πの数字がずっと続くのはなぜ? 数学者が不思議?では済まされない!
先日チコちゃんに叱られるで円周率πが話題になったが、数学者たちの歯切れの悪い説明を聞いて、以前書いたブログを思い出した。
円周率πが歩んだ道 岩波書店
>円周率πがよく分からないのに弧度法でπを使って角度を表すのはおかしいと思われる読者も多いであろう。大変不思議な事であるが・・・
と不思議の一言でスルーした。
ご冗談でしょ!上野健爾さん
子供達には本当のπを教えましょう。
雨の日は図書館に行こう! 上野健爾著 円周率が歩んだ道 岩波書店
オイラーの公式とオイラーの関係式?虚数と弧度法をめぐる円周率πを巡るトートロジー
弧度法については、この本のp79からp82 の 3.6 三角関数 の項の中に弧度法についてたった1ページだけ書かれている。
>P81
180°=π rad
α°=(α°/180°) π rad
これが、弧度法という、単位ベクトルの回転角θを表す角度の表し方である事以外は、一切書かれていない。これは、ロジャーコーツと言う若き数学者が勝手に定義した当時の数学界では虚数とともに、トンデモ系の円周角θを表す方法である。
そして、次のページに、弧度法について 数学書としては驚きの不思議発言が書かれている。
> P82 より
円周率πがよく分からないのに弧度法でπを使って角度を表すのはおかしいと思われる読者も多いであろう。大変不思議な事であるが、このよく分からない円周率πを使って角度を定義し、弧度法を使って三角関数を考える事によって、円周率πの計算だけでなく、円周率という数が持っている性質がよく分かるようになってくるのである。
大変不思議な事であるが、とよく分からない円周率を定義として使うと言う矛盾を、不思議と言う言葉でスルーしている。
誰が考えても値のよく分からないπを使って角度を表すのはおかしい、と言う事実に向き合っていないので、この矛盾が、現代数学に大きな未解決難問を残している事に気付くことが出来ない。
>P211 (b) オイラーの関係式
オイラーは円周率πが不思議な性質を持っている事を見出した。
今日オイラーの関係式と呼ばれる等式
e^ix=cos x + i sin x
に x=πを代入するとオイラーの公式
e^iπ =ー1
を得る。
幾何学的には、1∠πの黄色い単位ベクトルである。
π rad =180°
この本では、オイラーの公式とオイラーの等式が全く逆になっている。
これは、私が、故意に間違えて抜粋したわけではない。出版社の誤植か?上野健爾さんのオイラーの公式と等式の混同か判然としないが、e^iπ=ー1がここではすっかりオイラーの公式とされている。
今年、4月に発売されたニュートンプレスの表紙にも、非常に紛らわしい書き方で、オイラーの公式が扱われていた。購入してよく読むと本文中には、こちらの数式はオイラーの等式と書いてあったが、単なるオイラーの公式の変数θにπを代入した時の1つの計算式に過ぎない等式を、あたかもオイラーの公式であるかのように演出して、オイラーの公式を人類の至宝などと神秘化してしまので、数学と幾何学は乖離して、数論では、正多角形すら作図出来ないという本末転倒の証明まで出来てしまうのである。
何の前触れもなくいきなり持ち出された、x=πマジックは、吉田武著 オイラーの贈り物 のθ=πマジック同様、何の解説もないが、単位ベクトルの回転角θをxを使って言い換えているだけで、弧度法で定義したのが180°=π rad なのでx=πと置けば、単位円を半周して実軸上で1を向いていたベクトルが、回れ左してー1を向くのは当たり前のことで、複素平面の実軸上で i sin π=0と虚数が消えるのも当たり前のことである。
πを使って定義された弧度法で、x=πと置けば、虚部が消えてπが相殺され、複素数が整数になるのは当たり前のトートロジーで、e、i、π、1 の神秘の繋がりなどと言うものではない。
【素数と魔方陣 フラクタル&トポロジー ビッグバン宇宙の菅数論で次世代幾何学の扉を開く数学書】ハンドメイド、クリエイター作品のマーケットプレイス Creema https://www.creema.jp/item/5074195/detail @Creema_jpより
私の、自然数1って何ですか?の質問に「1は1でしょ!」と激昂した、3年前の小柴ホールを思い出した。
自然数1って何ですか?に答えられない数学の迷宮 - 発想力教育研究所 素数誕生のメカニズム http://blog.livedoor.jp/art32sosuu/archives/73937029.html
http://blog.livedoor.jp/art32sosuu/archives/74139754.html
先日チコちゃんに叱られるで円周率πが話題になったが、数学者たちの歯切れの悪い説明を聞いて、以前書いたブログを思い出した。
円周率πが歩んだ道 岩波書店
>円周率πがよく分からないのに弧度法でπを使って角度を表すのはおかしいと思われる読者も多いであろう。大変不思議な事であるが・・・
と不思議の一言でスルーした。
ご冗談でしょ!上野健爾さん
子供達には本当のπを教えましょう。
雨の日は図書館に行こう! 上野健爾著 円周率が歩んだ道 岩波書店
オイラーの公式とオイラーの関係式?虚数と弧度法をめぐる円周率πを巡るトートロジー
弧度法については、この本のp79からp82 の 3.6 三角関数 の項の中に弧度法についてたった1ページだけ書かれている。
>P81
180°=π rad
α°=(α°/180°) π rad
これが、弧度法という、単位ベクトルの回転角θを表す角度の表し方である事以外は、一切書かれていない。これは、ロジャーコーツと言う若き数学者が勝手に定義した当時の数学界では虚数とともに、トンデモ系の円周角θを表す方法である。
そして、次のページに、弧度法について 数学書としては驚きの不思議発言が書かれている。
> P82 より
円周率πがよく分からないのに弧度法でπを使って角度を表すのはおかしいと思われる読者も多いであろう。大変不思議な事であるが、このよく分からない円周率πを使って角度を定義し、弧度法を使って三角関数を考える事によって、円周率πの計算だけでなく、円周率という数が持っている性質がよく分かるようになってくるのである。
大変不思議な事であるが、とよく分からない円周率を定義として使うと言う矛盾を、不思議と言う言葉でスルーしている。
誰が考えても値のよく分からないπを使って角度を表すのはおかしい、と言う事実に向き合っていないので、この矛盾が、現代数学に大きな未解決難問を残している事に気付くことが出来ない。
>P211 (b) オイラーの関係式
オイラーは円周率πが不思議な性質を持っている事を見出した。
今日オイラーの関係式と呼ばれる等式
e^ix=cos x + i sin x
に x=πを代入するとオイラーの公式
e^iπ =ー1
を得る。
幾何学的には、1∠πの黄色い単位ベクトルである。
π rad =180°
この本では、オイラーの公式とオイラーの等式が全く逆になっている。
これは、私が、故意に間違えて抜粋したわけではない。出版社の誤植か?上野健爾さんのオイラーの公式と等式の混同か判然としないが、e^iπ=ー1がここではすっかりオイラーの公式とされている。
今年、4月に発売されたニュートンプレスの表紙にも、非常に紛らわしい書き方で、オイラーの公式が扱われていた。購入してよく読むと本文中には、こちらの数式はオイラーの等式と書いてあったが、単なるオイラーの公式の変数θにπを代入した時の1つの計算式に過ぎない等式を、あたかもオイラーの公式であるかのように演出して、オイラーの公式を人類の至宝などと神秘化してしまので、数学と幾何学は乖離して、数論では、正多角形すら作図出来ないという本末転倒の証明まで出来てしまうのである。
何の前触れもなくいきなり持ち出された、x=πマジックは、吉田武著 オイラーの贈り物 のθ=πマジック同様、何の解説もないが、単位ベクトルの回転角θをxを使って言い換えているだけで、弧度法で定義したのが180°=π rad なのでx=πと置けば、単位円を半周して実軸上で1を向いていたベクトルが、回れ左してー1を向くのは当たり前のことで、複素平面の実軸上で i sin π=0と虚数が消えるのも当たり前のことである。
πを使って定義された弧度法で、x=πと置けば、虚部が消えてπが相殺され、複素数が整数になるのは当たり前のトートロジーで、e、i、π、1 の神秘の繋がりなどと言うものではない。
【素数と魔方陣 フラクタル&トポロジー ビッグバン宇宙の菅数論で次世代幾何学の扉を開く数学書】ハンドメイド、クリエイター作品のマーケットプレイス Creema https://www.creema.jp/item/5074195/detail @Creema_jpより
私の、自然数1って何ですか?の質問に「1は1でしょ!」と激昂した、3年前の小柴ホールを思い出した。
自然数1って何ですか?に答えられない数学の迷宮 - 発想力教育研究所 素数誕生のメカニズム http://blog.livedoor.jp/art32sosuu/archives/73937029.html
http://blog.livedoor.jp/art32sosuu/archives/74139754.html