おさえておきたい競技規則 1条
おさえておきたい競技規則 2条 はこちら。



続かないと思っていたこのシリーズも3条に突入しました(パチパチ)。
6条の副審を終えたあたりで挫折しそうですが…

では早速いきましょう!






まずは条文の確認(大事なところをpick upしています)から。

【競技者の数】
試合は、11人以下の競技者からなる2 つのチームによって行われる。各チームの競技者のうちの1 人はゴールキーパーである。いずれかのチームが7 人未満の場合、試合は開始されない。


【交代要員の数】
[公式競技会]
FIFA、大陸連盟、または加盟協会の主催下で行われる公式競技会の試合では、いかなる試合でも最大3 人までの交代を行うことができる。
競技会規定には、3 人から最大12人までの範囲で、登録できる交代要員の数を明記しなければならない。

[その他の試合]
国際Aマッチにおいては、最大6人までの交代を行うことができる。
その他のすべての試合においては、次の条件を満たせば、より多い人数の交代を行うことができる。

・関係チームが交代の最大人数について合意し、
・試合前に主審に通知する。

試合前に、主審に通知されない場合、または関係チームが合意しなかった場合は、6人を超えて交代することはできない。


【交代の進め方】
すべての試合において、交代要員の氏名は試合開始前に主審に届けられなければならない。それまでに氏名が主審に届けられていない交代要員は試合に参加できない。
競技者が交代要員と交代する場合、次の条件を守らなければならない。

・交代が行われることについて、事前に主審に通知する。
・交代要員は、交代によって退く競技者がフィールドの外に出た後で、しかも主審の合図を受けてからフィールドに入る。
・交代要員は、試合の停止中にハーフウェーラインのところからフィールドに入る。
・交代は、交代要員がフィールドに入ったときに完了する。
・そのときからその交代要員は競技者となり、交代された競技者は交代して退いた競技者となる。
・交代して退いた競技者は、その試合に再び参加することはできない。
・交代要員は、出場するしないにかかわらず、主審の権限に従い、その管轄下にある。


【違反と罰則】
交代要員または交代して退いた競技者が主審の承認なくフィールドに入った場合、
・主審は、プレーを停止する(ただし、その交代要員や交代して退いた競技者がプレーに干渉していない場合、ただちに停止しない)。
・主審は、その者を反スポーツ的行為で警告し、フィールドを離れるよう命じる。
・主審がプレーを停止した場合は、プレーが停止されたときにボールがあった位置から相手チームの間接フリーキックでプレーは再開される。

試合開始前に、主審に交代を通知することなく、氏名を登録された競技者に代わって氏名を登録された交代要員がフィールドに入った場合、
・主審は登録された交代要員を続けて試合に参加することを認める。
・登録された交代要員に対して懲戒の罰則を与えない。
・問題を起こしたチームの交代の回数は減らさない。
・主審は関係機関にこの事実について報告する。

主審の事前承認なく、競技者がゴールキーパーと入れ替わった場合、
・主審は、プレーを続けることを認める。
・主審は、次にボールがアウトオブプレーになったとき、かかわった競技者を警告する。

本条に関して、その他の違反があった場合、
・かかわった競技者は、警告される。
・プレーが停止されたときにボールがあった位置から相手チームの競技者によって行われる間接フリーキックでプレーは再開される。




【競技者の数】
「7人未満の場合、試合は開始されない」とあるので、7人では試合を始めることはできません。
言い換えると、「1~6人の場合、試合は開始されない」ということになりますので7人いれば試合ができます。
(※コメント欄で改訂を勧めていただいたにも関わらず訳が分からず意固地になってしまい申し訳ありませんでしたm(__)m)

ただ、これは1チームの競技者の最低数は各協会の裁量に任せるとあります(ガイドラインより)。国際サッカー評議会では7人未満を推奨していますが、JFAでは競技者の最低数は7人としています。
でも、競技規則には試合中に7人未満になった場合のことは書かれていないんですよね。誰かわかる人がいたら教えてください…

【交代要員の数】
最大交代数は大会であると3人、キリンチャレンジカップなどの親善試合などは6人まで交代をすることができます。J1,J2の交代数は3人ですが、J3は5人です。このように交代の数は各協会の裁量に任されています。

補足説明はこのくらいでしょうか。多少少ない気もしますが4条の競技者の用具までは対して書くことも無いんですよねー。







交代の際に副審はこのようにしてフラグアップをします。スクリーンショット (51)
見たことあるかと思いますが、この一番左のようにフラグを横にして主審に合図します。これは、主審や観衆に交代が行われることを示すシグナルですので主審が交代のためにプレーを中断させた時にフラグを下げても大丈夫です。「交代が完了するまでフラグをアップする」とはどこにも書いていないのでずっと上げる必要はありませんが、コモンセンスに従って交代が完了するまで上げておくのもいいかもしれません。

また、交代されようとしている選手が交代を拒んだ場合はそのまま交代せずに試合を再開します。その時点で交代手続きは破棄されます。その選手は後で監督に怒られるかもしれませんが。


交代カードを第4審に提出する

身体チェック

交代

この一連の流れが交代手続きですが、これが行われず勝手に交代要員がフィールドに侵入すると警告の対象になります。また、勝手にフィールドを離れた選手も警告の対象となるので気を付けてください。
また、試合中、主審の許可なくGKとフィールドプレイヤーが変わると両者警告の対象となります。


警告のタイミングはアウトオブプレーになった時でいいと思いますが、試合の流れ次第ではプレーを止める必要があるときもあります。その時はドロップボールではなく間接FKでの再開となります。

ドロップボールで再開されるときは、”外的要因”によってプレーが停止された場合です。
外的要因とは、観客やチーム役員、他のマルチボールや木など競技者、交代要員、チーム役員以外のモノです。ただ、退場者に関しては外的要因に含まれます。


もし、この外的要因が得点に関わってしまったときはもちろん得点を認めてはいけませんが、一つだけ例外があります。それは、

得点を決められたチームの競技者、交代要員、交代して退いた競技者、チーム役員がプレーに干渉していた場合は得点を認めます。厳密にいえばこれらの人は”外的要因”ではなく”部外者”と規定されていますが、いちいち区別して説明するのもめんどくさいのでまとめて外的要因と覚えてもいいかもしれません。



・チームの競技者、交代要員、交代して退いた競技者、チーム役員→得点認める
・それ以外の者、物→得点認めず


・外的要因が干渉してプレーが停止された場合→ドロップボールで再開
・チームの競技者、交代要員、交代して退いた、競技者チーム役員が干渉してプレーが停止された場合→間接FKで再開



このくらいでしょうかね… 不足部分やもうちょっとってところがあれば是非教えてください。また、間違っているところがあれば教えてください… 次回は4条の競技者の用具です。