最近、分子栄養学を勉強するなかで自分にとても当てはまってたなーと思う項目があったのでメモ。

その項目は鉄、タンパク不足なんです。

うつ、パニックは「鉄」不足が原因だった

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著者の藤川徳美さんは精神科の先生で、たくさんの鬱病、パニック障害の患者さんと接するなかで鉄不足(フェリチン値の低下、MCV90以下)の人が多いことに着目し抗不安薬+鉄剤で多くの患者さんを救ってきた先生らしい。

著書のなかで、低フェリチン値の患者が鉄剤で症状改善した症例がたくさん出てくるのですが、フェリチンの値が何ヶ月でどのくらい上昇しただとか具体的に書いてあってすごく参考になった。

鉄内服で月に5から10ペースで改善するみたい!

そもそも私が学生時代ならったフェリチンの基準値は女性で5から157(ng/dl)とかだったけど海外だと目標値100とからしく。
海外基準だと日本女性の90%以上は鉄不足なんだって〜

そして海外ではフェリチン値40以上での妊娠が推奨されてるらしんだけど、その理由が女性が一回の出産で失うフェリチン値が50位らしく。
もともとのフェリチン値が40以下だと、産後の鉄がすっからかんの状態らしい。

プラス産後は授乳等でタンパク質不足の状態で胃液、消化酵素の分泌が悪くなっててそもそも鉄なや他の栄養素の吸収が悪い。
アミノ酸を元にしてセロトニンなどを増やそうとしても補因子となる鉄やビタミンB群が不足してて鬱やパニックを引き起こしやすいらしい。

自分の産後を振り返ってみても、産後10ヶ月から働きに出た時とかに疲れ方がハンパなかったのや、電車でなんか動悸とかしていたのは鉄不足だったのかなーと思ったりします。

その1年後、娘が2歳位からIBSを発症するわけですが…

自分が気付かなかっただけで、鉄不足によるセロトニン不足→精神的負担

タンパク不足による消化液不足→消化不良→siboなど様々な要因が重なってきてたのかなって今なら思う

最後の引き金は、歯髄炎になって抗生剤and鎮痛剤のみまくったことだろうけど…

なので今回の妊娠では同じ鉄を踏まないように妊娠中から鉄サプリしっかり摂取しようと思う。
ちなみに私は今回の著書でも紹介されてたNowのアイアン36mg愛用中。

※あくまで自己責任で内服してるので、鉄サプリに興味ある妊婦さんは必ず産婦人科の主治医に確認して薬は内服して下さいね!!!!


フェリチン値は先週、循環器内科で測ってもらったので今の自分の現状がどれくらいか知るのが楽しみ^_^

2012年に出産して、当時26歳、無痛分娩だったこともあり産後のしんどさもそんなに感じなかった私。

お手伝いにきてくれてた母が「産後は横になって失った血液や栄養をしっかり補わないと後が大変よ〜」って言ってくれてたな。

当時は全然元気だし平気だわーって結構やすまず授乳の合間にあれやこれやしてた。

そして、母が実家に帰ってからは週3くらいは当直や外勤で夫がいないので食事も適当
ワンオペand夜間頻回授乳(2年間)

それでも当初はストレスも感じてなかった

てか身体は悲鳴をあげてたのかもしれないけど、全然気づいてなかった

10年経た今、産後2年目からの長期の体調不良を経験した今、当時の自分に
「とにかくしっかり栄養あるもの食べて、休め」と教えてやりたい。

てか今回の妊娠では必ずそれを実行するだろう。

産前、産後の妊婦さんに少しでも参考になればと思って今回の記事を書いてみた。

私もまだ子育て9年目だけど。

自分が元気じゃないと子どもに余裕を持って接するのは無理!!!

子どもの幸せに一番大切なこと

お金以上に、たくさんの経験以上に、
(私はとにかく小さい時から色々経験させたくて色々頑張ってきた…
英語、スイミングなど習い事たくさん
5歳までに全都道府県制覇、6歳の時に一年世界一周とか)

結局さ、親が健康で、親のテンションが一定なのがこどもにとっては一番幸せなんじゃないかと気づいたね…

色んな経験はもちろん将来なんらかの血となり肉となると信じてるけど

結局、こどもの精神を支えていくのって親の愛情や大切にされた思い出なんだろうなと最近しみじみかんじる

親も人間なので体調やストレスによってテンションを一定に保つの難しいけどね…

自分がこどもの時に親にヒステリックに叱られた記憶とか結構鮮明に覚えてるもんだし

逆に猫可愛がりされたり

親の気分がジェットコースターみたいだと
こどもも安心できないと思うから

なるべくテンションを一定に保つべく、こどもにだけじゃなく自分にもしっかり栄養、心の休息を与えていけたらなーと思います。