
こんにちは!オートサービスたかはしの高橋幹尚です。今回はスーパー耐久第4戦・岡山国際ラウンドの模様をご紹介します。第4戦の舞台となる岡山国際サーキットは、WTCCをはじめとしたビッグレースが数多く開催されている全長3.7kmの国際格式コース。僕と同年代の方には、旧名称である“TIサーキット英田”と言った方が解りやすいかもしれませんね(笑)。今回のレースは、予選日と決勝日が分けられた2DAYでの開催となりましたが、季節がら気温や路面温度の高さからトラブルが多発しがちなので、その辺りを注意しながらの戦いとなりました。
今回はレース4日前の水曜日に大阪入りし、翌木曜日の朝から岡山国際のコースに入りました。今回の第4戦はいつものゼッケン6番(1号車)と今回から参戦するゼッケン969番(2号車)の2台体制。この日は設営や軽いチェック走行、初参戦となる2号車とドライバーの慣らし走行程度で終了。
翌金曜日は、スーパー耐久占有走行枠を使ってのマシンセットアップを行いました。今回のレースのポイント、それは“水温&油温の管理”。そう、夏の岡山は“熱”との戦いなんです。気温も路面温度も高くなる夏の岡山国際、ターボ車は全開走行を続けるとすぐオーバーヒートしてしまうのです。なので、いかに回転を低く(6000回転以下)しつつアベレージラップをあげられるかテストしました。この結果、1号車は5000回転シフトで1分43〜44秒ラップ、2号車は5500回転シフトで1分45秒ラップで走行するのが一番効率良く周回を重ねられるという結果に。また、熱によるパーコレーション(燃料パイプの中に気泡が生じ、エンジンが吹けなくなる等の問題が発生する)の症状が見られたので、燃料の引き方を変える等の対処を施しました。
続く土曜日はフリー走行無しの予選のみ。好天に恵まれたドライ路面の中、我がシンリョウレーシングチームは1号車がクラス2番手・総合6番手タイムをマーク!2号車はコースアウトに伴うマシントラブルがあったものの、クラス5番手タイムを叩き出しました。予選終了後、1号車のシフトフィールが渋かったので、ミッション乗せ換え作業。レースは一発勝負なので、本番までにやれる事を全てやり、不安材料を消すことが大切なんですよ。
翌金曜日は、スーパー耐久占有走行枠を使ってのマシンセットアップを行いました。今回のレースのポイント、それは“水温&油温の管理”。そう、夏の岡山は“熱”との戦いなんです。気温も路面温度も高くなる夏の岡山国際、ターボ車は全開走行を続けるとすぐオーバーヒートしてしまうのです。なので、いかに回転を低く(6000回転以下)しつつアベレージラップをあげられるかテストしました。この結果、1号車は5000回転シフトで1分43〜44秒ラップ、2号車は5500回転シフトで1分45秒ラップで走行するのが一番効率良く周回を重ねられるという結果に。また、熱によるパーコレーション(燃料パイプの中に気泡が生じ、エンジンが吹けなくなる等の問題が発生する)の症状が見られたので、燃料の引き方を変える等の対処を施しました。
続く土曜日はフリー走行無しの予選のみ。好天に恵まれたドライ路面の中、我がシンリョウレーシングチームは1号車がクラス2番手・総合6番手タイムをマーク!2号車はコースアウトに伴うマシントラブルがあったものの、クラス5番手タイムを叩き出しました。予選終了後、1号車のシフトフィールが渋かったので、ミッション乗せ換え作業。レースは一発勝負なので、本番までにやれる事を全てやり、不安材料を消すことが大切なんですよ。
そして迎えた日曜日・決勝当日。天気は晴れで気温は約35℃・路面温度約50℃という灼熱の中でのレースが始まります。岡山国際のコースは壊れたりクラッシュしたりとマシンのトラブルが多く、ペースカーが入りやすいので、それを踏まえた上で給油タイミングやドライバーチェンジ等の作戦を立てました。
そして3時間に及ぶ耐久レースがスタート!しかしオープニングラップで数台のマシンがクラッシュし、予想通りペースカーが入ります。2番手からスタートした1号車でしたが、このタイミングで前を走行するゼッケン20番がピットインしたため、クラストップに浮上。ペースカーがピットに戻ってレースがリスタートした後も、しばらくトップを走行していました。
スタートから1時間経過した頃、1回目のピットイン。ここではフロントタイヤ交換・燃料補給・ドライバーチェンジを行ってコースインしましたが、それでも2番手のマシンに1分ちょっとのマージンを取ってトップでのコース復帰でした。「このまま順調に行ってくれれば…」と思っていましたが、コースインしてから20分後にパーコレーションが発生!当初はごまかしながら走行してもらったのですが、ラップタイムはガタ落ち。どうにもならなくなり緊急ピットインし、燃料補給のみ行いすぐコースイン。これによって多少は改善されましたが、依然パーコレーションの状態が続きます。それに追い打ちをかけるが如く、今度はパイピングのホース抜けというトラブルが発生。またピットインしてホースの抜けを直して再びコースイン。この段階で、順位はクラス5番手にまで落ちてしまっていました。しかしパーコレーションによりペースを上げることができず、巻き返しも図れません。この間に3番手を走行していたマシンがリタイヤし、4番手に順位を上げましたがここでチェッカー。4戦連続での表彰台は逃してしまいましたが、初出場の2号車は3位入賞を果たし、初の表彰台をGETしました!
そして3時間に及ぶ耐久レースがスタート!しかしオープニングラップで数台のマシンがクラッシュし、予想通りペースカーが入ります。2番手からスタートした1号車でしたが、このタイミングで前を走行するゼッケン20番がピットインしたため、クラストップに浮上。ペースカーがピットに戻ってレースがリスタートした後も、しばらくトップを走行していました。
スタートから1時間経過した頃、1回目のピットイン。ここではフロントタイヤ交換・燃料補給・ドライバーチェンジを行ってコースインしましたが、それでも2番手のマシンに1分ちょっとのマージンを取ってトップでのコース復帰でした。「このまま順調に行ってくれれば…」と思っていましたが、コースインしてから20分後にパーコレーションが発生!当初はごまかしながら走行してもらったのですが、ラップタイムはガタ落ち。どうにもならなくなり緊急ピットインし、燃料補給のみ行いすぐコースイン。これによって多少は改善されましたが、依然パーコレーションの状態が続きます。それに追い打ちをかけるが如く、今度はパイピングのホース抜けというトラブルが発生。またピットインしてホースの抜けを直して再びコースイン。この段階で、順位はクラス5番手にまで落ちてしまっていました。しかしパーコレーションによりペースを上げることができず、巻き返しも図れません。この間に3番手を走行していたマシンがリタイヤし、4番手に順位を上げましたがここでチェッカー。4戦連続での表彰台は逃してしまいましたが、初出場の2号車は3位入賞を果たし、初の表彰台をGETしました!
今回は4位という結果でしたが、シリーズランキングは現在同率トップを死守しています。今回のレースは、やはり“熱”にやられてしまいました。コース上では今回優勝したマシンよりも1号車の方が速かっただけに、惜しいレースを逃してしまった感じです。次回は10月末に開催される鈴鹿ラウンド!涼しくなるので熱関係のトラブルは解消されます。次戦・鈴鹿は1時間耐久の2ヒート制。1レースで2戦分のポイントが付くので、ここで高ポイントを獲得し、悲願のシリーズチャンピオン目指して頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いします!
シンリョウレーシングHP
http://www.shinryo-auto.co.jp/index1.html
http://www.shinryo-auto.co.jp/index1.html