2011年05月30日

<展覧会場の様子>大阪 5/30

ずっと降り続いていた雨が止み、午後には青空が戻って来ました。
溜まっていた洗濯物を片づけるべく、急いで洗濯を開始!
衣類のストックが尽きそうだったのでほっとしました。
洗濯の後はお決まりの画廊回りです。外出が遅れましたが、
なんとか12個の展覧会をチェックしたので、その様子をお伝えします。

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田中孝展/ギャラリーH.O.T
同画廊で4月後半に「9.11哀歌」と題した個展を行った田中さんが、
同じタイトルで個展パート2を開催しています。今回の作品は全て
鉄製で、複数の細長い三角形が合体したような形の作品4点が
壁面に、30数センチ角の鉄板36枚を敷き詰めた作品2点が床に
設置されています。 (パート1と見比べたい方は、2011年4月
18日の<展覧会場の様子>をご覧ください)

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松井智子展/ギャラリーwks.
5年前にいろんなお宅の裏庭を撮った写真で個展を開催した松井さん。
その後お目にかかる機会がなかったので、会場で会うまで同一人物
とは気付きませんでした。今回は、5年間温めていたプランをまとめて
展示するポートフォリオ的な個展で、写真、映像、平面、立体など
多種多様な作品が見られます。ちなみに私が一番驚いたのは、つけ
まつ毛を標本にした作品です。

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池上学展/ギャラリー白、白3
美大出身ではなく、大学の美術部に所属していた訳でもなく、大学
卒業後からほぼ独学で絵を描き続けてきた池上さん。絵を始めて
約10年が経ち、仕事の面でも転機を迎えた事を機に、画廊での
個展開催を決意しました。作品は2種類の抽象画と女性のヌードを
モチーフにしたドローイングです。珍しいきっかけだと思いますが、
こういう貸し画廊の使い方も良いのではないかと思います。

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アーティフィシャルな位相 vol.25 パート2/天野画廊
先週のパート1に続くパート2では、佐古馨さん、高山典子さん、
森佐代子さんが出品しています。土と木と針金による3点の立体が
佐古さんで、和紙と染料で作られた葉野菜のような立体が高山さん、
白と黒とチャコールグレーの抽象画が高山さんです。

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奥田文子・浜地憲章・福吉久代3人展/ギャラリー菊
ベテランの浜地さん(画像上左)と福吉さん(同右)に、若手の奥田さん
(同下)が加わった絵画3人展です。世代の違う3人ですが、同じ学校で
勤務していた経験があり、一緒に展示を行うことになりました。
3人の中では、浜地さんが点数・バリエーションとも多いです。

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川城夏未展/Oギャラリーeyes
首都圏を拠点に活動し、大阪のOギャラリーeyesでもコンスタントに
個展を行っている作家です。複数の赤のみで構成された絵画を制作
しています。以前の作品は油彩の層を削って形を出していましたが、
新作では油彩のベースの上にパステルの赤で描き足しています。
以前よりもイメージらしきものがはっきり出ているように思いました。

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塚本裕子展/番画廊
2003年から活動拠点をミラノに移したため、国内では滅多に作品が
見られなくなった塚本さん。日本での個展は2009年以来ですが、私が
お会いしたのは2004年以来7年ぶりだと思います(多分)。作品は、
写真の上に絹を貼ってペインティングを加えたものや、樹木などを
和紙と絹の2重の画面に描き分けて表現したものなどです。写真と
ペインティングを融合した作品はスピリチュアルなムードが漂って
いて興味深いものでした。

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HENGE展/乙画廊
様々な姿に変容する龍のオブジェや、ロボットアニメを彷彿させる
立体を発表。作家の山路智生さんの前職は建築関係で、在職中に
習得した3D CADの技術を生かして複雑な構造を実現しています。
江戸時代中期から明治時代初頭に隆盛を極めた金属工芸「自在置物」
の現代版といったところでしょうか。このまま技術を極めて極限の
精密さまで達してほしいものです。

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CABINET LIBRARY/ポートギャラリーT
小サイズのオリジナルプリントを紹介するプロジェクト展の第4弾。
佐久間里美さんは仙兪技佞痢圈拶あ◆佞らインスパイアされた
作品を発表しています。私には、写真で抽象絵画を描いているように
思えました。スコットランド在住の建築家、ジョン・バーさんは
安藤忠雄さんの建築をモチーフに、日本人の建築館や色彩感覚を問う
作品を発表。画像はかなり加工されていて、版画っぽい仕上がりです。

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高木直美展/2kwギャラリー
人のシルエットをモチーフにした銅版画を出品しています。モチーフ
はあくまで素材に過ぎず、象徴的な意味合いはないそうです。不安定
な線、描かれた形態、余白とのバランスが醸し出すハーモニーをご覧
ください。

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しまだそう展/2kw58
今年に入ってから毎月のように展覧会に参加しているしまださん。
それなのに本展でも大作を出品しています。制作意欲全開!って
感じです。数をこなしても作風にばらつきがないので、安心して
見ていられます。作風はいつも通りで、レトロ&ポップな空気が
充満したコラージュ的絵画です。

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舞洲陶芸館作品展/ギャラリー道
大阪の舞洲にある舞洲陶芸館で陶芸を教えている先生たちの作品を
中心に、一部生徒さんの作品も交えて展示している陶芸展です。
天保山から南港に至る海底トンネルを掘った時に大量に掘り出された
粘土を素材にした難波津焼(なにわづやき)というやきものを制作
しています。本来焼き物には適さない粘土を使用しているので、
制作には独特のノウハウが必要なのだとか。 ※本展は5/31まで。

※上記展覧会のスケジュールは5/27の当ブログでご確認を。
http://blog.livedoor.jp/artkobujime/archives/1767473.html
http://blog.livedoor.jp/artkobujime/archives/1767480.html

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当ブログはターナー色彩株式会社のサポートで運営されています。
http://www.turner.co.jp/



artkobujime at 22:44│Comments(0)TrackBack(0)展覧会場の様子 

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