【Montreux Jazz Festival Japan 2016】Day 3 / 2016.10.9 恵比寿ザ・ガーデンホール

大阪同様、まずカエターノが登場してテレーザ・クリスチーナとカルリーニョス・セッチ・コルダスを紹介。

●Teresa Cristina Canta Cartola (com Carlinhos 7 Cordas)

1. O mundo e um moinho

2. Corra e olhe o ceu
3. Alvorada
4. Preciso me encontrar (Candeia)


5. Cordas de aco
6. Tive sim

7. Acontece
8. Sala de recepcao


手元のメモはここで終わっているが、
9. As rosas nao falam
(Koto君、指摘ありがとうございます)

満場のオーディエンスのほとんどがカエターノ目当てだったと思うが、テレーザのライヴに対しても集中して聴き入り、Cordas de acoのカルリーニョスのソロに大拍手、Aconteceを歌い終えた後も万雷の拍手。長年、テレーザを知る者には涙腺がうるむシーンが続出だった。

2003年 テレーザ・クリスチーナ&グルーポ・セメンチ来日公演プロジェクト

そのまま休憩なしでカエターノのライヴ。

●Caetano Veloso voz e violao

1. Um indio
2. Os passistas
3. Luz do sol
4. Meu bem, meu mal
5. O leaozinho
6. Menino do Rio
7. Minha voz, minha vida
8. Cucurrucucu paloma
9. Reconvexo
10. Bahia, minha preta
11. Coracao vagabundo
12. Abracaco
13. Terra
14. Sampa
15. Forca estranha
16. A luz de Tieta


ここからアンコール

●Caetano Veloso e Teresa Cristina

17. Tigresa(Duet)
18. Miragem de carnaval(ここからラストまでCarlinhos 7 Cordassも参加)
19. Como 2 e 2
20. Desde que o samba e samba


2度目のアンコール
21. Odara

本編は、大阪より5曲少なかった。
外れたのはEsse caraLove for saleOdeioEnquanto seu lobo nao vemSozinho。バイーアに根ざした曲が外されなかったので、ひと安心。

10月5日 カエターノ・ヴェローゾ、テレーザ・クリスチーナ 大阪 セットリスト

大阪では、AbracacoからOdeioを経てEnquanto seu lobo nao vemの流れが白眉だったが、ある意味ここが最もマニアックなパートなので、外れてしまったのは仕方ないか。

7日、カエターノにオフィシャル・インタビューを行なった際、このあたりのマニアックな質問をしたのでお楽しみに。

Reconvexoでは、最初の "Quem nao rezou a novena da Dona Cano(ドナ・カノーの9日間の勤行で祈らなかった人)" のパートで大阪以上に歓声が上がったのを受けて(僕も爆声を発しました)、2回目のパートでは、カエターノが手拍子をとりながら、客にも手拍子を促す新たな演出!

Coracao vagabundoの後、大阪でも「この曲を歌うと日本を思い出す」とアナウンスしていたが、東京ではさらに説明が続き、前回(2005年)の来日時に京都の寺院を訪れた際、僧侶から「コラサォン・ヴァガブンドが好きです」と言われたエピソードにも触れた。このシーンはDVD「Coracao Vagabundo」に収録されている。

アンコールで歌ったComo 2 e 2は、カエターノがホベルト・カルロスに提供した曲。テレーザ・クリスリーナにとってホベルト・カルロスは青春時代の大アイドルで、ホベルト・カルロス集のCDも出している。テレーザいわく、この曲が初めて知ったカエターノ作品だったそう。

Um IndioからアンコールのOdaraまで、気がつけばほぼ90分。これなら誰もが満足でしょう。大阪では最初、あ、ベストコンディションではないなと気づいてしまったが、東京はあたまから絶好調。

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終演後のバックステージで、カエターノと高野寛さん。高野さんにとってカエターノは敬愛する音楽家であるだけでなく、親友/音楽仲間のモレーノのお父さん、ということにもなる。

初来日した時のジョアン・ジルベルトが72歳だったことを思うと、74歳のカエターノがどれほど若いことか。

インタビューの最後に「次に日本に来る時は、モレーノ(Moreno Veloso)と一緒に来たい!」と話していたカエターノ。今回が最後の来日になることはないだろう。

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最後の写真は八代亜紀&クリヤ・マコト・クインテットのベーシスト、塩田哲嗣さんが昨日のサウンドチェック後、Facebook宛に送ってくれたものです。ステージ上の立ち位置をしめす、いわゆる「バミり」
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<追記>2016/10/28

カエターノ・ヴェローゾのインタビューがARBANのサイトにアップされました。文字数6,000字余。かなりマニアックに突っ込んでます。カエターノも大いに語ってくれました。ご一読を!近日中にテレーザ・クリスチーナのインタビューもArbanで公開予定です。