとけさせる


(1)本文中のTwo different feelings が表している内容は何ですか。具体的に60字程度の日本語で書きなさい。


(2)次のうち、本文中のに入れるのに最も適しているものはどれですか。一つ選び、記号を書きなさい。

ア play
イ played
ウ playing
エ to play

(3)次のうち、本文中のに入れるのに最も適しているものはどれですか。一つ選び、記号を書きなさい。

ア because
イ during
ウ so
エ that

(4)本文中のが、「彼らと一緒に演奏することは私にとってわくわくすることでした。」という内容になるように、次の〔 〕内の語を並べかえて解答欄に英語を書き入れ、英文を完成しなさい。

It〔 me for to exciting was 〕play with them.

(5)次のうち、本文で述べられている内容と合うものはどれですか。一つ選び、記号を書きなさい。
 
ア One day, Ichiro heard about the City Brass Band when he just started practicing.
イ Ichiro's sister lives in Melbourne in Australia, and she came back to her town in Japan.
ウ Ichiro asked the members from the City Brass Band to show him how to breathe well.
エ After practicing with the City Brass Band's members, Ichiro's band played music better.


解答

(1)オーストラリアの人々に会って一緒に音楽を演奏できると聞いてうれしいが、英語をうまく話せないので心配であるということ。

(講師から一言:問いの答えに当たる部分を本文中から探し、その部分をきちんと訳しなさいという問題です。だいたいの雰囲気で答えを作らないように注意しましょう。)


(2)ウ

(講師から一言:enjoy(〜して楽しむ)は、後に動詞がくるときは必ず ing 形になる代表的な語です。本文中に、同じ仲間の finish 〜ing 、stop 〜ing が出ています。)

(3)ア

(講師から一言:接続詞の意味を考えたら because しかありません。)

(4)was exciting for me to

(講師から一言:「〜が・・・することは〜だ」の構文、It is 〜 for ・・・ to 〜 に当てはめれば簡単です。)

(5)エ

(講師から一言:文章全体を正確に読み取っておかないと解けません。折にふれて長文を数多く読み、速く読めるようになっておくことです。)


この問題で出題された重要事項

1、連語
2、不定詞の用法
3、接続詞の用法
4、ing 形を目的語にとる動詞
5、動名詞

English 高校入試 英語長文(4) 手紙文:文法と連語を中心に

高校入試で重要な英語長文の第4弾、今日も長文の解き方を学んでいきます。
今回は、英文法連語に注意して長文問題を読む練習です。

いつものように、例題全文を最初にのせ、実際の解き方に準じて、後で少しずつ区切って、説明をしていきます。

例題

次は、アキラがインドネシアに住む文通相手のアントンにあてて書いた手紙の一部です。これを読んで、あとの問いに答えなさい。
                   
November 15, 1996

 Dear Anton,
How are you? It is cool in Japan. The leaves of the trees have turned red.
In your last letter, you said that your dream was to study high technology at college in Japan to become an engineer. Japan is famous for its high technology. Some of the students from abroad are studying at college to become engineers.
I know that you like science. I like both sports (1) English. Do you know judo? It is one of our traditional sports. I am good at judo. I practice it hard to be a good player every day.
Last month my English teacher told me to talk about my dream in an English speech contest. I did my best in the contest and got a gold medal. My dream is to teach judo in other countries (2) I want to make it more popular.
You have a dream, too. I think that it is good for us to have dreams. (3)ぼくは、ぼくたちの夢が実現することを望んでいます。
I am looking forward to your letter.
Your friend,
Akira

                                                          

(1)(1)の( )に適する語を書きなさい。

(2)(2)の( )に適する語を選びなさい。
ア because     イ but     ウ if     エ although

(3)下線部(3)を英文になおしなさい。


(4)次の英文が、手紙文の内容に合うように、 に適する語を書きなさい。

Akira wants to make judo more popular by      it in other countries.

注:Leaves leaf(木の葉)の複数形  high technology 高度先端技術


解説

今回も、少しずつ区切って問題文を読み進めながら、問いの印が出てきたらそこで問題を解き、さらに読み進めるという方式で、やっていきましょう。
太字が注意すべき箇所、赤字が重要な文法事項と連語です。


November 15, 1996

 Dear Anton,
How are you? It is cool in Japan. The leaves of the trees have turned red.


手紙文の書式はよく出題されます。

November 15, 1996 まず、右上に日付を書きます。このときの、読み方を覚えておかないといけません。
11月15日の読み方ですが、日付の15は15(基数)ではなくて11月の15日目(序数)という発想をします。だから、この場合、fifteenではなくて、fifteenthと読みます。

次に、年ですが、英語の場合、1996は2けたずつ区切ります。19と96、nineteen ninety-sixが正しい読み方です。
ところが、2009年だと、2000と9と発想するようです。two thousand nineと読むのが一般的です。

Dear Anton, 手紙の書出しはこの書き方が多い。

turned red ここではturnは「かわる」、「葉が赤く色づく」


In your last letter, you said that your dream was to study high technology at college in Japan to become an engineer. Japan is famous for its high technology. Some of the students from abroad are studying at college to become engineers.

you said thatこのthatは接続詞で、後に節(節=主語と動詞を備えた文)が続きます。訳すときは、「〜と」か、「〜ということ」が多い。I think that〜は「〜と思う」、I know that〜だと「〜ということを知っている」。
また、接続詞のthatは省略されることが多い。

to study 不定詞です。your dream was to study〜だから、「あなたの夢は〜を学ぶこと」となります。つまり、不定詞が「〜すること」の意味になる「名詞的用法」です。
不定詞の用法については、ここを参考にしてください。


at college in Japan 「日本の大学で」、狭い場所の前は前置詞at、広い場所の前は前置詞in。
前置詞の用法についても、英文法その2をご覧ください。

to become 不定詞、「〜になるために」、不定詞の副詞的用法です。

is famous for 連語。be famous for〜 「〜で有名だ」。
連語については、高校入試連語にまとめてあります。

from abroad 「外国から来た」



I know that you like science. I like both sports (1) English. Do you know judo? It is one of our traditional sports. I am good at judo. I practice it hard to be a good player every day.

I know that接続詞that。「〜ということを知っている」

both sports (1) English 連語。 連語。both A and B 「AもBも両方」

traditional 「伝統的な」

am good at 連語。be good at 〜で、「〜が得意である」

to be a good player to beはやはり不定詞の副詞的用法。「よい選手になるために」


Last month my English teacher told me to talk about my dream in an English speech contest. I did my best in the contest and got a gold medal. My dream is to teach judo in other countries (2) I want to make it more popular.

told me to talk about 「私に〜について話すように言った」。tell 人 toで、「〜に…するように言う」

I did my best 連語。「私は最善を尽くした」。do one's bestで、「ベストを尽くす、最善をつくす」

got get 「手に入れる、獲得する」

(2) I want to make it more popular. (2)には、意味からして、「なぜなら」のbecauseが入ります。
to make は不定詞の副詞的用法で、「それ(柔道)をもっと有名にするために」


You have a dream, too. I think that it is good for us to have dreams. (3)ぼくは、ぼくたちの夢が実現することを望んでいます。
I am looking forward to your letter.
Your friend,
Akira

it is good for us to have dreams. 不定詞の重要な用法、it is for to 〜です。「〜が…するのは〜だ」、「私たちが夢を持つことはよいことだ。」

(3)ぼくは、ぼくたちの夢が実現することを望んでいます。の英作文。

「ぼくは(〜が…する)ことを望んでいます」で、接続詞thatを使った、I hope that ~が思いうかばないといけません。
「夢を実現する」は重要な表現で、dream comes trueと言います。この場合は「ぼくたちの夢」だから、複数形のdreams。夢が実現するのは未来のことなので、willも必要になります。

解答は、We hope that our dreams will come true.

am looking forward to 大事な連語。look forward to〜で、「〜を楽しみに待つ」、ここはその進行形です。「〜を楽しみに待っています」

Your friend, 手紙の最後を締めくくる表現です。

(4)次の英文が、手紙文の内容に合うように、 に適する語を書きなさい。

Akira wants to make judo more popular by      it in other countries.


解答
本文の該当部分より、teachを入れたらよいことがわかります。問題はその形です。
入試頻出の、「前置詞の後に動詞がくるときは、必ず〜ing(動名詞)である」
だから、正解はteachingです。

English 高校入試 英語長文(3) 英問英答の対策

入試パターンをつかもう

次の文は日本を初めて訪れたアメリカの少年Ronが書いたものである。下の問いに答えよ。

First,I saw so many small cars!They were coming and going quickly on the busy streets.
Second, When Japanese people saw me on the street or in the train, many of them watched me curiously,especial1y the children.They were friendly, came up to me and said, “Hello!Hello!”When I answered them in English, they were very glad and tried to speak English.I was sorry that I couldn't understand them well, but I had a good time with them.

(注)curiously 興味深そうに  especially 特に

本文の内容と合うように,次の問いに対する答えをそれぞれ英語で書け。

(1) Did Ron see a lot of large cars on the streets?
(2) What did the children try to do after Ron's answer?

解答
(1) No, he didn’t.
(2) They tried to speak English.


大阪府立高校入試分析

英問英答は,長文・会話文中心に2問ずつ計4問出題されている。
長文・会話文中に登場する人物や動物について問う設問になっている。
長文・会話文に,それぞれ1問ずつ Yes,Noで答える問題がある。
Yesで答える問いと、Noで答える問いは同じ割合で出席されている。文中の問いと会話文中の問いでみても、出題のバランスが考えられている。
長文・会話文中のもう1つの問いは疑問詞で内容をたずねる問題が出されている。
疑問詞で問う文は比較的長く、2文になっていることもあり、ややむずかしい。

よくでる項目
Yes,Noで答える文・・・問われる主語は登場人物なので、答えの主語は3人称(he,she,it,they)となる。
疑問詞で問う文に答える問題・・・出題される疑問詞はwhat,,whoである。Where,How longも出題されている。

入試対策
Yes,Noで答える問題では、主語で使う代名詞や,動詞(助動詞)を見分けるけることができるようになっておくこと。
疑問詞で問う文に答える問題では、それぞれの疑問詞がどんなことを問うためのものかはっきりおさえ、それに対する答え方の練習を積んでおくこと。自分で問う文を設問してその答えを考えるのもよい。


おさえておこう(練習用の問題)

Yes, Noで答える疑問文

次の間いかけの答えになるようにyes,noの後に適語を入れよ。
1、Can Yoko〜?
Yes,
2、Could Ken's mother〜
No,
3、Will Miss Brown 〜
No,
4、Has Kumi's father 〜
Yes,
5、Have they 〜?
No,

解答
(1)she can
(2)she couldn't 
(3)she won't
(4)he has 
(5)they haven't


疑問詞で始まる疑問文

次の疑問文の答えとして適当な文を、下のア〜クから一つずつ選び( )に記号を書け。
1、What day was it yesterday?( )
2、What time does he get up?( )
3、Who can run fastest of them?( )
4、Who is taller, Tom or Jim?( )
5、Where was he?( )
6、When does Tom study?( )
7、Whose book is this?( )
8、How far is it from here to the post office?( )

ア、Tom can.
イ、It's his.
ウ、It's five minutes’ walk.
エ、It was Thursday.
オ、Tom is.
カ、He was in the yard.
キ、He gets up at seven.
ク、He studies after supper.

解答
(1)エ (2)キ (3)ア (4)オ (5)カ (6)ク (7)イ (8)ウ


よくでる項目をチェックしよう

Yes, Noで答える疑問文

次の疑問文に対する答えを〔 〕のなかの指示に従って書け。
(1)Is Jim listening to music now?〔Yesで始めて〕
(2)Are monkeys sold at the pet shop?〔Noで始めて〕
(3)Was this book written by Jiro Akagawa?〔Yesで始めて〕
(4)Were Tom and Sam running around the park?〔Noで始めて〕
(5)Does Emi's uncle work in an office?〔Yesで始めて〕
(6)Do Roy's sisters go to high school?〔Noで始めて〕
(7)Did Akio's parents want him to be a doctor?〔Yesで始めて〕

解答
(1)Yes, he is.
(2)No, they aren't.
(3)Yes, it was.
(4)No,they weren't.
(5)Yes, he does.
(6)No,they don't.
(7)Yes,they did.


疑問詞で始まる疑問文

次の疑問文に対する答えを〔  〕のなかの指示に従って書け。
(1)What is Jane going to do next Sunday?〔テニスをするつもり〕
(2)What does Mr. Ito want to get?〔新しい自動車〕
(3)What is Ken's hobby?〔写真をとること〕
(4)What sport does Jiro like the best?〔野球〕
(5)Who made this chair?〔Taro〕
(6)Who goes to school with Kumi?〔Junko〕
(7)Who is the man standing over there?〔Akikoのお父さん〕
(8)How did Yumi go to the station?〔バスで〕
(9)How many people were there in the library?〔20人〕
(10) How long have they lived in Osaka? 〔5年間〕
(11) Why did Jane go to bed so early?〔とても疲れていたから〕

解答
(1)She is going to play tennis.
(2)He wants to get a new car.
(3)His hobby is taking pictures.
(4)He likes baseball the best.
(5)Taro did.
(6)Junko does.
(7)He is Akiko's father.
(8)She went there by bus.
(9)There were twenty.
(10) They have lived there for five years.
(11) Because she was very tired.


長文内容に関しての英問英答

次の文を読んで、本文の内容と合うように、下の(1)〜(4)の問いに対する答えをそれぞれ英語で書け。

Miss Smith is an American who came to Japan from  New York last Summer.Now,she lives in Osaka and teaches English at some high schools.Last Friday she was invited to Mr. Tanaka's class at a high school in Sakai.She went there by bus.
The students were very glad to meet Miss Smith and very friendly because she said,“OHAYO GOZAIMASU.”
 Then,she began to tell an interesting story about her school life.All the students enjoyed listening to her very much.


本文について次の問いに英語で答えよ。
(1)Does Miss Smith come from New York?
(2)Did all the students enjoy listening to Mr. Tanaka?
(3)Who was invited to Mr. Tanaka’s class last Friday?
(4)What did Miss Smith tell the students?

解答
(1)Yes, She does.
(2)No, they didn't.
(3)Miss Smith was.
(4)She told them an interesting story about her school life.

本文について次の問いに英語で答えよ。

(1)When did Miss Smith come to Japan?
(2)Where does Miss Smith live?
(3)How did Miss Smith go to the school in Sakai?
(4)Why were the students friendly?

解答
(1)She came to Japan last summer.
(2)She lives in Osaka.
(3)She went there by bus.
(4)Because she said,“OHAYO GOZAIMASU.”




この稿の英文は10数年前に刊行されたいた(株)東京マ トリックス社の教材『Catch Up』から借用いたしました。初稿時、失礼な文言を書き連ね、コメント欄でnokkei様からご指摘をいただきました。顛末は、初稿を以下に残しましたので、コメント欄とともにご覧ください(2010.5.23)。


資料:初稿時に冒頭に掲載した文

この稿は、完全「パクリ」です。比喩で言うと、窃盗にはあたらないかもしれませんが遺失物横領には該当するかもしれません。

大阪府公立高校入試の英語は、長文と自由英作文しか出ません。そして、長文では必ず英問英答問題が出題され、配点も高い問題です。
しかし、英問英答問題を まとめて学習できる英語教材はどこにもありません。

かつて、東京マトリックスという教材会社がありました。『Catch Up』という都道府県別の公立高校入試対策教材をつくっていました。10数年前、会社がなくなって(私の誤解で、現在も健在です)『Catch Up』も2度と手に入らない幻の教材になってしまいました。表紙の色もかわってしまったこの教材だけが、英問英答について章立てをしている唯一の教材です。
良教材が世の中から消えてしまうのがあまりにも残念なので、この記事はその1部を書き写したものです。
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