2012年07月

ミヤマシロチョウ
事前にあちこちの関係者、先達から伺った知識では「見られれば儲けもの」という認識だった
汗水たらしてやっと現場らしきところに到着してみると

イメージ 1

こんな看板が
長野県、群馬県とも県の天然記念物に指定され、食草のメギなどと共に手厚く保護されている
周囲を見渡すと数十メートル先に白いチョウ影は見え、茂みに消えた

イメージ 2

イメージ 3

すっ飛んで現場に駆けつけるとハクサンフウロに止まっているのは紛れもなくミヤマシロチョウだ
ファーストコンタクトはこんな感じだった
意外にたやすく見られたものだ

その場に小一時間ほど留まり、4頭に遭遇
ごまさんに教えていただいた状況よりかなり良いわい
やはり日頃の行いが良いと御利益も大きい・・・と密かにほほえむ
そこへ監視員をやっていらっしゃる「浅間の煙」さん登場
「もっとたくさん居るところを教えてやる」っとおっしゃる
「そんな良い場所があるんですか?」
「300頭ほど群れている」っとおっしゃる
「えっ!!300??」私はただただ絶句
その後に従った
そこは牛の放牧地
時限爆弾があちこち散らばっているので特に新鮮な奴に注意
案の定牛が道をふさいでいる
先陣の方(強そうな成人男子)が1名・・牛が恐くて通れず、立ち往生されていた
(顔見知りの方だが痴呆が進行中の私はお名前を失念)
合流し、多勢になったが牛との争いを避け、我が集団は迂回してクマザサに突っ込む
着いた先は1反歩ほどの空き地にウツボグサやシモツケがまばらに生えた場所
そのウツボグサに鈴成のミヤマシロチョウが
300は居なかったが100頭以上は居るだろう

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

メギに産卵中のものも

イメージ 7

かれこれ小一時間、たくさん撮った

情けない話ではあるが
慣れぬ魚眼レンズに付け替え、ライブビュー撮影
老眼が進みに進んだわが眼では液晶画面が用をなさず
修正すること無く撮り続けた結果
帰宅後に24インチのディスプレイで見たところ
ピンボケだらけで披露できるものは1枚も無し

一方

イメージ 8

イメージ 9

その後、コヒョウモンモドキのポイントへ行ったが、そこでもミヤマシロチョウが
今年はミヤマシロチョウの当たり年と言うことだが
食草のメギの保護、採集禁止などボランティアによる保護活動の成果ではではなかろうか

その3

再び25日
軽いカメラ(OMD-EM5)で臨む
Panaの100-300zoomを付けて撮ることにした
いざ現場に出てみると静止画像はたくさん撮ったし、置物は卒業
飛んでいる奴にターゲットを絞ったが、この新しいカメラでは上手く撮れない
仕方が無いので再び駐車場へ戻り、普段使い慣れたE-5にチェンジする
再び湿原へ

イメージ 1

otto-Nさん登場(許可の無い隠し撮りだ)

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

こう言う光景がかなり頻繁に
3枚中上の1枚はなぜか只のモンキチョウ
実は三つ巴だったのだ

イメージ 5

コヒョウモン

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

再びミヤマモンキチョウ登場

その2

話が前後してスマン
24日の続きを再び

25日の池の平だ
otto-Nさんがやってくるというので再び池の平で待つことにする
駐車場から池の平湿原に向かうカラマツ林を下る手前、昨日は見えなかった富士山と八ヶ岳が顔を出す
otto-Nさんはいつ頃来るのだろうか?

またまた、続く

イメージ 1

左に富士、カラマツを挟んで右は八ヶ岳、その奥に見えるのは北岳だろうか?

イメージ 2

アップで見る富士も雲海のグラデーションが幻想的

イメージ 3

池の平を突っ切り、一番奥の木道から見た醜悪なパノラマ
朝一はほとんど貸し切り
その後、埼玉富士見の小中学校-林間教室ご一行が・・・・原宿が引っ越して来たような賑やかさ

その4

25日

湯ノ丸のスキー場にて
地蔵峠無料駐車場に車を置く
目の前に広がるスキーゲレンデ
中級ゲレンデのようだ
斜度はおよそ20度、積雪期だったらこぶがたくさんできてクリスチャニアの恰好のコースだろう
残念ながら、リフトが停止中
そのゲレンデを登らなくてはならない
50過ぎての山登りは結構つらい
斜面の南脇にはシモツケやウツボグサなどが咲き乱れる

イメージ 1
斜面の途中から反対側のゲレンデを見る
この上が結構きつい

イメージ 2

フタスジチョウ

イメージ 3

イメージ 4

胸つき八丁
アザミに集まるミヤマカラスアゲハ

やっとリフトの終点に到着
カラマツ林を抜ける

イメージ 5

イメージ 6

ちょっと時期っぱずれの感があるけど健気にもミドリの光沢がきらり
ジョウザンかエゾか??

つづく・・・と言いながら
いきなり終わる・・・・これも暑さのせいで名文が浮かばん

24日の成果
ミヤマモンキチョウを中心に
オスはかなりすり減った個体が多かったけれど
メスは丁度羽化が始まり、番茶も出頃で綺麗だったし、オスが盛んに追いかけている真っ最中だった

イメージ 1

ミヤマモンキチョウのメス
羽化して間もないのか、かなり妖艶

イメージ 2

オスがちょっかいかけるもこのときは成立せず

イメージ 3

なんと!ただのモンキチョウもちょっかいを出す

イメージ 4

別個体だが見事ゴールイン

イメージ 5

クロマメノキに産卵

イメージ 6

独り寂しいはぐれオス

------------------

イメージ 7

クジャクチョウ
艶やかなチョウだ
特に日本産の亜種名はゲイシャという

イメージ 8

ヒメキマダラヒカゲ
控えめながら、美しい

↑このページのトップヘ