永年数学教育に携わり感じた事は、人間が考え出した定義によって生じた矛盾を誤魔化して、無理に納得させようとしている事。重力波の存在が証明され、1が揺らいでいる宇宙の中で、数学が何事もなく成立していると言う事実をどう説明するのか、数学者が1は1でしょ!と怒ってしまっては、思考が停止してしまう。
 虚数、無理数、超越数、微分積分、ゼータ関数、三角関数 、テイラー展開、マクローリン展開、どれを取っても美しいが、これらは全て、宇宙に実在する真理に近づくために、人間が考え出したメソッドである事を忘れてはならない。近似値を真値と思い込み、現実にあって当たり前の、角の3等分点が存在しないと言う証明が、数学で出来ると考えるのは、本末転倒だが、これも、1は1でしょ!と同様に、3等分家やトンデモ系などと言う言葉で侮蔑して、自由な思考を停止させ、この矛盾を誤魔化して納得させようとしている姿勢の表れである。数学者達のこのような姿勢は、最早、数学研究ではなく、数学史研究である。
 また、意味も分からず公式を暗記させて、自分の頭で考え始めた子供達が気付いた矛盾を誤魔化して、納得させる事が数学教育ではない。
 数学者が虚数が消えると激昂したが、超越数πを自然数1と置き換えて、自然数列ガロア群を調べて見ると、人間が想像した虚数が、自然数の中には存在しない事が、数学的に証明できる。
人間が考え出した虚数が、自然数や素数の中に存在しない事は、極めて自然な当たり前の事実である。超越数πも、同じπで割れば自然数1である。宇宙の森羅万象、同じものを同じもので割れば自然数1である事は、宇宙の真理。宇宙/宇宙=1,∞/∞=1は宇宙の真理である。
 数学の歴史に刻まれて、今では素晴らしいと評価されているメソッドも、初めは当時の人間のトンデモなく自由な発想の中から生まれ、淘汰されて、現在まで残っている物だが、矛盾も多い。そして、これらは全て、宇宙の真理に近づくために、人間が考え出した、近似的メソッドである事を忘れてはならない。それを忘れずに、常に矛盾に立ち向かう姿勢を持たなければ、数学研究の意味がない。

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