雨の日は図書館に行こう15 志賀浩二著 数の大航海 1999年 日本評論社

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初めに複素数ありきの数学教育を受けて育った数学者達は古典的代数などと数値化して複素関数論を展開している中で、珍しく本書は数学史の中に埋もれた複素数誕生までをありのままに発掘している。
現在の殆どの数学書には、何の根拠もなく複素数が古典的代数と書いてあるが、志賀浩二著 数の大航海1999年 日本評論社を読めば、複素数e^ixは円周に生ずる超越的な点の座標で、現在まで≠数学であると分かる。


複素数≠数学 1999年 数の大航海 志賀浩二著 1899年 関数の理論の歴史 チムシェンコ著 1748年 無限解析入門 オイラー著  1715年 テイラー展開 アクセプトe^x 1714年 ロジャーコーツのオイラーの公式e^ixリジェクト

リーマン予想 証明完了! - 発想力教育研究所 素数誕生のメカニズム http://blog.livedoor.jp/art32sosuu/archives/42033644.html




雨の日は図書館に行こう14 明解 ガロア理論にみる複素数の捉え方
2ヶ月ぶりの雨の日図書館だが今回も驚きの本発見!

虚数とは何かを知らぬ数学者達 ロジャーコーツが弧度法を発明しオイラーが定義した虚数単位iを使って作り出された複素数がこの本では不思議な数として紹紹介され複素関数論が展開される はじめに複素数ありきの数学教育100年の弊害が可視化している。

明解ガロア理論 p2

第1章 古典的代数  1.1複素数体
複素数とは、実数x、yおよびi^2=ー1に対する次の形式
z=x+iy
を持つ数のことである。よってi=√ー1と考えられる。

iを虚数と呼び、はじめに虚数ありき、複素数ありきの数学教育100年の弊害がここにも明らかに現れている。

iはオイラーが振動の位相差計算のために定義した虚数単位であり

2乗してー1になる数は、±√ー1である。i=√ー1としたオイラーの虚数単位iの定義によって、ー√ー1の虚数単位で描き出された筈の宇宙の1/2は消えた。

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 現在の虚数の数論では、 x軸から下のi=ー√ー1部分が描き出されていない事になる。

何を持って古典的代数と呼んでいるのかは不明だが、複素数はオイラーが二次関数の対称性を担保しない虚数単位i=√ー1を定義しなければ存在していない数である。

いや、複素数は数ではない。
複素平面上の0次元の点である。

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複素平面上で、高次関数の解の在処である正多角形の頂点座標を表すための単なる表示法である。
0次元の点を数として関数計算に使うためには暗黙のうちに原点と繋いで2次元の数としてベクトル化しなければならない。



雨の日は図書館に行こう13 虚数の情緒に見る 複素数の捉え方

大間違いの複素数観発見! 複素数は数ではない!

p509  13行から15行
「自然数」に始まる数の概念は、「整数」「有理数」「無理数」「実数」と次第に広がっていき、遂に「虚数を導入するところまで来たのである。現在、これらの数は「複素数」と総称されている。

これが、現在の世界の数学者の複素数に対する概念とすれば、大変な間違いである。
複素数は数ではない。単なる複素平面上の座標点

オイラーが振動の位相計算のために定義した虚数単位i=√ー1を定義したことによって
a+ibと複素平面上の(a、b)の座標を現す表記法で、xーy座標平面の(a、b)となんら変わりがない。

数ではない複素数で表された座標点が、何を表しているのかを考えずに、ζ関数で算出された複素数が、複素平面上の実部1/2の直線上に揃うのを数学最大の謎として未解決問題と言っている。
その大きな原因が、虚数と複素数の理解不足によるものである事が明らかになった。


虚数と複素数
z=1+i は2次元の数
表しているのは複素平面上の座標
点の計算意味なし
暗黙に原点とつないでベクトル化
√2∠45°
自然数1の長さは √2:1
1次元の自然数を1とすれば
z=1/√2+i/√2
1∠45° 単位円







中学生向けに書かれた数学書で大変良くまとまっているが、やはり始めに複素数ありきで、虚数に矛盾を感じながらも複素数を数として認識している現在の数学界の立場を中学生にも理解させようと言う感がある。
 
その方向性が虚数の情緒という題名にも表れている。 
一方では虚数とは負の数の平方根であると言い切りながらも、他方ではオイラーが、ー√ー1を虚数単位から外した選択には、どちらでも結果は同じだからと重大な数学的誤りをスルーしている。

オイラーはインピーダンスz つまり電圧と電流の位相差を可視化する目的で±√ー1のうちの+√ー1だけを虚数単位と定義したが、振動は±で相殺されるので敢えて+√ー1だけを虚数単位とした物で最早この段階でオイラーの公式は数学の2次関数の解の対称性を担保していないので数学とは言えない。
 
この虚数単位によって合成された新しい数が複素数だが、数学ではない虚数単位によって成立した合成数は勿論数ではなく、解の公式が存在しない高次関数の解の在処を表す複素平面上の座標点である。

そして、次に複素数を原点と繋げば数値計算が出来ると、いつの間にか解の公式が存在しない高次関数の解の在処を示す座標でである複素数が大きさと方向を持ったベクトル量に変化しそれを持って複素数は2次元の数であり数値計算出来るとまとめている。

ζ関数も同じ様な多変数複素関数論であり算出された複素数は全て解ではなく解の在処つまり正多角形の頂点座標なので正素数角形の頂点座標が実部1/2の直線上に揃うのは何の不思議もない当たり前のことですね。
しかしこれも素数の特徴ではなく奇数の特徴で偶数の場合は虚軸と実部1の直線上に揃う。
 
これは、数学的には大変な論理飛躍だが、多変数複素関数論で世界にインパクトを与えたこの国の数学者が、虚数の矛盾を抱えながら何とか数ではない複素数を数として認識させようとする忖度が滲み出ている。
だが
複素数は数ではない







P509 13行目
自然数に始まる数の概念は整数、有理数、無理数、実数と次第に広がっていき、ついに虚数を導入するところまで来た。現在これらの数は複素数と総称されている。
何処で? 複素数は数ではない。




中学生向け数学書 虚数の情緒 を見ると、虚数単位iが√ー1と定義された理由がp460脚注に書かれています。
2次関数の2つの解はどちらを選んでも同じ結果を得るので通常+を取る。
これが、鏡の中の宇宙が消えた瞬間です。




虚数の情緒 p465
複素平面上の「複素数は2次元の数である」には但し書きが付いている。「原点と直線で結べば」
複素数と言っているのは1次元直線のベクトルである
複素数は数ではない

オイラーの虚数単位iだけでも1/2の宇宙は見えなくなったがその複素数を数として扱い多変数複素関数論が展開された(1/2)^nの関数論を数学者達は認知できたのだろうか?
虚数など使わなくてもΣ1/(2^n)=1である

多変数複素関数論は複素変数の数が増えるほど(1/2)^n n=自然数 でゼロに近づいていくゼロ点探求の旅。
メタセコイアの定理は、2次元の幾何学図形が、直線と同じフラクタル1次元の直角二等辺三角形は、Σ1/(2^n)=1で数の原子自然数1のフラクタル次元を繋いでいる。1+1=2次元正方形

 多変数複素関数論は複素変数の数が増えるほど(1/2)^n n=自然数 でゼロに近づいていくゼロ点探求の旅。
メタセコイアの定理は、2次元の幾何学図形が、直線と同じフラクタル1次元の直角二等辺三角形は、Σ1/(2^n)=1で数の原子自然数1のフラクタル次元を繋いでいる。1+1=2次元正方形

 
虚数の情緒? 摩訶不思議、奇妙奇天烈、虚数なしには量子力学の世界は語れないと2次関数の対称性を担保しない虚数単位iによって引き起こされた数論と幾何学の矛盾を誤魔化しているが、オイラーの数学は数学ではない。単なるインピーダンス計算

美しくない虚数の情緒 3次元の粒と振動で描き出される宇宙のフラクタルな粒の大きさを相殺して、振動の位相差計算だけで宇宙を語ろうとする大きな流れの始まりが見える。 想像上の数で現実の宇宙は語れない

‪オイラーの二次関数の解の対称性を担保しない虚数単位iの定義が、仮想空間で成立する複素関数論を生み、量子力学からフラクタル3次元立方体自然数1の粒の存在が消えて振動の位相計算のための情報理論と化した‬ ‪虚数のオイラーの数学は数学ではない‬ ‪リーマン予想 証明完了! ‬ ‪http://blog.livedoor.jp/art32sosuu/archives/42033644.html‬


ありがとうございます。 電気工学の専門的な話ですが、 虚数単位を定義したオイラーの了見は、インピーダンスz つまり、電圧と電流の2つの振動の位相差を数値的に固定したかったので、+√ー1だけを虚数単位と定義したわけで、±両方定義すれば虚部は相殺されて実部が見えると言うことです。

虚数を知らぬ数学者達は 1/2の虚数単位を定義し数学ではない複素関数論が描き出した1/2宇宙の矛盾を不思議がる 虚数は単なる平方根 虚数単位は±√ー1⭕️ 負の虚数ー√ー1を定義すれば鏡の中の宇宙も見える化する。 はじめに複素数ありきの数学教育100年の弊害 blog.livedoor.jp/art32sosuu/arc…


3次元宇宙の自然数の次元を混同して単なる代数記号πに3.14…、180と2重の意味をもたせたのはロジャーコーツさんの弧度法です。これは宇宙の真理ではありません。 π=1ですべての矛盾は解決します。 ビッグバン宇宙の菅数論 - 発想力教育研究所 素数誕生のメカニズム

多変数複素関数論は複素変数の数が増えるほど(1/2)^n n=自然数 でゼロに近づいていくゼロ点探求の旅。 メタセコイアの定理は、2次元の幾何学図形が、直線と同じフラクタル1次元の直角二等辺三角形は、Σ1/(2^n)=1で数の原子自然数1のフラクタル次元を繋いでいる。1+1=2次元正方形

オイラーがインピーダンス計算のために2次関数に2つある解の片方を虚数単位iと定義した。この1/2だけ正解の虚数に情緒があるのか?全ての複素数演算の結果は+しか見えない。 虚数単位iは確率論発祥の元 雨の日は図書館に行こう13 虚数の情緒に見る 複素数の捉え方 blog.livedoor.jp/art32sosuu/arc…



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リーマン予想の証明2022
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