勝手に叱咤コンサ外伝

コンサドーレ札幌のオフィシャルブログにブログを開設してますが、コンサドーレ札幌やそれ以外の話題も書いていきたいと思います。

昨日の道スポのJ2降格の検証の第3弾

【検証・札幌J2降格③】世代交代進まぬチーム編成 〝余力〟が底を突いたミシャの7年目シーズン


抜粋

北海道コンサドーレ札幌が9シーズンぶりのJ2降格となった要因を検証する連載の最終回は、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(67)の就任7年目に見えた「明と暗」。そして世代交代が進まなかったクラブのチームづくりについて触れていきたい。

◎チームがここ数年で抱えていた問題
 「数年間に渡って隠れてきた部分が今年どんどん降りかかってきて、それが結果として降格という形になってしまったと思っている。クラブもこの数年のチーム状態を考えるべき」。今季から主将に就任したMF荒野拓馬(31)の言葉だ。J2降格は敵地での広島戦前日の移動中に決定したため、空港到着後に選手を代表してコメントを出した。その中に、今季のチームが抱えていた問題が見え隠れしていた。

 クラブ創設からJ1リーグでは守備的な戦術を取ることが大半だった札幌というチームに、見る者を魅了する攻撃的なサッカーを植え付けたペトロヴィッチ監督。就任1年目の18年にクラブ史上最高位のリーグ4位、翌19年にはルヴァン杯準優勝という新しい景色を見せてくれた。名だたる名将の中でも非常に優れた指揮官であることに間違いはない。

  これは有料記事なのでここまでしか紹介はできない。ただ、表題は

  「オールコートマンツーマンの戦術」となっていて推測するに表題も「世代交代進まぬチーム編成」と書かれているので、オールコートマンツーマンをやるには運動量が必要だ。しかし、平均年齢も上がってきてオールコートマンツーマン自体が無理を生じてきたとでも書いているのだろうか。それは誰の責任だと書くのか?三上さんの編成が悪かったとでも書いているのか。
 批判前提の記事ならなぜその時指摘しなかったのかとも言いたい。まあ、こういう記事については、どうしても読んでもらいためにあえて大げさな表題を書きがちだ。
 まずは、サポーター1人1人がフロントやミシャを含めてチームがどうして降格しなければいけなかったのか考え、本当はどうしたら回避できたのか、今後、サポーターがどうすればJ1復帰ができるか、1人1人が考えて行動していけばよいと思う。


  
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昨日の道スポはコンサドーレがJ2に降格した検証の2回目
                     ↓
https://www.doshinsports.com/article_detail/id=18503

【検証・札幌J2降格②】連係構築の遅れと点取り屋不在が招いたミシャ政権ワーストの得点数

抜粋

北海道コンサドーレ札幌が9シーズンぶりのJ2降格となった要因を検証する連載の第2回は、得点力不足に泣かされたチームの攻撃面について取り上げる。

 今シーズンの得点数は第37節終了時点でリーグワースト3位タイの42得点。1試合の平均得点は1.14点だった。もちろんミハイロ・ペトロヴィッチ監督(67)が指揮を執ったシーズンの中ではワーストで、前任者である四方田修平監督(51、現横浜FC監督)が守備戦術をベースに戦っていた17年の1試合平均1.15点(34試合39得点)よりも下回る数値となっている。

 昨季はリーグ3位の56得点、1試合平均はミシャ政権下で最多の1.65点だったが、今季はマイナス0.51点と大幅に減少した。その原因として考えられるのが、攻撃面での連係構築に時間がかかったこと、そして攻撃の柱となるストライカーの不在だ。

◎主力選手の流失
 まず攻撃面での連係構築だが、これには前回触れた負傷者の多発が大きく絡んでいる。昨夏にMF金子拓郎(27、現ベルギー1部コルトレイク)、昨季終了後にMFルーカス・フェルナンデス(30、現C大阪)、FW小柏剛(26、現FC東京)という攻撃の主力選手が抜けたチームにとって、新加入選手たちの戦術理解を深め、札幌のサッカーには欠かせない複数の選手が連動する戦い方を全体に浸透させることが必要不可欠だった。

◎近藤の負傷で浅野が右WBでプレー
 だが、チームに負傷者が続出したこともあって戦術の浸透は思うように進まなかった。金子、ルーカスが抜けた右ウイングバック(WB)の後釜として期待されたMF近藤友喜(23)は、キャンプこそ一度も離脱することなく乗りきったものの、開幕戦で負傷して約1カ月間の戦線離脱。復帰後も本職ではない左サイドで起用される試合もあるなど、右WBの定位置確保まで時間を要してしまった。
 その間、本来であればシャドーとして起用したかった昨季チームトップ12得点のMF浅野雄也(27)を右WBに起用せざるを得ず、ゴール付近のポジションから遠ざかったために今季初得点が生まれたのは開幕から約2カ月が過ぎた4月のことだった。

◎ドリブルで突破する選手の不在
 ミシャサッカーで重要なポイントの一つは、相手陣内のドリブルで数的優位をつくること。1対1で仕掛けて突破することで相手のマークをずらしていき、ギャップをつくって生じたスペースを活用しながら、細かくパスを繋いで崩していく。昨季まではよく見ることができた光景だが、今季序盤戦はドリブルではがせる選手がピッチ上にいなかった。

 守備の態勢を整えた相手の前で怖さを感じさせない〝各駅停車〟のパスが繰り返され、結局シュートまで行けずにボールを奪われるというシーンが何度も見られた。近藤が右WBのレギュラーに定着したことにより、ようやく相手をドリブルではがせる選手が出てきたが、入れ替わるように、浅野や2年前のチーム得点王・MF青木亮太(28)、昨季7得点のMFスパチョーク(26)らが相次いで負傷離脱。フィニッシャーが不在となったチームは、得点力を上げることができないまま長いトンネルの中でもがき苦しみ続けた。

 このような検証は一サポーターとしての偏った目で何回かに渡って本館で書いて行くつもりだ。このような記事はコンサが降格したたびに、普段、取材してきたマスコミが検証と銘打ってこぞって書き始める。一般的にこれまでの傾向ではその内容はサポーターなら誰しも主な理由として思っていたことか、独自に取材していた、内部で起きたことを「自分達は知っていた」という風にそれたかと言わんばかりの記事を書くマスコミもいる。これまで道スポの検証は1,2と続いているがだいたいサポーターが感じていたことを書いてきた。この記事もそこれまではそのような趣旨で書かれているように見える。
  この記事では「ミシャサッカーで重要なポイントの一つは、相手陣内のドリブルで数的優位をつくること。」
 と書かれているが、これはルーカスや金子、近藤の活躍が近年そのようにミシャサッカーは個で突破できる選手が必要だとされているが、そもそもミシャー自体は個の力を借りずにショートパスで相手を崩し、ゴールでフリーを作ってシュートまで」行くと言うことだったはずだ。それが近年は個の力を必要としてそこから形に変わってきたように思う。
  記事ではドリブルで崩す選手が開幕戦での近藤の怪我でいなくなったのが低迷の起点になったという書き方だが、それならそれで近藤のドリブルを必要としない戦術やもう一人のドリブラーである原をなぜもっと使わなかったのかということも書かなければいけないだろう。
 まあ、マスコミも入っている仲良しクラブという感じのチームなので仕方ないGとは思うが。


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昨日の試合。

タイトル

道スポ
「札幌が降格決定翌日に5失点大敗 FW鈴木武蔵同点ゴールも優勝争い中の広島に屈する」

フットボールゾーン

札幌一筋17年、35歳が苦言「誰が引っ張っていくの」 J2降格に思い「僕は契約が切れる」

サッカーマガジンWEB
【札幌】ペトロヴィッチ監督と駒井善成の長い旅の終わりに。「最後に悔いなくやりきって終わりたい」


選手たちの言葉

道スポ
武蔵  「降格が決まっても、変わらず自分たちのスタイルで、最後のアウェー戦に勝って帰りたいと思っていた」
    「思うような結果にならなくて残念です」
  「いい形で友喜が3人目で受けて、たぶん股(の間)を狙ってクロスが入るだろうなと思って、中に入って。関係性も良かったし、シュートも入って良かった」


道スポ
ミシャトーク
   ↓
https://www.doshinsports.com/article_detail/id=18495

《広島戦後》J1だけで600試合を達成したかったという思いは今ちょっとある

抜粋

―試合を振り返って
 昨日の他会場の結果によって我々の降格が決まり、今日という試合を迎えた。我々としてもこの試合で良いゲームをしたいと思って入ったが、なかなか難しいものとなった。そういうゲームになってしまったと思う。

 もちろん私も監督として、支えてくれたクラブ、パートナー(企業)、そしていつも応援してくれるサポーターのためにも、この2試合でしっかりいい試合を見せなければいけない、と選手に話したし、私も彼らのモチベーションを上げるために努力したつもりではあったが。

 前半の立ち上がり15分ぐらい、広島が非常に強い圧力をかけてきて、我々は苦しんでいた。そんな中、我々が先に失点してしまい、厳しい試合の入りになった。ただその後、選手たちはしっかり落ち着いて、自分たちのゲームを進めてくれたと思うし、その時間帯に関しては、我々が主導権を握って相手ゴールに迫っていくゲームができていたと思う。

 そういう中で我々が同点に追い付いて、前半アディショナルタイムになって、ほぼ残り時間がないという時に、サイドからの比較的ゴールから距離があったセットプレーだったと思うが、誰もボールに触らずに、そのままゴールに入るという、非常に不運な形で失点してしまった。ああいう失点は、なかなか起こることではないと思うし、非常にもったいなかったと思う。

 後半、自分たちが追いつき、逆転するべく、しっかり戦っていこうとハーフタイムで話したというのに、マイボールの状況で、その選手には決してプレッシャーがかかっていたような状況ではなかったと思うのだが、GKに下げたボールを相手に先に触られて、GKがファウルを犯してPKを取られるという、非常にもったいない3点目の失点だった。

 4点目に関しては、カウンターのシチュエーションだったと思うが、そこからアーリークロスを入れられて、中で合わせられて失点した。あのシーンを振り返ると、中にいた(広島の)選手は1人しかいなかった。あのボールを予測して、防がなければいけない失点だったのではないかと思う。

 うちの近藤友喜が(後半15分に)右サイドを突破したシーンも同じくらいのチャンスだったと思うが、そこは相手の佐々木選手がうまく止めてCKに逃げたというシーンがあった。そういった、決定的に試合を決めるような得点の場面での質の差というのは、やはり今日のゲームで見られたという印象を持っている。我々にもチャンスがなかったわけではないと思うが、残念ながらそうしたチャンスを決めきれないゲームになってしまった。

 もちろん広島にも得点シーン以外にチャンスがあったと思うし、特に最後の方は大味なゲームになって、広島の得点になってもおかしくないシーンはあったが、そのシーンでは得点はできなかった。ただそれ以外のチャンスで彼らは得点を重ねて勝利した。それは、広島には質の高い選手がいて、チームとして非常にオーガナイズされていて、規律のあるチームだからだと思っている。

 だからこそ彼らは優勝を争っているし、そうした小さいことの違い、積み重ねが、こうした差になるんだという印象を受けた。

―J2降格が決まったことへの自己評価は
 (監督就任以降の)6シーズン、我々がJ1に残留し続けてきた中で、今シーズンはそれを果たすことができなかった。もちろん非常に難しいシーズンの中で、いろいろな理由がそこには挙げられるが、細かい理由に関しては、今コメントする必要はないと思っている。

 ただひとつ言えることは、クラブ、そしてスタッフ、コーチングスタッフ、そしてサポーター、パートナー企業、いろいろな方々が我々チームをサポートしてくれていたと思う。そういう中で、唯一私だけがその期待に応えることができなかった。私が今シーズン、良い仕事ができなかった、それがこの降格の理由だ。それに関しては、私自身、監督として自分自身に責任がある。

 監督の仕事を7年やるというのは、普通の仕事だと14年分の仕事だと思う。そういう中で、我々はこの7シーズン、札幌らしいと言われるサッカーというものを見せてこられたと思う。それが札幌のサッカーの代名詞になった、という印象を人々に持ってもらう、そういうクラブになったと思う。

 J1でのシーズンで、やはりクラブとしても大きくなったと思うし、クラブとしての成長もあったと思う。今シーズン、我々は残留という結果を残すことができなかったが、そうした毎年の積み重ねと成長とは、必ず来シーズンのJ2の戦いに生きてくると思うし、そのJ2の戦いで、来シーズン必ずJ1昇格という切符をつかみ取ることができるのではないかと、私は思っている。

―今朝から監督の退任報道が出始めた。まだ明言されていないが、辞めることは確定なのか
私は違うクラブに行ったが、その18年半後に青山選手が引退する年の最後のホームゲームに、私が他のクラブの監督として対戦するという、サッカーの世界ではそうした巡り合わせがあるんだな、と改めて感じたし、非常に宿命めいたものを感じた1日だった。

 95%、私自身は監督としてのキャリアを終えるかもしれない。5%はまだ分からないが、札幌を率いることがもうないのは確定している。その中で、95%、私自身も監督としてのキャリアを終えるかもしれない。それはまだ確定はしていないと思うが、現段階の自分の中では、そういう気持ちだ。

フットボールゾーン
宮澤「僕はもう契約が切れるのでわからないですけど」
(J2降格に)「でも受け入れるしかないなって感じでしたね。自力でというところを消してしまったのも自分たちですし、1年間トータルで戦ってきて、自分たちとしては難しい、厳しい状況だったので準備はしていましたけど、結果を見て残念だと思います」
  「今日のゲームに関してはすごく残念だった」「正直このチーム、誰が今後引っ張っていくんだろうなっていうのは素直に感じました」
  「うまくいっている時は誰でもできると思いますし、いい声をかけられると思いますけど、厳しい状況の時に、今日入ってからも、なかなか中で鼓舞する声だったり、なんとしてもっていうところが全体的に見られませんでしたから。そこはこのチームの問題だと思います」
  「そういう自覚がある、なんとしてもっていう、うまい下手じゃなくて、そういう根本的な部分を持ってる選手が出てこないと、なかなか1年で這い上がってくるのは簡単じゃないかなと思います」
  「僕はもう契約が切れるのでわからないですけど、自分がやりたくてもチームがっていうところはありますし」
  「最終戦が残っているので、そこに全てをかけて、1年間応援してくれた方々に対する姿勢だったり、僕自身のチームのために戦う姿勢は見せたいなと思います」


サッカーマガジンWEB

駒井「僕は若いときから札幌1年目までは、ずっとサイドでドリブルばっかりしているような選手だったんです。でも、ミシャ監督のサッカーに触れることによって、3人目の動きであったりとか、中でのポジションを任せてもらえるようになって、選手としての幅をすごく広げてもらいました。本当にありがたいと思っていますし、お世話になった監督です」

「いい形でここまで来ることができれば一番それが良かったんですけど、最後にこういう形で、札幌がうまくいかないときの監督にさせてしまって、すごく責任を感じています。だからこそ、監督として最後になるかもしれない試合は、なんとか勝利で飾ってあげたいと強く思っていますし、そうなれるようにしっかり準備したい」
「やっぱり、アグレッシブなサッカーのスタイルを見せたいです。攻撃もアグレッシブだし、守備もマンツーマンでアグレッシブに奪いにいくサッカーをやっているので、そういうところを最後に悔いなくやりきって終わりたい」


   5パーセントってなに?日刊スポ―ツの保坂さんのツイートでは他のチームから現時点ではオファーは来ていないらしい。もしきたらの5%なんだろう。今や他のjチームではミシャの特異な勝利の確率の低いおかしな戦術はもはや他のチームでは通用しないと認識しているからだろう。彼の頑固な自分の理想だけ追及するための戦術を貫き通せるような金持ちのチームでも彼を監督とするのは遠慮しているのではないか。
 もうjリーグには彼の居場所などないだろう。
 監督ではなく技術指導をするコーチの立場なら需要はあるだろうが、お金も貯めただろうしもう監督業は引退した方が良いのではないだろうか。
 昨日の試合は極めて指揮をとるのは難しかっただろう。それは同情する。しかし、それはミシャの自業自得でもある。そういう状況にしたのも自ら招いたものだろう。
 ただ、少しは勝利の可能性を上げるためにできることもあっただろう。
 後半、頭からレオに代えて白井を投入したが、まずはなぜ動けるDFの裏を狙える白井を先発にしなかったのか、広島戦の序盤はある程度チ―ムの戦術も見えたし、その戦術は間違いではなかった思う。しかしながら、そのために適切な先発だったのか、そして慌てて後半頭から白井を投入。青木をボランチにした。このことで中盤の守備を軽くしてしまった。まずレオを代えるのは?だったが、レオを代えるなら同時に雄也に代えて宮澤を投入しなかったのか。
   ミシャは「そうした小さいことの違い、積み重ねが、こうした差になるんだという印象を受けた。」と言ってるが私から言わせれば、こんなミシャのおかしな采配の積み重ねがコンサをJ2に降格させたと言いたい。


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