後半30分。
高橋秀人のボール奪取から素早いカウンターを仕掛け、最後は東慶悟が押し込んで追加点!だったはずがオフサイドの判定で取り消しになったシーン。 以下の動画(2:06~)から観れます。




このシーンをめぐって様々な意見が見ることができました。












オフサイドの判定は正しいという人と、いや間違っているという人が半々くらいでした。

結局どうなんでしょうか。個人的には間違っていると思いました。理由はいくつかありますが、順を追って説明したいと思います。

1. 中島翔哉はオフサイドではない
スクリーンショット (106)


上の画像を見ても分かる通り、中島はオフサイドポジション(赤のエリア)にいます。 
しかし、オフサイドポジションにいること自体は反則になりません。
スクリーンショット (108)


オフサイドになるには、オフサイドポジションで「プレーに干渉する」か「相手競技者に干渉する」か「その位置にいることによって利益を得た」場合によってのみ罰せられます。
スクリーンショット (109)
「プレーに干渉する」とは”見方競技者がパスした、または見方競技者が触れたボールをプレーする、あるいは触れた”時に反則になります。なので、今回の場合は、中島はボールに触らずスルーしたのでプレーに干渉したとはみなされませんでした。

「相手競技者へ干渉する」ことによるオフサイドも今回はありません。中島は柏のDFに対して何かアクションを起こしたわけでもなく、中島のせいで柏のDF陣の動きが制約されたとも言えません。なので、これもクリア。

「その位置にいることによって利益を得た」とは、まずボールをプレーすることが前提です。なので、ボールに触れていない選手に対してオフサイドは取れません。


よって、このシーンで中島のオフサイドはありません。これは副審ナイスジャッジでした。

2.  東はオフサイドでありノットオフサイド
スクリーンショット (110)

カメラの角度が非常に悪く正確なものではないのでこれだけでは判断材料には成りえません。
高橋秀人がクロスを出した瞬間、東はオフサイドポジションにいたと仮定して話を進めます。
おそらく、東はオフサイドポジションにいたのでしょう。このまま直接ボールが渡ればオフサイドなのですが…

このクロスボールを柏の選手がクリアしようと試みてるんですよね。
そうすると何が問題かというと、
スクリーンショット (109)
赤枠にある通り、「意図的にプレーしたボールを既にオフサイドポジションにいる競技者が受け」ても反則にはならないんですよね。問題は、ボールをクリアしようとした秋野のプレーが意図的なものなのか偶発的なものなのかであって、東の位置は関係ないんですよね。我々一般人が推測できるレベルとしては、東がオフサイドポジションにいたのかいなかったのかの議論は出来ないので、別の視点から見ざるを得ません。

あのシチュエーションで、高橋の選択肢としてはPA内にショートクロスを送るかシュートを打つかの2択になります。そうすると、秋野のポジションからするとシュートブロックする選択はなく、クロスに対しての処理しか選択肢はありません。
スクリーンショット (110)

もちろんクロスが上がってくるということはPA内に相手選手がいるはずですから、それを加味しながらの守備になります。触らなければ詰められる、触っても完璧なクリアは難しい。そんな状況です。東京のカウンターが鋭かったですね。(ニヤリ

と、自分の中では思ったんですが、これ以上の推測は出来ません。
副審からは無論秋野が触ったかなんて判断するのは難しいでしょうから、最終的な判断はオフサイドの判定を採用した扇谷さんということになります。東はオフサイドポジションにいるという体で話を進めているので、扇谷さんは秋野のプレーは意図的ではないと判断したのだと思います。東がオフサイドポジションにいたかどうかは扇谷さんの判断するところではないので、これが一番マシな推測だと思います。


扇谷さんは意図的でないと判断し、僕は意図的だと判断しました。みなさんはどちらだと思いますか?