スフマートとは、絵画の彩色技法の一つです。

イタリア語で「煙のような」という意味で、レオナルド・ダ・ヴィンチによって命名されました。

一つの色から他の色へと移る際に、色の境目が分からないように「ぼかす」技法で、明部から暗部への移行や、事物の輪郭線にも適用されました。

スフマートは、レオナルド以降、アンドレア・デル・サルト、コレッジオ等に受け継がれました。
レオナルド《モナ・リザ》

《モナ・リザ》では、顔の輪郭と目のくぼみの部分に、非常に分かりやすくスフマートが用いられています。光の当たっている部分と陰になっている部分の境目がぼかされて、自然な陰影が作られているのが分かります。