2010年05月19日

<展覧会場の様子>大阪 5/19

今日は雨降り。雨は久々のような気がします。画廊回りには邪魔ですが、
自然現象ですから仕方ありません。雨が弱くなった午後3時過ぎに
思い切って自転車で出かけたのですが、途中から本降りになったので
随分濡れてしまいました。湿度も上がってきたし、梅雨も間近という感じ
です。では今日出かけた画廊の様子をどうぞ。

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松井紫朗展/アートコートギャラリー
1980年代の彫刻から昨年の絵画作品まで、10作品を展示。特に
《Channel》という作品は大スケールでした。いろいろな年代の作品を
見比べると、松井さんの関心がフォルムから空間認識へと深化している
ことがよくわかります。規模・内容ともに質の高い、必見の展覧会です。

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佐藤貢展/iTohen
作品が立体から絵画へとガラリとチェンジしました。タブローと共に
大量のドローイングも発表されています。ヘビーな雰囲気の作品で、
短期間に一気に制作したそうです。長年住み慣れた和歌山から
名古屋へと引っ越ししたことも知りました。いろんな意味で岐路にある
自分を見つめた作品なのかもしれません。

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鶴泰宏展/NADAR/OSAKA
50点以上のモノクロプリントが壁中にびっしり並んでいます。大阪の
雑踏を捉えたスナップショットですが、まずムービーで撮影し、テレビ
画面に映し出した映像をモノクロの銀塩写真で撮影するという、
手の込んだ手法が採られています。テレビ画面というワンクッションを
置くことで、どこか非現実的で覚めた雰囲気が醸し出されています。

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それぞれの生活2010/ギャラリーアビィ
画廊の開廊5周年を記念した企画展。3月3日、4月4日、5月5日の
暮らしを撮った作品を集めた公募展で、52人による1000点以上の
作品で構成されています。画廊オーナーいわく「まるで写真による
ツイッター」。いろんな人のいろんな日常が同時進行で進んで行く
様子が伝わり、まるで社会の縮図を見るようです。

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西家智津子展/楓ギャラリー
西家さんといえば陶オブジェですが、今回の作品では陶は作品の一部に
過ぎません。ウサギをモチーフにしたオブジェ、指人形、着せ替え人形、
ドールハウスなどが並び、着せ替え人形の服も彼女が作っています。
女性的な趣味が前面に出ていますが、これが彼女本来の好みなのかも。

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作家とモデルさん/CUBIC GALLERY
絵画の浅野真一さん、木村敏也さん、田中洋喜さん、柚口康二さん、
写真の谷敦志さん、彫刻の城田早苗さんが出品しています。いずれも
具象系の作品です。木村敏也さんの作品をはじめてじっくり見ました。
描写力が高く気になる作品でした。

※上記展覧会のスケジュールは5/14の当ブログでご確認を。
http://blog.livedoor.jp/artkobujime/archives/1390573.html
http://blog.livedoor.jp/artkobujime/archives/1390583.html

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artkobujime at 23:07│Comments(0)TrackBack(0) 展覧会場の様子 

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