March 2006

March 31, 2006

消費税

毎年この時期になると気になるのが消費税の問題。とは言っても国家の財政を憂うわけでも何%が妥当かを思いをめぐらすわけでもない。あくまでも今年支払う消費税の多さに溜め息をつくだけだ。

商売をしている方ならお分かりだが、所得税と違って消費税はかなり曲者。所得税はそれなりでも消費税はそれを遥かにしのぎ意外と大きな額になる。事実、私の周りにも払えず滞納している連中もいるようだ。しかも消費税は待ったなし、申告締切日が税の納付日だ。(振り替え納税の方は別)

それもそのはず、消費税はあくまでも預かり金であり、預かった以上速やかに約定日にお上(国家)に納めるのは当然のことだろう。いささか大袈裟かもしれないがそれを滞納することは国家に対する横領に他ならない。

いつから国家の片棒を担ぐようになったって? 決してそんな意味で言っているわけでないが、確かに税の平等性に問題があるにせよ原則的な理論とはそんなものだろう。

でも毎回消費税を払いながら思うのは、国に代わって税の徴収をしているのだから手数料ぐらい頂くのは当然だし、まして税を内税にしている現在では消費者のほとんどは税を払っている意識すら遠のいているはずだ。その意味ではまさに国家が国民を欺いているというのも言い過ぎではない!?



artemoda at 18:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0)