物件の内装工事の話

こんにちは。西田でございます。

昨日はVERADAの店舗内装について少しだけ書きましたが、お店のPCに物件を借りる前後の画像がありました。順番が逆になりましたが、書いておきますね。

まずはこちら。これは物件を借りる前、初めて物件を下見した時の画像です。

ちょっと暗くて見にくいですけど、壁は石膏ボードのままだし、床はむき出し。いわゆるトイレ、キッチンなどの水回りや電気工事等もされていないスケルトンと呼ばれている状態。（非常灯だけがありました）

そこから最低限の工事をした状態がコチラ。

スケルトンから最低限の工事といえば、トイレとミニキッチンを作り、電気の配線工事を行うこと。
トイレがなければいられないし、小さくてもキッチンがないと困る。そして、電気のコンセントや天井の照明器具を取り付けるソケット？みたいなものが必要ですものね。あとはエアコン設置。そこまではどうしても業者さんにお願いするより他ありません。数社から見積を頂いて、最終的には地元である新宿御苑の不動産・内装業アースリーさんにお願いすることになりました。さらに私は予算を少しでも安くあげようと思って、自分でテンポスへ行き、安い業務用ミニシンクを購入したり。（笑）ばかだー
ちなみにここまでの予算で約60万円くらい。私のような素人からすると、最低限とはいえ結構かかるんだなーって思ってしまいますが、見積書の詳細を見るとそうでもないことがよくわかります。それに、アースリーさんはかなり親身になってくれて、相談にも乗ってくれたし勉強もしてくれました（物件の広さや業者さんによって、値段は大幅に変わると思います）。ただどうしてもトイレはお値段がかかっちゃう。トイレを作るにはドア、便器、ウォシュレットなどの「モノ」の価格の他に、配水管工事、トイレの間仕切り工事がありますからどうしてもかかるのです。でも、工事費は業者さんによって本当にまちまちだから、お店を作る方は絶対に複数の業者さんにお見積りをお願いするべきデス。
そして私は、工事費の予算なんて殆どなかったんですが、大家さんが支払方法について相談に乗ってくださったのでなんとか目処がたちました。

ちなみにこの時、予算がないので工事に「壁紙貼り」と「床貼り」は含めておらず・・・無謀にも自分でやろうと思ってました。（ばかでしょー？）上記の画像の壁がセメントのようなものでテンテンとなっているでしょう？これは、壁紙を貼る前の下処理である「パテ塗り」が施されている状態なんですが、でもコレ、アースリーさんの名誉のためにも言っておかなくちゃなりませんが断じて職人さんの仕事ではありません。私がやったんです・・・。ホント、素人仕事です（汗）
「予算がないので壁紙と床貼りは自分でやります！」といった私に、アースリーさんはやり方を教えてくれたり、道具を貸してくれました。。。本当に親切な業者さんなのデス。だけどやっぱりね、素人にはえらく時間もかかるしそれはそれは難しかったんですよ。毎日フルタイムの仕事を終えた後に来て、深夜までたった一人でパテ塗って・・・。ダンボールをひいて泊まってしまう日もあったっけ。そうこうしてるうちに1週間。パテ塗りはなんとか終わったけど、それだけでもう職人さんの仕事の難しさと大変さを痛感しました。そんな挫折しかけていた私に、アースリーさんは残りの作業を私にも何とか払える金額でやってくださると言ってくれて・・・。なんとありがたい話でしょう（涙）

そうして出来上がったのがこちら。


いやいやいや、ほんとーにうれしかったのを覚えています。（花まで置いてるし）
工事が終わった日が偶然にも私の誕生日だったため、アースリーさんがポインセチアをくれました。この年のお誕生日は、本当に忘れられない思い出です。

この工事の時点で、壁紙材と床材はオフィスっぽくないもの、サロンになってもおかしくないものを選んでありました。天井の電気工事の際に、予算がないながらにレールライトの設置をお願いしてあったのも、サロンやお店にした場合のことを考えてのことです。
といっても当時、そんな事業プランはまだなかったんですけどね・・・（汗）
そんなこんなで工事が終わり、吟味したIKEAの家具類を最小限で買い揃え、PC業務やミーティングのできるオフィスへとなっていったのです。

このオフィスが　小さな貸切アロマサロンVERADAに変わっていくのはこの日から約３年後の話なんですよ♪



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