■Moreno Veloso Solo Live(モレーノ・ヴェローゾ Solo Live)

ドメニコ、カシンとのブラジル・ネオ新世代ユニット“+2”や オルケストラ・インペリアルで活躍、父カエターノ・ヴェローゾの「セー」のプロデューサーをつとめ、アドリアーナ・カルカニョットの新作「マレー」にも参加しているモレーノ・ヴェローゾ(vo,gt,perc)、初の完全ソロ・ライヴが実現!

豊田市美術館にて開催中のブラジル現代美術展「Blooming : ブラジル - 日本 きみのいるところ」の関連事業として8月16日&17日に開催されるソロ・コンサートに続き、東京でのライヴも決定しました。

日時:8月18日(月)& 19日(火)
   open 19:00 show time 20:00
会場:青山「プラッサ・オンゼ」
    tel 03-3405-8015
charge:4,500円(with 1 drink)

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<急告!19日のライヴの当日電話予約をお受けします(先着5名様)>

※19日(火)のライヴは「ご予約が定員に達したため当日枠はございません」と告知しましたが、18日深夜までに若干のキャンセルがありましたので急遽、18日同様に「当日電話予約(先着5名様:お立ち見)」をお受けします。

16:00以降、プラッサ・オンゼまでお電話ください。早い者勝ちです!
 03−3405−8015

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企画制作:ARTENIA
招聘:中日新聞社文化事業部
特別協力:豊田市美術館

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moreno.jpg●モレーノ・ヴェローゾ(Moreno Veloso)

1972年生まれ、カエターノ・ヴェローゾの長男。9歳のとき、父カエターノのアルバム『コーリス、ノーミス』に参加、親子で共作した「Um Canto de Afoxe para o Bloco do Ile」(バイーアのブロコ・アフロ、イレ・アイェ讃歌)を歌ったのがレコーディング・デビュー。物理学を専攻していた大学時代の1991年、父カエターノのアルバム『シルクラドー』に参加し「イタプアン」を歌う。

幼なじみのペドロ・サーをはじめ、カシン、ドメニコら同世代の友人たちとリオのオルタナ・ライヴ・シーンで活動を始め、伝説のエキスペリメンタル・ポップ・バンド、グッドナイト・ヴァルソーヴィアを結成。1996年、アート・リンゼイのバンド・メンバーとして初来日した。

2000年、ドメニコ、カシンとのトリオ、モレーノ+2名義でファースト・アルバム『マキナ・ヂ・エスクレヴェール・ムジカ(タイプライター・ミュージック)』を発表、ブラジル・ネオ新世代の旗手として注目を集める。2001年、モレーノ+2で来日公演を行ない、2002年にはアドリアーナ・カルカニョットの『カンターダ』に参加。その後、トリオは名前を変え、ドメニコ+2の『シンシアリー・ホット』(2002年)、カシン+2の『フューチャリズモ』(2006年)へと連なる3部作を発表した。

また、2002年に発足したオールスター・ビッグバンド、オルケストラ・インペリアルではリード・ヴォーカル勢の一角を担い、2007年にファースト・アルバム『カルナヴァル・ソ・アノ・キ・ヴェン』を発表。

2003年、企画盤『Nossa Bossa』に参加、ボサノヴァの名曲「ヴォセ・イ・エウ(あなたと私)」のポストモダンなカヴァーを歌う(この曲は2008年にBMG JAPANから発売された5枚組CDセット『ブラジル音楽100』にも収録)。

2005年にはガル・コスタの『オージェ(今日)』にタイトル曲をはじめ2曲の自作を提供し、映画『フランシスコの2人の息子』サウンドトラック盤で父カエターノが歌った3曲のプロデュースを担当。カエターノの『セー』(2006年)、『セー・ライヴ』(2007年)でもプロデューサーをつとめた。

2006年、モレーノ=ドメニコ=カシン+2で来日し、東京公演ではSaigenji、高野寛、モレーノが以前から大ファンだった小山田圭吾(コーネリアス)、嶺川貴子と共演。

2007年、日本のヴォーカリストakikoのリオ録音盤『Vida』にカシン、ドメニコ、ペドロ・サーらと共に参加。同年7月、アドリアーナ・カルカニョットとのスペシャル・ユニット、アドリアーナ・カルカニョット=モレーノ=ドメニコ=カシンでスペイン・ツアーに続いて来日。モレーノ=ドメニコ=カシンはFuji Rockにも出演しakikoと共演した。

2008年、アドリアーナ・カルカニョットの新作『マレー』(アート・リンゼイとの共同プロデュース)にほぼ全面参加。アドリアーナとの共作、デュエットも行なっている。

ギター、チェロ、パンデイロなどのパーカッションを演奏するマルチ・インストゥル・プレイヤー、繊細な歌声のヴォーカリスト、そしてコンポーザー、プロデューサーとして活躍しているが、その音楽性と脱力のたたずまいは、あくまでも自然体。