こんにちは!オートサービスたかはしの高橋幹尚です。今回はスーパー耐久第3戦・SUGOラウンドの模様をご紹介します。第3戦の舞台となるオートスポーツランド菅生は全長3.7kmのコースで、今回は1DAYでの開催となりました。レース時間は3時間と、第1戦&第2戦に比べると短くなりましたが、気温や路面温度を考えながらセットアップを行い、3戦連続表彰台を狙うべく気合いを入れて臨みました。
今回はレース3日前の木曜日に仙台入りし、金曜日の朝から菅生のコースに入りました。しかし、この日の天候は雨。決勝日の天気予報は晴れだったので、この日はセットアップを行わず、各部チェックのために30分のみの走行で終了しました。
翌金曜日、前日の空模様とは打って変わって好天に恵まれました。気温も路面温度も高く、レース本番時とほぼ同じコンディションになったので、決勝に向けてのセットアップを開始。この日はスーパー耐久の占有走行枠が1時間×3本用意されていたので、1本目は足回りとエンジンのセットアップ、2本目はセットアップが煮詰まらなかった部分の最終調整と決勝で使用するブレーキの選択、3本目は最終調整と決勝用ブレーキパッド&ローターの焼き入れを行い終了。今回はこれといったトラブルもなく、ほぼ万全の体制で決勝日を迎える事になりました。
翌金曜日、前日の空模様とは打って変わって好天に恵まれました。気温も路面温度も高く、レース本番時とほぼ同じコンディションになったので、決勝に向けてのセットアップを開始。この日はスーパー耐久の占有走行枠が1時間×3本用意されていたので、1本目は足回りとエンジンのセットアップ、2本目はセットアップが煮詰まらなかった部分の最終調整と決勝で使用するブレーキの選択、3本目は最終調整と決勝用ブレーキパッド&ローターの焼き入れを行い終了。今回はこれといったトラブルもなく、ほぼ万全の体制で決勝日を迎える事になりました。
ちなみに今回の第3戦、先にも触れた通り“1DAY”での開催です。前回は土曜日に予選・日曜日に決勝という“2DAY”だったのですが、実は今回のような1DAYよりも、2DAYで開催された方がメカニックとしては色々な面で安心なんです。というのも1DAYの場合、決勝日は予選→決勝という流れなので、万が一予選でトラブルが出てしまった場合、修理後にテストする時間が無いのです。その点2DAYだと、前日は予選前にフリー走行があるし、決勝当日も決勝前にフリー走行枠が用意されているので、予選時にトラブルが出ても修理する時間は長いし、本番前のフリー走行で最終チェックもできるんです。
またトラブルが出なくても、フリー走行の時間を使って決勝で使用するタイヤの皮剥きが行えます。この皮剥き、ドライの時もそうですが、特にウェットの時は、スタート直後からタイヤが食いついてくれるので、レース前半でアドバンテージを獲得できるので
す。
今回は1DAYという事もあり、チェックしきれない部分や試し切れていない部分も出てくるため、2DAYの時に比べると少し不安要素が多かったように思います(前日までトラブル無く来られたので良かったのですが)。
またトラブルが出なくても、フリー走行の時間を使って決勝で使用するタイヤの皮剥きが行えます。この皮剥き、ドライの時もそうですが、特にウェットの時は、スタート直後からタイヤが食いついてくれるので、レース前半でアドバンテージを獲得できるので
す。
今回は1DAYという事もあり、チェックしきれない部分や試し切れていない部分も出てくるため、2DAYの時に比べると少し不安要素が多かったように思います(前日までトラブル無く来られたので良かったのですが)。
そして迎えた決勝当日。午前中に行われた予選では、Aドラ・Bドラ共にクラス2番手タイムをマークし、決勝グリッドもクラス2番手(総合10番手)をGET。今回は44台のマシンがエントリーし、そのうちトップカテゴリーであるFIA-GT3クラスが4台、かなりタイム差のあるヴィッツやフィット・デミオ等のクラスが7台あったため、全体的にタイム差が出てきます。また台数が多いので大混戦模様となり、荒れるレース展開になる事も予想されました。
予選も終わり、午後からは決勝のスタート。その直後、“あれるレース展開”の予想は見事的中し、スタート直後に数台のマシンが巻き込まれる大クラッシュが発生し、セーフティカーが入ります。このタイミングで同じクラスのトップを走行していたマシンがピットイン。我がシンリョウレーシングがこの時点で暫定トップに立ちましたが、その直後に当チームのマシンもピットインし、ドライバーチェンジ&給油を行い、すぐにコースイン。この時点での暫定トップは59号車のインプレッサでしたが、1時間後にピットインしまたまた順位入替。序盤はめまぐるしく順位の変わる白熱したシーソーゲームのような状態でした。
その後、2回目のピットインの頃には2番手をキープしていた当チーム。途中、505号車のランサーエボ10が一番最初のクラッシュに巻き込まれたり、一時はトップを走行していた59号車のインプレッサがオーバーヒートが原因によるエンジンブローでリタイヤしたり、30号車がエンジントラブルに見舞われたりと、サバイバルな様相でレースは進んでいきましたが、トップを走行するチームと当チームはコンスタントに周回を重ね、そのままチェッカーを受ける事ができました。これで2位入賞となり、3戦連続表彰台&シリーズランキングトップを死守できました!
予選も終わり、午後からは決勝のスタート。その直後、“あれるレース展開”の予想は見事的中し、スタート直後に数台のマシンが巻き込まれる大クラッシュが発生し、セーフティカーが入ります。このタイミングで同じクラスのトップを走行していたマシンがピットイン。我がシンリョウレーシングがこの時点で暫定トップに立ちましたが、その直後に当チームのマシンもピットインし、ドライバーチェンジ&給油を行い、すぐにコースイン。この時点での暫定トップは59号車のインプレッサでしたが、1時間後にピットインしまたまた順位入替。序盤はめまぐるしく順位の変わる白熱したシーソーゲームのような状態でした。
その後、2回目のピットインの頃には2番手をキープしていた当チーム。途中、505号車のランサーエボ10が一番最初のクラッシュに巻き込まれたり、一時はトップを走行していた59号車のインプレッサがオーバーヒートが原因によるエンジンブローでリタイヤしたり、30号車がエンジントラブルに見舞われたりと、サバイバルな様相でレースは進んでいきましたが、トップを走行するチームと当チームはコンスタントに周回を重ね、そのままチェッカーを受ける事ができました。これで2位入賞となり、3戦連続表彰台&シリーズランキングトップを死守できました!
今回のSUGOラウンドで今年の前半戦が終了したスーパー耐久。ポイントリーダーで前半を折り返す事という、最高の状態をキープできています。これは、ドライバーやメカニックを始めとしたチーム員はもちろん、応援して下さった皆様のおかげだと感じております。後半戦は岡山国際(8月)・鈴鹿(10月)・オートポリス(11月)と続きますが、前半戦の勢いを後半戦にもそのまま持って行きたいと思っていますので、引き続き応援よろしくお願いします!