こんにちは!オートサービスたかはしの高橋幹尚です。今シーズンもメカニックとしてスーパー耐久にシリーズ参戦することが決定しました!今年は韓国での開催も含めた全7戦で行われるスーパー耐久、我がシンリョウレーシングは今年から従来の6号車に加え、新たに準備した7号車を交えた2台体制でシーズンを戦っていくことになりました。私自身、今年は7号車のチーフメカニックとして、これまでの経験で得たノウハウや技術を活かして行こうと思っています。また同じ7号車のメカとして、札幌のショップ・STEPエンジニアリングの水田君も全戦参戦しますので、こちらのコンピネーションも楽しみです。
今回は、スーパー耐久2013シーズンの開幕戦・SUGOラウンドの模様をご紹介します。開幕戦の舞台となるスポーツランドSUGOは、仙台ハイランドと並んで東北屈指のサーキットと呼ばれます。全長約3.7kmのテクニカルコースで、最終コーナーからホームストレートにかけての高低差約73mの登り勾配が特徴です。現在までに様々なビッグイベントも開催されており、クルマ好きなら一度は耳にしたこともあるコースではないでしょうか。
ちなみに今回の開幕戦は、予選日と決勝日が分けられた2DAYでの開催となりました。今回はレース4日前の水曜日の夜、函館から寝台列車に乗って仙台へ。翌木曜日の朝に仙台に到着し、その足でSUGOへ直行。その日はスポーツ走行枠が用意されており、今シーズンの第1戦ということで、まずはドライバーさんにマシンやコースの特徴を掴んでもらえるよう走り込み。この日来ていたAドライバー・神子島みか選手は、アゲハモデルをやっている女性ドライバー。SUGOでのレースは4年振りとの事だったので、ゆっくり、じっくりとマシンとコースに慣れてもらいました。ちなみに6号車と今年から投入した7号車、仕様はほぼ同じ。マシンは違えど、メカニックとしては勝手が同じなだけ手慣れた感じでした。この日は水田君と2人で、少しずつ仕様変更しながら走ってもらいました。
ちなみに今回の開幕戦は、予選日と決勝日が分けられた2DAYでの開催となりました。今回はレース4日前の水曜日の夜、函館から寝台列車に乗って仙台へ。翌木曜日の朝に仙台に到着し、その足でSUGOへ直行。その日はスポーツ走行枠が用意されており、今シーズンの第1戦ということで、まずはドライバーさんにマシンやコースの特徴を掴んでもらえるよう走り込み。この日来ていたAドライバー・神子島みか選手は、アゲハモデルをやっている女性ドライバー。SUGOでのレースは4年振りとの事だったので、ゆっくり、じっくりとマシンとコースに慣れてもらいました。ちなみに6号車と今年から投入した7号車、仕様はほぼ同じ。マシンは違えど、メカニックとしては勝手が同じなだけ手慣れた感じでした。この日は水田君と2人で、少しずつ仕様変更しながら走ってもらいました。
金曜日はS耐占有走行日で、3本の走行枠が設けられていました。この日、Bドライバー・藤井選手と、Cドライバー・遠藤選手が合流。藤井選手と遠藤選手は、ロータスカップに出場しており、そこからS耐にステップアップしてきたドライバー。どんな走りを魅せてくれるか楽しみです。この日も基本的には、他のレーシングカートは違う電子制御の4WDであるランサーの挙動になれてもらうべく、ドライバーさんに走り込みをしてもらいました。
翌土曜日は予選日。A・Bドライバーの合算タイムで決勝のグリッドが決定します。予選の結果はクラス4番手。十分上位が狙えるポジションです。しかしその後、Cドライバーの予選アタック中に、痛恨のエンジンブロー!ロガーを見てもおかしな数値は出ておらず、原因は不明。という訳で予選終了後、用意していたスペアエンジンに乗せ換える為の作業がスタート。インジェクター等の補器類が付いていなかったので、ブローしたエンジンからそれらを移植し乗せ換え完了。しかしタービンが不調で新品に交換。すると今度はクラッチがダメでクラッチ交換…。ドラブルに次ぐトラブルで、結果サーキットに泊まって徹夜での乗せ換え作業となってしまいました。作業終了時刻は朝の5時過ぎ。しかし眠気が吹き飛んでしまうほど寒く、この時すでに雪が降り始めていたのです…。
翌土曜日は予選日。A・Bドライバーの合算タイムで決勝のグリッドが決定します。予選の結果はクラス4番手。十分上位が狙えるポジションです。しかしその後、Cドライバーの予選アタック中に、痛恨のエンジンブロー!ロガーを見てもおかしな数値は出ておらず、原因は不明。という訳で予選終了後、用意していたスペアエンジンに乗せ換える為の作業がスタート。インジェクター等の補器類が付いていなかったので、ブローしたエンジンからそれらを移植し乗せ換え完了。しかしタービンが不調で新品に交換。すると今度はクラッチがダメでクラッチ交換…。ドラブルに次ぐトラブルで、結果サーキットに泊まって徹夜での乗せ換え作業となってしまいました。作業終了時刻は朝の5時過ぎ。しかし眠気が吹き飛んでしまうほど寒く、この時すでに雪が降り始めていたのです…。
徹夜でのエンジン乗せ換え作業を終え、迎えた決勝当日。作業終了あたりから降り始めた雪は、止むかと思いきやその勢いを増し、あっという間にコースを覆ってしまいました。その雪の量はさらっと積もった程度ではなく、即席で雪だるまが作れてしまうほど(写真参照)。さすがにこの状態でのレースは難しく、開幕戦は中止となってしまいました。中止なので決勝ポイントも予選ポイントも付かないので、シリーズは第2戦以降からのポイントで争われます。せっかく徹夜でマシンを直したのに…ちょっぴり悔しいです。
今回は中止という残念な結果に終わってしまいましたが、次戦(第3戦。2戦目の韓国ラウンドは欠場予定)に向けて準備を進めていこうと思っています。今年は7号車という新体制で上位目指して頑張って行きますので、ご声援宜しくお願い致します!
今回は中止という残念な結果に終わってしまいましたが、次戦(第3戦。2戦目の韓国ラウンドは欠場予定)に向けて準備を進めていこうと思っています。今年は7号車という新体制で上位目指して頑張って行きますので、ご声援宜しくお願い致します!