MITE 2023 年代別6位 


コースは140kmで1000mupの比較的平坦だが、変なアップダウンを繰り返すコース。

無論一筆描きである。

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ニュートラル区間は7kmって言ってた気がするけど、14kmほどニュートラルを終えてリアルスタート。

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(COMカーの車庫証は神奈川だったのでTDK)

最初からかなり激しい展開で日本のレースではあり得ない光景である。

後手に回った場合は何も出来ないのでヤバそうな動きには対応していく。


各選手の逃げは中々決まらず、10回位の飛び出しののち、20s程の逃げが発生。


個人的にはレースをまとめて運びたい、後手に回りたくないので、ブリッジ敢行。

逃げるというよりは誘い出す形で動いたが、大抵こういう時は決まる。

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(薄ら見えるのが私)

案の定、逃げが決まる。

6人で130km(ave40km/h)と中々ハードな気がするが、6人居れば余裕だろうと。

が、ローテが綺麗に回らない。横風なのに真後ろにつく、まずローテが逆など。


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(シューズも合っててカッコよき)

かなりストレスフルな逃げ集団で止めようと考えるレベル。


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(内ブラケットなんて可愛い、スーパータックもTTポジションもなんでもあり)

とはいえ、前に居るのは有利なので、乗っかっていくことにする。


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(spは特に狙わず)

スプリントポイントを抜けて、20名ほど合流する。

ここからが更に難解だった。

謎にアタック合戦の応酬、脚の見せ合いである。

長く続ける感じがなく、ただのインターバル合戦。

逃げが決まってしまって、チーム員が抑えに入って集団が止まってしまったタイミングがあり、レースも終わったなと思ったが、謎に戻ってくるという現象が3回以上あった💦

アタックしてはやめての繰り返しで集団に戻るなど、難解を極めた。

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KOMポイントで前の選手に追い付いて、前に行けるタイミングがあったのに頂上で脚を止めて止める。難解である。


何かの綾で行ってしまった数名が、逃げを決めてしまった。

とはいえ年代別で3位までチャンスがあったのでスプリントに備えるが、最後の最後で脚を攣ってしまってスプリント出来なかった。悔しい。。

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(賞金貰って喜ぶ顔、この後に更なる衝撃があった事は知る由もない。)


よく分からない展開だったが、運び方が分かったので、次は出し抜いて勝とうと思う。


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ツール・ド・おきなわ 200km イシイ備忘録

シーズン終了


今年1年通して、結果は良くなかった。

『どこかで良い結果を』と思っていたが何も実らず、シーズンで終わってしまった。

 

と言ったものの、良いシーズンと悪いシーズンを繰り返す感覚で、

毎年、パフォーマンスは一緒でも結果は伴わないと感じている。

10年以上レースをしてきて感じている事。逆にいえば、毎年結果を出せる選手は本当に凄いと感じる。

 

今シーズンは、7月からの環境変化で全日本選手権までと決め打ちしたこともあって少し焦った取り組みになった気がする。

 

準備。

常夏環境になり、練習環境はAve30℃で沖縄対策としてはこの上ない。

尚、当日が20℃を下回る冷たい雨のレースになる事は知る由もない。

 

8

全日本後、1か月程度トレーニングしていなかったので基礎から作り直した。

酷暑の中でLSDするだけでも苦労したが、少しづつ暑熱順化が出来た。

 

9

かなり身体も慣れてきて本格的な練習を開始する。

突然の悲報にメンタルは底に落ちた。

月の総量を見ると全く走れていなかったと振り返る。

 

10

妻の国体2位という結果をみて気合を入れ直した。

暑さの中、200㎞のライドを止まらず坦々と熟せるようになった。

ガーミンも暑熱順化100%と言っていたし、昨年以上の走行距離を稼いでいた。

 

11

最後の追い込みは悪くなくセグメントも自己更新で感覚と数値ともに良い感覚だった。

 

金曜日から移動を開始して土曜日に名護入り。土曜日は空港が混んでいたり、雨だったりで特に走らずレースを迎えた。


美味しかった。沖縄そば よしこ。

 

 

6時頃に駐車場入りしたのに、色々準備が段取りよく進まず、スタートに2分前にスタート地点に着く。

当たり前だが、息つく暇もなくスタート、これはこれでよかったな。

 

寒すぎる。寒すぎる。ぶっちゃけコメントがこれしかない。

身体を温めようと動くが、心拍が上がるだけで身体が温まる気配がない。

筋肉も硬直して自分の自転車とは感じられない位、ポジションに違和感を感じる。

 

本部半島を回り終える位で尿意が限界に達し、1人でトイレストップ。

追いつく際に向かい風強すぎて、無駄足感が否めない。

追い付く時も自分の脚じゃない位に微妙。

 

とりあえず、一回目のフンガワを前の方で入るが、残り1.5㎞くらいで千切れる。

今日ダメな日だわって分かっていたが、ダメだった。

『最後まであきらめない』を胸になんとか耐える。

 

下りをアホみたいなくらい飛ばす。

補給所付近で追いつき、あたかも集団に居た雰囲気だけ出すw

 

奥の上りも何とか耐えるのみ、この辺りで大半の選手に足がない雰囲気を感じた。

ストレッチしてる人も多く、足軽に走ってる選手が2,3人しか居ない印象だった。

 

今回のタイヤはMichelin power cup TU 25c

かなりグリップがよく、アホみたいに下れた1つだろう。

妻はpower time trialを使用し、下りの調子が良かったようなので、

Michelin社のレインコンディションはかなり良いんじゃないかな?

 

最後の西海岸。残り100㎞地点。

少しでも体の状態が良くならないかと思いで踏んでみる。

良くならない、何なら悪化した気がする。。

 

2回目のフンガワへ。

やっぱり寒い。上ってるのに寒い。

一度遅れたこともあって、早い段階でペースに切り替えて最後まで行くことを考えてしまった。

 

下りで追いつかないかなーと飛ばすが追いつくことはなかった。

学校坂以降は落ちてくる選手を拾って、前が止まってる事を祈った。

寒いので勢力的に引くが脚は動いてない。

ケサジ,テニヤ,カヨウ,アブと超えていく。

先頭に居れば、この辺りで戦いしたかったなと思いながら、消化試合。

 

とはいえ、何か目標がないとガチでサイクリング始めそうなので、最低でもリザルトの1枚目を目指した。

1枚目ラストだった。持ってるのか持ってないのか。集団の人数把握が完璧なのかどうなのか?

 

悔しいを通り越して呆れた。


反省点

 

まずはロングタイツを履くくらい防寒をして走るべきだった。

ロードレースは人生、選択1つで全てが決まる。途中、止んで暑くなるだろうなんて甘い読みで浅はかであった。


トイレは我慢するべきだった。

ほぼキメ打ちしてるポイントがあるし、そこまでは我慢すべき。


パンチ力を少し捨てでも、上りに振る必要があり、じゃないと後半にパンチできない。

そう感じてる理由としてHCレースで結果を出してる選手がオキナワに多く参加するように、上り全体のハイペース化が進んでいると感じる。

19年は東海岸で殴り合う感じを感じていたが、去年、今年と殴り合ってる感じはなく、一定のハイペースで集団がとても大きい。そんな所から平坦や下りでの能力よりも上りの能力の方が大切と感じた。


最後に。

勝ちにラッキーはない、強い実力があった人が勝つ。たとえアンラッキーがあってもそれを覆してでも勝つ。

ロードレースを制すということはそういうこと。

12には大きな壁があるし、46位と1位には地球と月ほど離れている。少しずつ縮めていこうと思う。

 

次のTDOはいつになるか分からないが、よい走りを魅せられるように刀を磨く事とします。


p.s. 備忘録に写真なんてなんや。


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全日本選手権ロードレースME -7lap(-56km) ② 


全日本選手権前々日に受付と試走を行う。

妻は修善寺逆回りを走る事も初めてなので、危険箇所を伝える。

試走の感じ、身体は絶好調で急勾配が楽に感じる。

普段の練習から600g近く軽くしたので、そりゃその感想になる。


前日はWE+U23のレースで補給要員を務めて、妻は落車しながらも完走を果たすという気持ちの強さ、自脚の強さを見せて貰い、去年から1つ順位を上げてレースを終えた。

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ロードレース出走数が2桁にすら到達してないがレースメイク、マネージメントの高さに驚かされる。

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当日

前日の疲れもあり21時には就寝をして6時頃まで寝る事を出来た。

ここまで寝れて、回復はもちろん身体が良い状態であると感じる。


顔馴染みの選手に声掛けて、レースの展望を予測する。

ドリンクを準備して、アップをほんの少しだけ行った。

いつもほぼアップはしないが第六感がアップしておけと言っていた。

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補給はいつも通り、stc nutrition。

トイレもしっかり出て、内臓も緊張はしてない。とても良い状況であった。


完走はしたいが、もちろん完走が目標ではない。

レースに参加して勝つ事が目標であり、後悔なくレースを終える事だ。

このレースにプロもアマも関係はない。

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もちろん大き過ぎる目標ではあるが、弱い気持ちでこのコースを走る事は負けを意味すると交流戦で感じていた。

上りがキツく、一旦離れてしまったら勝負すら出来ず、完走すら怪しい。


最前列には、昨年のTOP10が前に軒を連ねる。


11:00号砲と共にスタートする。

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先頭付近でスタートするとこんなにも楽なものか思うほど、1周目が遅く感じた。

交流戦とは大違いである。

細かなアタックはあるが単独で抜け出る選手が多く、決まりそうにはない。


アドレナリンもあると思うが今日はいけると身体が言ってる。


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2周目に入り、数名飛び出す形となるが、ステイするか迷う所で石上選手もいく。

石上選手が行くという事は決め行くと感じたし、これでレース終わる可能性があると。


ささっと踏んで追い付く。

この判断が正しかったか?正しくないか?を考えた時に完走目標ならば100%ミスだが、勝負するという事はここは追走一択である。

このコースで逃げ巧者を行かせるという事はレースの終わりを意味する。


先頭付近でレースした方が確実に楽な事は1周目で分かっていたので、前で展開を望む。

2周目には12分台でこの日最速なlapで回っていたようだ。

うまく誤魔化しながら逃げの成立を待つと共にメイン集団が動き振り出しに戻す事を予測して走る。


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前半の予測しては、多くの飛び出しはあるのの、基本30数名程のメイン集団となりハイペースでレースが進行すると予測しており、逃げの成立は難しいと思っていた。

また、交流戦と同じように振り回される事は避けたかったので、先に行く事で集団の前方を位置取れると感じていた。


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と思っていたが、びっくりするほど精鋭の逃げになっていた。

自分が監督なら死ぬ気で追え、追わないならレース終わりだぞと煽り散らかすほどの精鋭。

精鋭

キナン 山本元喜選手

愛三 渡邊選手,石上選手

右京 岡選手,山本大喜選手

シマノ 井上選手

EFdev 橋川選手

(精鋭ではない)


集団はステイを選択し、一気に差が広がりはじめる。

この時点で集団は勝負を諦めたのか?

メイン集団の消極的な動きに3周目(残り17)ながら勝ち逃げ集団であると確信した。


単純計算だが最大で5分差開き、先頭はlap14分後半回り、メイン集団がlap13分台で回れるなら可能性はあるが、交流戦のデータ的に少人数で抜け出し、綺麗にローテをしたとしても14分を切って回る事は相当なハイペースである事は確かであると思ったからだ。


他にも数名選手が居たが、確実に逃げが決まったのはこのメンバーだった。

強者しか居ない。強者しか居ない。

やばぁーーというのが本音。

100%場違いだが、DK大先生に鍛えてもらってるので上りのペースは普通程度に感じる。勝負は出来るはず。

この1年位でホント上りの強化が進んだ。


もう勝負にきたわけだし後悔はない。

いけるところまで、いってやると強い意志でレースを消化する。

無論、いつ千切れるか分からないし、この逃げが決まった時点で、自ら戻らない限りは自爆覚悟なわけである。

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逃げてるメンバーは余裕で普通に会話をしている。

岡選手は引き率の大半を占めており、大喜選手がエースと感じ、元喜選手の下りは冴えていた。

自分も負け事と集団を引く、本当は引く必要ないメンバーなのだけどツキイチは気持ちの良いものではない。

全日本の先頭を引くって、こんなにも楽しいだっけか?とjr時代に全日本で逃げを打っていた事を思い出した。


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レースも1.5h過ぎた辺りで暑さを感じはじめる。私は滅法、暑さに弱い。

ボトルを取り逃がし、氷を食べる。

顎を攣りそう。


折り返しに差し掛かり、14:50で回っていたところから、10周目に40sにペースが上がった所で、腰に違和感を感じる。

少し前から上体の維持も出来ていない。


40s上げたタイミングもめちゃ上げますかーって感じじゃなくて、メイン踏んでるぽいから、自然にペースアップした感じ。逃げメンバーには余裕があった。

まだまだ、これだけの差があるか。。


色々対策していたが、先頭を走るのは、交流戦の距離までも保たなかった。

ちょうど10周目を回った所で千切れてしまった。


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腰が痛くなってしまっては、踏むに踏めない。なんとかよくなる事を待つしかない。

完走出来なかったというはダサいので、なんとか耐えて完走してやると強い意識を持ってメイン集団を待つが、急勾配区間が踏めずにペース走に切り替える。

腰が終わってるので、そりゃそうだ。


lap16分台で回れば、まだあるかな?と思ってたが全然回れず、-7lapでレースを降ろされた。


半年以上、このレースに向けて走ってきただけに悔しい結果。

攻め過ぎた感は否めないが、攻めた結果で強者の中で切磋が出来た事は良かったと思う。

腰が痛くなるまでは最高に楽しかったし、このまま行ける、行きたいと思ってた。


全日本選手権は文字通り、日本人の頂点を決めるレース。

勝ちたいと1番強い意志、気持ちがあるものだけ、勝てるレース。

もっともっと強くなって、上を目指したい。


優勝したTeam JCL UKYO 山本大喜選手、チーム関係者の皆様、おめでとうございました!


アーティファクトレーシングチーム

石井祥平


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プロフィール

アーティファクトレーシングチーム

社会人サイクルロードレースチーム
アーティファクトレーシングチーム(通称:AFRT)
活動拠点を神奈川県として2015年度に発足した平均年齢20代前半の若手中心チームです。
メンバーは主にSNSを通じて知り合った仲間で構成され現在チームメンバーは11名※未登録選手含む
全員が常に若者らしい積極的なレース展開を重んじ活気溢れるフレッシュなチームをモットーに頑張っています。

レース活動の主体はJエリートツアーJBCF(全日本実業団自転車競技連盟)で
発足1年目ながら既にシーズン6勝※2015年
その他各地のホビーレースにも参戦しています。
チーム最初の目標はJエリートツアートップカテゴリーE1での優勝と活躍です。
どうぞ皆様の温かいご声援を宜しくお願い致します!

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