2010年09月04日

『オカンの嫁入り』初日

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宮崎あおいと大竹しのぶが母娘役で初共演した『オカンの嫁入り』が9月4日、全国89スクリーンで公開された。そして東京・角川シネマ新宿で行われた2回の舞台挨拶は、前売りで完売し満席。2人は、「皆で力を合わせてつくった映画を見に来てもらい、本当にうれしい」と笑顔で声をそろえた。
大竹は、クライマックスで披露する花嫁姿について「恥ずかしくて、恥ずかしくて。撮影まで“着たくない、着たくない”と言っていました」と話し、それでも、「着付けされていくうちに無口になり、喜びが満ちあふれてきました」とはにかんだ。
そんな母親の姿に宮崎は、「美しいのはもちろん、かわいらしくて娘的には不思議な感じ」とべた褒め。「(撮影時は)お母さんが幸せになるんだという幸せな気持ちでした」と笑顔を見せた。
また、女優の先輩として「素直でしっかりしている素敵な女優さん。出会えて良かった。これからもいろいろな経験をして、いい映画女優さんになることを願っています」と、女優の先輩としてエールを送った大竹。これに対し宮崎は、「初めてのことがたくさんあった現場ですが、いろいろなところで支えてもらい、幸せな経験ができた」と感謝しきりな様子だった。
客席は、「いろいろな年齢層の方が詰め掛けてくれて、この映画が伝えたいことにピッタリのお客さん」と國村隼が語ったように、女性を中心に幅広い層のファンで埋め尽くされた。
なお、同作が、10月7〜15日に開催される第15回釜山国際映画祭の『ワールド・オン・アジア・シネマ』部門に出品されることも発表された。

原作者の咲乃は、大竹をイメージして陽子のキャラクターを作ったそうで、監督が企画に入った段階では大竹はもう決まっていたとか。そこで、大竹に匹敵、太刀打ちできる若い女優は誰かと思い浮かんだのが宮崎だった。人気女優の2人だが、宮崎と大竹はともに関東出身。監督は方言指導担当とともに、2人に対して念入りな関西弁の指導を行ったそう。「私自身、関西弁が下手な映画やドラマって見ていられないのです。役者さんたちが話す方言のニュアンスが少し違うだけで話に集中できなくなってしまうのです。この点だけはかなり気をつけましたし、さらに、大竹さんと宮崎さん以外の登場人物は関西ネイティブの役者さんに演じていただいたので、その環境もあってか、お二人は自然の流れで関西弁になじんでいました。おかげで宮崎さんと大竹さんの関西弁は全く違和感無いと思います」と監督も語っている。そんな女優達の役作りにもぜひ注目しながら観たい作品。新鋭女性監督も気になる本作は劇場で!

Text By Shoko Kawazoe



『さくら色 オカンの嫁入り』
監督・脚本:呉美保
原作:咲乃月音
出演:宮崎あおい、大竹しのぶ、桐谷健太、絵沢萠子、國村隼
撮影:谷川創平
音楽:田中拓人
美術:吉田孝
編集:高橋信之
製作国:2010年日本映画
上映時間:110分
映倫指定:G
配給:角川映画

現在公開中!!




artcommunication at 20:40コメント(0)トラックバック(0)映画情報  

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