長白山賓館
2016年11月10日
旅の想い出「旧満州国」ー4
昼の顔・夜の顔
長春で宿泊した「長白山賓館」の前方には子供のころ幾度も遊んだ「南湖」と呼ばれる湖があり、その手前では週末になると日本の盆踊りのような踊りの宴が繰り広げられる。
踊りを見物していると、昼間市内を観光しているとき至る所に先回りをして現れ、旧満州時代の紙幣や切手などをアルバム状にしたものを強引に売りつけていた、少しヤバそうな「お兄さん」にばったり遭ってしまった。
また押し売りでもするのかといぶかっていると、今度は人懐っこそうに近寄ってきて
「昼はショウバイ、夜は友好ね」
とけろっとしている。
そして記念撮影をしていると、まるで仲間のような顔をして一緒にカメラに納まる。(前列右端の青い上着の男性)
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