2023年08月15日
8月20日、再び日比谷コンベンションホールで講演します。
昨年来、佐藤一斎についての本格的研究を進め、発表の場をいただいてきました。
昨年12月4日に岐阜県恵那市岩村での講演を皮切りに、今年は6月3日と10日に港区赤坂にて2時間×2回の講演をおこなわせて頂きました。
さらに7月2日には、日比谷公園内にある日比谷図書文化館の「日比谷コンベンションホール」において、講演をおこなわせて頂きました。
そして今週末の8月20日に、ふたたび日比谷コンベンションホールにて、講演をおこなわせて頂きます。
佐藤一斎については5回目となりますが、内容は毎回異なります。今回の内容は、佐藤一斎と交流のあった人物について紹介し、その影響などについて解説します。
佐藤一斎の弟子・孫弟子をはじめ、著作などから影響を受けた人々は数多くいます。
そして、彼らを通じて間接的に国政や諸事件などに関わりがありました。
しかしながら、歴史を好きな方でも佐藤一斎を知っている方は多くありません。その理由はなぜか?
また、今まで「新選組の専門家」と見られていた私が、なぜ佐藤一斎を取り上げているのか?
難しくなりがちな「歴史講演会」を、できるだけ解りやすく親しみやすく、「歴史エンターテイメント」に近づけたいと考えます。
「過去を知ることで現在を理解し、未来を考えることが出来る」
多くの方に、佐藤一斎を知っていただき、楽しみながら、明日を考える力を身につけていただければ幸いです。
多くの方のご来場をお待ちしています。
関連記事はコチラ → https://ameblo.jp/artyamato/entry-12809609418.html
2023年07月07日
新選組流山隊結成20周年と「松下歴史塾」創設のご案内
本日、2023年7月7日で「新選組流山隊」を結成してから、ちょうど20年となりました。
これも、今までご縁のあった方々のおかげです。
あらためて、感謝申し上げます。
そして、これを機に、新たに「松下歴史塾」を創設することになりました。
「代表幹事」は瀬古茂二郎さん、私が「塾長」となります。
目的は、楽しみながら歴史を学ぶことで、現在を知り未来を考えること。
そのために、研究学習、発表(講演や展示会)、史跡探訪、等々の活動を行います。
当面は、幕末史を中心に、戦国時代をはじめ日本史全般を対象とします。「松下歴史塾」の中に、目的別の集合体を設けて、様々な活動を行います。
現在行っている有志での史跡めぐり「松下英治歴史研究倶楽部」もその一つとなります。
新選組に関する活動については、これまで通り「新選組倶楽部」(新選組流山隊)の名称を使用します。
これから、活動の幅が広がると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
詳細は、公式サイトにて→ 新選組.jp https://shinsengumi.jp2023年04月25日
記念講演2に法務大臣登場。
狭い展示会場で行う、少人数でのマニアックな講演会。そこに現れたのはなんと、現職の法務大臣の斎藤健さん。

しかし、昨秋の法務大臣就任以来は常に十数名のSPが同行されています。
当面は私の講演にお誘いする訳にはいかないと思っていたところ、まさかの連絡が入りました。当隊隊士にも事前告知はせず、安全対策を配しました。
ところが前日、岸田総理が襲撃されるという事件が発生。当日は本当にご来臨されるのか半信半疑でした。
斎藤健さんの登場には聴講者もビックリ。そして、いわゆる「議員の挨拶」ではなく、15分以上にわたる私との歴史対談をしてくださいました。
「歴史を学び、現在を知り、未来を創る」というのが、私が歴史を研究し発信する理由です。「政治家は歴史を学ぶべき」とする考えに共感いただいているからこそ、このようなひとときが実現したのだと思います。
「斎藤大臣はとても楽しそうでしたね」とは、聴講者の感想。室内にいらしたSPと秘書のAさんにも和やかな雰囲気を共有していただきましたが、ガラス越しの外で待機されていたSPの方々には伝わったでしょうか。
大臣と護衛の方々、聴講者と当隊隊士など関係者の皆様、貴重な時間を共有できたことに、心より感謝申し上げます。
2023年04月17日
「第20回流山新選組まつり」の記念講演2を開催。
著名な講師の場合は、講師料との兼ね合いもあるのでしょうが、一方通行的な講演になりがちです。
今後もこの会場での講演は、できれば継続をしていきたいですね。
今年は20周年なので、特別なプログラムを増やすことも検討しましたが、諸事情により、「流山巡察会」を復活させるのみとしました。
しかし、毎回のように何かしらのサプライズが起きるのも「流山新選組まつり」の不思議なところです。今回も、普通に考えるとありえないようなことが起きました。
詳細は次回記事でご案内します。
そして、「記念展」もいよいよ明日4月18日(火)が最終日。9時〜15時までの開館となります。
お時間のございます方は、ぜひご来場ください。
2023年04月13日
4/16記念講演2の参加者を募集
平日でも、熱心なファンが一日数組は来館されています。
先日の生放送に続き、JCOMさんが行事の収録にいらしてくださいました(4/15放送)。
そして、4/16(日)は最後のプログラム、「記念講演2」を開催します。
4/12時点でまだ参加申し込みが可能です。
今回、結成経緯を含めて前週の復習を少ししてから、流山事件
ご興味のございます方は、下記の公式サイトから問い合わせフォームで申し込み、あるいは、新選組流山隊まで直接、メールか電話でお問い合わせください。
2023年04月11日
晴天の下で流山巡察会を実施しました。

装束を着た新選組流山隊の隊士と共に、流山の新選組関連史跡を巡るツアーは、まさに20年前の第1回のプログラムの一つでした。
20年前の写真を見ると、ツアーの先頭で案内係を務めていた一人は、まさにこの日の投票で県議会議員に再選された武田正光議員。当時はまだ議員ではありませんでした。
解説を務めた私も、当時は研究者ではありませんでした。
20年という歳月を感じますね。
新選組流山本陣跡(近藤勇の陣屋跡の史跡)は、現在、更地になっています。
新選組との直接の関係はないのですが、背後の土蔵を約1年掛かりで修復するためです。
ちなみに、この土蔵は昭和初期に、別の場所から移築されたものです。
本陣となった「鴻池」の敷地の一部が奥まで見えるというのが、現在の状態での特徴です。
閻魔堂や浅間神社、呉服新川屋店舗などを経由して、先日テレビ番組で話題となった「矢河原の渡し跡」へ。
渡し場の標柱も、私が提唱して建立してからちょうど20年です。
ちょっと風が強かったため、土手の上段と中段に分かれて歩き、丹後の渡し跡へ。
流山寺を経て赤城神社に到着しました。
ここで、不逞浪士が乱入、新選組隊士が斬り倒すという「殺陣演武」を実施。
今回は初演武の学生隊士をはじめ経験の浅い隊士ばかりで、
光明院を経て、最後に一茶双樹記念館で解散となりました。
参加者の皆さんの満足そうな笑顔を見て、無事に終了し安心しました。
久々に高下駄で歩き、ふくらはぎがパンパンです(^^;)
そして、16日(日)には、記念講演の2回目を行います。
まだ、あと数名が参加可能ですので、お早めにお申し込みください。
下記の公式サイトから、問い合わせフォームで申し込み、あるいは、新選組流山隊まで直接メール、もしくは、電話(すぐに出られない時は折り返します)でも大丈夫です。
詳細は、公式サイトにて→ 新選組.jp https://shinsengumi.jp
2023年04月10日
流山新選組まつり「記念講演1」大好評で終了。

流山新選組まつり、記念展開会

「記念展」初日の4/7(金)は、あいにくの雨。
朝は、展示の不備が無いかの確認等をおこなっていましたが、やがて来館者が。
そしてそのまま、昼食を摂る間もなく、閉館時間まで、解説や質疑応答。
「どうしても初日に来たかったんです」という女性をはじめ、平日の雨にもかかわらずおいでになる方は、熱心な方ばかり。
展示内容は、1日ではとても観覧出来るものではないだけに、「また来ます」と仰って帰られる方も多くいらっしゃいます。
2日目の4/8には「記念講演1」、4/9には「流山巡察会」を実施。→改めて報告します。
4/16(日)の「記念講演2」は、まだ参加予約が可能です。お申し込みはお早めに。
詳細は、公式サイトにて→ 新選組.jp https://shinsengumi.jp
2023年04月07日
第20回流山新選組まつり開会/参加受付中
まずは「記念展」が、杜のアトリエ黎明にて開会です。
入館無料なので18日まで何度でも来館できます。
(月曜休館、8日と16日の講演時間帯は聴講者のみ入館可能)。
何度でも・・・というのは、パネル展示をじっくり読むには、1日では足りないからです。
そして、8日(土)には、記念講演の1回目を行います。
新選組結成の真相から、甲州転陣の経緯、流山転陣の理由などを解りやすく紹介、まだ、あと数名が参加可能です。
9日(日)の「流山巡察会(史跡解説ツアー)」もまだ人数に余裕があります。
いずれも、ご興味のございます方はご連絡ください。
下記の公式サイトから、問い合わせフォームで申し込み、あるいは、新選組流山隊まで直接メール、もしくは、電話(すぐに出られない時は折り返します)でも大丈夫です。
年に一度の機会ですので、この機会にぜひご参加ください。
詳細は、公式サイトにて→ 新選組.jp https://shinsengumi.jp
2023年04月03日
流山の新選組史跡を隊士と巡ろう!参加募集中

流山の新選組関連史跡は、一般に紹介されていない場所もあり、もちろん案内表示などもほとんどありません。
この数年は、コロナ禍もあり、「流山新選組まつり」全体も縮小開催を余儀なくされてきましたが、今年は第20回にあたり、殺陣演武も含めて開催します。
幕末の慶應4年(1868)、4月1日に鎮撫隊(新選組)は流山に入りました。そして4月3日の夕方に、新政府軍が流山を急襲し、新選組流山事件となりました。
今回の「流山巡察会」では、装束を着用した新選組流山隊の隊士と共に、約2.5kmを3時間掛けて歩きます。解説は、新選組流山事件前後の真相を解明した新選組流山隊隊長で歴史研究家の松下英治自らが、最新情報を含めて解りやすくご案内します。
行軍の途中、行事を邪魔する不逞浪士が乱入するという噂も?
人数限定・先着順で参加予約を受け付け中です。
詳細は、公式サイトにて→ 新選組.jp https://shinsengumi.jp
2023年04月02日
流山新選組まつり、講演と史跡めぐりの予約を受付中

今年は、2回の「記念講演」と、久々に実施する「流山巡察会」が、人数限定・予約優先の行事となります。
いずれも参加予約を受け付けておりますが、現時点では、それぞれまだ半分くらいの応募情況です。
流山事件の真実を解明した講師による講演・史跡案内は、ここだけなので、ぜひ、ご参加ください。
詳細は、公式サイトにて→ 新選組.jp https://shinsengumi.jp
2023年03月16日
第20回流山新選組まつりを開催します。
今年は、新選組結成160年、そして新選組流山隊結成20年となります。近藤勇の供養行事「勇忌」は、残念ながら今年も中止ですが、今回は、記念展、2回の記念講演、流山巡察会の各行事を行います。
今年も2回に分けて行う「記念講演」は、3年振りに定員が25名に戻りました。
そして6年振りに「流山巡察会」(史跡案内ツアー)を復活、装束着用の隊士とともに流山の新選組史跡を巡ります。参加は先着30名ですが、小学生以下は無料ですので、ぜひ親子で参加ください。噂では、不逞浪士が乱入するという情報も?
「記念講演」と「巡察会」は、先着順に受付を開始しますので、お早めにお申し込みください。
詳細は、公式サイトにて→ 新選組.jp https://shinsengumi.jp
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2023年01月02日
新年のご挨拶
また、昨年は記事更新が少なくごめんなさい<(_ _)>。
※昨年は、あまり記事の更新をしませんでしたが、活動はしっかりおこなっています。
2022年05月14日
鎌倉の幕末史跡を知る

ちょっと前になりますが、3月中旬に三浦半島を一周した帰りに鎌倉で宿泊し、翌日に史跡を巡ってきました。
鎌倉の史跡めぐりは久しぶりで、大河ドラマに合わせた対応など、史跡の最新状況を確認することが目的でした。
主人公である北条義時の墓所では、AR技術による法華堂の再現ができるようになっていました。
しかし、それ以外は特に新しい解説看板などが作られてはいないようでした。
私は幕末史が専門ですが、幕末史を理解するためには当然ながら、室町時代や戦国時代はもとより、平安時代や鎌倉時代についても知る必要があります。
鎌倉には、そのための重要な史跡もあるのですが、残念ながらこれらについては解説看板などは設置されていません。最近はTVの歴史番組でも鎌倉を取り上げることが多いのですが、私が知る限りでは、やはりこれらに触れているものは無いようです。

この史跡は、幕末の絵図にも記載されていますが、現在とは少し異なっています。その理由も含め、しっかりと伝えていきたいと考えます。
今回の事前調査を踏まえて、4月下旬には鎌倉の史跡案内を行いました。
これについては、次回記事にて。
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2022年04月30日
第19回流山新選組まつりを終えて

募集9名という少人数での「ディナーショー型」での講演で、告知も控えめでしたが、当日はおかげさまで定員超えとなりました。
残念ながら参加出来なかった方は、また次の機会によろしくお願いします。
途中ティータイムを挟みながら約2時間の講演でしたが、歴史好きな参加者の方々が熱心に聴講されたのが印象的でした。
今回も感染対策に万全を尽くすため、定員を減らし、聴講者ごとにパーティーションを設置しました。
私自身は、表情が見えやすいように反射率を抑えた抗菌フェイスシールドを着用しました。
さらに、新たにCO2検知器を持参して場内を監視できるようにしましたが、元々換気に優れた構造に加えて聴講人数が抑えられているため、数値は全く問題ありませんでした。
各地の新選組行事が相次いで中止になる中で、毎年継続していくことが重要との思いで、今年も無事に「流山新選組まつり」を終えることができました。
多くのファンの皆様、そして新選組流山隊の仲間に支えられて、今年も有意義な2週間を送れました。
心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました。
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