940年、藤原秀郷と平貞盛に討ち取られた将門の首級は、平安京に運ばれて晒されましたが、三日後、白光となって舞い上がり、故郷へ向かって飛んで行ったと伝えられています。
東京千代田区にある首塚→※
その平将門の首級が晒された場所に京都神田明神があります。
空也上人が将門の首を祀って供養したことに始まるといわれ、のちに「空也供養の道場」と呼ばれるようになりました。
この辺りは「膏薬の辻子」(こうやくのずし)と呼ばれる地域で、「空也供養(クウヤクヨウ)」がなまって「コウヤク」という地名になったそうです。
御祭神は
・平将門命(たいらのまさかど )
・大己貴命(おおなむちのみこと・だいこく様)
・少彦名命(すくなひこなのみこと・えびす様)