<はじめに>
このページは2007年2月に公開して以降、何度か追加改訂を重ね、当ブログの中でも累積PV数がひときわ多い人気ページとなりました。2016年のリオ・オリンピックイヤーにあたり、最新の改訂版として情報を追記しました。

なお、当ガイドは基本的にB級グルメ(と言っても勿論、美味です)に特化しており、高級レストランやシュハスカリーア(大規模なシュハスコ料理店)は登場しません。ブチキン(Botequim)、あるいはブテコ(Boteco)と呼ばれる、リオ市民が普段使いしている居酒屋/酒も飲める大衆料理店が中心です。ブチキン(ブテコ)は、フランスで言うビストロやブラッスリー、イタリアで言うトラットリアやオステリアにあたります。しっかりしたレストラン感覚の店から、軽くつまみながら飲む感覚の店まで多彩ですが、いずれにせよ敷居は全く高くなく、カリオカの生活文化を象徴する場です。

★セントロ、ラパ(Centro, Lapa)

●Bar Luiz(バール・ルイース)/ブチキン
  Rua do Carioca, 39 , Centro

1887年創業の、リオのブチキン文化を象徴する老舗。メトロのカリオカ駅の近く、カリオカ通りにあり、楽器屋Guitarra da Prataの隣り。雰囲気良し、味良し、ショッピ(生ビール)もウマく、混雑は必至。営業は確か23時すぎまで(日曜は夕方まで)なので、ラパ地区で夜遊びする前の「腹ごしらえ&ちょっと一杯」に最適。
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●Nova Capela(ノヴァ・カペーラ)/ブチキン
  Avenida Mem de Sa, 96. Lapa

今やリオきってのナイト・スポットとなったラパ地区のメインの通り(メン・ヂ・サー通り)沿いで、昼前から深夜4時頃まで営業している老舗。メニューは典型的なブラジルの伝統料理が中心でツマミ類も充実。ライヴ終わりのミュージシャンもよく訪れ、2003年にバランサが近所のチアトロ・ヒヴァルでコンサートをやったときの打ち上げも、ここだった。ガッツリ食いたい方にオススメ。
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●Antonio's(アントニオス)/ブチキン NEW!
  Avenida Mem de Sa, 88. Lapa

メン・ヂ・サー通りとラヴラヂオ通り(Rua Lavradio)の角にある Bar e Botequim。店内はあまり広くないが、両通りの歩道にハイテーブル席がある。ガッツリ食いも出来るがツマミ類がオススメで、アイピンとカマロン(小エビ)とカトゥピリのボリーニョ(下の写真)が美味かった。ここも深い時間まで営業しているので、ラパでライヴを楽しんだ後、小腹がすいたときに最適。
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●Bar Brasil(バール・ブラジル)/ブチキン NEW!
  Avenida Mem de Sa, 90. Lapa

Antonio'sの隣、メン・ヂ・サー通りにもラヴラヂオ通りにも入口がある、1907年創業の老舗。ラパのブチキンの中ではわりと落ち着いた佇まい。メニューはドイツ系の肉料理がメインで、名物のスモーク・ポークをメインにトゥトゥーとライスを添えた "Kassler Defumado com tutu, arroz e couve"(下の2番目の写真)が美味かった。ガッツリ食いにオススメ。
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●Enchendo Linguica(エンシェンド・リングイッサ)/ブチキン NEW!
  Avenida Mem de Sa, 132. Lapa

ラパの水道橋を背にして歩き、上記3店舗より奥に進んだ五叉路の角にある、気さくなレストラン風ブチキン。ツマミからメインまでメニューが豊富で目移りするが、まずはツマミにLinguica Croc(リングイッサ・クロッキ)。ウィンナソーセージぐらいの大きさに切ったリングイッサが揚げたポテトに巻かれているという人気メニューだ。メイン料理では豚の皮をバリパリに焼いた、Joelho de Porco(ジョエーリョ・ヂ・ポルコ)が人気。ランチタイムから24時まで営業している。
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★サンタ・テレーザ(Santa Teresa)

●Bar do Mineiro(バール・ド・ミネイロ)/ブチキン
   Rua Paschoal Carlos Magno, 99. Santa Teresa

サンタ・テレーザの丘、ギマランイス広場(Largo dos Guimaraes)のすぐ近くにある老舗のブチキン。"ミネイロ(ミナスの人)のバー" の名の通りミナス料理が中心。肉と豆の料理も良いが、オススメはミナスの名物料理、フランゴ・コン・キアーボ(鶏とオクラの煮込み)。

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内装も雰囲気があり、夜は歩道まで人があふれてショッピ(生ビール)片手に雑談している。

★フラメンゴ、ラルゴ・ド・マシャード(Flamengo, Largo do Machado)

●Majorica(マジョリカ)/シュハスコ
  Rua Senador Verrgueiro,11, Flamengo

もう「お肉様!」と呼んで崇めたくなるほどのピカーニャがいただけるシュハスコ・レストラン。2007年1月24日付けで書いたように、日本でも一般的な "ガルソンがさまざまな部位を持ってテーブルを回るスタイル" ではなく、「これ!」と決めた部位を選んで注文してから焼いてもらい、焼き加減も切り加減も自由に指定できる。

メトロのLargo do Machado駅からFlamengo海岸方面に向かいすぐ、進行方向左側の、いかにも古めかしい作りの店。200席以上あるが週末の午後などは行列も出来る。
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取り分けると、こんな感じ。付け合わせのクリーミーな青菜との相性も抜群です!

●Tacaca do Norte(タカカー・ド・ノルチ)/パラ州の軽食とアサイー
  Rua Br.(Barao) do Flamengo, 35

Majoricaと背中合わせの通り沿いにある、パラ州ベレン産の軽食が食べられる老舗のスタンド。今ではすっかりポピュラーになったアサイーを、リオで最初に出した店でもあるそうだ。

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本家アサイー!
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カランゲージョ・ヂ・シリ(カニの炒め物)とファロファの粉にちょい辛めのピメンタを振りかけて食べると、軽食どころか大満腹。

●Cafe Lamas(ラマス)/ブチキン 超オススメ!
  Rua Marques de Abrantes, 18 - Flamengo

1874年創業の老舗。入口は狭いが奥の客席エリアは広く、落ち着いた雰囲気だ。午前中から明け方近くまで営業しており、深夜も大賑わい。値段もそんなに高くない。僕も1987年以来ずっと通い、大勢の人を連れていった。
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ここは食事をメインにしよう。オススメはCanja(カンジャ=鳥雑炊/写真右)、そしてゼヒものの逸品が、Lingua com Molho Madeira(リングア・コン・モーリョ・マデイラ=牛タンのマデイラ・ソース漬け/写真左)。トロけるほど柔らかく、付け合わせのマッシュポテトとの相性も最高。かの「元祖永代爆食大魔王メタボリックてびちギター法師」も太鼓判です。
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2015年の来店時、牛タンが売り切れでガッカリしていたら、老ギャルソンに「ウチのオススメはこれだ」と言われて初めて食べた牛カツのミラネーゼ(チーズとアーティチョークを和えたライス付き)も美味だった。

タクシーの運転手もだいたい知っているほどの有名店。ちなみにSaigenjiの「Acalanto」のケース裏写真は、ここで撮影されました。
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★ボタフォゴ(Botafogo)

●Cabidinho(カビヂーニョ)/ブチキン NEW!
 Rua Paulo Barreto 65, Botafogo

ボタフォゴのメイン通りのひとつ、Rua Mena Barretoと、Rua Paulo Barretoの角にあるブチキンで、向かい側にガソリンスタンドがある。
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ここがスゴいところは、全日24時間営業!メニューはガッツリ系もあるが、ピザやサンドイッチなど軽めもあるので、ライヴ後などの深夜、まだ飲み足りないときや小腹がすいたときに使える。
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上の写真、土曜日とは言え深夜3時でこの賑わい!

★コパカバーナ、レーミ(Copacabana, Leme)

●A Marisqueira(マリスケイラ)/ポルトガル料理
  Rua Barata Ribeiro, 232, Copacabana

メトロのアルコ・ヴェルヂ(Cardeal Arco Verde)駅のすぐ近くにあるトラディショナルなポルトガル・レストラン。造りは殺風景だが味は外れなし。シーフードが中心で、Filet de Badejo com Molho de Camarao(フィレ・ヂ・バデージョ・コン・モーリョ・ヂ・カマラォン=スズキの小エビソース)はマルコス・スザーノが激押し。ブラジルでは肉料理に比べてシーフードは値がはるが、ここは本格的な味のわりには値段がリーズナブルで、しかも一品の量がハンパじゃなく多いので、大人数で行けば行くほど安くあがる。ただし、ここ10年ほど行ってないので最近の様子は分かりかねます。

●Cernantes(セルヴァンチス)/サンドイッチ
  Avenida Prado Junior, 335-E, Copacabana

セントロ〜ボタフォゴとコパカバーナを結ぶ大通り、Avenida Princesa IsabelからRua Barata Ribeiroに右折して即、左に折れる道ぞいの小ザッパリしたレストラン。深夜まで営業し酒もあるのでブチキン・ガイドにも掲載される名店だが、メインのメニューはブラジル風サンドイッチ。サンドイッチと侮るなかれ、量はブラジル標準サイズだ。どれもウマいが中でもフィレ・ミニオン+ケイジョ(チーズ)+アバカシ(パイナップル)のサンドイッチが絶品。ランチにも、深夜のシメにも使える店だ。ちなみにすぐ近く、Barata Ribeiro沿いに同店のバール(スタンドバー風)もあり、こちらも終夜営業。
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●Aipo & Aipim(アイポ&アイピン)/ポルキロ
  Avenida Nossa Senhora Copacabana, 391, Loja-B, Copacabana

リーズナブルな値段でランチをガッツリ行きたいときには、Por Quilo(ポルキロ)、目方で値段が決まるビュッフェ・スタイルのレストランが最適。ここはコパカバーナやイパネマなど、あちこちにチェーン展開している店で、ビュッフェのメニューは日によって微妙に変わる。

●Adega Perola(アデガ・ペロラ)/ブチキン 超オススメ!
  Rua Siqueira Campos, 138, Copacabana
メトロのシケイラ・カンポス駅から山側に向かってすぐ、進行方向右側にあるブチキン。60年代以来、多くのミュージシャンや文化人が普段着感覚で訪れた、気の置けない雰囲気の店。
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スペインのバルと同じように、カウンター沿いに多彩なツマミ類(主にポルトガル料理の系列)がズラリ並んでいて、これ!と思ったものを指差せば出してくれる。どれもウマいし魚介類も新鮮、ショッピが進む進む。
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営業は一応24時までだが、表のシャッターが閉まった後もグダグダできる。1992年、ショーロ・クラブが初のリオ録音を行い、アルポアドールの公園でのフリーライヴを大成功させた後の打ち上げ会場が、ここだった。2005年にSaigenjiと行ったときには、帰国前夜にシコ・ネヴィスとアルマンド・マルサル(マルサルジーニョ)にバッタリ。席数が少ない大人気店なので入れないこともある。
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●Pavao Azul(パヴァオン・アズー)/ブチキン 超オススメ!
  Rua Hilario de Gouveia, 71, Copacabana

バラータ・ヒベイロ通り(Rua Barata Ribeiro)とイラーリオ・ヂ・ゴウヴェイア通り(Rua Hilario de Gouveia)の角にあり、昼はランショネッチ、夜はブチキンとして営業している、とても小さな、もろに街角のバール風の店。
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ツマミ類はどれもウマい。しかも安い。中でも、ここのBolinho de Bacalhau(ボリーニョ・ヂ・バカリャウ=タラのコロッケ)は普通の店と違ってポテトを使っていないため、味が濃密に凝縮されていて食べごたえ十分。
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ボリーニョ・ヂ・バカリャウとエビのパステウ

●Bar do David(バール・ド・ダヴィー)/ブラジル料理
 Ladeira Ary Barroso, 66 - loja 3, Chapeu Mangueira, Leme

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すでにこのブログには何度も登場済だが、あらためて本欄に掲載。レーミからLadeira Ary Barrosoの急坂を登りきって右折し、シャペウ・ダ・マンゲイラのファヴェーラに向かう途中にある。ちなみに左折すると「ファベーラ宿」があるバビロニアのファヴェーラ。ファヴェーラと言ってもこのエリアが治安が保たれていて、中流以上の層も店の前まで車やタクシーで乗りつける(タクシーの運転手によっては坂を登ってくれず下で降ろされることもあり)。

オーナーのダヴィー(David)は元サンビスタで20年近く前、神戸に滞在していたこともある。
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名物その1。Bolinho de Camarao(ボリーニョ・ヂ・カマラォン)。
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名物その2。Feijoada do frutos do mar(シーフードのフェイジョアーダ)。
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名物その3。Tropeiro Carioca(トロペイロ・カリオカ)。ミナス料理とリオの黒豆をミックスしたフェイジョアーダ風の新機軸のメニュー
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名物その4。Carioquinha(カリオキーニャ)。フェイジョン・トロペイロ、リングイッサ・ミネイラとライス、青菜つきの、カリオカ訛りのミナス料理といったところ。

何を食べてもとにかく美味いっ! 価格は店の立地を考えると少し高めだが、同クラスの料理を街なかで食べることを思えば激安の部類だ。場所柄、昼間に訪れることをオススメします。

★イパネマ(Ipanema)

このエリアはハイソでお高い店が多いので、あまりメシは食わないのですが・・・。

●Manoel & Juaquim(マノエウ&ジュアキン)/ブチキン NEW!
 Rua Barao da Torre, 162, Ipanema

コパカバーナをはじめ市内の各地に展開しているレストラン感覚のブチキンのイパネマ店。バラォン・ダ・トーヒ通りとファルメ・ヂ・アモエード通り(Rua Farme de Amoedo)の角にあり、ランチタイムから営業している。
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ここのピカーニャは、ガヴェアの「ブラゼイロ」には及ばないが四つ星クラス。切り分けがデカめなので肉食獣と化してかぶりつける。
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●Delirio Tropical(デリーリオ・トロピカル)/サラダ系
  Rua Garcioa d'Alva, 48, Ipanema

イパネマ、ガヴェアなど各エリアにチェーン展開している、サラダ中心のこじゃれたレストラン。ポルキロ形式の店と似たシステムで、ショーケースにある各種サラダから2〜3品を選んで盛りつけてもらい、お好みでスープ、メインディッシュ(チキン、魚など)などを注文。レジで会計をすませてゆっくりといただく。表記の住所はイパネマ店だが、今回はガヴェア店で何度かランチした。味つけは円やか、サラダ類の鮮度も上々で、肉と豆の日々に疲れた頃にちょうど良い。とくに女性にオススメ。

★レブロン(Leblon)

イパネマ以上にハイソなエリアだが、ブチキンの人気店も多い。

●Casa Clipper(カーザ・クリッパー)/ブチキン NEW!
 Rua Carlos Gois, 263-A, Leblon

レブロンのメイン・ストリート、アタウルフォ・パイヴァ通り(Av. Ataulfo de Paiva)との角にある気さくなブチキン。店内は狭いが例によって歩道にテーブルが並んでいる。昨年、たまたまライヴ後に入ったら、シュハスキーニョ(シュハスコの串刺し)がとても柔らかくて美味かった。みじんぎりの青菜とリングイッサとポテトをトロトロに煮込んだニンニク味のスープ、カルド・ヴェルヂ(下の写真の左)も良かった。ラパやコパカバーナなどのブチキンと比べると値段は少し高いが、全体に品のある味。
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その他、ここ10年ほど行ってないので最新事情は分からないが、今までに行ったことがあるレブロンのブチキンの名店を列記しておきます。どこも良かったな〜。

●Bracarense(ブラカレンシ)/ブチキン
 Rua Jose Linhares, 85-B, Leblon

●Diagonal(ヂアゴナウ)/ブチキン
 Rua Aristides Espinola, 88, Leblon

●Jobi(ジョビ)/ブチキン
 Avenida Alaulfo de Paiva. 1-166, Leblon

●Academia da Cachaca(アカデミア・ダ・カシャーサ)/ブチキン
 Rua Conde Bernadotte 26, Leblon
この店は、他の3店とは様相が異なる。ガイドブックではブチキンに分類されているが「カシャーサ・アカデミー」と名乗るとおり、ブラジル各地からおびただしい種類のカシャーサが集結した、カシャーサ専門のバー。全種類を飲もうと思ったら、いったい何十年かかるのかってぐらいのヴォリュームだ。フード類もあり。

●Celeiro(セレイロ/サラダ系オーガニック・レストラン
  Rua Dias Ferreira, 199, Leblon

レブロンの中でもひときわオシャレなレストランが林立する、Rua Dias Ferreira(ヂアス・フェヘイラ通り)の名店。なんでもオープン当初はペドロ・サーの妹(だったと思う)がシェフをつとめていたそうだ。サラダ・バーから好きなものを選んで皿に乗せ、重さで価格が決まるポルキロ形式。値段は高めだが、食材はすべて直営の農場で作っていて高品質かつ新鮮。独自のアイディアを凝らしたメニューもあり、野菜不足を解消するにはうってつけだ。いつ来ても順番待ちの行列が絶えない人気店で、店内は品の良さそうな女性客が大半を占めている。
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★ガヴェア(Gavea)

Monoauralスタジオがあるエリアなので、もうすっかり通になりました。地元のアッパーミドル層向けのレストラン多し。ただ、ツーリストがわざわざ行くエリアとは言いがたいので、ジャルヂン・ボタニコに行くついでに、どうぞ。ジョビン記念館(Espaco Cultura Meio-Ambiente Tom Jobim)から徒歩圏内です。

●Braseiro da Gavea(ブラゼイロ・ダ・ガヴェア)/ブチキン 超オススメ!
  Praca Santos Dumont, 116, Gavea

ガヴェア地区の表玄関、サントス・ドゥモン広場に面した気さくな造りの大衆料理レストランだが、ミュージシャンにバッタリ遭遇する頻度が最も高い。
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ここのピカーニャは、リオでも一二を争う美味。バナナとヴァニラ・アイスにシナモンを振りかけたデザート(名前を忘れた)でシメれば気分はカリオカ。バールとしても人気が高く、夜になると向かい側のHippodromo(イッポードロモ)ともども、歩道にテーブルと椅子を並べても入りきれない人々が路上にあふれて立ち飲みするほどの賑わいになる。ちなみに、友人のHeitor(エイトール)が経営するトンガリ派のCD&アナログ店、Tracksは目と鼻の先。
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最高のピカーニャ! バナナのファロファ合え、ポテトフライ、ブロッコリライスがついてくる。一人で完食するのは不可能。でも美味い!
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夜になると若者たちが集まって飲み出し、店の前の歩道に人があふれる(注:この写真は数年前に撮ったものなので看板とロゴが古いです。2枚上の写真が最新)。

●Garota da Gavea(ガロータ・ダ・ガヴェア)/ブチキン
 Praca Santos Dumont, 148, Gavea

「ブラゼイロ」のすぐ近くにある、かの「ガロータ・ヂ・イパネマ(Garota de Ipanema)」の系列店。ここのピカーニャも美味く、Picanha na Brasa(ピカーニャ・ナ・ブラザ)と呼ばれる、テーブルで自分の好みに焼き上げる鉄板焼きスタイル(鉄板の下にアルコール燃料の炎あり)。イパネマの本店でもこれが名物メニューになっている。
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驚異的ヴォリューム! 付け合わせまで完食するのは無理っ!

●Bacalhau do Rei(バカリャウ・ド・ヘイ)/ポルトガル料理
  Rua Marques de Sao Vicente, 11-A, Gavea

サントス・ドゥモン広場から至近距離にある、伝統を感じさせつつも敷居の低いポルトガル料理の名店。「王様のタラ」と名乗るだけあってバカリャウ(タラ)料理が極上だが、Salmao Grelhado(サルマォン・グレリャード=グリス・サーモン)などのシーフードも絶品で、バカリャウ以外はそんなに高値でもない。つまみにボリーニョ・ヂ・バカリャウを注文すると皿に山盛りになって出てきて、食べた数だけカウントされる、というスタイル。デザート類は、ポルトガル料理だけに砂糖と卵の黄身をたっぷり使っていて激甘!

※当ブログ内カテゴリー「ブラジル:現地日記」
※Bar Blen blen blenのマスター、ゴウさんのブログ「ブラジル旅行報告vol.1 リオデジャネイロ 前編」「ブラジル旅行報告vol.3リオデジャネイロ イパネマ・ガヴェア編」もご参考に。リオでバイーア料理を食べたい方へのオススメ店も掲載されてます。