テレビ番組

プロフェッショナル 仕事の流儀 第IV期~第Ⅵ期

24 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 現代の名工たち, 2006/10/31
By MAGI
 
プロジェクトXの後を継ぐ番組としてスタートした、このプロフェッショナル仕事の流儀。 
プロジェクトXが過去の威光にスポットライトを当てたのに対して、現代の、現在のビジネスマンの在りようを掘り下げたのが、このシリーズです。過去の出来事は美化されがちですし、実際に、そうした傾向があります。プロジェクトXには、驚きや感動があっても、共感がなかったという人も多かったと思います。プロフェッショナル仕事の流儀では、まさに今の、悩みや挫折を味わっている、生の感覚が活き活きと瑞々しく伝わってきます。複雑で混沌とした社会の中で、しっかりとした自分の考えを持った、素晴らしいビジネスマン達、彼等から多くのことを学べる良いきっかけになると思います。ビジネス書を何冊も読むよりも、彼等の姿を見ることで学ぶことの方が多いと思います。オススメです。


プロフェッショナル 仕事の流儀 第IV期 BOX [DVD]
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一瞬の美にすべてを懸ける 花火師 野村陽一の仕事
全国の花火競技大会を席巻している花火師・野村陽一。その強さの背景にあるのは、1年をかけてミリ単位の精度で花火を作り上げるすさまじい執念。希代の花火師の職人魂の深奥に迫る。
(2006年8月31日放送)

かあちゃん、命と向き合う 海獣医師 勝俣悦子の仕事
イルカ、シャチ、アシカなどの海獣を専門に扱う獣医として、世界的に注目を集める勝俣悦子。国内では成功例のないカマイルカの赤ちゃんの飼育に挑む。しかし、カマイルカの体調が急変。命のドラマに密着する。 
(2006年12月14日放送)

イヌは人生のパートナー 盲導犬訓練士 多和田悟の仕事
日本屈指の盲導犬訓練士・多和田悟。「犬語を話す」という多和田の手にかかれば、どんな犬も素直に従う。多和田は、訓練士学校の学生とともに、視覚障害者に盲導犬を引き合わせる「共同訓練」に臨んだ。
(2007年4月17日放送)

暗中模索、未来創造 デザイナー 吉岡徳仁の仕事
海外からも依頼が相次ぐ工業・空間デザイナーの吉岡徳仁。携帯電話や一流ブランドショップの内装など多方面で活躍する。「未来の定番を作る」のが仕事という吉岡に密着。アイデアを形にする苦悩の姿に迫る。 
(2007年6月5日放送)

空の伝説、試練の海へ ヘリコプターパイロット 森公博の仕事
至難の救出劇を成功させてきた海上保安庁ヘリコプターパイロット・森公博。北海道・函館の航空基地で緊急出動に備える日々に密着。漁船火災の緊急出動。悪条件が重なる中、森が下した決断とは?
(2007年9月11日放送)

背伸びが、人を育てる 校長 荒瀬克己の仕事
奇跡と呼ばれる学校改革が教育界で話題の京都市立堀川高校。6年で国公立大学現役合格者は20倍以上に増加。生徒の力を引き出す秘密とは何か。校長・荒瀬克己の仕事を通し探る。
(2007年10月16日放送)

仕事は体で覚えるな 文化財修理技術者 鈴木裕の仕事
国宝など文化財の修復で“紙”のエキスパートとして世界的に知られる文化財修理技術者・鈴木裕の仕事に迫る。福岡・九州国立博物館を舞台に、多彩な技と科学の目を駆使し挑む、静かなる闘い。 
(2007年12月4日放送)

きのうの自分をこえてゆけ 絵本作家 荒井良二の仕事
国際的にも注目を集める絵本作家・荒井良二。起承転結のないストーリー、子どもの落書きのような絵が、子どもに大人気なのだ。「“知識”や“理屈”で描いていては子どもの心はつかめない」と荒井は言い切る。
(2007年12月11日放送)

修業は、一生終わらない 鮨(すし)職人 小野二郎の仕事
現代の名工に選ばれた鮨職人・小野二郎。2007年、ミシュランガイドでも三つ星を獲得した。ひたむきに鮨に向き合う82歳の職人。「フランス料理界の帝王」の異名を持つシェフとの真剣勝負に密着。
(2008年1月8日放送)

妥協なき日々に、美は宿る 歌舞伎役者 坂東玉三郎の仕事
歌舞伎役者・坂東玉三郎。気品のある美貌と、高い身体能力を生かした舞、そして伝統と役を深く理解した演技で、女形としてトップの地位に立ち続けてきた。伝統の世界で、新たな美に挑み続ける玉三郎の流儀に迫る。
(2008年1月15日放送)

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ワンクリックで、世界を驚かせ  ウェブデザイナー 中村勇吾の仕事
インターネットを舞台に、世界の最先端を先導し続ける日本人がいる。ウェブデザイナー中村勇吾(37歳)。
そのウェブデザインは国際賞を総ナメにしてきた。中村はウェブを「新しいコミュニケーションの扉」ととらえる。作品は使う人に驚きを与え、ページに引き込む仕掛けに満ちている。番組では、大手通信会社やアパレルメーカーのウェブサイト制作の仕事に密着。新しい領域を切り開くパイオニアの仕事の流儀に迫る。

隊長は背中で指揮をとる  ハイパーレスキュー部隊長 宮本和敏の仕事
東京消防庁、ハイパーレスキュー。最新鋭の機材を使い、危険で困難な災害に立ち向かう精鋭部隊だ。その部隊長・宮本和敏(45歳)。これまで国内外で100を超える人命を救出してきた。飛び込むのは、刻々と変化する予測不可能な現場。究極のチームワークが求められる中で、隊員から絶大な信頼を集める。隊員たちは、なぜこの男に命を預けるのか。究極の流儀がそこにある。

不屈のリーダー、極寒の海へ  ファクトリーマネージャー 吉田憲一の仕事
アメリカの水産業界でその名をとどろかせるファクトリーマネージャー・吉田憲一(52歳)。極寒のベーリング海で、世界最大級の洋上加工船を舞台に120人の外国人を率いて、高品質のタラコやすり身などを製造する。吉田のタラコは、世界有数のシアトルの市場で、9年連続で最高値を記録している。かつて作業中に左腕を失うという壮絶な事故に見舞われた吉田。どん底からはい上がった男の仕事の流儀に迫る。

一葉入魂、本文を尽くす  茶師 前田文男の仕事
茶葉の特徴を見抜き、それをブレンドすることで最高の味を引き出す“茶師”。その世界で名をとどろかせる男がいる。茶師・前田文男(47歳)。
前田は、全国の腕自慢の茶師たちが茶葉の鑑定技術を競う「全国茶審査技術競技大会」で平成5年に日本一となり、その後、史上初の十段を獲得したプロ中のプロである。新茶のシーズン最盛期。茶師の意地をかけ、茶作りに挑む前田に密着、仕事の流儀に迫る。

希望は、必ず見つかる  がん看護専門看護婦 田村恵子の仕事
がんの患者を最期の瞬間まで支える看護のスペシャリスト、田村恵子(50歳)。
日本に104人いるがん看護専門看護師の先駆者の一人だ。終末期のがん患者は迫り来る最期を前に、死への恐怖や悔しさなど、さまざまな精神的苦痛を抱えている。それをひとつひとつ取り除き、最期まで患者が人生を積極的に生きられるように支えるのが、田村の仕事だ。「希望は必ず見つかる」という、がん看護専門看護師・田村の命の現場に迫る。

最強の二人、宿命の対決  名人戦 森内俊之VS羽生善治
日本の将棋対局の中で最も長い伝統を誇る「名人戦」。中でも、2008年の対局は「歴史に残る名勝負」と呼ばれている。永世名人の資格を有する森内俊之(37歳)に挑んだのは、将棋界のスーパースター・羽生善治(37歳)。
2人は、同い年で同期。20年以上にわたり、ともに戦ってきた「宿命のライバル」である。2人の人生の歩みを織り込みながら、勝負師たちのドラマを描く。

古都の雅(みやび)、菓子のこころ  京菓子司 山口富藏の仕事
茶道の家元たちや、京都の神社仏閣から絶大な信頼を集める京菓子の匠(たくみ)がいる。1893年創業の老舗京菓子店三代目、山口富藏(71歳)。
伝統を守り続ける一方で、茶会の趣向を表現したオリジナルの新しい菓子を作り出し、当代随一といわれる。祇園祭でにぎわう、夏の京都。源氏物語の「夕顔」を趣向とした茶菓子を作るという難題がつきつけられた。山口の仕事の神髄に迫る。

すべて、動物から教わった  動物園飼育員 細田孝久の仕事
動物園飼育員・細田孝久(48歳)。並外れた飼育の技術で、海外からも注目を集める。
飼育員・細田の真骨頂、それは動物の異変を察知する確かな目だ。向き合うのは、物言わぬ動物たち。わずかなミスが、命に関わる。出産直後のアルマジロの赤ちゃんに問題発生。残された時間は、24時間。動物のすべてを預かる飼育員の仕事が明かされる。

笑いの奥に、人生がある  噺(はなし)家 柳家小三治の仕事
当代きっての名人と呼ばれる孤高の噺家、柳家小三治(68歳)。
無駄な動きを極限までそぎ落としたその話芸は、「目の前の小三治が消えて登場人物が現れる」とまで称される2008年8月、小三治は池袋の演芸場で、真夏の7日間の寄席に挑んだ。名人と呼ばれてなお、さらに芸の道を究めようとする柳家小三治の真撃な日々に密着する。

悔しさを、情熱に  バレエダンサー 岩田守弘の仕事
世界最高峰と呼ばれるバレエ団、ロシア・ボリショイバレエ団で活躍する日本人ダンサー、岩田守弘。
旧ソ連を除いて、外国人ソリストは岩田ただ1人だ。岩田は166センチと小柄なため、主役の王子役は踊れない。そこで、高い技術力と表現力をもって、道化や悪魔などの個性的な役で圧倒的な存在感を示す。祖国から遠く離れたロシアの地で逆境を乗り越え、道を切り開いた激動の人生。引退のちらつく38歳、その新たな挑戦に密着する。


プロフェッショナル 仕事の流儀 第VI期 DVD-BOX
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まぐろ仲買人 藤田浩毅の仕事 まぐろ一徹、意地を張れ
名だたるすし職人たちから絶大な信頼を得るマグロの目利きが、築地にいる。“マグロのカリスマ“こと、藤田浩毅(45歳)。徹頭徹尾、味にこだわる仲買人の誇りに迫る。 (2009年1月20日放送)

航空管制官 堀井不二夫の仕事 空を守る、不動の男
世界屈指の巨大空港、羽田空港。ここで、空の安全を一手に握る男がいる。航空管制官・堀井不二夫(56歳)。羽田の管制塔に長期密着取材を敢行、タフな仕事の流儀に迫る。 (2009年2月17日放送)

料理人 西 健一郎の仕事 人間、死ぬまで勉強
名だたる食通に愛され続け、京料理の巨人としてその名を轟かせる料理人、西健一郎(71歳)。その料理は素朴ながら絶品。奥の深い味。1年の集大成であるおせち料理に挑む姿に密着。 (2009年2月24日放送)

建築家 伊東豊雄の仕事 まだ見ぬ未来を、創造せよ
世界の建築界にその名がとどろく建築家、伊東豊雄(67歳)。赤字覚悟でコンペティションに挑み、60歳を越えた今も、安住することなく革新的であり続ける、伊東の流儀に迫る。 (2009年4月7日放送)

血管外科医 大木隆生の仕事 すべてを捧(ささ)げて、命をつなぐ
手術不能の壁に挑む現代のブラックジャック、血管外科医・大木隆生。他の病院では治療困難と言われた患者が「最後の希望」を託す大木の治療現場に密着。 (2009年4月14日放送)

公務員 木村俊昭の仕事 “ばかもの”が、うねりを起こす
地域再生の知恵袋として活躍する公務員がいる。木村俊昭(48歳)。様々な街おこしを成功させ、小樽市役所から中央官庁に引き抜かれた熱血公務員の流儀に迫る。 (2009年5月19日放送)

農業経営者、農家 木内博一の仕事 誇りと夢は自らつかめ
「農業は儲からない」というイメージを覆す、農業界の革命児、木内博一。千葉県北部、92軒の農家を束ねるリーダーだ。それまでの農業の常識を疑い、壁に挑み続ける。 (2009年6月2日放送)

水中写真家 中村征夫の仕事 沈黙の海で、生命を撮る
日本を代表する水中写真家・中村征夫(63歳)。卓越した技術により、海の生き物たちの一瞬のドラマを撮ってきた。海という大自然と謙虚に向きあう中村の流儀に迫る。 (2009年6月16日放送)

燃料電池車開発 藤本幸人の仕事 夢を語れ、不可能を超えろ
「究極のエコカー」と呼ばれる燃料電池車の開発に挑む、自動車メーカーの技術者藤本幸人(52歳)。極秘の開発現場での熱き技術者たちのドラマを、初めてカメラが捉えた。 (2009年6月30日放送)

漫画家 井上雄彦の仕事 闘いの螺旋(らせん)、いまだ終わらず
漫画界の孤高の天才・井上雄彦に1年間の長期密着取材。累計発行部数1億を超える「スラムダンク」の誕生秘話、「バガボンド」最終章へ向けてのドキュメント。 (2009年9月15日放送)

プロフェッショナル 仕事の流儀 第Ⅰ期~第Ⅲ期

24 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 現代の名工たち, 2006/10/31
By MAGI
 
プロジェクトXの後を継ぐ番組としてスタートした、このプロフェッショナル仕事の流儀。 
プロジェクトXが過去の威光にスポットライトを当てたのに対して、現代の、現在のビジネスマンの在りようを掘り下げたのが、このシリーズです。過去の出来事は美化されがちですし、実際に、そうした傾向があります。プロジェクトXには、驚きや感動があっても、共感がなかったという人も多かったと思います。プロフェッショナル仕事の流儀では、まさに今の、悩みや挫折を味わっている、生の感覚が活き活きと瑞々しく伝わってきます。複雑で混沌とした社会の中で、しっかりとした自分の考えを持った、素晴らしいビジネスマン達、彼等から多くのことを学べる良いきっかけになると思います。ビジネス書を何冊も読むよりも、彼等の姿を見ることで学ぶことの方が多いと思います。オススメです。


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リゾート再生請負人 星野佳路の仕事
不況が続くリゾート業界で、これまでにない手法を用い、次々と破綻(たん)リゾートの再建に乗りだし注目を集めている経営者、星野リゾート社長・星野佳路。リストラをせず、残った社員を最大の財産と考え、やる気を出させるためにあらゆる手を尽くす。どうすれば人は動くのか。破綻した旅館の再生現場に密着し、新しい時代のリーダーの姿を描く。
*特典映像:約47分 (2006年1月10日放送)

小児心臓外科医 佐野俊二の仕事
子どもの心臓手術で世界トップレベルの成功率を誇る心臓外科医、岡山大学教授・佐野俊二(54歳)。ほかの病院では手術は不可能と断られた子どもたちが、最後の望みを託して全国から、海外から集まってくる。1パーセントでも可能性があれば、どんな難しい手術も決して断らない。ちょっとしたミスや迷いが死に直結する過酷な現場で、日々の手術に加え、若い医師を育てる佐野。野戦病院にもたとえられる壮絶な現場に密着する。
*特典映像:約38分 (2006年1月17日)

パティシエ 杉野英実の仕事
東京・京橋の小さな店で1日12時間立ちっぱなしで菓子を作り続ける杉野英実(52歳)。パティシエの世界コンクールで日本人として初のグランプリを受賞。フランスの料理界にもその名がとどろく巨匠でありながらマスコミを避け、派手な宣伝やデパート出店もしない。「一生かけてやれることは一つ」という根っからの職人。この冬、こん身のクリスマスケーキ作りに挑む杉野のちゅう房にカメラを据え、職人としての生きざまに迫る。
*特典映像:約38分 (2006年1月24日放送)

アートディレクター 佐藤可士和
SMAPのCDジャケット、ホンダのCM、キリン発泡酒の広告、楽天のロゴなどなど。「彼のデザインを見ない日はない」とまでいわれる、日本を代表する人気アートディレクター、佐藤可士和(40歳)。ヒット商品を生み出す秘密は、「デザイナーは医者、デザインは処方せん」という独特の手法。商品のパッケージデザインや、新製品の広告戦略の立案などの舞台裏を密着取材。デザイン界きってのヒットメーカーの発想の秘密に迫る。
*特典映像:約38分 (2006年1月31日)

弁護士 宇都宮健児
ミ金融と闘う弁護士、宇都宮健児(59歳)。生活苦からヤミ金融に手を出し、泥沼に陥った人々が、最後の救いを求めて駆け込んでくる。宇都宮は20代のころ、人づきあいが苦手で顧客を開拓できずに事務所をクビになった。専門学校の講師の仕事をしながら食いつないだ。そんなとき、誰も面倒で手がけなかったサラ金問題の仕事に関わる。「人生はやり直せる」。社会の敵に敢然と立ち向かう人情派弁護士の仕事に迫る。
*特典映像:約38分 (2006年2月7日)

量子物理学者 古澤明の仕事
「将来のノーベル賞候補」と呼ばれる科学者・古澤明。アインシュタイン以来の夢「量子の瞬間移動(テレポーテーション)」を世界で初めて実験で実証し、スーパーコンピューターで1000年かかる計算を数秒で解く夢の「量子コンピューター」の基礎研究で世界のトップを走る。持論は「科学はスポーツ」。若い学生を相手に「失敗を楽しめ」「バントはだめ、ホームランをねらえ」と激励する。世界と闘う科学者の仕事術に迫る。
*特典映像:約38分 (2006年2月14日放送)

WHO医師 進藤奈邦子の仕事
世界が注目する鳥インフルエンザ。その感染拡大を食い止める最前線に一人の日本人がいる。世界保健機関(WHO)の医師、進藤奈邦子(41歳)。進藤たちの最大の課題は、感染爆発を防ぐこと。そのために感染ルートの確認から隔離病棟の設置など、感染を最小限に封じ込めることに取り組む。そんな進藤は、家に帰れば2人の子どもの母親。仕事と家庭の両立をしながら、鳥インフルエンザ発生の知らせを聞くと、世界中に駆けつける。
*特典映像:約34分 (2006年2月28日放送)

左官 挾土秀平の仕事
日本全国からオファーが舞い込む、若きカリスマ左官・挾土秀平、43歳。飛騨高山を拠点に置き、土や天然素材を武器に勝負する数少ない職人だ。その仕事は海外でも紹介されるほどだが、現場に立つ挟土の姿は「臆病者」そのもの。何度も材料を作り直し、「大丈夫か」と自らに問い続ける。現場でのプレッシャーを力に変え、新しい壁を生み出す現代の職人の仕事術に迫る。
*特典映像:約44分 (2006年3月7日放送)

英語講師 竹岡広信の仕事
人気漫画「ドラゴン桜」の英語講師のモデルで、書いた参考書は異例の売れ行きを記録する、塾講師・竹岡広信(44歳)。京都府亀岡市に私塾を開きながら、名古屋・京都・福岡の予備校や高校を飛び回り、英語を教える。どうしたら、人を伸ばすことができるのか。「与えすぎてはいけない。人はきっかけさえ与えれば自分で伸びていく」という信念を持ち、真剣勝負で生徒と対じする。試練の受験シーズン、熱い教育現場に密着取材する。
*特典映像:約40分 (2006年3月14日放送)

スタジオジブリ 鈴木敏夫の仕事
「千と千尋の神隠し」など記録的大ヒットを連発する宮崎アニメの仕掛け人、プロデューサーの鈴木敏夫。その快進撃の陰には、1000人にものぼるスタッフたちをその気にさせ、力を引き出す「鈴木マジック」がある。 「自分は信じない、人を信じる」「人は仕事を仕事と思わなくなったときに、力を発揮する」そう語る鈴木が指揮を執る新作映画制作の現場に密着。どうすれば、人は動くのか。鈴木独自の人心掌握術に迫る。
*特典映像:約39分 (2006年4月6日放送)


プロフェッショナル 仕事の流儀 第II期 DVD-BOX
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高校教師 大瀧雅良
清水商業高校サッカー部監督・大瀧雅良は、簿記や会計などの「商業」を担当する教師。
サッカーの技術だけでなく、服装やあいさつなど、人として当たり前の事を大瀧は大切にする。
ルール違反で勝っても意味はない。勝つことより大事なことがたくさんあるという。
*本編約43分+特典約20分 (2006年6月1日放送)

ゲーム開発部長 植村比呂志
大ヒットゲーム「甲虫王者ムシキング」をプロデュースしたセガの植村比呂志。大ヒットを生み出す秘訣は、現場で発想すること。また、将来の開発を担う人材を育成するのも、開発部長としての大きな仕事。植村が大事にしているのは、部下に成功体験を積ませることだ。
*本編約43分+特典約20分 (2006年6月22日放送)

棋士 羽生善治
常に将棋界のトップを走り続ける棋士・羽生善治。25才の若さで7冠達成という頂点を極めて10年。今新たな境地で将棋に挑む羽生は、経験を積み重ねる中で培った「直感」や、勝負の流れを読む「大局観」などを生かして勝負することを心がける。
*本編約43分+特典約20分 (2006年7月13日放送)

ベンチャー企業経営者 飯塚哲哉
LSIの設計・企画に特化し、他に必要なものは、「持つ」のではなく「手を組む」ことで確保する。経営者・飯塚哲哉が重視しているのが他の会社との提携戦略だ。どんな提携にも、リスクは常につきまとう。 数々の交渉の中から、飯塚がつかみ取ってきた流儀とは。
*本編約43分+特典約20分 (2006年8月24日放送)

中学英語教師 田尻悟郎
田尻悟郎が英語を教える相手は中学生。「英語」という未知の世界に触れる生徒たちと向き合うとき、田尻はまず、「楽しませる」ことを大切にする。また、子どもから大人へと成長していく生徒たちと日々接するなかで、授業を通して「大人になるための練習」を課す。
*本編約43分+特典約20分 (2006年9月7日放送)

編集者 石原正康
作家にとって作品は子供であり、命。その作品を世に出す助産師の役目をするのが編集者だと幻冬舎の石原正康は言う。原稿を読み、言葉を尽くしてほめるのが石原流。作家と編集者が本に込めた熱が、口コミで広がっていくことが大事だと石原は考える。
*本編約43分+特典約20分 (2006年10月12日放送)

コンビニ経営者 新浪剛史
大手コンビニエンスチェーン・ローソンを率いる経営者・新浪剛史。長らくトップダウンでやってきた社員の意識を変え、一人一人が考えて納得した上で行動するプロセスが、大切だと新浪は考える。考えるのは社員の仕事、社員を鼓舞するのが自分の仕事というのが新浪の信念だ。
*本編約43分+特典約20分 (2006年10月19日放送)

玩具企画開発者 横井昭裕
「トゲ」とは、普通とは違うぞ、という「違和感」。無数のモノがあふれる現代では、「トゲ」こそ商品の生命線だと、横井は考える。世界中で4000万個を売り、社会現象を巻き起こした「たまごっち」にも強烈なトゲがあった。トゲをつくり、こだわりを押し通した末の大ヒットだった。
*本編約43分+特典約20分 (2006年10月26日放送)


プロフェッショナル 仕事の流儀 第III期 BOX [DVD]
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海上保安官 寺門嘉之
映画・漫画の大ヒット作「海猿」がモデルにした、海上保安庁の潜水士たち。そのなかから選び抜かれたエキスパート集団が、「特殊救難隊」である。寺門嘉之(36歳)は特殊救難隊第6隊の隊長。これまで、危険な海難現場から100人近い人命を救出してきた。寺門たちの仕事に欠かせないのは「救いたい」という強い信念。しかし、思いだけでは海難現場の修羅場はくぐれない。寺門の流儀は「冷静に、心を燃やす」だ。1年でもっとも海難事故が多発する8月、特殊救難隊・寺門隊の48時間に密着した。
*本編42分+特典34分 (2006年11月放送)

ウイスキーブレンダー 輿水精一
世界的なコンクールで最高賞を何度も受賞したウイスキーブレンダー・輿水精一(こしみずせいいち・57歳)。樽のなかで熟成されたウイスキーの原酒をブレンドし、めざす理想の酒に仕上げていく。輿水が目指すのは無難にまとまった酒より、どこか個性が光る酒だ。2006年秋、25年もの最高級ウイスキー作りに挑んだ輿水。しかし、原酒はこれまでにない難物ばかり。果たして、個性を生かした新しいウイスキーは生み出されるのか。世界屈指のウイスキーブレンダー輿水精一の仕事の現場に密着した。
*本編43分+特典37分 (2006年11月放送)

農家 木村秋則の仕事
インターネットで売り出すと10分で完売。そして腐らないりんご。そんな「奇跡のりんご」を作るのが、青森県弘前市の農家、木村秋則(57歳)。そのりんご作りは、化学的に合成された農薬や肥料を一切使わない。りんごは病害虫に弱く、農薬なしでは収穫量が10分の1に激減するといわれる。しかし木村は、8年もの苦闘の末に、農薬に頼らないりんご作りを成功させた。農業、そして人間に対する、木村の静かで強い愛情と情熱を追う。
*本編43分+特典約37分 (2006年12月放送)

漫画家 浦沢直樹
柔道漫画「YAWARA!」、ハリウッドで映画化が進むサイコサスペンス「MONSTER」、「20世紀少年」、「PLUTO」など大ヒット作を次々と生みだす漫画家・浦沢直樹(47歳)。コミックの総発行部数は1億を超え、国際的な人気を博すマンガ界のスーパースターである。今回、浦沢の創作の現場に初めて長期密着。作品を生みだすために苦もんする姿を克明に追った。
*本編約43分+特典48分 (2007年1月放送)

指揮者 大野和士
ミラノ・スカラ座、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場など世界各国の一流劇場から公演依頼が舞い込む指揮者・大野和士(46歳)。今、ベルギー王立歌劇場(モネ劇場)の音楽監督を務める。2006年10月、ドイツオペラの最高峰に挑むが、本番3日前、主役歌手が突然倒れる大アクシデント。公演失敗なら責任は全て指揮者に降りかかる。大野がとった驚くべき決断とは。知られざる舞台裏に6週間カメラが密着した。
*本編43分+特典48分 (2007年1月放送)

専門看護師 北村愛子
通常の看護師以上に、高度な医療の知識・技術を身につけた看護のスペシャリスト「専門看護師」。9つに分かれる専門分野の中で、命の危機に瀕する患者を見るのが、クリティカルケア看護。(急性・重症患者看護)。その専門看護師第一号の一人が、大阪市立泉佐野病院の北村愛子(43歳)だ。これまでの看護師の枠を超えて、医師と共に積極的に治療に関わる。北村の信念は「複雑で困難な現場にあえて飛び込む」こと。患者とその家族に向き合う北村の命の現場に密着する。
*本編43分+特典31分 (2007年2月放送)

ベンチャー企業経営者 南場智子
携帯サイトで若者に驚異的な人気を誇るソーシャルネットワーキングサービスがある。1日のページビューは2億以上。この超人気サイトを仕掛けたのが、ベンチャー企業経営者・南場(智子(44歳)だ。8年前に5人で起業した会社は、今、携帯ネットビジネスの世界で快進撃を続ける。南場は社長として常に「前のめり」な姿勢を貫く。新規事業を次々と仕掛け、競争の激しいIT業界を生き抜いてきた。経営者・南場に密着し、南場流仕事術と人材育成の秘密に迫る。
*本編約43分+特典31分 (2007年3月放送)

中学教師 鹿嶋真弓
いじめや学級崩壊がなく、生徒一人ひとりが支えあう。そんなクラス作りに取り組む一人の教師が、今、注目を集めている。東京都足立区の公立中学に勤務する鹿嶋真弓(48歳)だ。鹿嶋は、「エンカウンター」という、生徒同士の関係作りを促す教育法を駆使し、クラス作りを行う。学校ぐるみで実践した結果、生徒のつながりが生まれ、成績も大幅に向上したという。中学3年の冬。受験を控えた教室にカメラが密着した。受験への不安に揺れる生徒たち。「女金八」と呼ばれる熱血教師と教え子たちの絆のドラマ。
*本編43分+特典40分 (2007年4月放送)

競馬調教師 藤澤和雄
競馬界の革命児と言われる調教師・藤澤和雄(55歳)。年間最多勝10回、有馬記念3連覇、海外G1制覇。その実績はまさに“断トツ”だ。馬主から預かった馬をトレーニングするほか、出走するレースや騎手の選択にまでかかわる調教師の仕事。その強さの秘密は、目先の「一勝」より馬の「一生」を重視し、日々の練習を積み重ねることにあると藤澤は言う。2007年春、大レースに挑む藤澤に密着し、厳しい勝負の世界を生き抜く最強の競馬調教師・藤澤の流儀に迫る。
*本編43分+特典38分 (2007年5月放送)

装丁家 鈴木成一
出版界で「本をヒットさせるなら、あの人に頼むべし」と言われる男がいる。装丁家・鈴木成一(45歳)。本の表紙などの装丁を手がける、ブックデザインの第一人者だ。読者の目を引き、手に取らせる見事なデザインで、年間700冊を世に送り出す。依頼を受けた月60冊分の原稿を日々読み込み、決して妥協を許さず、「コレしかない」というデザインをひねり出す。ベストセラーを陰で支える人気装丁家の、仕事の流儀に迫る。
*本編約43分+特典42分 (2007年5月放送)

もじゃモギさん

なかなか楽しめた(´∀`*)

左チリチリ、右ストレート(笑)

http://www.nhk.or.jp/professional/mogi_moja.html


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アニメーション映画の巨匠 宮崎 駿の仕事に迫る!
1対1のガチンコ勝負! カメラがとらえた宮崎 駿の実像


映画監督・宮崎 駿4年ぶりの新作「崖の上のポニョ」が2008年7月19日に公開された。番組は、宮崎が「最後の長編」と語る「ポニョ」の創作現場に300日にわたって密着。宮崎 駿監督の創作の秘密と、知られざる素顔に迫るスペシャル版。2回に分けて放送された番組をDVD化。

○2007年3月27日にNHK総合テレビで放送された「プロフェッショナル 仕事の流儀 スペシャル 映画を創る 宮崎駿・創作の秘密」(59分)と2008年8月5日にNHK総合テレビで放送された「プロフェッショナル 仕事の流儀 スペシャル 宮崎駿のすべて~“ポニョ”密着300日~」 (87分)を収録。

【特典映像】
宮崎 駿 未公開インタビュー

【内容】
「映画を創る 宮崎駿・創作の秘密」
「ハウルの動く城」以来となる新作長編映画の準備作業に、ディレクターが小型デジタルカメラを手に3か月半密着。宮崎アニメはどのようにして生まれてくるのか。宮崎駿監督の創作の秘密と、知られざる素顔に徹底的に迫る。



「宮崎駿のすべて~“ポニョ”密着300日~」

宮崎が「最後の長編」と語る新作「崖の上のポニョ」の創作現場に300日にわたって密着。宮崎アニメの秘密を徹底的に解明する。映画作りが大詰めを迎える中、宮崎が見せた涙。カメラは映画誕生のドラマを克明にとらえた

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「今」は「過去」よりもっと熱い!仕事の流儀には、その人の生き方が現れる!

誰もが認める「その道のプロ」・・・時代の最前線にいる彼らはどのように発想し、斬新な仕事を切り開いているのか。これまでどんな試行錯誤を経て、成功をつかんだのか。そして、混とんとした今の時代をどのように見つめ、次に進んでいこうとしているのか―。

さまざまな分野の第一線で活躍中の一流のプロの「仕事」を徹底的に掘り下げるドキュメンタリーシリーズのDVD第6弾。

キャスター:脳科学者・茂木健一郎/住吉美紀アナウンサー

【内容】
漫画界の孤高の天才・井上雄彦に1年間の長期密着取材。
累計発行部数1億を超える「スラムダンク」の誕生秘話、「バガボンド」最終章へ向けてのドキュメント。
(2009年9月15日放送)


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