artkougeiのblog

㈱アート印刷工芸社がさまざまな印刷に挑戦していくプロセスを書き綴っていきます

前回のブログに上げた2枚の絵を今回取り上げようということになり
宮本さんから原画とご自身でプリントアウトしたもの、スキャニングしたデータをお預かりしました。

プリントアウトしたものを見せていただきましたところ、シャドウ部は黒くつぶれてしまい
ライト部はせっかくの細かい描写が飛んでしまってたりしていました。

それでは、スキャニングしたデータに補正をかければできるのかと見たところ
そのデータでもとんでしまっていたので再現することができません。

そこで弊社の協力会社である山口製版所にて、いわゆる業務用で原画を直接スキャニングしていただきました。
そこはやはり業務用(もちろん職人さんの腕も)、見事!細かいところまでデータ化することができました。

第3弾始動にあたり、「呱呱プロジェクト」を皆様に広く知っていただく為に
このブログを立ち上げることとなりました。

その第3弾のテーマは「水彩画の色の忠実な再現」です。

水彩画家である 宮本典 さんより作品を協力いただきました。

宮本さんは現在、京都府伊根町の風景を中心に描かれていまして
ご自分でも、原画を元に市販のスキャナとプリンターを試行錯誤されて
ポストカード等を出力されていましたが、なかなか満足できるできるものにならなかったそうです。

そこで、私たちアート印刷工芸社が印刷で再現してみようということとなったのです。

日付はさかのぼり、初回打ち合わせは9月15日。
宮本さんにご来社いただき、そのとき初めて作品を見せていただきました。
それは、ほぼA4サイズに緻密に描写され水彩で鮮やかに色づけされていました。

何点か見せていただいた中で、色の再現としてチャレンジしてみたいと気になったのは
深みのある海の青で描かれているこの2点でした。

絵A


絵B







まず、「呱呱プロジェクト」とは何か?ということから。

それは、素材(原画・原稿)から私たち㈱アート印刷工芸社の社員が
感じること、作者の伝えたいことを解釈し、
印刷設計を考え、それを実現するための技術開発に挑戦していくプロジェクトです。


「呱呱」とは、このプロジェクトの第1弾でフジワラヨウコウ氏よりご提供頂いた作品の題名で、
産声を上げる、転じて物事が新しく生まれるということから、
私たち㈱アート印刷工芸社の新しい挑戦と、原画からまた新しい作品が生まれる
ということを意味します。



詳しくは呱呱プロジェクト(アート印刷工芸社ホームページより)

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