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モータースポーツ

スーパー耐久 RD6 オートポリス

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 こんにちは!オートサービスたかはしの高橋幹尚です。今回はスーパー耐久の2012シーズン最終戦・オートポリスラウンドの模様をご紹介します。今シーズン最終戦の舞台となったオートポリスは九州の大分にあるサーキットで、フォーミュラニッポン・SUPER GTなど、自動車・バイクロードレースが行われている事でも有名です。バブルの時代に建設されたサーキットだけあって設備はかなり充実しており、スーパー耐久をはじめとしたビッグイベントにピッタリのコースと言えます。
 コース全長は4,674mと長く、ホームストレートは902mありますが、高低差は52メートル・最大上り勾配7,2%・下り勾配10%と、かなりアップダウンのあるレイアウトです。またコーナー自体も中高速の複合コーナーが多くて攻略が難しく、ドライバーのスキルによってタイムが左右されそうなコースです。
 
 今回の最終戦は、前回の鈴鹿ラウンドと同じく予選日と決勝日が分けられた2DAYでの開催となりました。今回はレース4日前の水曜日に函館から熊本空港へ飛び、この日は空港近くに宿泊。翌木曜日、本来はサーキット休業日でしたが、S耐の為に3時間の走行枠を用意してくれたので、ドライバーの慣らしと簡単なセットアップを行いました。S耐初開催という事もあり、どのチームもデータが無く、多くのドライバーが走った事のないコースだったので、この日のフリー走行はチームとしてもドライバーとしても助かりました。
 翌金曜日は、1時間の走行枠が3本用意されていたので、時間をフルに使ってマシンのセットアップを行いました。オートポリスは標高が高く気圧が低いので、ターボ車にとってちょっとツラいコースです。その条件の中でも納得のいく結果が出せるよう、1本目は足回りを中心に、2本目はブレーキのセットやウィングの角度調整などタイムを削る方向でのセットアップを、3本目は燃料を満タンにして決勝レースを見越したセットアップを行いました。3本目終了後にマシンチェックをすると、なんとタービンにガタが発生しており、急遽タービン交換。作業は無事に終わり、翌日の予選に向けての準備も完了しました。
 
 翌土曜日は予選日です。午前中にフリー走行時間が用意されていたので、そこで前日交換したタービンをチェックしながら走行。結果は問題なし!ドライバーには全力で今シーズン最後の予選アタックをしてもらいます。
 予選ではAドラがクラス3番手、Bドラがクラス2番手タイムをマークし、決勝グリッドはクラス3番手からとなりました。
 翌日曜日、3時間の決勝レースです。当日は前日までとは打って変わって朝から霧が濃く、路面状況もウェット。この状況下でのレースは危険と判断され、スタート時間が大幅に遅れ、最終的には2時間の耐久レースとして開催される事に。
 全車グリッドに付いた後、セーフティカー先導でゆっくりとレースがスタート。1周回した後、すぐにピットインしてドライバーチェンジ。そして次の周回、またまたピットインしてドライバーチェンジを行いました。実はコレ、作戦なんです。今回のレースは2回のピットイン義務があり、まずはこれをクリアしました。悪天候でレースが中断した場合、ペナルティ(1分50秒のタイム加算)を受けてしまいます。天候が良くなる兆しも見えなかったので、このままレールは赤旗中断になると読んで先にピットインのみ行ったのです。
 スタートから30分後、やっとセーフティカーがピットに入りレースがスタート。しかしその20分後には再びセーフティカーがコースインし、全車ゆっくりと周回を重ねます。ちなみにこの時点で、我がシンリョウレーシングはクラストップを走行中!ここまで作戦は成功しています。しかし、ドライバーの連続運転時間オーバーになりそうになり、やむなく3回目のピットイン。ドライバーチェンジを行ってすぐにコースインするも、数周後にレースは赤旗中断…。そのままレースが終了し、結果クラス2位で最終戦のレースを終えました。
 
 最終戦を戦い終え、我がシンリョウレーシングはシリーズ2位入賞という結果を残しました。今シーズン頑張った結果ですが、本当はシリーズチャンピオンを狙っていただけに少し悔しさが残ります。また1位と2位との隔たりが大きく、マシン自体の差がまだあるので、この辺りがシリーズチャンピオン獲得への課題となりそうです。
 当社では、現在モータースポーツを楽しんでいる人から、これからモータースポーツに挑戦してみたいという人まで、モータースポーツ好きな方を本気で応援しています。北海道内で開催されているレースや走行会に参加するのも楽しいですが、本州で開催されているレースにもっと目を向けても良いのではないでしょうか?地方に住んでいても全国を転戦するレースに参戦している方も全国には多数おります。特にスーパー耐久はプロとアマが混在しているレースなので、参入しやすいカテゴリーと言えます。本州のレースやサーキットに興味があるという方、まずはお気軽にご相談下さい。チームの斡旋や紹介等、出来る限りご協力させて頂きます。2013年はみんなでモータースポーツを楽しむ!そんな年にして行きましょう!ご声援、ありがとうございました!
 

スーパー耐久公式HP
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シンリョウレーシングHP
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スーパー耐久 RD5 鈴鹿

 こんにちは!オートサービスたかはしの高橋幹尚です。今回はスーパー耐久第5戦・鈴鹿ラウンドの模様をご紹介します。今回の第5戦はWTCCとの同時開催で、予選日と決勝日が分けられた2DAYでの開催となりました。予選と決勝が別々に行われるのでセットアップにも時間が取れるし、トラブル等にも柔軟に対応が出来ることもあり、メカニックとしては非常にやりやすい日程でした。
 
 今回はレース3日前の木曜日に函館からセントレア空港へ飛び、愛知県豊田市で一泊。翌金曜日にチームメイトと合流し、朝一で鈴鹿サーキットに入りました。サーキット入り後、さっそくマシンのセットアップ作業です。先にも触れた通り、今回の第5戦はWTCCとの同時開催であり、レースの時間も変わっています。通常は数時間の耐久レースなのですが、今回は1時間レースの2ヒート制で争われる、スプリントの要素満載の特殊なレースなのです。また、1時間の中で1回のドライバーチェンジとタイヤ4本の交換が義務付けられているのです。なので、従来のように燃費を重視するのではなく、1周のラップタイム重視のセッティングが必要になってきます。そこで今回は、中高速コーナーの多い鈴鹿のコースに合わせ、足回りをメインにブレーキチョイスやウィングの角度等の細かい部分をセットアップしました。
 セッティング走行中、ちょっとしたトラブルが発生!それは「水温」。前回の岡山国際で水温と熱によるパーコレーションに泣かされた反省を踏まえ、今回から新作のラジエターを導入しました。しかし水温が安定せず、上がり下がりの温度差が20℃近くあります。そこで新作のラジエターを一度外し、今まで使用していたラジエターを装着したものの、症状は変わらず。原因不明のまま、翌日の予選に挑む事となってしまいました。
 
 翌土曜日、水温の問題を抱えた状態で予選アタック開始。思ったようにペースが上げられない状態ながらクラス3番手タイムをマークし、翌日のスターティンググリッドが決定しました。予選後、水温の問題はエンジンにある事が発覚し、急遽エンジン乗せ換え作業開始!他の箇所もチェックしながら、4時間ほどでエンジン乗せ換え作業は終了し、翌日の決勝に備えました。
 そして迎えた日曜日・決勝当日。朝のフリー走行で乗せ換えたエンジンのブースト&水温のチェックやブレーキのヤキ入れを行い、準備は万端!この状態で2ヒート制のレースに挑みます。1ヒート目、クラス3番手からスタートしたシンリョウレーシングは、レース開始後20分の段階でピットインしドラチェン&タイヤ交換を行い、すぐにコースイン。この時点でクラス5番手に順位を落としましたが、序盤で義務であるピットインをし、後半で順位を上げる作戦です。しかしその5分後、コース上で他のマシンがクラッシュしてしまいレースは赤旗中断。そのままチェッカーとなり、1ヒート目はクラス5位となってしまいました。
 続く2ヒート目、こちらもクラス3番手グリッドからのスタートです(2ヒート目のグリッドは、予選のセカンドタイムで決まります)。乗せ換えたエンジンは絶好調でトラブルも無く、2ヒート目はコンスタントに周回を重ねてクラス3位入賞を果たしました!
 
 現在、我がシンリョウレーシングはシリーズポイントを74P獲得しており、シリーズ2位となっています。今シーズン、残すは最終戦のみ!最終戦はボーナスポイントが用意されており、予選トップタイムでポールを獲得すれば2P、クラス優勝で24P、2位でも18Pが加算されるので、予選でポールを獲り、クラス優勝すれば、相手の順位によっては逆転チャンプの可能性もあります。また最終戦の舞台である九州・オートポリスは、スーパー耐久初開催のコース。どのチームもデータが無く、オートポリスのコースを走った事のないドライバーも多い為、本当のイコールコンディションでの開催となります。最終戦、悲願のシリーズチャンプ獲得に向けてチーム一丸となって頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いします!
 

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スーパー耐久 RD4 岡山

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 こんにちは!オートサービスたかはしの高橋幹尚です。今回はスーパー耐久第4戦・岡山国際ラウンドの模様をご紹介します。第4戦の舞台となる岡山国際サーキットは、WTCCをはじめとしたビッグレースが数多く開催されている全長3.7kmの国際格式コース。僕と同年代の方には、旧名称である“TIサーキット英田”と言った方が解りやすいかもしれませんね(笑)。今回のレースは、予選日と決勝日が分けられた2DAYでの開催となりましたが、季節がら気温や路面温度の高さからトラブルが多発しがちなので、その辺りを注意しながらの戦いとなりました。
 
 今回はレース4日前の水曜日に大阪入りし、翌木曜日の朝から岡山国際のコースに入りました。今回の第4戦はいつものゼッケン6番(1号車)と今回から参戦するゼッケン969番(2号車)の2台体制。この日は設営や軽いチェック走行、初参戦となる2号車とドライバーの慣らし走行程度で終了。
 翌金曜日は、スーパー耐久占有走行枠を使ってのマシンセットアップを行いました。今
回のレースのポイント、それは“水温&油温の管理”。そう、夏の岡山は“熱”との戦いなんです。気温も路面温度も高くなる夏の岡山国際、ターボ車は全開走行を続けるとすぐオーバーヒートしてしまうのです。なので、いかに回転を低く(6000回転以下)しつつアベレージラップをあげられるかテストしました。この結果、1号車は5000回転シフトで1分43〜44秒ラップ、2号車は5500回転シフトで1分45秒ラップで走行するのが一番効率良く周回を重ねられるという結果に。また、熱によるパーコレーション(燃料パイプの中に気泡が生じ、エンジンが吹けなくなる等の問題が発生する)の症状が見られたので、燃料の引き方を変える等の対処を施しました。
 続く土曜日はフリー走行無しの予選のみ。好天に恵まれたドライ路面の中、我がシンリ
ョウレーシングチームは1号車がクラス2番手・総合6番手タイムをマーク!2号車はコースアウトに伴うマシントラブルがあったものの、クラス5番手タイムを叩き出しました。予選終了後、1号車のシフトフィールが渋かったので、ミッション乗せ換え作業。レースは一発勝負なので、本番までにやれる事を全てやり、不安材料を消すことが大切なんですよ。
 
 そして迎えた日曜日・決勝当日。天気は晴れで気温は約35℃・路面温度約50℃という灼熱の中でのレースが始まります。岡山国際のコースは壊れたりクラッシュしたりとマシンのトラブルが多く、ペースカーが入りやすいので、それを踏まえた上で給油タイミングやドライバーチェンジ等の作戦を立てました。
 そして3時間に及ぶ耐久レースがスタート!しかしオープニングラップで数台のマシン
がクラッシュし、予想通りペースカーが入ります。2番手からスタートした1号車でしたが、このタイミングで前を走行するゼッケン20番がピットインしたため、クラストップに浮上。ペースカーがピットに戻ってレースがリスタートした後も、しばらくトップを走行していました。
 スタートから1時間経過した頃、1回目のピットイン。ここではフロントタイヤ交換・
燃料補給・ドライバーチェンジを行ってコースインしましたが、それでも2番手のマシンに1分ちょっとのマージンを取ってトップでのコース復帰でした。「このまま順調に行ってくれれば…」と思っていましたが、コースインしてから20分後にパーコレーションが発生!当初はごまかしながら走行してもらったのですが、ラップタイムはガタ落ち。どうにもならなくなり緊急ピットインし、燃料補給のみ行いすぐコースイン。これによって多少は改善されましたが、依然パーコレーションの状態が続きます。それに追い打ちをかけるが如く、今度はパイピングのホース抜けというトラブルが発生。またピットインしてホースの抜けを直して再びコースイン。この段階で、順位はクラス5番手にまで落ちてしまっていました。しかしパーコレーションによりペースを上げることができず、巻き返しも図れません。この間に3番手を走行していたマシンがリタイヤし、4番手に順位を上げましたがここでチェッカー。4戦連続での表彰台は逃してしまいましたが、初出場の2号車は3位入賞を果たし、初の表彰台をGETしました!
 
 今回は4位という結果でしたが、シリーズランキングは現在同率トップを死守しています。今回のレースは、やはり“熱”にやられてしまいました。コース上では今回優勝したマシンよりも1号車の方が速かっただけに、惜しいレースを逃してしまった感じです。次回は10月末に開催される鈴鹿ラウンド!涼しくなるので熱関係のトラブルは解消されます。次戦・鈴鹿は1時間耐久の2ヒート制。1レースで2戦分のポイントが付くので、ここで高ポイントを獲得し、悲願のシリーズチャンピオン目指して頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いします!
 

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スーパー耐久 RD3 SUGO

 こんにちは!オートサービスたかはしの高橋幹尚です。今回はスーパー耐久第3戦・SUGOラウンドの模様をご紹介します。第3戦の舞台となるオートスポーツランド菅生は全長3.7kmのコースで、今回は1DAYでの開催となりました。レース時間は3時間と、第1戦&第2戦に比べると短くなりましたが、気温や路面温度を考えながらセットアップを行い、3戦連続表彰台を狙うべく気合いを入れて臨みました。
 
 今回はレース3日前の木曜日に仙台入りし、金曜日の朝から菅生のコースに入りました。しかし、この日の天候は雨。決勝日の天気予報は晴れだったので、この日はセットアップを行わず、各部チェックのために30分のみの走行で終了しました。
 翌金曜日、前日の空模様とは打って変わって好天に恵まれました。気温も路面温度も高く、レース本番時とほぼ同じコンディションになったので、決勝に向けてのセットアップを開始。この日はスーパー耐久の占有走行枠が1時間×3本用意されていたので、1本目は足回りとエンジンのセットアップ、2本目はセットアップが煮詰まらなかった部分の最終調整と決勝で使用するブレーキの選択、3本目は最終調整と決勝用ブレーキパッド&ローターの焼き入れを行い終了。今回はこれといったトラブルもなく、ほぼ万全の体制で決勝日を迎える事になりました。
 
 ちなみに今回の第3戦、先にも触れた通り“1DAY”での開催です。前回は土曜日に予選・日曜日に決勝という“2DAY”だったのですが、実は今回のような1DAYよりも、2DAYで開催された方がメカニックとしては色々な面で安心なんです。というのも1DAYの場合、決勝日は予選→決勝という流れなので、万が一予選でトラブルが出てしまった場合、修理後にテストする時間が無いのです。その点2DAYだと、前日は予選前にフリー走行があるし、決勝当日も決勝前にフリー走行枠が用意されているので、予選時にトラブルが出ても修理する時間は長いし、本番前のフリー走行で最終チェックもできるんです。
 またトラブルが出なくても、フリー走行の時間を使って決勝で使用するタイヤの皮剥きが行えます。この皮剥き、ドライの時もそうですが、特にウェットの時は、スタート直後からタイヤが食いついてくれるので、レース前半でアドバンテージを獲得できるので
す。
 今回は1DAYという事もあり、チェックしきれない部分や試し切れていない部分も出てくるため、2DAYの時に比べると少し不安要素が多かったように思います(前日までトラブル無く来られたので良かったのですが)。
 
 そして迎えた決勝当日。午前中に行われた予選では、Aドラ・Bドラ共にクラス2番手タイムをマークし、決勝グリッドもクラス2番手(総合10番手)をGET。今回は44台のマシンがエントリーし、そのうちトップカテゴリーであるFIA-GT3クラスが4台、かなりタイム差のあるヴィッツやフィット・デミオ等のクラスが7台あったため、全体的にタイム差が出てきます。また台数が多いので大混戦模様となり、荒れるレース展開になる事も予想されました。
 予選も終わり、午後からは決勝のスタート。その直後、“あれるレース展開”の予想は見事的中し、スタート直後に数台のマシンが巻き込まれる大クラッシュが発生し、セーフティカーが入ります。このタイミングで同じクラスのトップを走行していたマシンがピットイン。我がシンリョウレーシングがこの時点で暫定トップに立ちましたが、その直後に当チームのマシンもピットインし、ドライバーチェンジ&給油を行い、すぐにコースイン。この時点での暫定トップは59号車のインプレッサでしたが、1時間後にピットインしまたまた順位入替。序盤はめまぐるしく順位の変わる白熱したシーソーゲームのような状態でした。
 その後、2回目のピットインの頃には2番手をキープしていた当チーム。途中、505号車のランサーエボ10が一番最初のクラッシュに巻き込まれたり、一時はトップを走行していた59号車のインプレッサがオーバーヒートが原因によるエンジンブローでリタイヤしたり、30号車がエンジントラブルに見舞われたりと、サバイバルな様相でレースは進んでいきましたが、トップを走行するチームと当チームはコンスタントに周回を重ね、そのままチェッカーを受ける事ができました。これで2位入賞となり、3戦連続表彰台&シリーズランキングトップを死守できました!
 
 今回のSUGOラウンドで今年の前半戦が終了したスーパー耐久。ポイントリーダーで前半を折り返す事という、最高の状態をキープできています。これは、ドライバーやメカニックを始めとしたチーム員はもちろん、応援して下さった皆様のおかげだと感じております。後半戦は岡山国際(8月)・鈴鹿(10月)・オートポリス(11月)と続きますが、前半戦の勢いを後半戦にもそのまま持って行きたいと思っていますので、引き続き応援よろしくお願いします!
 

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スーパー耐久2011 茂木オーバルコース

69fc7fce.jpgこんにちは!オートサービスたかはしの高橋幹尚です。去る11月26日&27日、スーパー耐久の最終戦が開催されました。最終戦の舞台となったのは、栃木県にあるツインリンクもてぎ。オーバルコースとロードコースという2つのコースから成り立っている、本格サーキットです。
 今回の最終戦は2DAYSで開催され、26日はオーバルコースを使った2ヒート制のレース、27日はロードコースを使った今シーズン最終戦という豪華2本立てのレースとなりました。今回は、26日に開催されたオーバルコースでのレースの模様を紹介します。
 
 僕は今回、レース2日前の木曜日に函館を出発しまし、その日のは栃木県宇都宮市で1泊。翌25日にツインリンクもてぎ入りしました。今回はオーバルコースとロードコースという、種類の違うコースでのレースでしたので、わがチームではオーバル用とロード用、計2台のランサーを用意しました。この日はスーパー耐久の占有走行日で、ロードコースは1時間×3本、オーバルコースは30分×2本の走行枠が設けられています。今回は2台のマシンをセットアップしなければならないので、朝から大忙しでした。
 ツインリンクもてぎのコースはストップ&ゴーが多いレイアウト。またアベレージスピードも高く、他のサーキットに比べてブレーキへの負担が多くなります。ちなみにオーバルコースの場合、1周2.4kmという短い距離ながら、アベレージスピードは180km/h。鈴鹿サーキットのアベレージが157km/hということを考えれば、どれだけブレーキに負担が掛かるか想像できますよね。そこで今回は、足回りとブレーキに重点を置き、ブレーキの効きとライフ・前後バランスを考えた上でセットアップを行いました。
 
 翌26日はオーバルコースでのレース本番。当日は気温が低めながらも好天に恵まれ、コースコンディションはドライ。前日、オーバルコース用にセッティングした状態で、まずは予選に挑みます。オーバルコースは文字通り“楕円形”で、シケインはありますが長い直線が2本あるのが特徴。しかし我がチームのランサーはコーナリングスピードを稼ぐための電子デバイスにより、ストレートスピードが他のマシンに比べて若干遅いんです。それでも、予選ではクラス4番手タイムをマークし、総合9番手からの決勝スタートとなりました。
 1ヒート50周×2ヒートで行われる決勝、1ヒート目はBドラがスタート直後に順位を1つあげ、3番手に。Aドラにチェンジしてからも、2番手を走行する20号車(RSオガワ)とテールtoノーズの大接戦!大きなトラブルもなく、1ヒート目は3位でチェッカーを受けました。
 続く2ヒート目、同じく4番手スタートながらすぐに3番手に浮上した我がチームのランサーは、1ヒート目のレースと同じく20号車とのバトル。しかし13周目、エンジントラブルが発生してしまい、結果エンジンストップ。無念のリタイヤとなってしまいました。
 
 2ヒート目はポイントを獲得することができませんでしたが、1ヒート目のポイントによりシリーズ争いも上位に食い込める感触を掴みました。次はいよいよ翌日に迫った最終戦・ロードコース!この模様は次回のブログで紹介しますのでお楽しみに! 
 
 

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郵便番号
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