2010年10月30日

世界が共鳴する劇的トゥルー・ストーリー『デザートフラワー』12月25日(土)より、クリスマスロードショー!

『デザート」メインsまず、言っておきたい! これは女子に生まれた人には絶対見てほしい! いや、女性だけではない、もちろん男性も。人として生まれたからにはだ。華やかな夢物語はちょっとどうも、と思う人も、とりあえず見て! 現在のネット社会で世界中をすごく身近に感じてしまうが、やっぱり地球は広かった! さてこの作品の大筋は“砂漠(デザート)で生まれた裸足の少女が世界的トップモデルへ”というもの。まるで漫画か小説のようだが、実在のモデルの自伝本が基になっているから驚く。運が悪いとかいいとか、もうそういう次元の話ではなくて、こんなドラマティックで数奇な人生を過ごす人が本当にいるんだと。平和な日本人の筆者はぽかんと口を開けて見入ってしまった。サクセスストーリーというものは実に面白い。眠った才能が素晴らしい偶然と出会いによって開花する、そんな夢物語が好きだ。

「VOGUE」「ELLE」等の一流ファッション誌の表紙を飾り、数々のコレクションのランウェイで活躍していたトップモデル、ワリス・ディリー。ワリスの意味は“砂漠の花”という。アフリカの広大な砂漠に咲いていた小さな花が、世界の美の頂点で大輪の花となっていく。だがしかし……。アフリカ・ソマリアで遊牧民の貧しい家庭に生まれ育ったワリス・ディリー(リヤ・ケベデ)。13歳の時、父親にお金と引き換えに老人と結婚をさせられそうになったことをきっかけに、彼女は家族のもとを離れる決意をする。広大な砂漠を命からがら何日もかけてたった1人で抜け出し、やがて叔父の住むロンドンへと辿り着く。ところがしばらくすると叔父とその家族はソマリアへ帰国。ワリスは故郷へ帰ることを拒み、たった1人ロンドンで孤独な路上生活を始めたのだった。そんなある時、アパレルショップの店員マリリン(サリー・ホーキンス)と出会う。マリリンの好意で彼女の下宿に居候をすることになり、バーガーショップでの仕事も紹介してもらう。楽しく暮らし始めたワリスの前に一流ファッションカメラマンのドナルドソン(ティモシー・スポール)が現れる。彼からスカウトされたワリスはショーモデルへと劇的に転身、やがて名実ともに世界的トップモデルとなる。だが夢のようなサクセスストーリーとは裏腹に、ワリスには秘められた過去が。その衝撃の事実とは!?

世の中には、“知っておくべきこと”というものがある。この映画に出会えたことを感謝したい。

Text by リンリンコリンズ凛凛

タイトル:『DESERT FLOWER デザートフラワー』
出演:リヤ・ケベデ
   サリー・ホーキンス
   ティモシー・スポール
   アンソニー・マッキー
監督/脚本:シェリー・ホーマン
原作/監修:ワリス・ディリー
     『砂漠の女ディリー』
配給:エスパース・サロウ+ショウゲート
2009年/ドイツ・オーストリア・フランス/127分
(C)Desert Flower Filmproductions GmbH
公式HP:http://www.espace-sarou.co.jp/desert/

12月25日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー


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2010年10月26日

東京国際映画祭 正式出品作品『ゼフィール』

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現在開催中の第23回東京国際映画祭(10月23日(土)〜10月31日(日))。




世界各国から選りすぐりの映画が集結する。普段は日本で鑑賞する機会がほとんどない国や地域の映画にも触れられる絶好の機会である。
日本やハリウッド以外にも、魅力ある映画は世界中にある。
正式出品作品である、『ゼフィール』(トルコ映画)もその一つ。

なかなか自分を迎えに来てくれない母親。もしかしたら、母は自分を愛していないのではないか……。そんな孤独を抱えながら、祖父母の元でひたすら母を待ちながら過ごす少女・ゼフィール。
母に対する執着や思春期特有の揺れ動く感情などを繊細に描いている。
トルコの丘陵地帯の風景は雄大だが、頻繁に霧が立ち込め、どこか物悲しい。
この風景が孤独なゼフィールの心情をよく表している。灰色の空の下、小高い丘の上で母を待ちわびるゼフィールの寂しげな姿はとても印象的である。
この風景のほか、カタツムリや、虫、動物の死骸などが随所で登場し、生と死をほのかに匂わせている。動物の死骸を埋めるシーンが、この映画の衝撃的なラストを暗示している。
この繊細な映像表現がトルコ期待の女性監督ベルマ・バシュの持ち味なのだろう。
近年、躍進著しいトルコ映画界の力を感じられる作品である。


Text by Miho Aotsuka


『ゼフィール』
監督/脚本:ベルマ・バシュ
出演: シェイマ・ウズンラル、ヴァヒーデ・ギョルドゥム、他

(C) FiLMiK / FC ISTANBUL, 2010 TURKEY
96分 /トルコ語/ カラー 35mm/2010年/トルコ

第23回東京国際映画祭
主催:公益財団法人 ユニジャパン (第23回東京国際映画祭実行委員会)
共催:経済産業省(マーケット部門)/東京都(コンペティション部門)/文化庁(映画人の視点)
開催期間:10月23日(土)〜10月31日(日)
会場: 六本木ヒルズ(港区)をメイン会場に、都内の各劇場及び施設・ホールを使用

東京国際映画祭 公式サイトはこちらから↓
tiff-jp.net/ja/



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2010年10月25日

「映画人、小泉今日子の世界」

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女優の小泉今日子が10月23日、開催中の第23回東京国際映画祭の企画「映画人の視点」に出席し、「映画人、小泉今日子の世界」と題して約2時間にわたるトークショーを行った。
この企画は、ひとりの人物に焦点を当て、関係の深いゲストを招いたトークショーと代表作をオールナイトで特集上映するという試み。今回で3回目となり、小泉のほかに映画美術監督の種田陽平(10月29日)、アニメーション監督のりんたろう(同30日)が登壇する。
この日は、「快盗ルビイ」(1988)、「風花」(00)、「トウキョウソナタ」(08)の3本を上映。トークショーのゲスト1番手として、「快盗ルビイ」の和田誠監督が登場した。小泉は、「毎日、現場で楽しみを見つけたり吸収する感覚があって、『映画って素敵なウソをいくらついてもいいんだ』と思えた初めての現場だった」と振り返った。和田監督も、「それまでの作品で少しずつ成長しているのはわかっていたし、CMで演じた喜劇的な役で片りんを見せていましたね。構想は特にないけれど、チャンスがあればもう1回撮りたいね」と懐かしそうに語った。
また、故相米慎二監督との思い出話を盛り上げたのは、『風花』の撮影を担当した町田博と、相米監督作『セーラー服と機関銃』で助監督を務めたの黒沢清監督。長回しで知られる相米監督だけに、小泉は「『風花』の最初の撮影は、ピンサロで浅野(忠信)くんを接客するシーンだった。浅野くんとは会うのも仕事をするのも初めてだったのに、スケスケの服を着て1シーン1カットを延々やることになるとは」と苦笑い。
町田も、このシーンは思い出深いようで「初日にしてはハードなシーンで、小泉さんの手が微妙に震えていたのを覚えている。相米監督が1シーン1カットを大切にするのは理解しているつもりでしたが、あんなにこだわるとは思ってもみなかった」。黒沢は、沢田研二主演作『太陽を盗んだ男』の脚本執筆について「長谷川和彦監督は、まだ立教の学生で製作進行の下っ端だった僕をなぜかかわいがってくれて、チーフ助監督だった相米さんと3人で脚本を書かせてもらった」と裏話を披露した。
また、場内に詰め掛けたファンとのティーチインも敢行。今後の活動について聞かれると、「やっと『毎日かあさん』を撮り終えました。来年の春にも1本、新作に入れると思います」と笑顔で明かしていた。
『毎日かあさん』は、人気漫画家・西原理恵子が毎日新聞に連載するコミックを実写映画化。実生活で元夫婦だった小泉今日子と永瀬正敏が夫婦役を演じる話題作だ。小泉の持つ自然体な演技と魅力。これからもまだまだ続きそうだ。



Text By Shoko Kawazoe

詳しくは公式HPでチェック!

http://www.tiff-jp.net/ja/




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