どうも、久々に深夜にガッツリ寝れた人です。その所為で色々と大変になっておりますが・・・まあ寝れ多分マシか。

 さて、今回は久々の一本ネタ。火曜日深夜に一時間のSP番組として放送された「内村てらす芸人お悩み相談所」の感想を書いていこうと思います。内容としては芸人の悩みを受けて番組スタッフと芸人ゲスト(千鳥、バカリズム、ノブコブ徳井)と小倉優子が処方箋として提案やカウンセリングをしていくという物。

 前半戦は東京進出してもレギュラー一本しかない銀シャリの悩み。ロケによるホリによるモノマネ指南、番組から先輩千鳥との対比も見るお宅訪問、ドッキリ、ちゅうえいのギャグ講座、笑い飯による大喜利地獄withガンバレルーヤの様子をゲストたちと見て判断していく。

 後半は元りあるキッズ安田と元エレファントジョン・カトウの解散後のピンで思い悩む未来を指南。別の方で解散して落ち込む小倉優子を慰めつつ番組からは解散して良かったというアキラ100%のインタビュー、事務所の先輩東京03の談、森枝を呼んでの事情聴取、二人での事務所の垣根を超えた漫才制作を提案。

 まあざっくりと言うと普段関東ローカルである内村てらすでの第一シーズンの大当たりである東京進出した千鳥を照らす回と第二シーズンの大当たりである最高の解散(弾丸ジャッキー、巨匠、シンクロックの解散を特集した回)の全国ネットSPなのでそこの新バージョンという感じでしたね。

 両方で言えた事ですが離婚後で生きる為にいかなる方向から必死に入っていく小倉優子と両方に全く関わってないバカリズムの容赦無い指摘と打算的な芸人人生語りはちゃんと面白かったですね。そして最高の解散の回で覚醒した徳井さんをちゃんと置いておくスタッフの心意気、そして上記二人とコンボになる笑いを作ったり本来望まれた「お前が言うなって言う真っ当な指摘」の仕事を的確に最高にやった徳井さんの手腕は見事としか言いようが無いです。

 ここからのパートごと、銀シャリのは「東京に馴染めない」と言いつつも大阪で大変だったと語っていた一日掛けての長時間ロケや千鳥の比較ロケと笑い飯との大喜利っていうやってる事は西の感じ満載過ぎて関東モンの私には濃密な関西感が面白くて新鮮でした。

 そしてバカリズムの「関西芸人は二度売れないといけないと大変って言うなら何で最初から東京で勝負しないの?大阪守るのに関東に馴染めないって当たり前だよ」っていう皆うっすら思ってたけどタブー扱いしてた事を言っちゃった感の凄さよ、本人曰く「魂捨てて」打算的に頑張ったバカリズムの説得力込みで良かったです。

 解散芸人のはまありあるキッズに関しては関西メインで事情が伝わってきにくい関東のテレビ好きの私程度にも伝わって来る位色々と話しづらい話が合ったりするので、一応のフックは「未来の松本人志」と言われた安田ながらエレジョン周りのエピソードばかり語られる事になるよなぁと。

 そしてエレジョンはぎこちない挨拶の再会とか文句言う芸人のカトウと芸人として受け身は取らない(でもコンビとしてやれないのは否定しない)森枝という元コンビの空気感が出ていていいですねぇ。そしてシンクタンクの時もそうだけど元相方が別の人とのネタを見せられると真っ当には感想を言わないのは共通なんだなぁとしみじみ。

 てな感じで今回は平常回流れを汲むベストの物の新作を出すというSPをやった内村てらすの感想でした。少なくとも前半後半どちらも素直に面白かったので選択は間違ってに勝ったのかなと思いつつ今回はココまで