行動は人に見せる2017年 ご挨拶

2016年12月12日

目指すべき基準は?

こんにちは




あなたは、ビジネスに取り組む際に

目指すべき目標を定めているでしょうか?


「夢や目標を明確に 」する事はあまりにも

当たり前の話ですが、そこに期限を設け

たり、金額の設定を行いもします。


ビジネス本を読んでも、成功者に聞いても

同じように話すかもしれません。


では、その基準とはどのようなものに設定

していますか?


ビジネス本を書いた作者を目指す人も

いるでしょうし、身近にいる成功者を目標

に定める人もいるでしょう。

また金額の設定や、役職などの立場を

定める人もいるかもしれません。


できる限り細かい設定をした方が、成功

する可能性は高まるそうです。


以前、こんな話がありました。

ある大きな成功を収めた方と、会食を

する機会があった人から聞いた話です。


その人は、とても勤勉で努力家でした。

成功するために犠牲をモノともせず、

借金までして寝る間を惜しんで行動を

重ねていました。


しかしなかなか結果を出せず、苦しんで

いることを見かねた友人が、ある高名な

成功者の会食に参加できるように配慮

をしました。


幸運とも言える場面に立ち会えた為、

その人は成功者に質問をしたそうです。


しかし、その成功者は質問をのらりくらり

交わすだけで、まともに教えてはくれま

せんでした。


セミナーでもなく、単なる会食だったこと

から質問を答えてくれなかったと思った

そうですが、会の終わりに差し掛かった

際に、その成功者からこんなことを聞か

れたそうです。


「君は何を目指しているの?」

その言葉から、その人はしっかり自分の

目標を答えたそうです。


すると、

「それでは、駄目だね。辞めたら」

と言われて愕然としました。


細かい話をせずに、ヒントだけ与えるの

が如何にもという感じがします。


その人は、成功者が何故そんな話を

したのかよく考えたそうです。

そして、自らの設定の基準の甘さを悟っ

たと言います。


成功者が尋ねた「何を目指す?」に対し、

その人が語ったのは明確な金額と、目

指す(その業界内の)立場でした。


目標とするべき人の名も出していました

が、その目標とする人物はそこまで高い

レベルではなく、業界内でも中途半端な

立場でした。


その人の話では、「あまりにも高い位置

にいる人間を目標にしても、目標としては

分かりにくくブレるから」という最もらしい

理屈でしたが、後から考えると「鼻で笑わ

れるかもしれないし、恥ずかしいから」が

本音と分かったそうです。 


よく勘違いされますが、目の前にある目標

だけに集中すれば大きな目標を達成する

わけではありません。


大きな目標があり、それを棚に置かずに

常に目標と据え、そこに至る為の小さな

目標を一つずつ達成していかなければ

なりません。


目標の細分化はビジネスで計画を立てる

には重要なものですし、目の前の目標に

だけ集中すれば次の目標を目指せます。


どうやら、その目標自体を小さなもの以外

立てず、そこをクリアーする為のモチベー

ションが維持できないという人がいるよう

です。


最初に立てるべき目標、つまり自らが成し

遂げたい最終目的地を大きく持たなけれ

ば、小さな目標すら達成することができま

せん。


人は、目指す地点よりも遠い場所に到達

することは中々できません。

結局は、最初に立てた大きな目標よりも

近い場所で立ち止まる人が多いのです。


その場所も、周囲の人から見れば成功者

と呼ばれるに値する地点です。

しかし、本人はまだ遥か遠くの目標を見

据えているので、道半ばという思いが強い

でしょう。


振り返れば、周囲の人よりも高みに立って

いたという人は、遥かに高い目標を立てて

いることがほとんどです。


成功者ほど「上には上がいる」と言います

が、彼らはまだ目指すべき目標の道半ば

という認識があります。


最初から、少し頑張れば誰でも至れるだろ

う目標を掲げている人が、限界を超えた

奇跡の成功者になれるはずがありません。


大きな成功を収める人とは、他人が笑う

ような高い目標を、大真面目に叶えようと

している人ばかりです。


自らが目指すべき目標の基準がどこに

あるのかを、一度見直してみる必要が

あるかもしれません。







 


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arukanaito at 09:00│Comments(0)

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