先日の川崎vs湘南で、キリノ選手のプレーがひと騒ぎ起こしています。

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結論を言えばキリノ選手のファウルだと思いますが、何点かポイントを説明したいと思います。



1つは、GKに対する反則です。
現在の競技規則では、キーパーチャージという反則はありません。キーパーチャージとは、ゴールエリア内で、ボールを持っていない、またはこれから受けようとしているゴールキーパーに対してチャージ(身体的接触)することです。しかし、現在ではゴールキーパーもフィールドプレイヤーの1人という側面の方が強く、以前より競技規則による保護はされていません。ただ、ゴールキーパーの性質上、他の守備側競技者より厳しく反則を取られます。
競技規則では、特筆してGKに対する反則というものは記載されていません。ガイドラインには一応載っているのですが・・・ 今回の件とはあまり関係がないのですが一応載せておきます。
スクリーンショット (411)




2つめに、キリノ選手のチャレンジの方法です。
今回のキリノ選手のチャレンジの仕方は、正当な方法でのチャレンジというには少々無理がありますが、”無謀な方法”でのチャレンジというのもちょっと・・・という感じがします。 ファウルには3段階あり、1段階目が”不用意な(方法)で、2段階目が”無謀な(方法)”で、3段階目が”過剰な力”でというものです。不用意な方法でプレーをしたら注意が、無謀な方法でプレーをしたら警告が、過剰な力を用いてプレーをしたら退場が示されます。


3つめに、キリノ選手のヘディングするタイミングです。
ハイライト動画では、キリノ選手がGKのポジションを目で見て確認しているかどうかが不明ですが、もし確認することができていれば、
セオリー通りならばGKの前に入ってプレーするのが定石です。それを目視して判断する時間はあったはずです。だとするとGKを見ていなかったか、GKとボールごと押し込んでしまおうと考えたのか。どちらかは分かりませんが、後者ならばサッカーのプレーとは関係がないので警告が示されるかもしれません。
話を戻します。キリノ選手は、川崎FのGKがクロスボールを捕球した後にヘディングを試みています。これはGKに対するファウルであり、本来ならば得点は認められません。しかし不思議なのが、得点者がオウンゴールとなっているということ。ってことは捕球してるのは認めてるけどファウルではないっつーことです。これはちょっとおかしいですよね。


最後はちょっと別視点なのですが、4つめ。チョン・ソンリョンのハイボールの対応の仕方です。
スクリーンショット (403)

ひざを折る方が逆なんです。GKがハイボールを捕球しようとすると、当然両腕を使うので脇がノーガードになってしまいます。ですので、GKが自身を守るためにひざを折るんですね。しかし、今回逆のひざを折ってしまいパウリーニョ選手のタックルをもろに受けてしまいました。これは大怪我につながるプレーで大変危険です。
大事には至らなかったですが、ちょっと気を付けていただきたいところです。



とまぁ、こんな感じですかね。
1、キーパーチャージはないけど、それなりに他の競技者よりは守られてるよ
2、そのチャレンジの仕方はファウルよ
3、タイミング遅いよ
ってことです。4つめは、ハイボール練習しなよくらいに思ってくれればいいです。まぁ、私は川崎サポではないのでむしろ練習しないでと言いたいですが。

そして、この得点は本来は認められるべきではないということ。まぁでも主審の立場から見れば少し難しいケースではあると思います。一度笛を咥えたんですが最終的にゴールを認めたのは動画から確認できます。これも審判以外にはどうでもいい話ですが、一度加えた笛を吹かずに口から離すのは審判団の信用度が下がってしまいます。ベテランなんだからお願いしますよ。。。