台風、地震と連続で大きな災害に見舞われています。被災されたみなさまには、こころよりお見舞い申し上げます。9月10日の週も、不安定な天気が続くそうです。そろそろ稲の刈り取りも始まりますので、台風がどうか直撃しないよう祈るのみです。
9月10日は乙女座で新月です。
フレデリック・レイトン「ペルセフォネーの帰還」(1891)
乙女座の「乙女」は女神デーメテールです。
絵は、ハーデスの妻となった娘ペルセフォネーが、母デーメテールの元に帰ってくるシーンです。
これは、春の芽吹きを意匠したシーンであるとも言われています。
神話の中でのデーメテールは豊穣を司り、「四季」という変化のサイクルを完成させました。
乙女座
牡羊座から数えて6番目にあたるのが乙女座です。
一つ前の獅子座で得た「自己価値」「自分らしさ」を、初めて他者のために使おうとするサイン（星座）です。
乙女座は地の柔軟宮。
牡羊座以降、同じ地のサインには牡牛座、同じ柔軟宮のサインには双子座がありました。
地のサインとしての乙女座は、物質的、実質的な領域に作用し、
柔軟宮としての乙女座は、順応、変化のプロセスに関係して、物事を完了させ、完成させることに力を注ぎます。
乙女座の支配星は双子座と同じ「水星」です。
知性を表す水星の影響もあり、乙女座は非常に精神的で知性的な側面をもち、地のサインの中ではもっとも軽やかともいえます。
水星の機敏さによって、乙女座はどのような状況の中にあってもすばやく対応し、複雑な分析と判断をすることができます。
乙女座の月
月は、私たちの内面や感覚、内なる子供といった、ものすごくプライベートな領域をつかさどります。子供時代を象徴する天体である月は新月から満月そして新月とサイクルを繰り返しながら12のサインを旅をしています。
乙女座の中での月は、のびのびと振る舞うことは難しいです。
乙女座は、四季というサイクルを作ったデーメテールの意図を残しつつ、12サインの6番目としては、次の天秤座で迎える、社会への誕生前の「自己調整」を促します。
具体的には、実用的で論理的なものを整えること。
すなわち、
明日の学校へ通うための準備、前の晩の荷物確認、そんなイメージだというと
お分かりいただけるでしょうか？
前の晩に準備することといったら、翌日の時間割を確認し、教科書とノートをかばんに入れる。
連絡帳を確認する、宿題をやる、ハンカチやシャツにアイロンをかける。
そのために、観たいテレビを我慢したりもするでしょうし、
お風呂に入って身体を洗うことを急かされたりもするでしょう。
「早くお風呂に入りなさい」ってお母さんに言われたりして、
「今入ろうとおもったのに！」ってぷっとむくれたり。。
しかし、準備をしているときは決して心穏やかではなかったとしても、
準備の恩恵は翌日には知ることになります。
自分を律することで得られるもの。
このように、乙女座の中の月は、感情（自分の気持ち）よりも、論理性（明日への準備）が優先されます。
以上は乙女座の意匠がポジティブに働いた場合であり、ネガティブに働くと
感情は完全に無視され、論理性を逸脱した批判的な指摘に打ちのめされるという危険性もはらんでいます。
新月図を見てみますと、先日から形成している海王星とのオポジションを作っています。
深い意識の海王星により、想像力や物思いの傾向が特に強くなります。
太陽と海王星のオポジションはこちら↓
http://blog.livedoor.jp/aruaru1/archives/52211207.html
それに加えて、新月は、山羊座冥王星と蠍座木星と小三角を作っています。
冥王星とは120度、木星とは60度でアスペクトをつくっています。
冥王星も無意識の世界を司りますが、「自分の意志力」を強めていきます。
乙女座にある月は、夢見がちになる一方、深遠からの導きにより意志を改めて決意する、
そんな力を得ていきます。
規律の中での自由、
規律的であることで得られる精神の自由といったところでしょうか。
新月がおこる乙女座が、ネイタルチャートのどのハウスにあたるか見ておきましょう。
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ネイタルチャートが示すハウス
1ハウス：個性、タイプ、行動のくせ
2ハウス：金銭、所有、才能、本能的な力
3ハウス：知性、移動、知識、学習
4ハウス：家庭、両親、住居の飾り方
5ハウス：創造、娯楽、クリエイティブ、趣味
6ハウス：労働、健康、自己調整
7ハウス：協力関係、パートナー、対人関係、戦い
8ハウス：遺産、組織、先祖、金融、死、性
9ハウス：意識、外国、研究、思想、哲学
10ハウス：社会的立場、キャリア、ステイタス
11ハウス：ビジョン、友人、サークル
12ハウス：潜在意識、秘密、精神世界、無意識
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9月10日は乙女座で新月です。
フレデリック・レイトン「ペルセフォネーの帰還」(1891)
乙女座の「乙女」は女神デーメテールです。
絵は、ハーデスの妻となった娘ペルセフォネーが、母デーメテールの元に帰ってくるシーンです。
これは、春の芽吹きを意匠したシーンであるとも言われています。
神話の中でのデーメテールは豊穣を司り、「四季」という変化のサイクルを完成させました。
乙女座
牡羊座から数えて6番目にあたるのが乙女座です。
一つ前の獅子座で得た「自己価値」「自分らしさ」を、初めて他者のために使おうとするサイン（星座）です。
乙女座は地の柔軟宮。
牡羊座以降、同じ地のサインには牡牛座、同じ柔軟宮のサインには双子座がありました。
地のサインとしての乙女座は、物質的、実質的な領域に作用し、
柔軟宮としての乙女座は、順応、変化のプロセスに関係して、物事を完了させ、完成させることに力を注ぎます。
乙女座の支配星は双子座と同じ「水星」です。
知性を表す水星の影響もあり、乙女座は非常に精神的で知性的な側面をもち、地のサインの中ではもっとも軽やかともいえます。
水星の機敏さによって、乙女座はどのような状況の中にあってもすばやく対応し、複雑な分析と判断をすることができます。
乙女座の月
月は、私たちの内面や感覚、内なる子供といった、ものすごくプライベートな領域をつかさどります。子供時代を象徴する天体である月は新月から満月そして新月とサイクルを繰り返しながら12のサインを旅をしています。
乙女座の中での月は、のびのびと振る舞うことは難しいです。
乙女座は、四季というサイクルを作ったデーメテールの意図を残しつつ、12サインの6番目としては、次の天秤座で迎える、社会への誕生前の「自己調整」を促します。
具体的には、実用的で論理的なものを整えること。
すなわち、
明日の学校へ通うための準備、前の晩の荷物確認、そんなイメージだというと
お分かりいただけるでしょうか？
前の晩に準備することといったら、翌日の時間割を確認し、教科書とノートをかばんに入れる。
連絡帳を確認する、宿題をやる、ハンカチやシャツにアイロンをかける。
そのために、観たいテレビを我慢したりもするでしょうし、
お風呂に入って身体を洗うことを急かされたりもするでしょう。
「早くお風呂に入りなさい」ってお母さんに言われたりして、
「今入ろうとおもったのに！」ってぷっとむくれたり。。
しかし、準備をしているときは決して心穏やかではなかったとしても、
準備の恩恵は翌日には知ることになります。
自分を律することで得られるもの。
このように、乙女座の中の月は、感情（自分の気持ち）よりも、論理性（明日への準備）が優先されます。
以上は乙女座の意匠がポジティブに働いた場合であり、ネガティブに働くと
感情は完全に無視され、論理性を逸脱した批判的な指摘に打ちのめされるという危険性もはらんでいます。
新月図を見てみますと、先日から形成している海王星とのオポジションを作っています。
深い意識の海王星により、想像力や物思いの傾向が特に強くなります。
太陽と海王星のオポジションはこちら↓
http://blog.livedoor.jp/aruaru1/archives/52211207.html
それに加えて、新月は、山羊座冥王星と蠍座木星と小三角を作っています。
冥王星とは120度、木星とは60度でアスペクトをつくっています。
冥王星も無意識の世界を司りますが、「自分の意志力」を強めていきます。
乙女座にある月は、夢見がちになる一方、深遠からの導きにより意志を改めて決意する、
そんな力を得ていきます。
規律の中での自由、
規律的であることで得られる精神の自由といったところでしょうか。
新月がおこる乙女座が、ネイタルチャートのどのハウスにあたるか見ておきましょう。
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ネイタルチャートが示すハウス
1ハウス：個性、タイプ、行動のくせ
2ハウス：金銭、所有、才能、本能的な力
3ハウス：知性、移動、知識、学習
4ハウス：家庭、両親、住居の飾り方
5ハウス：創造、娯楽、クリエイティブ、趣味
6ハウス：労働、健康、自己調整
7ハウス：協力関係、パートナー、対人関係、戦い
8ハウス：遺産、組織、先祖、金融、死、性
9ハウス：意識、外国、研究、思想、哲学
10ハウス：社会的立場、キャリア、ステイタス
11ハウス：ビジョン、友人、サークル
12ハウス：潜在意識、秘密、精神世界、無意識
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