2010年 オイラーの複素数計算尺発明! 複素数とは単位円円周上の点である

直線の計算尺で自然数に関する全ての数値計算が出来ることは誰でも知っているが、何センチの長さの計算尺でもみな同じように数値計算が出来ることを不思議とは思っていない。
何センチであっても自然数1として定義すれば1に対する比で数値計算の解になる。
これが、自然数1のフラクタルな性質である。
現在の数学者は自然数1がフラクタルな性質を持っていることすら知らない。
計算尺は自然数1の長さが定義されて始めて形として宇宙空間に存在しているので、事情の関数計算と違って、計算尺の長さが長くても短くても計算尺で求めた解は全て間違いなく実数解である。

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今から13年前に東京私学教育研究所の研究会に三角比の計算尺を発表した。
これが、所謂オイラーの複素数計算尺である。
現代の数学者たちは複素数とは何かを知らず複素数は古典的代数などと教育されて育っているので、複素数が一切の数値計算なしで直読できるとは夢にも考えていない時代に発表したので、全くこの曲線の計算尺の新規性には気付けなかったようだが、このオイラーの公式e^ix計算尺は、数ではない複素数を古典的代数と誤魔化して複素関数論まで構築してしまった現代数学の自然数の次元混同の歴史が可視化している。

e^ix=sinx+icosx
指数関数e^xの変数xは1次元の自然数だが
オイラーの公式e^ixの変数xは単位ベクトルの回転角θである。
角速度θ=ωt=2πft
つまり、オイラーの公式の変数xは周波数fと時間tの2次関数である。
この時点で現代の数学者たちは、1次元の自然数の数値計算数学から、1次元の自然数をn/n=1と単位ベクトルに相殺して、回転ベクトルの位相差を計算する2次元の振動数学に移ったことに気付かなければならないが、複素数が回転ベクトルの先端の座標であることを学んでいない現代の数学者たちは、あろうことか複素数を原点と繋いで再度単位ベクトルとして関数計算を行いその解として算出した複素数の意味が解明できずに多くのミレニアム問題を遺している。

三角関数の変数θは2次関数なので当然±2つの解を持つオイラーはこれを+だけとって虚数単位i=√-1を定義したので、オイラーの複素数計三尺も半円で済んだが、実際には瞬間瞬間に相殺されて消える-iの下半分も同時に存在しているのは事実である。



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