FC東京

自陣PA内で相手に間接FKを与えたら


6/18に行われたFC東京vsアルビレックス新潟より。

前半22分に、FC東京のGK秋元陽太が以下の理由で相手に自陣PA内で相手に間接FKを与えてしまいました。
スクリーンショット (520)

で、実際のところこの反則の適用は正しいかという議論は明白で、秋元は6秒以上保持していたのでファウルは妥当です。

スクリーンショット (518)
スクリーンショット (519)

おおよそ15秒保持していました。 動画で確認した方がいいと思いますので、動画も載せておきます。


ファウルの適用は正しいのですが、スタジアムで見ていたところ、主審ははやく手から離すような促しを行っていませんでした。競技規則上は6秒を超えて保持していた時点で笛を吹いて、相手に間接FKを与えても構わないのですが、現状はそこまで厳格にファウルを認定するようなことはありません。感覚的には、6秒を超えた時点で早く蹴るよう促し、それでも保持するようだったらファウルを認定するのが一般的です。

そして、基本的にファウルを犯したら、フリーキックでプレーを再開する権利をもつチームが優遇されます。
主審は、クイックリスタート出来るようボールから相手競技者を離しつつ、キッカーやそのチームメイトから確実にボールから相手を離してほしいとの申し出があった場合は完全にプレーを止め、クイックリスタートもさせません(その代わりにボールから確実に相手を9.15m離す)。

秋元からボールを奪ってプレーを再開させた新潟の山崎亮平は、しっかりファウルポイントにボールをセットしてからプレーを再開しているので何ら問題もありません。秋元からボールを奪ったことに対していくつか疑問の声がありましたが、そもそも秋元がボールを持っていちゃいけません。ファウルを犯したなら相手にボールを渡すのがスポーツマンシップに則った行動です。


ここまでが”審判員”としての僕の意見です。
そしてここからが”いちFC東京サポーター”としての僕の意見です。


無人のPA内で相手にすぐ再開をさせると今回のようにあっさり得点されてしまいます。
いわゆる6秒ルールのほかに、バックパスでも同様なケースが考えられるので注意してください。

相手に間接FKを与えたらまずすべきことはリスタートをさせないことです。これを失敗すると失点に直結します。主審に抗議してる間に失点していたなんてバカみたいなプレーは絶対にやめましょう。
具体的には、ボールを相手に渡さない。またはどっかに蹴っちゃいましょう。警告必至ですが、失点されるより警告を貰った方がいいです。

秋元は、相手にすぐボールを渡してしまいリスタートを許してしまったので、ある意味では行動規範になるプレーでさすがプロ!と言いたいのですが、またある意味では何しとんじゃボケと言いたくなるプレーでした。
秋元だけでなく森重や丸山も同様に、まず考えることは抗議ではなくリスタートの阻止です。プロサッカー選手なんだから今回のようなファウルは誰の目から見ても間違いないので、ボールの前に立つなど機転を利かせられれば良かったのではないか、と思います。実際のところ、笛が鳴った瞬間森重は足を止めてしまい、山崎にすぐ再開を許してしまいました。


というわけで、今回のような幼稚な失点は無くすようにしてください。そして、秋元はものすごいスピードでお笑いGKとして昇華しています。今シーズンが終わるころには、秋元陽太珍プレー好プレー集で15分くらいのミニコーナーができるといいですね。

勝つための手段を選ぶための準備をしろ。


2015年4月2日、名古屋戦でのできごと。
下のプレーについて思ったことがあるので一言。





【2:46から観れます。】


86分に森重が田口に対して著しく不正なファウルプレーとしてレッドカードを貰った場面。
この時、FC東京は3-2でリードしていて、76分に永井に一度追いつかれたのだが、81分に森重の素晴らしいヘディングでもう一度突き放したという状況だ。

無論、ファウルはよくないのだが、残念ながら現代サッカーでは”戦術的ファウル”といった、ファウルを肯定するようなプレーが散見される。それは海外だけでなくJリーグでもそうだ。
競技規則では、決定的な得点機会を阻止した場合は退場となり、また反スポーツ的行為等を行うと警告が提示されるとある。
いわゆる”戦術的ファウル”というのは、サイドを攻撃されている際、守備に当たっているDFがドリブルで抜かれると大きなピンチを招いてしまうような状況で、相手競技者を意図的にファウルで止めるようなことを言う。

”戦術的”を謳いファウルを肯定するようなプレーは決して賛同することはできない。
勢い余って相手を突き飛ばしてしまったとか、ボール奪取を目的としたスライディングのスペアフットが相手に絡まってしまったというようなプレーで起こるファウルであればサッカーの一部であり、「あぁ、しょうがないね」とできるのだが、”戦術的ファウル”のような意図したファウルや、シミュレーション、上の森重のレッドとなったスライディングのような未必の故意があるファウルは、サッカーから無くすことができる。つまり普通にプレーすれば起きるはずがない。それはサッカーのプレーではないのだ。


サッカーの醍醐味はボールがネットを揺らす場面や、相手DFを崩す魅力的な攻撃にある。ファウルのほとんどは、守備側競技者が起こす。攻撃側競技者が起こすファウルは、よくあるのはオフサイドくらいではないか。
ファウルというのは、サッカーでやってはいけませんよというプレーのことを言う。そういう禁止されているプレーでサッカーの醍醐味を消すというのは実に反スポーツ的で、観衆も冷めてしまう。確かに現行の競技規則では”戦術的ファウル”のやり得になってしまうのだが、それでもフェアプレー宣言をしている選手たちがファウルを肯定するのは矛盾している。


「勝つためには手段を選ばない」という手段は、自身の能力のなさや、チームの守備が機能していない、または相手の攻撃が上回っていることを露呈している。チームの守備がハマっていれば、ファウルをせずにボールを奪取できるはず。自分より相手選手が劣っていれば、自分のポジショニングとテクニックで簡単にボールを奪取できるはずだ。相手からボールを奪う選択肢がファウルしかないというのは、相手より劣っているからだ。
しかし、サッカーは格下が勝利することもある。それはサッカー史上、一度や二度ではない。数え切れないほどある。果たして、その格下のチームはファウルをたくさんして勝利しただろうか?もちろんそのようなゲームもあったかもしれないが、ドン引きサッカーをしてカウンターで1点先取、そのまま逃げ切りという試合もあっただろう。ドン引きカウンターサッカーだって立派な戦術だ。

勝つために手段を選ばないというのは、勝つための手段を選べない状況にあると同義であり、そのような状況になってしまった場合は手遅れなのである。クロスを上げられるなり、失点されるがいい。それは、相手が一歩上手であった証拠であり、また別の視点で見ればサッカーの一番おもしろいところなのである。
それを、ファウルというもので阻止するのは、非常にナンセンスで、反スポーツ的で、スポーツ選手としてやってはいけないことなのである。


今回の森重のスライディングは、悪意はないかもしれない。しかし、あのスライディングは相手選手をケガさせてしまうかもしれない可能性が十分に含まれており、それでもなおスライディングをするという選択をしたのは、未必の故意が多分にある。繰り返すが、そういったプレーをプロの選手、ましてや代表選手が勝つための手段として選択するのは容認できない。

個人的には、楢崎正剛も言ったように、清々しく勝ちたいし、清々しく負けたい。それは、フェアプレー宣言をしている選手たちならば清々しく戦う義務がある。決してきれい事だとは思わない。もう一度選手たちは初心に帰って戦ってほしい。それは試合を見る観客が気持ちよく試合を見るためだけでなく、プロの選手として。


あのひら。


2014年7月27日。ホームでのベガルタ仙台戦。
フィッカデンティ体制1年目のシーズンだ。

先発出場した平山は先制点を取る。この試合は3-0で快勝。これで5戦無敗とし、その後9戦無敗、合計して14戦無敗という記録を打ち立てた。

このシーズン、平山はチームとして非常に重要な役割を受け持っていた。得点こそ少なかったものの、前線で起点となってくれるFWとして重宝した。しかし、残念なことに浦和戦で負傷し、長期離脱を強いられた。


翌、2015シーズン、約1年ぶりにJリーグの舞台に戻ってきた平山。しかし、そこにかつての平山の雄姿はなかった。
怪我明けだったということもあるのか、特に活躍することもできなかった。





思えばここ数シーズン、活躍すれば怪我をし、幾度となくチャンスを逃してきた。

2015シーズンも大した活躍を見せなかったかつての怪物は、今シーズン、再びJ1の舞台に舞い戻る。
3月19日の鹿島戦。風邪で欠場した阿部拓馬の穴を埋めるように平山相太がベンチ入り(サンダサは知らん)。
途中出場するも、いいプレーはしなかった。身体が重い。かつてのエジミウソンのように。
「今シーズンもだめかぁ。ヒラヤマのユニフォーム買ったんだけどなぁ」と思いつつ、鹿島に今年も負けたことをブツブツ言いながらバイトする。

そして中断期間に入り、4月2日の名古屋戦。この日も平山はベンチ入りをする。どこかのタイミングで入れてくるに違いない。平山は城福の隠し兵器だ。THE・Oで言うビームサーベルだ。シモビッチの高さに呆気にとられつつ、うちのヒラヤマも負けてない! そう思いつつ、怪物は2015年9月12日の神戸戦以来、初めて味スタのピッチに足を踏み入れたのだ。

まず俺は目を疑った。そこにはサイドにめいいっぱい開く平山。

「平山のストロングポイントはスピードだったけか…」いや、違う…はず。

しかしすぐに見慣れた平山が見れた。途中出場からはや1分、ペナルティーエリア内でボールを受けると、持ち前のテクニックでシュートを打つタイミングを探る。打つか?打つか?いつ打つのか!?打たないのか!?そうすると素晴らしいタイミングとコースで、平山のファーストプレーにしてファーストシュートはゴールの左隅に流れ込む。

怪物が復活した瞬間だった。かつて日本の未来を背負うはずだった30歳の怪物は、調布で復活した。
衰えてなんていなかった。日本中のだれもが平山相太を諦めていただろう。そんなこたぁない。今ここに復活したのだ。そうして一仕事を終えると、途中交代していった。。。



平山がピッチに入ると、スタンドのあちこちから「ヒ"ラ"ヤ"マ"ーーー!!!!」という雄たけびが聞こえる。どこかで聞いたことのあるようなこの歓声。あぁ、たぶんアイドルのライブだ。アイドルもゴール裏も本質的な部分は変わらないのだろう。

出場時間20分という短い時間で、人々の脳裏にプレーを焼き付けた。記録にも記憶にも残し、ヒーローインタビューも受けた。30歳だというのにまだぎこちないインタビューをする平山に、われわれサポーターは応援しない理由を見いだせない。



次は柏戦だ。柏キラーのムリキに加え、平山も加わり、熾烈なFW争いになるだろう。ハ・デソンと駒野も復帰し、次の試合に期待しかない。
あ、その前にACLがあるか。ムリキは登録上出られないので、平山に期待がかかる。アジアで活躍するその平山を、その目に焼き付けろ。











え?期待しすぎ?そうかもしれないなぁ…笑




今年もありがとう。


2015シーズンが終わった。
今年はマッシモ体制2年目で、今年こそはタイトルがほしかった。

前田遼一の加入、武藤嘉紀、太田宏介の海外移籍、リーグ4位という結果。いつも以上にいろんなことがあったシーズンではないか、と思う。
本当は、最終節の鳥栖戦が終わった段階でブログ更新しようかと思ったけどなかなか時間が無くこのタイミング。


今シーズンは万博から始まった。
前年度3冠王者の相手に2-2のドロー。2点ビハインドの状況から引き分けに持ち越したので気持ち的には勝ち点を貰った感じ。この試合はけっこう印象に残っている。雨の中、90分声を出し続けた結果、喉は腫れて両ふくらはぎが筋肉痛になって、そして屋根がないから全身びしょぬれ。千里中央のユニクロで防寒具を買った記憶がある。試合に負けていれば散々だった。だが収穫も大きかった。今シーズンの東京は何かが違った。必ず、いいところまで行けるぞと、根拠なき確信を得ていた。結果的に、”いいところ”までは行った。しかし、”いいところ”に行くだけではタイトルは取れない。夢を見ただけのシーズンだった。 CS出場も自力で行けたはずなのに。ナビスコ準々決勝も鹿島相手に初戦をドローで耐えたのに。天皇杯も、後半40分までリードしてたのに。

いつもそうだ。東京は、いいところまで行く。だからダメなんだ。どれだけ点が取れるFWがいても、リーグトップクラスの守備陣を擁しても、本当にタイトルが取れるチームとは何かが違う。来季の補強の話を聞くと、やはり能力の高い選手ばかりの名前ばかり聞く。だが、いまいちピンとこない。監督に城福浩が就任することが決まった。これより以下はまだ公式発表がないが、GKに湘南の秋元、DFに駒野友一、MFに水沼宏太、FWに阿部拓馬などに加え、今季主力だった選手の契約更新が次々と発表されている。今季の土台の上に、以上の選手らが加わるとなると楽しみだ。楽しみなのだが、タイトルは取れないだろう。東京には、今野泰幸や青山敏弘のようなチームの根幹となる選手がいない。ここをどうにかしないとタイトルは難しいだろう。
来季必ずタイトルがほしいというのであれば補強すればいい。だが、そんな焦ることもないと俺は思う。そもそも、マッシモは3年4年と長期政権で、と就任時に思っていたのだが、バッサリと切られてしまった。長いスパンで考えるなら、秀人をチームの基軸として戦える選手にするか、森重をゲームキャプテンだけでなく精神的な支柱にさせるか、それ以外にもいろいろ方法はある。やぶから棒に補強してもタイトルは取れないのは浦和を見れば分かる。


来季はACLも戦う。プレーオフに勝てればの話だが。

今シーズンは悔しい思い出が多いシーズンだった。最終節の鳥栖戦、天皇杯の広島戦。この二つはずっと忘れない。あ、あとアウェイの浦和戦も悔しかった。まぁあれは例外として。 鳥栖戦と広島戦は涙を流した。男が泣くんじゃないと言いたいだろうが、人を思ってなく涙は別だ。と、ネオジオン軍のジンネマン大尉は言っている。
チームがCS出場を逃し、また天皇杯もあと少しで勝てるところで逆転負けして敗退して、その悔しさに涙するサポーターがいることを忘れないでほしい。



さて、SOCIO更新するか・・・

※12月30日に、秋元陽太選手と駒野友一選手の加入が正式に発表されました。
※1月4日に、水沼宏太選手と阿部拓馬選手の加入が正式に発表されました。

親しみを持つこととリスペクトを捨てることは全く別物。


昨日は湘南戦。

前節、広島を撃破したFC東京はこの試合に勝てば年間順位、2ndステージの順位でも優位につけることができる大事な試合。

この試合、是が非でも勝ち点3が欲しかったのだが、内容でも相手に上回られ1-2で負けた。

思うようにシュートまで運べずに消化不良で終わった感じだが、限りある決定機を湘南がキッチリ決めたというだけである。今までレギュラーだった選手がスタメンから外れると途端に満足のいく結果が出せなくなったりとか、ブラダとDF陣の連携がまだまだだとか、いろいろ言いたいことはあるけれどもそれは今回は置いといて・・・


スタジアムで試合を見るとどうしても野次が聞こえてきてしまう。
今日は後ろにいた中学生くらいのサポーターたちが終始選手や審判に野次を飛ばしていた。「シュート決めろよ~」とかなら全然構わないのだが、「前にパス出せよオラァ!」とか「ファウルだろどこ見てんだよ!」とか、だれに影響されて中学生がこんなことが言えるのだろう・・・ 
だれに影響されてといっても、そりゃあ周りの大人のサポーターが似たような野次を飛ばせば、こうもなるのかと推測。
多かれ少なかれ同じようなことを思ってるサポーターはたくさんいる。俺だって、今日何個かおかしいだろそれって判定や不甲斐ないプレーをした選手に愚痴を垂れそうにもなった。だけど、それを口にするのとしないのとでは全く違う。

それを口にすることで自分の気は済むかも知れないが周りのサポーターが不快になったりする時もあるし、スタジアムはストレスの吐き捨て場ではない。
「てめぇこの野郎」と思うのならば後楽園ホールに行ってヒールのレスラーがボコボコにされるのを見れば十分に気が済むだろうしそれでも満足しないならレスラーになろう。


たとえ自分の好きな選手であろうと高圧的な態度で文句を言いたいなら100歩譲って周りに誰もいない自宅で観ていただきたい。先述した野次は、愛と親しみを込めて言われる「前俊を諦めない」とは紙の裏と表の存在ではあるが、その紙をひっくり返してしまう人は人としてまだ未熟だ。

それは審判団に対しても全く同じことが言えるわけで、見ず知らずの他人をリスペクトしろとまでは言わないが、少なくとも審判団は見ず知らずの他人ではないわけで、彼らのおかげでサッカーの試合が円滑に進められている。
スタンドから試合を見ればそりゃあもうピッチ全体を俯瞰することができて、どこでなにがあったか大略は一目で分かるが、詳細までは分からないだろう。
プレーの争点から100mほど離れたスタンドから、「ハンドだ!」とか「押してる!」とか、視力が5.0くらいないとたぶん分かるはずがないのだが、大略は見れてるので分かった気になってしまう。
そういった細かいファウルを、日々トレーニングを積んだ審判団は2つの視点からだいたい10mほど離れた場所から監視しているので、今記したことをある程度理解している人からすればどっちがクソ判定をしているかといったら、いちいち審判の判定にイチャモン付けている人たちの自分の贔屓チームが得をすればどんな判定でもいいと思っている自己中心的なサポーターの方である。


例えスタジアムで愛と親しみのない野次が飛ばされたとしても、「俺はこうはならないぞ」と自分で自分を言い聞かせ、できることならもうそのような大人を減らすこと、そしていつか大人になる子どもにそんな野次を飛ばさせないことができればいいなと切に願う。

目指すべきスタジアムとは


FC東京の理想のゴール裏像とはいったいなんなのか。

ゴミが全くない「世界一美しいスタジアム」なのか、それとも怪我人が出ないスタジアムなのか。
どの理想像も”日本的”ではあるが、”日本的”なのはネガティブなことなのか?
アウェイサポーターもホーム側コンコースに行き来できるようなスタジアム、両チームのサポーターが一緒にスタジアムグルメに列を作るスタジアム。どれも日本的で素晴らしいと思う。

欧州や南米にあこがれて応援スタイルを真似るチームが多い。かくいうFC東京もその部類に入るだろう。
しかし、本物の欧州や南米のような雰囲気をゴール裏に持ち込むことはできない。なぜなら日本の文化がそれを許さないからだ。
彼らは、その土地の文化にサッカーが根付いている。朝起きて試合前にサッカーパブでたらふく飲み、それから試合を観戦する。欧州の文化の上に成り立つのが欧州サッカーの雰囲気であり、また南米も同じである。

欧州の文化の上に欧州サッカーの雰囲気が出来上がるなら、日本もそうなるはずだ。

我々は約2500円のチケットを払って試合を観戦する。2500円の対価は90分のゲームである。
そのゲームをバックスタンドで座ってみようがゴール裏で立ってみようがそれは人それぞれである。
”ゴール裏”は応援するエリアであるので、声を出したり飛び跳ねて迫力を出すことをお願いすることはある。しかし、それを強要することは出来ない。
FC東京の応援を担う中心グループは、ゴール裏で声を出さない人や飛ばない人に対してとても冷たい視線を送る。当たり前の話だが、彼らは迫力のあるゴール裏にしたいからである。

そんな彼らに対して、普通のサポーターの中には冷たい視線を送る人もいる。
冷淡で自分らのことしか考えていない、と。しかし、彼らなくして応援はまとまらないことも知っている。

我々と中心グループはとても絶妙なバランスで微妙な関係が保たれている。しかし、それに気づかないとこのバランスは崩れてしまう。
東京は、後半になるとルパンを歌うのが定番である。その時に”横揺れ”と呼ばれる一種の応援スタイルがあるのだが、最近この”横揺れ”がとても危険になってきている。
肩を組んで横に揺れるようなもんではない。もっと激しく、そして横暴に、である。




この横揺れのおかけでイスにおいてたタオルが踏まれたり、膝をすりむいたり、一眼レフを踏まれたり、バッグにビールがこぼれたりなど被害もある。嫌ならその付近に行かなければいいのかもしれないが、実際ここには女性や子どもたちも多くいる。そして巻き込まれる。(そもそも、イスに置いてあるものを踏まれることがおかしいのだが、何度もイス破壊してきた彼らに学習能力は無いらしい。)

昨日のガンバ戦では赤ちゃんを連れた一家がこのバカ騒ぎに巻き込まれた。彼らの中に赤ちゃんがいることを知っていた人がいたらしく、「危ないから赤ちゃんを抱えて!」と言っていたが、そもそもそんな危ないことをする必要があるのか。

無題

この赤で囲ってある、ベロ幕が掲出してあるブロックは応援の中心でありながら上のほうはあまり激しく応援しない人も多い。中心グループとそのちょっと周辺だけが突出して声を出し飛び跳ねるのだ。初めて来た人でも、FC東京サポーターの知り合いが一人いれば、別に緊張せずに試合を見れるのだ。(初めて来た人をゴール裏の真ん中へ誘う人も誘う人なのだが…)

とにかく、彼らの身内騒ぎでこれ以上不快な気持ちになる人が増えるのはこりごりである。椅子の上に立って応援したり、雨だからと言って他人の席を強奪して屋根のぎりぎり下に入ったり、けが人が出るような横揺れをしたりするのは勘弁である。我々普通のサポーターも旗を準備したり幕を張ってくれたりいろいろ尽力していることは知っているし感謝もしている。だからこそ、この絶妙かつ微妙なバランスを壊さないで欲しい。


J1 2nd stage 第2節 vs新潟戦より


多摩川クラシコのことは忘れよう…
平日に試合があったのが心の救い。そして無事勝利。というわけで、多摩川クラシコの敗戦による傷は3日で癒えることとなりました!

最後嫌な終わり方をしてしまったが勝ちは勝ちです。3-1で勝利してブーイングすることはないんじゃないかなぁと思いますが…

今回も審判を中心に振り返ってみます。


全体としては競技規則に比重を置きすぎた感はありました。コモンセンスが若干足りなかった印象。昨年のvs大宮inNACK5での上田主審のような。J1での経験が少ない主審はアセッサーの評価が大事になってきますから、そういった面も影響してくるのかなとも。 例を挙げると、5枚の警告のうち、今回2枚が遅延行為でした。85’の徳永に出された警告はまだしも、負けている状況で舞行龍ジェームズがもらった警告はやりすぎかなぁと思います。

とりあえず時系列順に判定を追っていきます。
まずは前半17’
FC東京の前田がPA内にドリブルで侵入し、新潟の大井健太郎と交錯した? という場面。
引っかかっているようにも見えましたが、倒れ方がトリップのよるものではなくショルダーチャージによるものなのかなと思いました。プレーへの影響度を考えても、ファウルを取られるような強さのものではない。若干、主審のポジショニングが串刺し(ボール保持者と主審の間に他の競技者が入ってしまうこと)になってしまい、プレーが見づらかったのかなとも。しかし、主審は前田が倒れてもノーファウルのシグナルをしていたので自信を持った判定だったのでしょう。

前半は特に不満を持つことなくジャッジをし、礼央さんと一平さんは後半開始直後に「審判が目立たないことはいいこと」と褒めていました。
特に不満をためることなく見ていられましたが、55分からちょっと怪しくなってきました。
左サイドからFC東京のコーナーキックの場面。
PA内でFC東京の吉本と森重、新潟の舞行龍と大野がヒートアップしています。
コーナーキックは蹴ってからインプレーになるので、ここで主審はインプレーになる前にプレーを停止し、4人を注意すべきでした。が、そのままコーナーキックを蹴らせてしまいました。そして吉本と森重が倒れる。新潟の舞行龍と大野がホールディングしていたことは確認できましたが、この後の再開方法が間違いでした。
主審は、インプレー後(太田のキック後)に笛を吹きました。ここまではいいのですが、本来ならPKを宣告するのですが、主審はコーナーキックのやり直しを命じました。 
ファウルはインプレー前に起きていたのですが、笛を吹くのがちょっとばかし遅かった。

スクリーンショット (153)


以下の図は「インプレーの直前直後に笛を吹いた時の再開方法」です。
※「”インプレー前”に”ファウルしてない”」場合は笛を吹きません。

無題

今回のケースは、インプレー後に笛を吹いてしまったので、今回はPKが正しいということです。
今後、講習会で目にするかもしれません。



次に60’の舞行龍の警告。
この時、新潟は2点のビハインドという状況でしたが、舞行龍に遅延行為で警告が出ました。
ちょっとタッチラインを割ったボールを、少し遠くへ蹴りだしたためだと思いますが、ちとこれは厳しい警告かなと。確かに、すぐにスローインをされては危ない場面でしたが、攻撃側の選手も人数がそろっていない状況ではスローインをするのはちょっとセオリー通りではないかと。

ほんで、ここから警告の数が多くなっていきます。
先の舞行龍の遅延行為のあとのすぐのスローインで、1m以内でジャンプをしてスローインを妨害する新潟の選手(メモを取るのを忘れてしまった…)がいました。これこそ警告を出すべきでしたが、出さず。


そして61’
吉本が誰かにジャンピングアットをしましたが素晴らしいアドバンテージで新潟の大チャンスとなりました。これはよく見ていました。その後すぐ、高橋がレオ・シルバにチャージをし警告。
荒れそうな一連の流れでしたが、どの選手もヒートアップすることなくうまく主審がコントロールしました。警告のタイミングも良かったです。高秀先生も、「ごめん」と一言かけ、非常に素晴らしいと思いました。ナイスコントロールでした。

87’には中島がアフターで加藤の足を踏んで警告をもらいましたが、これも特に不満を垂れることもなく事なきを得ました。

このまま終わるのかと思ったらアディショナルタイムに森重が反スポで警告。新潟にPKが与えられました。
確かにホールディングをしていましたし、PKで妥当なのですが、おあいこ様なのではないかとか、帳尻合わせなのではないかという意見も多数見かけました。
そもそも、CKで攻撃側の選手が相手を抑える意味は無いですし、帳尻合わせなら先のCKやり直しの分で、こちらにPKが欲しいところ。 



全体的に良かったのですが、所々あれ?となる場面も。
笑顔で選手とコミュニケーションをとる場面も多く見受けられましたし、またプッシングをしたコルテースに厳しく注意する場面もありました。この辺のアメと鞭の使い方はとても良かったです。
手を不要に用いるプレーには厳しく、ボディコンタクトは流し目にしてた印象。
争点に近すぎてプレーの邪魔になったりとか、バニシングスプレーの使い方がヘタクソとかありましたが、それをひっくるめても良かったんじゃないでしょうか。あ、CKやり直しの場面は怒られると思いますが…


俺はこんなトーキョーを知らない。


どうした東京。
今シーズン、ここまでナビスコ含め1敗のみ。広島に負けてからリーグ戦では4連勝。山形新潟と辛勝し、川崎には見事な逆転勝ち。そして仙台には3点を取って爆勝!っと言いたいところであったが仙台には試合終了間際に2点を返され、こちらはなんとか逃げ切ったという表現のほうが最適か。

まぁ勝てばいい。そして順位表を見る。

あれ、浦和と勝ち点並んでる!

浦和は1試合少ないので同じ勝ち点であるとは言えないが、首位みたいなもんやろ!


一体どうしちゃったのよFC東京! 次の鹿島戦はチケットがほとんど完売らしい。多分当日には売り切れるだろう。2試合連続チケット完売って快挙ですよね?!
いやぁ~遂に来ましたね、時代が。FC東京の時代が来たんですよ!!!

小学校にいた頃はよく言われました。「なんでF東なんか応援してるの?」と。
中学校にいた頃もよく言われました。「ナビスコカップは川崎が勝つよ、ぜったい。」と。まぁ東京が勝ってナビスコはいただきましたよ。
繝翫ン繧ケ繧ウ繧ォ繝・・2009

なぜ応援しているのか。その答えは一生見つけられないでしょう。得体の知れない”何か”に魅了され、その何かも分からないまま応援しているのだから。
しかし、サッカーチームの応援というのは、チームの勝利のためにささげるものである。少なくとも俺はそう思っている。だからこそ、いつかはFC東京がリーグ優勝をしているところを見てみたい。

毎年優勝候補の片隅に名を連ね、そのたびに中位で終わり、ときに降格する東京も今年は違う。
大事なのは2年目以降だと、去年マッシモ監督が就任した時に言った。まさか2年目で優勝がそろそろ射程圏内に入ってきそうだということに驚いている。驚くということはやはり心のどこかで今年も優勝は出来ないんじゃないかと思っているわけだが、そんな思いも今月で吹っ飛ばしてくれるだろう。なんて言ったって今月は鹿島に浦和、名古屋に柏と強豪と当たるわけだ。ここで勝つことができれば、もう1stステージ優勝も目じゃない。


東京旋風を起こそう。かつての部活サッカーではない、イタリア仕込みのプロサッカーで優勝できるところまで来ている。
気が早いといえば気が早いが、この胸の高まりは抑えきれない。サッカーの戦術は分からないしどうして負けたのか、どうして勝ったのかなど分析することもできない。だから、そんなものはチームスタッフに任せればいい。サポーターは優勝!優勝!と騒いでいればいい。それがおそらくいい雰囲気に繋がるだろうし、そうなれば、味スタに足を運ぶ皆が東京の勝利を信じているから川崎戦のようなスタジアムの雰囲気を形成することができる。
大事なのは東京の勝利を信じること、そしてそれを体現することである。

この5月、ぜったいに負けてはいけない。みんなで優勝を勝ち取ろう。

J1第6節 vs広島戦 ダイブかファウルか…


試合内容については割愛します。
次!そう、次だよ!ナビスコ飛ばし~の、リーグ戦はアウェイで山形じゃ!!次勝てばいいんだよ~。

というわけで、この試合広島にかなり決定機を作らされてしまい、負けて当然の内容でした…
そのなかで一つ気になったとこをピックアップしてみます。


前半14分のシーン。


森重のコントロールミスを逃さなかった広島MF柴崎がボールを奪取し、シュートまで持ち込もうとしたところ森重に倒されPKか?と思いきやノーファウルの判定だった場面。

倒された柴崎は笛が吹かれずかなり激昂。しかし、主審の山本さんはいいポジショニングでプレーを監視。
スクリーンショット (119)


で、実際にスローで見てみると…
当該プレーのGIFアニメ―ション

森重の足に引っかかっていないようにも見えます。
ただ、そう断言できるほど強く言い切ることは出来ません。なのでその次のプレー。一番不可解に思ったのは、柴崎が森重のスライディングを回避しようとジャンプした後に、柴崎の右足のつま先が、着地すれば転ぶようにするためなのかゴール方向から横に動いていることです。
無題31

無題3

こうすることで、接触のせいで倒れたように見せることができます(恐らく…)。

山本主審が瞬時にこれを見抜いたとは思いませんが、シミュレーションの判断をされてもおかしくないプレーではあります。

シミュレーションは、大げさに倒れたらそうなるというわけではなく、しっかりとしたポイントが2つあって、
その1つが接触がないにも関わらず、ファールを装って倒れること。
もう1つが、接触を自ら作り出してそれをファールに見せかけて倒れること。

今回のこのケースだと、山本主審は前者に該当すると判断したのだと思います。山本主審のポジショニングからして、森重と柴崎は接触していないということは分かっていたのでしょう。この時点で、PKは取れないのですが、この足の動きも相まってファウルとならなかったのでしょう。

ただ、先述したとおり、柴崎はこの判定に激昂しています。接触が無かったとは言い切れません。また、この判定とは別に、森重はこのような安易なディフェンスをたびたびしてしまいます。広島の決勝点となったシーンも簡単に足で行ってしまい、あっさり浅野に抜かれてしまい得点を許してしまいました。ここは改める場面でもあるのかな、と思います。



結局言いたいのは、この判定はさほど首をかしげるようなものではないということと、それでもまだ議論の余地は残っているということです。私は一番近くで見ていた山本主審の判定を尊重したいと思います。そして、全く別のシーンですが、広島がゴールネットを揺らすもオフサイドになり得点を取り消されてしまったシーンはナイスジャッジでした。その点はこちらのブログに詳細がありますのでお時間があれば是非。




※GIFを貼る方法を教えてくださる心優しい方、教えていただければ幸いです…

ついに開幕… 試合に納得、審判にガッカリ。



ついにJリーグが開幕した。FC東京はアウェイでガンバ大阪と対戦し、後半アディショナルタイムの劇的な同点ゴールで引き分けで終わった。試合内容は監督やスタッフが詳細に調べるだろうし、結果をどう捉えるかは選手に任せたい。サポーターはFC東京を後押しすることしかできない。試合終了の笛が鳴るまで、応援の声を止めてはいけないと思っている。そんな姿勢が武藤のスーパーゴールを生んだのだと、勝手に思い込んでいる。

どれだけ選手が戦っても、必死に同点ゴールを挙げても、誤審の前には現状、屈するしかない。前半終了間際、パトリックの先制点の場面。左サイドから宇佐美が縦にドリブルをしたが、ボールは確実に外に出ていた。
スクリーンショット (78)

これを近くで監視していた岡部主審はいったいどこを見ていたのだろうか。リプレイを見る限り、岡部主審は一度コーナーを指し、笛を吹こうとしたが副審がフラグアップをしていなかったためプレーを流した。この場面で、副審の判定を採用するのはどうも納得できない。BlogPaint

どう考えてもレフェリー間の連係ミスだし、副審と主審のどっちがハッキリ見えるかって言ったら主審だ。コーナーも指したし、笛も吹こうとした。そこまでのモーションをしておいて、副審を確認すると自らの判定を取り消す。結果的にFC東京は非常に悪い時間帯に失点をしてしまった。ゴール後、副審と何かを話したようだが判定は覆らなかった。恐らく来週のJ1に岡部の名がなければペナルティを課されたのだと思うが、ペナルティを課す前に4級審判員のような初歩的ミスを犯す者に国際審判員のワッペンを渡して良いものなのか。 聞くところによると、この試合だけでなくあちこちで得点に絡む誤審があったらしい。この前も言ったが審判の地位向上なしに+クオリティプロジェクトなど成り立たないのだ。というか、地位向上の前にもっとスキルアップしなさいよ。これじゃ異議なんで増える一方だ。審判をリスペクトしようなんてまた夢の話。

確かに一つ一つの判定を検証すれば、誤審の数なんて圧倒的に少ない。しかし、印象が最悪すぎる。この試合、岡部主審はよいアドバンテージや、カードが乱発するゲーム内容であったが両チーム合わせイエローカード4枚と最低限に抑えた。いいコントロールではあったが、情けないミスでまたしてもサポーターからは”クソレフェリー”のレッテルが貼られた。 いままでの判定ミスは弁解の余地はあった。だが今回はどうだ。目の前でボールがラインを割ったにもかかわらず、50m離れてる副審の判定を採用する。それに加え一度笛を口にくわえ腕をコーナーにはっきり指した。+クオリティプロジェクトの「笛が鳴るまでプレーをやめない」は「ボールが出てもプレーをやめない」と同義ではない。なぜ一度コーナーキックの判定をしたのに取り消したのか、本当にわからない。しかもその詳細をJリーグは発表しないから一生納得できない。いい加減、情報公開する機会を設けてほしい。


開幕戦、試合はとても白熱したゲームであった。そんな試合に、このような誤審をするのはサポーターも不快になる。現に、FC東京は本来は認められない失点をした。たらればであるが、この失点がなければ0-0で前半を終えることができ、後半も戦いやすくなっただろう。日本平ではハンドリングの誤審や、豊田ではPKの違反もあった。どれも議論の余地はあるだろうが、限りなくグレーに近い。今後、このような誤審が減っていくよう願うだけである。

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