10日(木)のスタジオワークが早めに終了したので帰ろうとしたら、エンジニアのダニエルが、同じ敷地内にあるマリーザ・モンチのライヴDVDのトラックダウン中のスタジオに案内してくれることになり、ワクワク・ドキドキで訪問。愛しのM姫はおられませんでしたが、な!な!なんと! スタッフのはからいでトラックダウンし終えたばかりのライヴ・テイクを2曲も聴かせてもらい、さらに映像も一部、拝見。あんなシーンやこんなシーンがあり、ライヴの音もスタジオ録音をしのぐダイナミズムでメチャカッコいい。
去年、来日したときにマリーザが話していたとおり、このライヴDVDはステージをそのままパッケージしたものではなく、ブラジルと海外で行なわれた "Universo Particular" ツアーのドキュメント映像がメインで、スタッフの話ではちゃんと日本の映像も入っている、とのこと。それにライヴ映像やヴィデオ・クリップを加えたものになり、見通しとしては今年の中頃に発売予定だそうだ。
これだけでも想像を絶する夢心地だというのに、さらに幸せの宅配便が。
すでにブラジルのメディアには紹介記事が出ている、アドリアーナ・カルカニョットの最新作『Mare(マレー=潮)』。ブラジルでは発売が遅れていて、サンプル盤が上がるのも週明けになるというのであきらめていたのだが、ひろ美さんがマネージャーのスエリーに問い合わせてくれたところ、実はポルトガルで先行発売されていて先週末、アドリアーナがプロモーションで現地を訪れた際に受けとったポルトガル盤CDが1枚だけあり、なんと、それを譲っていただけることになった。ということで昨晩、アドリアーナの指紋がついたCDをゲット。
内容は、絶品! アドリアーナとアート・リンゼイが共同プロデュースし、サポートはモレーノ、ドメニコ、カシンを中心にホドリーゴ・アマランチ、デー・パルメイラなど。海つながりで98年の名盤『MARITIMO』の世界観を受け継いでいるが、サウンド・プロダクションは『Cantada』や『Adriana Partimpim』を通過した、音の隙間を生かしたミニマムでネオ・アコースティックな世界。昨年のアドリアーナ+モレーノ+ドメニコ+カシンの来日公演で披露した曲もいろいろある。マリーザ・モンチがゲスト出演して「海の妖精の声」役をつとめた曲、ドリヴァル・カイミの作品をジルベルト・ジル文化大臣のギターをバックに歌った曲も。うっとりするほど美しく聴きやすいが、ネオ・トリピカリア・マインドの刺激的なスパイスも利いていて、イマジネーションがどんどんふくらむ、ふくらむ。これはゼッタイに日本盤も出していただかなければ。BMG JAPANさん、よろしくお願いします。
<曲目>
1. Mare (Adriana Calcanhotto - Moreno Veloso)
2. Seu Pensamento (Adriana Calcanhotto - De Palmeira)
3. Tres (Marina Lima - Antonio Cicero)
4. Porto Alegre (Pericles Cavalcanti)
ゲスト:Marisa Monte
5. Mulher sem Razao (De -Bebel Gilberto - Cazuza)
6. Teu Nome Mais Secreto (Adriana Calcanhotto - Waly Salomao)
ゲスト:Jards Macale (violao)
7. Sem Saida (Augusto de Campos - Cid Campos)
8. Para La (Adriana Calcanhotto - Arnaldo Antunes)
9. Um Dia Desses (Torquato Neto - Kassin)
10. Onde Andaras (Caetano Veloso - Ferreira Gullar)
11. Sargaco Mar (Dorival Caymmi)
ゲスト:Gilberto Gil (violao)
produzido por Arto Lindsay e Adriana Calcanhotto
アドリアーナならではのアート感が全開のジャケット。アートワークはブックレットも含めて青を強調、海のイメージで統一されている。歌詞カードなどの文字はもちろん、アドリアーナのオリジナル・フォント。
去年、来日したときにマリーザが話していたとおり、このライヴDVDはステージをそのままパッケージしたものではなく、ブラジルと海外で行なわれた "Universo Particular" ツアーのドキュメント映像がメインで、スタッフの話ではちゃんと日本の映像も入っている、とのこと。それにライヴ映像やヴィデオ・クリップを加えたものになり、見通しとしては今年の中頃に発売予定だそうだ。
これだけでも想像を絶する夢心地だというのに、さらに幸せの宅配便が。
すでにブラジルのメディアには紹介記事が出ている、アドリアーナ・カルカニョットの最新作『Mare(マレー=潮)』。ブラジルでは発売が遅れていて、サンプル盤が上がるのも週明けになるというのであきらめていたのだが、ひろ美さんがマネージャーのスエリーに問い合わせてくれたところ、実はポルトガルで先行発売されていて先週末、アドリアーナがプロモーションで現地を訪れた際に受けとったポルトガル盤CDが1枚だけあり、なんと、それを譲っていただけることになった。ということで昨晩、アドリアーナの指紋がついたCDをゲット。
内容は、絶品! アドリアーナとアート・リンゼイが共同プロデュースし、サポートはモレーノ、ドメニコ、カシンを中心にホドリーゴ・アマランチ、デー・パルメイラなど。海つながりで98年の名盤『MARITIMO』の世界観を受け継いでいるが、サウンド・プロダクションは『Cantada』や『Adriana Partimpim』を通過した、音の隙間を生かしたミニマムでネオ・アコースティックな世界。昨年のアドリアーナ+モレーノ+ドメニコ+カシンの来日公演で披露した曲もいろいろある。マリーザ・モンチがゲスト出演して「海の妖精の声」役をつとめた曲、ドリヴァル・カイミの作品をジルベルト・ジル文化大臣のギターをバックに歌った曲も。うっとりするほど美しく聴きやすいが、ネオ・トリピカリア・マインドの刺激的なスパイスも利いていて、イマジネーションがどんどんふくらむ、ふくらむ。これはゼッタイに日本盤も出していただかなければ。BMG JAPANさん、よろしくお願いします。
<曲目>
1. Mare (Adriana Calcanhotto - Moreno Veloso)
2. Seu Pensamento (Adriana Calcanhotto - De Palmeira)
3. Tres (Marina Lima - Antonio Cicero)
4. Porto Alegre (Pericles Cavalcanti)
ゲスト:Marisa Monte
5. Mulher sem Razao (De -Bebel Gilberto - Cazuza)
6. Teu Nome Mais Secreto (Adriana Calcanhotto - Waly Salomao)
ゲスト:Jards Macale (violao)
7. Sem Saida (Augusto de Campos - Cid Campos)
8. Para La (Adriana Calcanhotto - Arnaldo Antunes)
9. Um Dia Desses (Torquato Neto - Kassin)
10. Onde Andaras (Caetano Veloso - Ferreira Gullar)
11. Sargaco Mar (Dorival Caymmi)
ゲスト:Gilberto Gil (violao)
produzido por Arto Lindsay e Adriana Calcanhotto

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