2010年07月

2010年07月08日

深山の楽園

ルニフェル1回目割り出しです。


画像 576


15卵位?
微妙な結果となりました。マットの水加減を再確認。
大概、私が多産するミヤマをセットして産まないときは
水分不足が多いのですが、
今回は逆。水分過多で嫌気性の嫌な臭いが。
♀も悟ったように水分少なめな箇所に産卵していました。

こういう時、途中でセットを暴いておいて良かったと思います。
何故産まないかが判っていれば組み直しも利きますし。

キクロマトイデスミヤマ(ベトナム サパ産)
IMGP0056t


正直、自分がこの種のブリードの機会が来るとは思っても見ませんでした。
5年位前にユーロミヤマを初めて手に入れたときにも同じような思いがありましたが、ブリードに大きなリスクのある種の価格が落ち着いてきた
ことで、ヒメミヤマ種に挑戦できるのは有難いことです。

ここまでの印象
あくまで去年挑戦してボーズだったノビリスミヤマとの相対的なものですが
・・・・
♀は非常に良く潜る。早い段階でケースの底まで到達。
雌雄共に長生き、かつ元気。♀の前足の符節が片側無くなっている以外
はセットして一月経ちますがピンピン。

今のところ、水蘚を坑道に引き込む動きは無し。

これ位でしょうか。この種は採卵が難しいだけでなく、幼虫飼育も確立
されていないので、10頭程度幼虫が得られただけでは次世代
に持っていくことは殆ど不可能だと思いますが、取り敢えずは産む、
産まないは別として、今回のセットの有効性と、何かしらのヒントが
得られれば良いと考えています。

今年はクラーツも安かったんだけどなー






artgallery at 23:41|PermalinkComments(0)TrackBack(0) LUCANUS | ミヤマクワガタ