橋の上から川の中を泳ぐ鯉が見える。
中国地方水質ワーストワンの水の中でも鯉はたくましく生きている。
鯉は水の汚染に強いといわれるが、生きた証拠が目の前にある。
わざわざ遠回りしてこの橋までやってきたのは、この橋から見下ろす中洲に鎌倉時代から室町時代にかけておよそ300年間、瀬戸内海の港町として栄えた草戸千軒町の遺跡があったから。
当時の生活跡が土の中から発掘されたので日本のポンペイと呼ばれたが、今はただ草の茂る中州が残るだけ。
対岸に明王院が見えてきた。
草戸千軒町はこの寺の門前町だった。
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- 2009年10月の歩く旅

